会議録 開 会 資料確認 教育長あいさつ 会長あいさつ 昨年の

会議録
開
会
資料確認
教育長あいさつ
会長あいさつ
昨年の冬至は新月と重なる、いわゆる「朔旦冬至」。旧暦では、冬至が一年のス
タートであり、非常にめでたいこととされていた。新暦でも 21 世紀がはじまり
15 年となった。20 世紀が科学と戦争の世紀といわれ、21 世紀はなかなか全貌が
みえてこないが、科学は 20 世紀に引き続き重要な柱。科学を正しく理解できる
世代を育成することが科学館の役割であろうと思う。
・委員紹介
・職員紹介
・審議会公開のため、傍聴人を募集したところ申込者がいなかった旨を報告
・会長が議長に就任
議事(会長が議長に就任)
・議事録署名人選出
立候補なし。
事務局より、本橋委員、松村委員を議事録署名人に推薦。
拍手により承認。
・定足数確認
議長より事務局に定足数の確認依頼。
委員11名のうち10名出席で会議成立の旨、事務局より報告。
【議題1】
平成27年度事業計画(案)について
○別添資料に基づき事務局より説明。
質疑応答
議 長
委
:
質問、ご意見等あればお願いしたい。
員 : 小学生のためのサイエンスショーについて、新市立高校のPR
イベントとのことだが、誰が演示を行うのか。
事務局 : 科学館職員を派遣して行っている。
議 長 : 新校の開校は何時か。また、どのようなイベントなのか。
事務局
: 新校は平成 30 年4月開校となっている。新校の事務局が行っ
ている事業であり、今年で3回目となる。新校の開校時に入学対
象者となる小学校高学年に対し実施しており、科学館は、2回目
の平成 25 年度から参加している。教員及び高校生が中心となっ
た理科の楽しさを伝えるイベントである。
議
長
事務局
: 平成 26 年度事業計画(案)には記載がないが、今年度は行わ
ないのか。
: 館主催の事業ではなく、平成 26 年度事業計画(案)作成時に
は、まだ依頼がなかったため、記載していなかった。今年度も参
加予定となっている。
委
員 : 「冬の特別展」はハンズオン型とのことだが、どのようなもの
を想定しているのか。また、「生命」をテーマとする意図はなに
か。学校連携について、科学出張教室は遠隔地の学校でも利用で
きると思うが、どのくらいの学校が利用しているのか。
事務局 : 特別展は常設展で体験できないものをある程度の期間を設けて
実施するもの。テーマの「生命」については、春の特別展は「虫」
を題材として、生命について考えていく内容で企画を進めている。
委
科学出張教室については、希望制であり、日程・内容等の調整
をし、職員の派遣を行っている。
員 : 生命とハンズオン型はどうつながるのか。ハンズオン型の生命
とはどんなものを想定しているのか。
事務局 : 例えば、微生物やDNA等の模型を作成し、実際の形にして手
で触ることができるようにすることなども考えられる。具体的に
模型化できるものを検討していきたい。
議
長
委
なればよいと思う。
員 : 人体に限らず、生物の進化の過程など模型等も含めて分かりや
委
: 天文学は直接手が届かずリモートセンシングが中心であるが、
今、ハンズオン型の天文学として、パソコンで3次元でながめる
ことや、模型を作り触るなどがある。少しでも実感できるものに
すくビジュアル化してほしい。
員 : 医療系の大学など、人体模型の展示物等があり、参考になるも
のがあるのではないか。
事務局 : 参考にさせていただき、よりよいハンズオン型展示にしていき
たい。
委
員 : 学校連携事業について、科学館から遠い学校は難しいかとは思
うが機会均等で実現してほしい。
昨年 10 月の皆既月食に参加しようと伺ったが、受付開始前に
定員となり締切になっていた。天文に関心がある人が多いと感じ
た。天文台だけで行うと管理面等もあり人数の制限があって難し
いと思うが、天文台の映像をパブリックビューにすれば、人数を
制限しないでもいいのではないか。次回の月食では、是非検討し
てもらいたい。
理科オリンピックについて、拝見したが様々な問題が出題され
ており、この問題を科学館でもチャレンジできるようにすると科
学に興味を持つきっかけになるのではないか。
市内小中学校児童生徒科学展について、市内のすべての最優秀
作品を展示することはできないのか。検討願いたい。
最近国立科学博物館の「ヒカリ展」で宇宙天気予報を取り上げ
ていた。川口市でも太陽を観測していることから、宇宙天気情報
センターともリンクして情報を共有できたらよいのではないか。
そうすることで、科学に興味ある人に情報が伝わるのではないか。
また、説明を画像で多く行っており、それらの画像を借用するの
であれば少ない経費でもできるのではないか。是非検討してほし
い。
事務局 : 学校連携事業のうち移動教室については、学校の場所によって
移動の手段や交通費等の課題もあり機会均等にはなっていない
が、できるだけ多くの学校に来ていただけるよう検討したい。
前回の皆既月食の観望会については、定員 100 名のところ 170
名程度の参加者に対応した。今回はさらに時間が遅く、また科学
館はスキップシティ施設の一部であるため開催時間に制限もあ
るが、観測の方法、事前のPR等多くの人に見ていただけるよう
検討していきたい。
理科オリンピックで出題された問題に科学館でもチャレンジ
できるようにすることについては、関係課と調整していく。
児童生徒科学展については、北足立地区で選ばれた川口市の最
優秀作品2点を借用して展示した、来館者の評価も高く、よい影
響がでていると思われる。展示スペースの関係で2点程度が限度
であるが、主催担当課とも検討していきたい。
映像活用について、今年度の春の特別展「深海秘密基地」では
画像を借用し展示物の説明をしている。今後もテーマに併せて画
委
像の活用を図りたい。
員 : 科学館の運営とはどうすればいいのか、今一度考えてみるべき
でないのか。科学に触れて、理解してもらうことを行っていると
思うが、それに対し地域コミュニュティが参加しているのか。近
年指定管理者による運営が多くなっており、市独自の運営である
のはとても素晴らしいことだと思うが、もっと地域コミュニティ
の参加が必要ではないか。サイエンスカフェ等を開催し、地域の
人々からもっと気楽に意見を述べてもらい、それを受けて科学館
の運営について検討してはどうか。
ハンズオン展示についてだが、一般に見られるハンズオン展
示はあまり進化していない。ボタンを押すことがハンズオン展示
ではなく、様々なものを差し替えてみることで自分なりの回答を
見つけること、その現象が自分の身近にあることを感じることが
大切である。生命というテーマの特別展を検討とのことだが、日
本科学未来館で「トイレとうんち」をテーマに企画展が行われて
いた。その展示により、自分の体、食べ物、地球環境まで提示す
ることができる。
この科学館のターゲットはどこにあるのか。対象を広げ過ぎて
いるのではないか。展示・特別展だけでも子ども向けを充実させ
てはどうか。映像の活用の件だが、国立天文台やJAXAでは画
像提供を多くしているので、活用されてはどうか。今までの議題
の方向性とは違うと思うが科学館の運営の問題点をもう一度考
えてはどうか。
事務局 : 地域の方の意見について、アンケートは行っているが直接意見
交換の機会は設けていない。何か意見を取り入れる方法を検討し
てみたい。当館の展示装置にはあえて説明書きの設置がなく、原
理や現象を体験し、その事象を自分で理解する力をつけてもらう
ことを目的とした体験型の施設となっている。多くのメニューを
取り入れることについては経費等の問題もあり難しいが、科学の
時流などを取り入れられるよう検討していきたい。
展示装置については、本市学習利用の対象である小学4年生
と中学1年生が利用しており、土休日には親子の利用もあること
から、概ね小学校高学年を主なターゲットとしている。プラネタ
リウムについては、子ども向けだけではなく、大人向けプログラ
ムも実施している。年4回のプラネタリウム番組の選定について
委
も、より広い年代が楽しめるものを検討している。
員 : 展示装置更新について、平成 27 年度の予定はあるのか。また、
展示室利用において想定している人の流れはあるのか。
事務局
: 平成 27 年度につきましては、自動券売機の更新を予定してお
り、展示装置の更新は計上していない。
展示室の事業開催時間帯については、土休日は多くの実験ショ
ーやものづくりを開催しており、プラネタリウムの投影時間との
調整や実験ショーの所要時間等を勘案し、来館者が参加しやすい
ものとしていきたい。
委
員 : 是非展示の更新も検討していただきたい。具体的にプラネタリ
ウムから実験ショーやものづくりという流れを想定しているの
ではなく、単に時間をずらすということなのか。
事務局 : プラネタリウムと展示室をセットで楽しむことを考えて来館す
る人も多く、そのため、プラネタリウムの投影開始時間前に展示
室を利用する場合、実験ショーの途中で抜ける人もいる。土休日
については、実験ショー、ものづくり、プラネタリウムとの開催
時間を検討し、余裕をもって一日楽しんでいただける時間設定に
委
していきたいと考えている。
員 : 限られた予算、人数のなかでこれだけの事業をこなすのは大変
であると思う。先ほどの地域の声を活かす話もでていたが、評価
をいただいたことを、次年度にどのように反映したのかを示して
ほしい。全てではなくても、この評価を受けて次年度の事業のど
こに反映しているのか示していただきたい。そしてその改善の結
果の評価を受けて、また次回の事業に反映するサイクルが必要で
はないか。アンケート等で利用者の声を聞くことは大切。客観的
評価の仕方として、5段階評価などもよいのではないか。
事務局 : プラネタリウムや展示室におけるものづくり等では、一部機会
を捉えてアンケートを行っており、事業実施にあたり参考として
いる。今後調査結果の評価方法等を検討し、事業に反映していき
たい。
【議題2】
その他
委
員 : 毎回1回目の審議会についての開催時期が学校の行事と重なり
出席が難しい。日程を検討してほしい。
事務局 : 日程につきましては、検討していきたい。
委
員 : 毎回お願いしているが、難しいとは思うが駐車場の時間延長や
料金引き下げなど検討してほしい。
川口市のHPの施設案内において、アクセス数が多い施設には
入っていない。公民館は入っているので、そちらに載せてもらえ
れば、科学館のPRになるのではないか。
また、将来、文化財センターや郷土資料館などと隣接すること
ができればよいことだと思う。
事務局
:
駐車場につきましては引き続き県に要望していきたい。
科学館は独自のHPがあり、市HP経由ではなく、直接アクセ
スする方も多いと思われる。今後も多くの方に科学館を知っても
らえるようPRに努めたい。
会長あいさつ
閉会
終了:3 時 30 分