介護支援専門員実務研修関係

介護支援専門員実務研修関係
介護保険法
(介護支援専門員の登録)
第69条の2
厚生労働省令で定める実務の経験を有する者であって、都道府県知事
が厚生労働省令で定めるところにより行う試験(以下「介護支援専門員実務研修受
講試験」という。)に合格し、かつ、都道府県知事が厚生労働省令で定めるところ
により行う研修(以下「介護支援専門員実務研修」という。)の課程を修了したも
のは、厚生労働省令で定めるところにより、当該都道府県知事の登録を受けること
ができる。(以下省略)
介護保険法施行規則
(介護支援専門員実務研修)
第113条の4
法第69条の2第1項に規定する介護支援専門員実務研修(以下
「介護支援専門員実務研修」という。)は、介護支援専門員実務研修受講試験に合
格した者について、介護支援専門員として必要な専門的知識及び技術を修得させる
ことを目的として行われるものとする。
2
介護支援専門員実務研修は、居宅サービス計画、施設サービス計画及び介護予防
サービス計画に関する専門的知識及び技術の修得に係るものをその主たる内容と
し、かつ、要介護認定及び要支援認定に関する専門的知識及び技術並びにその他の
介護支援専門員として必要な専門的知識及び技術の修得に係るものをその内容に
含むものとする。
3
介護支援専門員実務研修は、厚生労働大臣が定める基準を満たす課程により行う
こととし、その実施に当たっては、当該課程において修得することが求められてい
る知識及び技術の修得がなされていることにつき確認する等適切な方法により行
われなければならない。
-1-
介護支援専門員再研修関係
介護保険法
(介護支援専門員証の交付等)
第69条の7
第69条の2第1項の登録を受けている者は、都道府県知事に対し、
介護支援専門員証の交付を申請することができる。
2
介護支援専門員証の交付を受けようとする者は、都道府県知事が厚生労働省令で
定めるところにより行う研修を受けなければならない。ただし、第69条の2第1
項の登録を受けた日から厚生労働省令で定める期間以内に介護支援専門員証の交
付を受けようとする者については、この限りでない。 (以下省略)
介護保険法施行規則
(法第69条の7第2項の厚生労働省令で定めるところにより行う研修)
第113条の16 法第69条の7第2項の厚生労働省令で定めるところにより行う
研修(以下この条において「再研修」という。)は、介護支援専門員として必要な
専門的知識及び技術の修得を図り、介護支援専門員の資質の向上を図ることを目的
として行われるものとする。
2
再研修は、居宅サービス計画、施設サービス計画及び介護予防サービス計画に関
する専門的知識及び技術の修得に係るものをその主たる内容とし、かつ、要介護認
定及び要支援認定に関する専門的知識及び技術並びにその他の介護支援専門員と
して必要な専門的知識及び技術の修得に係るものをその内容に含むものとする。
3
再研修は、厚生労働大臣が定める基準を満たす課程により行うこととし、その実
施に当たっては、当該課程において修得することが求められている知識及び技術の
修得がなされていることにつき確認する等適切な方法により行われなければなら
ない。
-2-
介護支援専門員更新研修(実務未経験者)関係
介護保険法
(介護支援専門員証の有効期間の更新)
第69条の8
2
介護支援専門員証の有効期間は、申請により更新する。
介護支援専門員証の有効期間の更新を受けようとする者は、都道府県知事が厚生
労働省令で定めるところにより行う研修(以下「更新研修」という。)を受けなけ
ればならない。ただし、現に介護支援専門員の業務に従事しており、かつ、更新研
修の課程に相当するものとして都道府県知事が厚生労働省令で定めるところによ
り指定する研修の課程を修了した者については、この限りでない。 (以下省略)
介護保険法施行規則
(更新研修)
第113条の18
法 第 6 9 条 の 8 第 2 項 本 文 に 規 定 す る 更 新 研 修( 以 下「 更 新 研 修 」
という。)は、介護支援専門員として、必要な専門的知識及び技術を維持し、介護
支援専門員としての知識及び技術の確認並びに資質の向上を図ることを目的とし
て行われるものとする。
2
更新研修は、居宅サービス計画、施設サービス計画及び介護予防サービス計画に
関する専門的知識及び技術の修得に関するものをその主たる内容とし、介護支援専
門員として必要な専門的知識及び技術の修得に係るものをその内容に含むものと
する。
3
更新研修は、厚生労働大臣が定める基準を満たす課程により行うこととし、その
実施に当たっては、当該課程において修得することが求められている知識及び技術
の修得がなされていることにつき確認する等適切な方法により行われなければな
らない。
-3-
研修実施機関の指定の関係
介護保険法
(指定研修実施機関の指定等)
第69条の33
都道府県知事は、その指定する者(以下「指定研修実施機関」とい
う。)に、介護支援専門員実務研修及び更新研修の実施に関する事務(以下「研修
事務」という。)を行わせることができる。
2
第69条の27第2項、第69条の29及び第69条の30の規定は、指定研修
実施機関について準用する。この場合において、これらの規定中「指定試験実施機
関」とあるのは「指定研修実施機関」と、「試験事務」とあるのは「研修事務」と
読み替えるものとする。
3
前2項に定めるもののほか、指定研修実施機関に関し必要な事項は、政令で定め
る。
介護保険法施行令
(指定研修実施機関の指定の要件等)
第35条の16
法第69条の33第1項に規定する指定研修実施機関(以下この条
において「指定研修実施機関」という。)の指定は、厚生労働省令で定めるところ
により、都道府県の区域ごとに、その指定を受けようとする者の申請により、次に
掲げる要件を満たすと認められる者について、当該都道府県知事が行う。
一
研修事務(法第69条の33第1項に規定する研修事務をいう。次号ホにおい
て同じ。)を適正かつ継続的に実施する能力があると認められること。
二
次に掲げる義務を適正に履行できると認められること。
イ
厚生労働省令で定める事項を変更するとき、又は当該事業を廃止するときは、
あらかじめ、当該変更に係る内容及び時期又は当該廃止の時期並びに理由を記
載した書面を添えて、都道府県知事の承認を受けること。
ロ
厚生労働省令で定める事項を変更するときは、あらかじめ、当該変更に係る
内容、時期及び理由を都道府県知事に届け出ること。
-4-
ハ
法第69条の2第1項に規定する介護支援専門員実務研修及び法第69条
の8第2項に規定する更新研修を修了した者について、厚生労働省令で定める
事項を記載した名簿を作成し、及びこれを都道府県知事に送付すること。
ニ
毎 年 度 、当 該 指 定 に 係 る 事 業 の 計 画 を 作 成 し 、こ れ を 都 道 府 県 知 事 に 提 出 し 、
及び当該事業の終了後、速やかに、当該事業の実績を都道府県知事に報告する
こと。
ホ
研修事務の実施に関して都道府県知事が当該事業に関する情報の提供、当該
事業の内容の変更その他の必要な指示を行った場合に、当該指示に従うこと。
2
都道府県知事は、指定研修実施機関が、次の各号のいずれかに該当する場合にお
いては、法第69条の33第1項の指定を取り消すことができる。
一
不正な手段により法第69条の33第1項の指定を受けたとき。
二
法第69条の33第2項の規定により準用する法第69条の29の命令に違
反したとき。
三
3
前項各号の要件を満たすことができなくなったと認められるとき。
都道府県知事は、法第69条の33第1項の規定による指定及び前項の規定によ
る取消しを行ったときは、その旨を公示しなければならない。
4
前三項に規定するもののほか、指定研修実施機関に関して必要な事項は、厚生労
働省令で定める。
介護保険法施行規則
(指定研修実施機関の指定の申請)
第113条の38
法 第 6 9 条 の 3 3 第 1 項 の 指 定 を 受 け よ う と す る 者 は 、次 に 掲 げ
る事項を記載した申請書又は書類を都道府県知事に提出しなければならない。
一
申請者の名称及び主たる事務所の所在地並びにその代表者の氏名及び住所
二
介 護 支 援 専 門 員 実 務 研 修 及 び 更 新 研 修( 以 下 こ の 条 に お い て「 研 修 」と い う 。)
の名称
三
研修を行う施設の所在地
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2
四
申請者の定款、寄附行為等及びその登記事項証明書又は条例等
五
前条第1項第5号から第7号までに掲げる事項
六
受講料その他研修の受講者から受領する金額
七
研修の課程並びに講師の氏名、履歴及び担当科目
八
その他指定に関し必要があると認める事項
令第35条の16第1項第2号 イの厚生労働省令で定める事項は、前項第六号
及び第七号に掲げる事項とする。
3
令第35条の16第1項第2号 ロの厚生労働省令で定める事項は、第1項第1
号から第4号(当該指定に係る事業に関するものに限る。)までに掲げる事項とす
る。
4
令第35条の16第1項第2号 ハの厚生労働省令で定める事項は、研修を修了
した者の氏名、生年月日、実務研修受講試験の合格年月日並びに研修の受講の開始
年月日及び修了年月日とする。
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