aNorm for DB6 クイックガイド ラジオ音声向けレベル調整 短時間枠内のダイナミックス変動にも対応する設定です。ラジオ生放送の音声処理などに適しています。 aNorm適用前 プリセット名 Not Norm Basic GPIコントロール なし(None) 操作パラメーター ・History Length:1∼4分 ・LRA Target:LRA制限に適した値に設定 aNorm適用後 ターゲット・レベル 僅かな偏差も補正 LRAを抑えるプロセッシング 強めのダイナミックス補正が必要な場合の推奨設定 aNorm適用前 プリセット名 Not Norm Basic GPIコントロール なし(None) 操作パラメーター ・LRA Target Max:8 LU以下 ・Processing Rate:Fast aNorm適用後 ターゲット・レベル 低LRAを生成 繊細なプロセッシング・コントロール クラシック音楽など、広いLRAを持つソースに対してナチュラルなプロセッシングを施します。 aNorm適用前 プリセット名 Not Norm Basic GPIコントロール なし(None) 操作パラメーター ・Processing Rate:Slow ・LRA Target Max:10 LU以上 aNorm適用後 ターゲット・レベル 音声ソースのダイナミックス・プロファイルを 維持したナチュラルなプロセッシングを生成 ノーマライズ済みコンテンツのハンドリング - その1 ノーマライズ済みのコンテンツを入力する場合の設定 aNorm適用前 プリセット名 Norm Basic GPIコントロール なし(None) 操作パラメーター ・Normalized Level:入力のノーマライズ・レベルを設定 ・LRA Target Max:ターゲットLRA値を設定 aNorm適用後 ターゲット・レベル ターゲットLRAを得るための ダイナミック・コンプレッションを提供 ノーマライズ済みコンテンツのハンドリング - その2 ノーマライズ済みの複数のコンテンツを使用する場合 aNorm適用前 プリセット名 Norm w/Transition GPIコントロール なし(None) 操作パラメーター ・Normalized Level:入力のノーマライズ・レベルを設定 ・LRA Target Max:ターゲットLRA値を設定 aNorm適用後 ターゲット・レベル コンテンツ (プログラム) 切り替え 必要な箇所のみLRA補正 映画/ドラマ向けプロセッシング ノーマライズされていない映画/ドラマ・コンテンツを使用する場合、 「 History Length」をプログラム長に合わせ、新番組の 始点をGPIでマーキングします。このようにすることで両プログラムに最適なターゲット・ラウドネスを得ることが可能になります。 プリセット名 Not Norm w/ Transition GPIコントロール Reset (mark program start) 操作パラメーター ・History Length:15∼60分 ・LRA Target Max:ターゲットLRA値を設定 aNorm適用前 aNorm適用後 ターゲット・レベル プログラム1 プログラム2 プログラム始点 ノーマライズ済み/ノーマライズ未処理コンテンツの共存 番組間のCM放送など、ノーマライズ済みのコンテンツとノーマライズが未処理のコンテンツを同時にハンドリングしないと いけない時の推奨設定です。この例では、メインの番組(A)はノーマライズされておらず、CMコンテンツ(B)はノーラマイズ済みです。 GPIでA/B Profileを設定することで、Bの割り込み後にAが再開した際に、割り込み前の計測値を継承する形でプロセッシングも 再開されます。 aNorm適用前 プリセット名 Norm w/ Transition GPIコントロール A/B Profile設定(A:メイン・プログラム、B:CM等) 操作パラメーター ・LRA Target Max:ターゲットLRA値を設定 ・Look-Ahead:300 ms aNorm適用後 ターゲット・レベル A(メインの番組) B(CM等) A(メインの番組)再開 インジェスト向けプロセッシング aNormをインジェスト・プロセッサーとして使用する場合、プログラム・セグメントを一部「先出し」することで、 aNormにコンテンツの種類を予測させることができます。 プリセット名 Not Norm Basic GPIコントロール None(なし) 操作パラメーター ・Reset:プログラム毎にリセット ・LRA Target Max:ターゲット・ラウドネスを設定 aNorm適用前 aNorm適用後 ターゲット・レベル リセット セグメントを先出しし、 aNormにコンテンツを 予測させる
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