業 務 委 託 契 約 書 (案 ) 1.件 名 富士市終末処理場管理運転等業務委託 2.履行場所 富 士 市 富 士 岡 南 260番 地 の 1 3.委託期間 平 成 27年 8月 富 士 市 宮 島 1260番 地 1日 ~ 平 成 32年 7月 31日 (地 方 自 治 法 第 234条 の 3に 基 づ く 長 期 継 続 契 約 ) ¥ 4.業務委託料 (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 ¥ ) ¥ ) ¥ ) ¥ ) ¥ ) ¥ ) ¥ ) 内訳 平 成 27年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 平 成 28年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 平 成 29年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 平 成 30年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 平 成 31年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 平 成 32年 度 ¥ (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 履行保証保険(¥ 5.契約保証金 ) 上 記 の 業 務 委 託 に つ い て 、委 託 者 富 士 市 長 小長井 義正 と受託者 ○○○ ○○○とは、次の条項により委託契約を締結し、信義に従って誠実にこれを 履行するものとする。 こ の 契 約 の 証 と し て 本 書 2通 を 作 成 し 、 当 事 者 記 名 押 印 の 上 各 自 1 通 を 保 有 する。 平 成 27年 月 日 委託者 富 士 市 青 島 町 191番 地 富士市長 受託者 小長井 義正 目次 第 1条 総則 第 2条 業務の内容等 第 3条 業務の期間等 第 4条 指示等及び協議の書面主義 第 5条 業務履行計画書の提出 第 6条 契約の保証 第 7条 施設機能の確認 第 8条 関係法令等の遵守 第 9条 善管注意義務 第10条 権利義務の譲渡等 第11条 著作権の譲渡等 第12条 一括再委託等の禁止 第12条の2 暴力団関係業者への再委託等の禁止等 第13条 特許権等の使用 第14条 監督員 第15条 総括責任者 第16条 総括責任者等に対する措置請求 第17条 副総括責任者 第18条 業務主任者 第19条 電気主任技術者 第20条 エネルギー管理員 第21条 業務履行報告 第22条 貸与品等 第23条 発注図書と業務内容が一致しない場合の修補義務 第24条 発注図書等の変更等 第25条 業務の中止 第26条 受託者の請求による委託期間の延長 第27条 委託者の請求による委託期間の変更等 第28条 委託期間の変更方法 第29条 業務完了時の検査及び引渡し - 1 - 第30条 業務検査及び引渡し 第31条 業務委託料の支払 第32条 業務委託料の変更方法 第33条 業務委託料の減額 第34条 業務準備 第35条 業務の引継ぎ 第36条 かし担保 第37条 委託者の解除権 第38条 委託者の解除権 第39条 受託者の解除権 第40条 解除の効果 第41条 解除に伴う措置 第42条 周辺対策 第43条 一般的損害 第44条 第三者に及ぼした損害 第45条 不可抗力による損害 第46条 臨機の措置 第47条 不履行による損害等 第48条 履行遅滞の場合における損害金等 第49条 業務委託料の変更に代える発注図書の変更 第50条 契約終了時の措置 第51条 賠償金等の徴収 第52条 紛争の解決 第53条 保険 第54条 秘密保持 第55条 管轄裁判所 第56条 特約事項 第57条 雑則 別記1 年度別業務委託料支払 別記2 業務委託料の変更 別記3 受託者の加入する保険 - 2 - (総 第 則) 1条 委 託 者 及 び 受 託 者 は 、 こ の 約 款 (契 約 書 を 含 む 。 以 下 同 じ )に 定 め る もののほか、業務要求水準書、一般仕様書、特記仕様書、業務説明書等の配 布 し た 関 係 書 類 、質 問 事 項 及 び 受 託 者 が 提 出 し た 技 術 提 案 書 (以 下「 契 約 図 書 等 」 と い う 。 )に 基 づ き 、 日 本 国 の 法 令 を 遵 守 し 、 こ の 契 約 (こ の 約 款 及 び 契 約図書等を内容とする包括的維持管理業務の委託契約をいう。以下同じ。) を履行しなければならない。 2 委託者は、この契約にともなう下水道法上の責任を負うものとし、受託者 は、この契約にともなう業務履行上の責任を負うものとする。 3 この契約の履行に関して委託者と受託者との間で用いる言語は、日本語と する。 4 この約款に定める金銭の支払いに用いる通貨は、日本円とする。 5 この約款の履行に関して委託者と受託者との間で用いる計量単位は、契約 図 書 等 に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、計 量 法 (平 成 4年 法 律 第 51号 )に 定 め る ものとする。 6 こ の 約 款 及 び 契 約 図 書 等 に お け る 期 間 の 定 め に つ い て は 、民 法 (明 治 29年 法 律 第 89号 )及 び 商 法 (明 治 32年 法 律 第 48号 )の 定 め る と こ ろ に よ る も の と す る 。 7 この約款に定める時刻は、日本標準時とする。 8 この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。 (業務の内容等) 第 2条 包 括 的 維 持 管 理 業 務 (以 下「 業 務 」と い う 。)の 内 容 及 び 対 象 施 設 等 、 業 務 に 関 し 受 託 者 が 達 成 し な け れ ば な ら な い 水 準 (以 下「 要 求 水 準 」と い う 。) は、契約図書等に定めるとおりとする。 2 委託者は、その法的責任を果たすため必要と認めたときは、業務に関する 指 示 を 、 受 託 者 又 は 受 託 者 の 第 15条 に 定 め る 総 括 責 任 者 に 対 し て 行 う こ と が できる。この場合において、受託者又は受託者の総括責任者は、当該指示に 従い業務を実施しなければならない。 3 受 託 者 は 、第 1項 の 業 務 に つ い て 、こ の 契 約 等 に 特 別 な 定 め が あ る 場 合 又 は 前項の指示若しくは、委託者と受託者との協議がある場合を除き、自らの裁 量により決定し、業務を行うことができる。 (業務の期間等) 第 3条 業 務 期 間 は 、 平 成 27年 8月 1日 0時 00分 か ら 平 成 32年 7月 31日 24 時 00分 ま で と す る 。 - 3 - 2 業務開始の前日までを、適正に業務を行うための引継ぎを受ける準備期間 (以 下 「 業 務 準 備 期 間 」 と い う 。 )と す る 。 (指示等及び協議の書面主義) 第 4条 この約款に定める指示、催告、請求、通知、報告、申出、承諾、質 問 、 回 答 及 び 解 除 (以 下 「 指 示 等 」 と い う 。 )は 、 書 面 に よ り 行 わ れ な け れ ば ならない。 2 前項の規定にかかわらず、緊急やむを得ない事情がある場合には、委託者 及び受託者は、前項に規定する指示等を口頭で行うことができる。この場合 に お い て 、委 託 者 及 び 受 託 者 は 、既 に 行 っ た 指 示 等 を 書 面 に 記 載 し 、7日 以 内 にこれを相手方に交付するものとする。 3 委託者及び受託者は、この約款その他の条項の規定に基づき協議を行うと きは、当該協議の内容を書面に記録するものとする。 (業務履行計画書の提出) 第 5条 受 託 者 は 、 こ の 契 約 締 結 後 14日 以 内 に 契 約 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ り業務履行計画書を作成し、委託者に提出しなければならない。 2 委託者は、必要があると認めるときは、前項の業務履行計画書を受理した 日 か ら 7日 以 内 に 、 受 託 者 に 対 し て そ の 修 正 を 請 求 す る こ と が で き る 。 3 この約款の他の規定により委託期間又は契約図書が変更された場合におい て、委託者は、必要があると認めるときは、受託者に対して業務履行計画書 の 再 提 出 を 請 求 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、第 1項 中「 こ の 契 約 締 結 後 」と あ る の は「 当 該 請 求 が あ っ た 日 か ら 」と 読 み 替 え て 、前 2項 の 規 定 を 準用する。 (契約の保証) 第 6条 受託者は、この契約の締結と同時に、次の各号の一つに掲げる保証 を付さなければならない。ただし、第四号の場合においては、履行保証保険 契約の締結後、直ちにその保険証券を委託者に寄託しなければならない。 一 契約保証金の納付 ニ 契約保証金に代わる担保となる有価証券等の発行 三 この契約による債務の不履行により生じる損害金の支払を保証する銀行、 委託者が確実と認める金融機関の保証証書による担保の提供 四 この契約による債務の不履行により生じる損害をてん補する履行保証保 険契約の締結 - 4 - 2 前 項 の 保 証 に か か わ る 契 約 保 証 金 の 額 、 保 証 金 額 又 は 保 険 金 額 (第 4項 に お い て 「 保 証 の 額 」 と い う 。 )は 、 業 務 委 託 料 の 10分 の 1以 上 と し な け れ ば な ら ない。 3 第 1項 の 規 定 に よ り 、受 託 者 が 同 項 第 二 号 又 は 第 三 号 に 掲 げ る 保 証 を 付 し た と き は 、当 該 保 証 は 契 約 保 証 金 に 代 わ る 担 保 の 提 供 と し て 行 わ れ た も の と し 、 同項第四号に掲げる保証を付したときは、契約保証金の納付を免除する。 4 業 務 委 託 料 の 変 更 が あ っ た 場 合 に は 、 保 証 の 額 が 変 更 後 の 業 務 委 託 料 の 10 分 の 1に 達 す る ま で 、委 託 者 は 、保 証 の 額 の 増 額 を 請 求 す る こ と が で き 、受 託 者は、保証の額の減額を請求することができる。 (施設機能の確認) 第 7条 受託者は、業務開始に先立ち、特記仕様書に定める施設機能報告書 (以 下 「 施 設 機 能 報 告 書 」 と い う 。 )の 内 容 が 、 一 般 仕 様 書 を 満 た し て い る こ と及び施設の状況が施設機能報告書と一致していることを確認しなければな らない。 2 受託者は、前項の確認以降、委託者に対して、施設機能報告書の内容が、 一般仕様書を満たしていないこと、又は施設の状況が施設機能報告書に一致 していないことを主張することはできないものとする。ただし、施設の状況 と施設機能報告書に不一致が存在すること、及び当該不一致を本契約締結前 に発見することが著しく困難であったことを、受託者が証明した場合は、こ の限りでない。 (関係法令等の遵守) 第 8条 受託者は、業務の実施にあたり、下水道法その他、関係法令を遵守 するものとする。 (善管注意義務) 第 9条 受託者は、業務の実施にあたり、業務の公共性を認識して、常に善 良なる管理者の注意をもって誠実かつ効果的に行わなければならない。 (権利義務の譲渡等) 第10条 受 託 者 は 、こ の 契 約 に よ っ て 生 ず る 権 利 又 は 義 務 を 第 三 者 に 譲 渡 し 、 又 は 承 継 さ せ て は な ら な い 。た だ し 、委 託 者 の 書 面 に よ る 承 諾 を 得 た 場 合 は 、 この限りでない。 2 受 託 者 は 、発 注 図 書 に お い て 定 め ら れ た 成 果 品 (未 完 成 の 報 告 書 及 び 業 務 を - 5 - 行 う 上 で 得 ら れ た 記 録 等 を 含 む 。以 下「 成 果 品 」と い う 。)を 第 三 者 に 譲 渡 し 、 貸与し、又は質権その他の担保の目的に供してはならない。ただし、あらか じめ、委託者の承諾を得た場合には、この限りではない。 (著 作 権 の 譲 渡 等 ) 第11条 受 託 者 は 、 成 果 品 が 著 作 権 法 ( 昭 和 45年 法 律 第 48号 ) 第 2条 第 1項 1 号 に 規 定 す る 著 作 物 (以 下 「 著 作 物 」 と い う 。 )に 該 当 す る 場 合 に は 、 当 該 著 作 物 に 係 る 受 託 者 の 著 作 権 ( 著 作 権 法 第 21条 か ら 第 28条 ま で に 規 定 す る 権 利 を い う 。 )を 当 該 著 作 物 の 引 渡 時 に 委 託 者 に 無 償 で 譲 渡 す る も の と す る 。 2 委託者は、成果品が著作物に該当するとしないにかかわらず、当該成果品 の内容を受託者の承諾なく自由に公表することができる。 3 委託者は、成果品が著作物に該当する場合には、受託者が承諾したときに 限り、既に受託者が当該著作物に表示した氏名を変更することができる。 4 受託者は、成果品が著作権に該当する場合において、委託者が当該著作物 の 利 用 目 的 の 実 現 の た め に そ の 内 容 を 改 変 す る と き は 、そ の 改 変 に 同 意 す る 。 また、委託者は、成果品が著作権に該当しない場合には、当該成果品の内容 を受託者の承諾なく自由に改変することができる。 5 受託者は、成果品が著作権に該当するとしないにかかわらず、委託者が承 諾 し た 場 合 に は 、 当 該 成 果 品 を 使 用 又 は 複 製 し 、 ま た 、 第 54条 の 規 定 に か か わらず当該成果品の内容を公表することができる。 6 委 託 者 は 、受 託 者 が 成 果 品 の 作 成 に 当 た っ て 開 発 し た プ ロ グ ラ ム (著 作 権 法 第 10条 第 1項 9号 に 規 定 す る プ ロ グ ラ ム の 著 作 物 を い う 。)及 び デ ー タ ー ベ ー ス (著 作 権 法 第 12条 の 2に 規 定 す る デ ー タ ー ベ ー ス の 著 作 物 を い う 。 )に つ い て 、 受託者が承諾した場合には、別に定めるところにより、当該プログラム及び データーベースを利用することができる。 (一括再委託等の禁止) 第12条 受 託 者 は 、発 注 図 書 に お い て 指 定 し た 主 た る 部 分 を 第 三 者 に 委 任 し 、 又は請け負わせてはならない。 2 受託者は、前項の主たる部分のほか、委託者が発注図書において指定した 部分を第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。 3 受託者は、前項に規定する業務以外の業務を第三者に委任し、又は請け負 わ せ よ う と す る と き は 、あ ら か じ め 、委 託 者 に そ の リ ス ト (委 任 し 、又 は 請 け 負 わ せ る 者 の 商 号 又 は 名 称 そ の 他 必 要 な 事 項 )を 通 知 す る も の と す る 。た だ し 、 軽 微 な 部 分 を 委 任 し 、又 は 請 け 負 わ せ よ う と す る と き は 、こ の 限 り で は な い 。 - 6 - (暴 力 団 関 係 業 者 へ の 再 委 託 等 の 禁 止 等 ) 第12条の2 受 託 者 は 、次 の 各 号 に 該 当 す る 者 (以 下「 暴 力 団 関 係 業 者 」と い う 。 )を 下 請 負 人 と し て は な ら な い 。 一 役 員 が 暴 力 団 員 等 (暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 (平 成 3年 法 律 第 77号 )第 2条 第 6号 に 規 定 す る 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 員 で な く な っ た 日 か ら 5年 を 経 過 し な い 者 を い う 。 以 下 同 じ 。 )で あ る と 認 め ら れ る 者 二 暴 力 団 (暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 第 2条 第 2号 に 規 定 す る 暴 力 団 を い う 。以 下 同 じ 。)又 は 暴 力 団 員 等 が 経 営 に 実 質 的 に 関 与 していると認められる者 三 役員が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に 損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員等を利用したと認められ る者 四 役員が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与 するなど直接的若しくは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは 関与していると認められている者 五 前各号に規定するもののほか、役員が暴力団又は暴力団員等と密接な関 係を有していると認められる者 六 業務に係る工事請負契約又は保守点検業務委託若しくは薬品、資材等の 購入契約その他の契約に当たり、その相手方が暴力団関係業者であること を知りながら、当該者と契約しようとする者 (特 許 権 等 の 使 用 ) 第13条 受託者は、特許権,実用新案権,商標権その他日本国の法令に基づ き 保 護 さ れ る 第 三 者 の 権 利 (以 下 「 特 許 権 等 」 と い う 。 )の 対 象 と な っ て い る 履行方法等を使用するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければ ならない。ただし、委託者がその履行方法を指定した場合において、発注図 書に特許権等の対象物である旨の明示がなく、かつ、受託者がその存在を知 らなかったときは、委託者は、受託者がその使用に関して要した費用を負担 しなければならない。 (監督員) 第14条 委託者は、監督員を定めたときは、その氏名を受託者に通知しなけ ればならない。監督員を変更したときも同様とする。 2 監督員は、この約款の他の条項に定めるもの及び約款に基づく委託者の権 - 7 - 限 と さ れ る 事 項 の う ち 、委 託 者 が 必 要 と 認 め て 監 督 員 に 委 任 し た も の の ほ か 、 契約図書に定めるところにより、次に掲げる権限を有する。 一 委託者の法的責任を果たす上で必要な受託者又は受託者の総括責任者に 対する業務に関する指示 二 この約款及び契約図書の記載内容に関する受託者の確認の申出又は質問 に対する承諾又は回答 三 この契約の履行に関する受託者又は受託者の総括責任者との協議 四 業務の進捗の確認、契約図書の記載内容と履行内容との照合その他契約 の履行状況の調査 五 3 業務の監査及び合否の通知並びに引渡し 委 託 者 は 、 2名 以 上 の 監 督 員 を 置 き 、 前 項 の 権 限 を 分 担 さ せ た と き に あ っ て は そ れ ぞ れ の 監 督 員 の 有 す る 権 限 の 内 容 を 、監 督 員 に こ の 約 款 に 基 づ く 委 託 者 の 権 限 の 一 部 を 委 任 し た と き に あ っ て は 当 該 委 任 し た 権 限 の 内 容 を 、受 託者に通知しなければならない。 4 第 2項 の 規 定 に 基 づ く 監 督 員 の 指 示 又 は 承 諾 は 、 原 則 と し て 、 書 面 に よ り 行わなければならない。 5 こ の 約 款 に 定 め る 書 面 の 提 出 は 、契 約 図 書 に 定 め る も の を 除 き 、監 督 員 を 経 由 し て 行 う も の と す る 。こ の 場 合 に お い て は 、監 督 員 に 到 達 し た 日 を も っ て委託者に到達したものとみなす。 (総括責任者) 第15条 受託者は、業務上の管理をつかさどる総括責任者を定め、その氏名 その他必要な事項を委託者に通知しなければならない。総括責任者を変更し たときも同様とする。 2 前項の総括責任者は一般仕様書で定める要件を満たしていること。 3 総括責任者は、この契約の履行に関し、業務の管理及び統括を行うほか、 業 務 委 託 料 の 変 更 、委 託 期 間 の 変 更 、業 務 委 託 料 の 請 求 及 び 受 領 、第 16条 第 1 項 の 請 求 の 受 理 、同 条 第 2項 の 決 定 及 び 通 知 、同 条 第 3項 の 請 求 、同 条 第 4項 の 通知の受理並びにこの契約の解除に係わる権限を除き、この契約に基づく受 託者の一切の権限を行使することができる。 4 受託者は、前項の規定にかかわらず、自己の有する権限のうちこれを総括 責任者に委任せず自ら行使しようとするものがあるときは、あらかじめ、当 該権限の内容を委託者に通知しなければならない。 - 8 - (総 括 責 任 者 等 に 対 す る 措 置 請 求 ) 第16条 委 託 者 は 、総 括 責 任 者 又 は 受 託 者 の 使 用 人 若 し く は 第 12条 第 3項 の 規 定により受託者から業務を委任され、若しくは請け負った者がその業務の実 施につき著しく不適当と認められるときは、受託者に対して、その理由を明 示した書面により、必要な措置をとるべきことを請求することができる。 2 受託者は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項に つ い て 決 定 し 、 そ の 結 果 に つ い て 請 求 を 受 け た 日 か ら 10日 以 内 に 委 託 者 に 通 知しなければならない。 3 受託者は、監督員がその職務の執行につき著しく不適当と認められるとき は、委託者に対して、その理由を明示した書面により、必要な措置をとるべ きことを請求することができる。 4 委託者は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項に つ い て 決 定 し 、 そ の 結 果 に つ い て 請 求 を 受 け た 日 か ら 10日 以 内 に 受 託 者 に 通 知しなければならない。 (副総括責任者) 第17条 受 託 者 は 、 第 15条 に 定 め る 総 括 責 任 者 が 病 気 、 死 亡 、 退 職 等 の 場 合 に備えて、副総括責任者を選任しなければならない。また、その氏名その他 必要な事項を委託者に通知しなければならない。副総括責任者を変更したと きも同様とする。 2 前項の副総括責任者についての詳細は、一般仕様書で定めるものとする。 (業務主任者) 第18条 受 託 者 は 、 業 務 の 実 施 に あ た り 一 般 仕 様 書 第 28条 に 定 め る 業 務 ご と に、業務主任者を選任しなければならない。また、その氏名その他必要な事 項を委託者に通知しなければならない。業務主任者を変更したときも同様と する。 2 前項の業務主任者についての詳細は、一般仕様書で定めるものとする。 (電気主任技術者) 第19条 受託者は、施設の自家用電気工作物の工事、維持及び運用の保安を 確保するため、従業員の中から電気主任技術者を選任しなければならない。 また、その氏名その他必要な事項を委託者に通知しなければならない。電気 主任技術者を変更したときも同様とする。 2 前 項 の 電 気 主 任 技 術 者 に つ い て の 詳 細 は 、一 般 仕 様 書 で 定 め る も の と す る 。 - 9 - (エネルギー管理員) 第20条 受託者は、施設のエネルギー使用の合理化を図るため、従業員の中 からエネルギー管理員を選任しなければならない。また、その氏名その他必 要な事項を委託者に通知しなければならない。エネルギー管理員を変更した ときも同様とする。 2 前項のエネルギー管理員についての詳細は、一般仕様書で定めるものとす る。 (業務履行報告) 第21条 受託者は、発注図書に定めるところにより、契約の履行について委 託者に報告しなければならない。 2 委託者は、必要と認めるときは、業務の処理状況について、受託者に対し て報告を求め、又は自ら調査することができる。 (貸与品等) 第22条 委託者が受託者に貸与し、又は支給する図面その他業務に必要な物 品 ・ 諸 室 等 (以 下 「 貸 与 品 等 」 と い う 。 )の 名 称 、 数 量 等 、 引 渡 し 場 所 及 び 引 渡し時期は、委託者と受託者が協議して別に定めるものとする。 2 受 託 者 は 、 貸 与 品 等 の 引 渡 し を 受 け た と き は 、 引 渡 し の 日 か ら 7日 以 内 に 、 委託者に受領書又は借用書を提出しなければならない。ただし、貸与品等に ついて受託者に所有権、借用権等の権利を与えるものではない。 3 受託者は、業務の完了、契約の終了、発注図書の変更等によって不用とな った貸与品等を委託者に返還しなければならない。 4 受託者は、故意又は過失により貸与品等が紛失若しくは毀損し、又はその 返還が不可能となったときは、委託者の指定した期間内に代品を納め、若し く は 原 状 に 復 し て 返 還 し 、又 は 返 還 に 代 え て 損 害 を 賠 償 し な け れ ば な ら な い 。 (発注図書と業務内容が一致しない場合の修補義務) 第23条 受託者は、業務を行うにあたり、次の各号の一つに該当する事実を 発見したときは、その旨を直ちに委託者に通知し、その確認を請求しなけれ ばならない。 一 図面、一般仕様書、特記仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問 回 答 書 が 一 致 し な い (こ れ ら の 優 先 順 位 が 定 め ら れ て い る 場 合 を 除 く 。 )。 ニ 発注図書に誤謬又は脱漏がある。 三 発注図書の表記が明確でない。 - 10 - 四 業務履行上の制約等発注図書に示された履行条件が、実際と相違する。 五 発注図書に明示されていない履行条件について、予期することのできな い特別な状態が生じた。 2 委 託 者 は 、前 項 の 規 定 に よ る 確 認 を 請 求 さ れ た と き 又 は 自 ら 前 項 各 号 に 掲 げ る 事 実 を 発 見 し た と き は 、受 託 者 の 立 ち 会 い の 上 、直 ち に 調 査 を 行 わ な け れ ば な ら な い 。た だ し 、受 託 者 が 立 ち 会 い に 応 じ な い 場 合 に は 、受 託 者 の 立 ち会いを得ずに行うことができる。 3 委 託 者 は 、 受 託 者 の 意 見 を 聴 い て 、 前 項 の 調 査 の 結 果 (こ れ に 対 し て 取 る べ き 措 置 を 指 示 す る 必 要 が あ る と き は 、 当 該 指 示 を 含 む 。 )を と り ま と め 、 調 査 の 終 了 後 14日 以 内 に 、そ の 結 果 を 受 託 者 に 通 知 し な け れ ば な ら な い 。た だ し 、そ の 期 間 内 に 通 知 で き な い や む を 得 な い 理 由 が あ る と き は 、あ ら か じ め、受託者の意見を聴いた上、当該期間を延長することができる。 4 前 項 の 調 査 の 結 果 に よ り 第 1項 各 号 に 掲 げ る 事 実 が 確 認 さ れ た 場 合 に お い て 、必 要 が あ る と 認 め ら れ る と き は 、委 託 者 は 、発 注 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 を 行わなければならない。 5 前 項 の 規 定 に よ り 発 注 図 書 の 訂 正 又 は 変 更 が 行 わ れ た 場 合 に お い て 、委 託 者 は 、必 要 が あ る と 認 め ら れ る と き は 、委 託 期 間 若 し く は 業 務 委 託 料 を 変 更 し 、又 は 受 託 者 に 損 害 を 及 ぼ し た と き は 必 要 な 費 用 を 負 担 し な け れ ば な ら な い。 (契約図書等の変更等) 第24条 委 託 者 は 、前 条 第 4項 の 規 定 に よ る ほ か 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 契約図書又は業務の指示の変更内容を受託者に通知して、契約図書等を変更 することができる。この場合において、委託者は、必要があると認められる ときは委託期間若しくは業務委託料を変更し、又は受託者に損害を及ぼした ときは必要な費用を負担しなければならない。 (業務の中止) 第25条 暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、地すべり、落盤、火災、騒乱、暴 動 そ の 他 の 自 然 的 又 は 人 為 的 な 事 象 (以 下 「 天 災 等 」 と い う 。 )で あ っ て 、 受 託者の責めに帰することができないものにより施設現場の状態が著しく変動 したため、受託者が業務を行うことができないと認められるときは、委託者 は、業務の中止を直ちに受託者に通知して、業務の全部又は一部を一時中止 させなければならない。 2 委 託 者 は 、前 項 の 規 定 に よ る ほ か 、必 要 が あ る と 認 め る と き は 、業 務 の 中 - 11 - 止 内 容 を 受 託 者 に 通 知 し て 、業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 一 時 中 止 さ せ る こ と が で きる。 3 委 託 者 は 、第 1項 及 び 第 2項 の 規 定 に よ り 業 務 を 一 時 中 止 し た 場 合 に お い て 、 必 要 が あ る と 認 め ら れ る と き は 委 託 期 間 若 し く は 業 務 委 託 料 を 変 更 し 、又 は 受託者が業務の続行に備え業務の一時中止に伴う増加費用を必要としたと き 、若 し く は 受 託 者 に 損 害 を 及 ぼ し た と き は 必 要 な 費 用 を 負 担 し な け れ ば な らない。 (受託者の請求による委託期間の延長) 第26条 受託者は、その責めに帰することができない事由により委託期間内 に業務を完了することができないときは、その理由を明らかにした書面によ り委託期間の延長変更を請求することができる。 (委託者の請求による委託期間の変更等) 第27条 委 託 者 は 、特 別 の 理 由 に よ り 委 託 期 間 を 変 更 す る 必 要 が あ る と き は 、 委託期間の変更を請求することができる。 2 委託者は、この約款の他の条項の規定により委託期間を変更すべき場合に お い て 、特 別 の 理 由 が あ る と き は 、委 託 期 間 の 変 更 を 請 求 す る こ と が で き る 。 3 委託者は、前各項の場合において、必要があると認められるときは、業務 委託料を変更し、又は受託者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しな ければならない。 (委託期間の変更方法) 第28条 委託期間の変更については、委託者と受託者との協議で定める。た だ し 、協 議 開 始 の 日 か ら 14日 以 内 に 協 議 が 整 わ な い 場 合 に は 、委 託 者 が 定 め 、 受託者に通知する。 2 前項の協議開始の日については、委託者が受託者の意見を聴いて定め、受 託者に通知するものとする。ただし、委託者が委託期間の変更事由が生じた 日 (第 25条 の 場 合 に あ っ て は 、委 託 者 が 委 託 期 間 の 変 更 の 請 求 を 受 け た 日 、前 条 の 場 合 に あ っ て は 、 受 託 者 が 委 託 期 間 の 変 更 の 請 求 を 受 け た 日 )か ら 7日 以 内に協議開始の日を通知しない場合には、受託者は、協議開始の日を定め、 委託者に通知することができる。 (業務完了時の検査及び引渡し) 第29条 受託者は、業務を完了したときは、その旨を委託者に通知しなけれ - 12 - ばならない。 2 委 託 者 又 は 委 託 者 が 検 査 を 行 う 者 と し て 定 め た 職 員 (以 下 「 検 査 員 」 と い う 。)は 、前 項 の 規 定 に よ る 通 知 を 受 け た と き は 、通 知 を 受 け た 日 か ら 14日 以 内に受託者の立ち会いの上、契約図書に定めるところにより、業務の完了を 確認するための検査を完了し、当該検査の結果を受託者に通知しなければな らない。 3 委託者は、前項の検査を完了した後、契約図書の定めるところにより、受 託者から契約完了に伴う当該成果品の引渡しを受けなければならない。 4 受 託 者 は 、第 2項 の 契 約 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ る 検 査 に 合 格 し な い と き は 、 直 ち に 修 補 し て 委 託 者 の 検 査 を 受 け な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い て は 、 修補の完了を契約業務の完了とみなす。 (業務検査及び引渡し) 第30条 受託者は、契約図書の定めるところにより、委託期間内において業 務の検査を受けようとするときは、その旨を委託者に通知しなければならな い。 2 委託者又は委託者の検査員は、前項の規定による通知を受けたときは、通 知 を 受 け た 日 か ら 14日 以 内 に 受 託 者 の 立 ち 会 い の 上 、 契 約 図 書 に 定 め る と こ ろにより、業務の検査を完了し、当該検査の結果を受託者に通知しなければ ならない。 3 委託者は、前項の検査を完了した後、受託者が契約図書の定めるところに より、成果品の引渡しを申し出たときは、直ちに当該成果品の引渡しを受け なければならない。 4 委託者は、受託者が前項の申し出を行わないときは、当該成果品の引渡し を当該業務委託料の支払いの完了と同時に行うことを請求することができる。 この場合においては、受託者は、当該請求に直ちに応じなければならない。 5 受 託 者 は 、業 務 が 第 2項 の 検 査 に 合 格 し な い と き は 、直 ち に 修 補 し て 委 託 者 の検査を受けなければならない。この場合においては、修補の完了をもって 第 4項 の 規 定 を 準 用 す る 。 (業務委託料の支払) 第31条 受 託 者 は 、第 30条 第 2項 の 検 査 に 合 格 し た と き は 、当 該 業 務 に 係 る 業 務委託料の支払いを請求することができる。 2 委 託 者 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た と き は 、 請 求 を 受 け た 日 か ら 30 日以内に当該業務に係る業務委託料を支払わなければならない。 - 13 - 3 前 項 の 業 務 委 託 料 の 支 払 い 方 法 は 、 別 記 1に よ る も の と す る 。 4 委 託 者 が そ の 責 に 帰 す べ き 事 由 に よ り 第 30条 第 2項 の 期 間 内 に 検 査 を し な い と き は 、そ の 期 限 を 経 過 し た 日 か ら 検 査 を し た 日 ま で の 期 間 の 日 数 は 、第 2 項 の 期 間 (以 下 「 約 定 期 間 」 と い う 。 )の 日 か ら 差 し 引 く も の と す る 。 こ の 場 合において、その遅延日数が約定期間の日数を超えるときは、約定期間は、 遅延日数が約定期間の日数を超えた日において満了したものとみなす。 (業務委託料の変更方法) 第32条 委託者及び受託者は、この約款に定めた業務の内容又は社会経済状 況の変化に応じて業務委託料を変更できるものとし、その詳細については、 別 記 2に 定 め る と お り と す る 。 2 前項の業務委託料の変更については、委託者と受託者との協議を行うもの と す る 。 た だ し 、 協 議 開 始 の 日 か ら 14日 以 内 に 協 議 が 整 わ な い 場 合 は 委 託 者 が定め、受託者に通知する。 3 前項の協議開始の日については、委託者が受託者の意見を聴いて定め、受 託者に通知しなければならない。ただし、委託者が業務委託料の変更事由が 生 じ た 日 か ら 7日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 し な い 場 合 に は 、受 託 者 は 、協 議 開始の日を定め、委託者に通知することができる。 4 この約款の規定により、受託者が増加費用を必要とした場合又は損害を受 けた場合に委託者が負担する必要な費用の額については、委託者と受託者と の協議で定める。 (業務委託料の減額) 第33条 委託者は、受託者が業務要求水準書に示す放流水質等の基準、脱水 汚 泥 性 状 の 基 準 及 び 管 路 施 設 点 検 の 基 準 を 達 成 し て い な い と き は 、別 記 2に 定 めるところにより、委託者が支払う委託料の額を減額できる。ただし、受託 者の責めに帰すことができない理由により放流水質等の基準、脱水汚泥性状 の 基 準 及 び 管 路 施 設 点 検 の 基 準 の 達 成 が で き な い 場 合 は 、こ の 限 り で は な い 。 2 委 託 者 は 、受 託 者 が 特 記 仕 様 書 に 示 す 修 繕 基 準 額 を 下 回 っ た と き は 、別 記 2 に定めるところにより、委託者が支払う委託料の額を減額できる。 (業務準備) 第34条 受 託 者 は 、業 務 準 備 期 間 に お い て 、委 託 者 が 指 定 す る 者 か ら 第 5条 に 定める業務履行計画書等に基づき、業務を行うための引継ぎを受けなければ な ら な い 。た だ し 、受 託 者 が こ の 引 継 ぎ を 受 け る に あ た り 必 要 な 費 用 (委 託 者 - 14 - が 指 定 す る 者 が 必 要 と な る 費 用 も 含 む 。 )は 、 受 託 者 の 負 担 と す る 。 (業務の引継ぎ) 第35条 受託者は、業務開始に先立って、契約図書等に定める引継ぎ文書を 作成し、業務の対象施設に備え置くものとする。受託者は、引継ぎ文書を作 成したときは、速やかに委託者に通知するものとする。 2 委託者は、前項の業務の対象施設において引継ぎ文書を閲覧し、また、受 託者に対し引継ぎ文書の内容の説明を求めることができる。 3 受託者は、必要に応じて、引継ぎ文書の内容を変更することができるもの とする。受託者は、引継ぎ文書の内容を変更したときは、委託者に対し、速 やかに引継ぎ文書を変更した旨を通知するものとする。 4 受託者は、この契約が期間満了により終了する場合又は業務期間において 解 除 さ れ る 場 合 、委 託 者 が 指 定 す る 者 が 業 務 を 行 う た め に 必 要 な 引 継 ぎ (引 継 ぎ 文 書 及 び 成 果 物 の 引 渡 し を 含 む 。)を 行 わ な け れ ば な ら な い 。た だ し 、受 託 者 が こ の 引 継 ぎ を 行 う に あ た り 必 要 な 費 用 (委 託 者 が 指 定 す る 者 が 必 要 と な る 費 用 も 含 む 。 )は 、 委 託 者 が 指 定 す る 者 の 負 担 と す る 。 (かし担保) 第36条 委託者は、受託者が行う業務にかしがあるときは、受託者に対して 相当の期間を定めてそのかしの修補を請求し、又は修補に代え若しくは修補 とともに損害の賠償を請求することができる。 2 前 項 の 規 定 に よ る か し の 修 補 又 は 改 善 若 し く は 損 害 賠 償 の 請 求 は 、 第 30条 第 3項 又 は 第 4項 の 規 定 に よ る と き は 引 渡 し を 受 け た 日 か ら 1年 以 内 に 行 わ な ければならない。 3 委 託 者 は 、受 託 者 が 行 う 業 務 に か し が あ る こ と を 知 っ た と き は 、第 1項 の 規 定にかかわらず、その旨を直ちに受託者に通知しなければ、当該かしの修補 又は改善若しくは損害賠償の請求をすることはできない。ただし、受託者が そのかしがあることを知っていたときには、この限りではない。 4 第 1項 の 規 定 は 、か し が 契 約 図 書 の 記 載 内 容 、指 示 又 は 貸 与 品 等 及 び 委 託 者 の設計・施工等、委託者に帰する事由により生じたものであるときは適用し な い 。た だ し 、受 託 者 が そ の 記 載 内 容 、指 示 又 は 貸 与 品 等 及 び 委 託 者 の 設 計 ・ 施工が不適当であることを知りながらこれを通知しなかったときは、この限 りではない。 - 15 - (委託者の解除権) 第37条 委託者は、受託者が次の各号のいずれかに該当するときは、契約を 解除することができる。 一 正当な理由なく、業務に着手すべき期日を過ぎても業務に着手しないと き。 二 その責に帰すべき事由により、委託期間内に業務が完了しないと明らか に認められるとき。 三 総括責任者を配置しなかったとき。 四 前三号に掲げる場合のほか、この契約に違反し、その違反により契約の 目的を達成することができないと認められるとき。 五 2 第 39条 第 1項 の 規 定 に よ ら な い で 契 約 の 解 除 を 申 し 出 た と き 。 前項の規定により契約が解除された場合においては、受託者は違約金を委 託者の指定する期間内に支払わなければならない。この場合の違約金の額に ついては、委託者と受託者との協議で定める。 3 前 項 の 場 合 に お い て 、第 6条 の 規 定 に よ り 契 約 保 証 金 の 納 付 又 は こ れ に 代 わ る担保の提供が行われているときは、委託者は、当該契約保証金又は担保を もって違約金に充当することができる。 第38条 委 託 者 は 、業 務 が 完 了 す る ま で の 間 は 、前 条 第 1項 の 規 定 に よ る ほ か 、 必要があるときは、契約を解除することができる。 2 委託者は、前項の規定により契約を解除したことにより受託者に生じた損 害があっても、これを一切賠償しないものとする。 (受託者の解除権) 第39条 受託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解除する ことができる。 一 第 24条 の 規 定 に よ り 契 約 図 書 を 変 更 し た た め 業 務 委 託 料 が 3分 の 2以 上 減 少したとき。 二 委託者が契約に違反し、その違反によって契約の履行が不可能となった とき。 2 受 託 者 は 、前 項 の 規 定 に よ り 契 約 を 解 除 し た 場 合 に お い て 、損 害 が あ る と きは、その損害の賠償を委託者に請求することができる。 (解除の効果) 第40条 契 約 が 解 除 さ れ た 場 合 に は 、 第 1条 第 2項 に 規 定 す る 委 託 者 及 び 受 託 - 16 - 者の義務は消滅する。 2 委託者は、前項の規定にかかわらず、契約が解除された場合において、受 託 者 が 既 に 業 務 を 完 了 し た 部 分 (以 下 「 既 履 行 部 分 」 と い う 。 )の 引 渡 し を 受 ける必要があると認めたときは、既履行部分を検査の上、当該検査に合格し た部分の引渡しを受けることができる。この場合において、委託者は、当該 引 渡 し を 受 け た 既 履 行 部 分 に 相 応 す る 業 務 委 託 料 (以 下 「 既 履 行 部 分 委 託 料 」 と い う 。 )を 受 託 者 に 支 払 わ な け れ ば な ら な い 。 3 前項に規定する既履行部分委託料は、委託者と受託者との間で協議して定 め る 。 た だ し 、 協 議 開 始 の 日 か ら 14日 以 内 に 協 議 が 整 わ な い 場 合 に は 、 委 託 者が定め、受託者に通知する。 4 前項の協議開始の日については、委託者が受託者の意見を聴いて定め、受 託者に通知するものとする。ただし、委託者が契約解除の事由が生じた日か ら 7日 以 内 に 協 議 開 始 の 日 を 通 知 し な い 場 合 に は 、受 託 者 は 、協 議 開 始 の 日 を 定め、委託者に通知することができる。 (解除に伴う措置) 第41条 受 託 者 は 、契 約 が 解 除 さ れ た 場 合 に お い て 、貸 与 品 等 が あ る と き は 、 当該貸与品等を委託者に返還しなければならない。この場合において、当該 貸与品等が受託者の故意又は過失により紛失若しくは毀損したときは、代品 を納め、若しくは原状に復して返還し、又は返還に代えてその損害を賠償し なければならない。 2 受託者は、契約が解除された場合において、作業現場に受託者の所有又は 管 理 す る 業 務 の 出 来 形 部 分 (前 条 第 2項 に 規 定 す る 検 査 に 合 格 し た 既 履 行 部 分 を 除 く 。)、機 械 器 具 、仮 設 物 そ の 他 物 件 (第 12条 第 3項 の 規 定 に よ り 、受 託 者 から業務の一部を委任され、又は請け負った者が所有又は管理するこれらの 物 件 を 含 む 。以 下 本 条 に お い て 同 じ 。)が あ る と き は 、受 託 者 は 、当 該 物 件 を 撤去するとともに、作業現場を修復し、取片付けて、委託者に明け渡さなけ ればならない。 3 前 項 に 規 定 す る 撤 去 並 び に 修 復 及 び 取 片 付 け に 要 す る 費 用 (以 下 本 項 及 び 次 項 に お い て「 撤 去 費 用 等 」と い う 。)は 、次 の 各 号 に 掲 げ る 撤 去 費 用 等 に つ き、それぞれ各号に定めるところにより委託者又は受託者が負担する。 一 業 務 の 出 来 形 部 分 に 関 す る 撤 去 費 用 等 は 、契 約 の 解 除 が 第 37条 に よ る と き は 受 託 者 が 負 担 し 、第 38条 、第 39条 又 は 第 56条 に よ る と き は 委 託 者 が 負 担する。 二 機 械 器 具 、仮 設 物 そ の 他 物 件 に 関 す る 撤 去 費 用 等 は 、受 託 者 が 負 担 す る 。 - 17 - 4 第 2項 の 場 合 に お い て 、 受 託 者 が 正 当 な 理 由 な く 、 相 当 の 期 間 内 に 当 該 物 件 を 撤 去 せ ず 、又 は 作 業 現 場 の 修 復 若 し く は 取 片 付 け を 行 わ な い と き は 、委 託 者 は 、受 託 者 に 代 わ っ て 当 該 物 件 の 処 分 又 は 作 業 現 場 の 修 復 若 し く は 取 片 付 け を 行 う こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、受 託 者 は 、委 託 者 の 処 分 又 は 修 復 若 し く は 取 片 付 け に つ い て 異 議 を 申 し 出 る こ と が で き ず 、ま た 、委 託 者 が 支 出 し た 撤 去 費 用 等 (前 項 第 一 号 の 規 定 に よ り 、 委 託 者 が 負 担 す る 業 務 の 出 来 形 部 分 に 係 る も の を 除 く 。 )を 負 担 し な け れ ば な ら な い 。 5 第 1項 前 段 に 規 定 す る 受 託 者 の と る べ き 措 置 の 期 限 、 方 法 等 に つ い て は 、 契 約 の 解 除 が 第 37 条 に よ る と き は 委 託 者 が 定 め 、 第 38 条 、 第 39 条 又 は 第 56 条の規定によるときは受託者が委託者の意見を聴いて定めるものとし、第1 項 後 段 及 び 第 2項 に 規 定 す る 受 託 者 の と る べ き 措 置 の 期 限 、 方 法 等 に つ い て は、委託者が受託者の意見を聴いて定めるものとする。 6 受 託 者 は こ の 契 約 が 解 除 さ れ る 場 合 に お い て 、次 期 の 契 約 受 託 者 と な る 者 に 対 し て 、こ の 契 約 の 業 務 に つ い て 引 継 を 行 う も の と す る 。こ の 場 合 の 引 継 期 間 は 、委 託 者 と 受 託 者 と の 間 で 協 議 に よ り 定 め る も の と し 、費 用 に つ い て は次の各号によるものとする。 一 第 37条 に よ る と き は 、 受 託 者 の 負 担 と す る 。 二 第 38条 、 第 39条 又 は 第 56条 に よ る と き は 、 委 託 者 の 負 担 と す る 。 (周辺対策) 第42条 受 託 者 は 、特 記 仕 様 書 第 2条 に 定 め る 業 務 の 対 象 施 設 に お け る 周 辺 住 民からの苦情等に対し、誠意をもって応対するとともに、速やかにその内容 を委託者に報告し、対応策を委託者と協議しなければならない。 (一般的損害) 第43条 こ の 約 款 及 び 契 約 図 書 に 定 め る 業 務 を 行 う に つ き 生 じ た 損 害 (次 条 第 1項 ,第 2項 若 し く は 第 3項 又 は 第 45条 第 1項 に 規 定 す る 損 害 を 除 く 。)に つ い て は 、受 託 者 が そ の 費 用 を 負 担 す る 。た だ し 、そ の 損 害 (発 注 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ り 付 さ れ た 保 険 に よ り て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。)の う ち 委 託 者 の 責 めに帰する事由により生じたものについては、委託者が負担する。 (第三者に及ぼした損害) 第44条 業 務 を 行 う に つ き 第 三 者 に 及 ぼ し た 損 害 (第 3項 に 規 定 す る 損 害 を 除 く 。)に つ い て 、当 該 第 三 者 に 対 し て 損 害 の 賠 償 を 行 わ な け れ ば な ら な い と き は、受託者がその賠償額を負担する。 - 18 - 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、同 項 の 規 定 す る 賠 償 額 (発 注 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ り 付 さ れ た 保 険 に よ り て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。)の う ち 、委 託 者 の 指 示 その他委託者の責めに帰すべき事由により生じたものについては、委託者が その賠償額を負担する。ただし、受託者が、委託者の指示その他委託者の責 めに帰すべき事由があることを知りながらこれを通知しなかったときは、こ の限りではない。 3 業務を行うにつき通常避けることができない騒音、振動等の理由により第 三 者 に 及 ぼ し た 損 害 (発 注 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ り 付 さ れ た 保 険 に よ り て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。)に つ い て 、当 該 第 三 者 に 損 害 の 賠 償 を 行 わ な け れ ば ならないときは、委託者がその賠償額を負担しなければならない。ただし、 業務を行うにつき受託者が善良な管理者の注意義務を怠ったことにより生じ たものについては、受託者が負担する。 4 前 3項 の 場 合 ほ か 、業 務 を 行 う に つ き 第 三 者 と の 間 に 紛 争 を 生 じ た 場 合 に お いては、委託者と受託者が協力してその処理解決に当たるものとする。 (不可抗力による損害) 第45条 天 災 等 (発 注 図 書 で 基 準 を 定 め た も の に あ っ て は 、当 該 基 準 を 超 え る も の に 限 る 。 )で 委 託 者 、 受 託 者 双 方 の 責 め に 帰 す こ と が で き な い も の (以 下 「 不 可 抗 力 」と い う 。)に よ り 、業 務 の 出 来 形 部 分 、仮 設 物 又 は 作 業 現 場 に 搬 入済みの機械器具その他物品、資材に損害を生じたときは、受託者は、その 事実の発生後直ちにその状況を委託者に通知しなければならない。 2 委託者は、前項の規定による通知を受けたときは、直ちに調査を行い、前 項 の 損 害 (受 託 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 怠 っ た こ と に 基 づ く も の 及 び 契約図書に定めるところにより付された保険によりてん補された部分を除く。 以 下 本 条 に お い て 同 じ 。)の 状 況 を 確 認 し 、そ の 結 果 を 受 託 者 に 通 知 し な け れ ばならない。 3 受託者は、前項の規定により損害の状況が確認されたときは、損害による 費用の負担を委託者に請求することができる。 4 委託者は、前項の規定により受託者から損害による費用の負担の請求があ っ た と き は 、当 該 損 害 の 額 (業 務 の 出 来 形 部 分 ,仮 設 物 又 は 作 業 現 場 に 搬 入 済 みの機械器具その他物品、資材であって立ち会いその他、受託者の業務に関 す る 記 録 等 に よ り 確 認 す る こ と が で き る も の に 係 る 額 に 限 る 。)及 び 当 該 損 害 の 取 片 付 け に 要 す る 費 用 の 額 の 合 計 額 (以 下「 損 害 合 計 額 」と い う 。)の う ち 、 当 該 年 度 に お け る 業 務 委 託 料 の 「 100分 の 1」 を 超 え る 額 を 負 担 し な け れ ば な らない。 - 19 - 5 損害の額は、次に掲げる損害につき、それぞれ当該各号に定めるところに より算定する。 一 業務の出来形部分に関する損害 損害を受けた出来形部分に相応する額とし、残存価値がある場合にはそ の評価額を差し引いた額とする。 二 業務材料に関する損害 損 害 を 受 け た 業 務 材 料 に 相 応 す る 額 と し 、残 存 価 値 が あ る 場 合 に は そ の 評価額を差し引いた額とする。 三 仮 設 物 又 は 機 械 器 具 そ の 他 物 品 、資 材 に 関 す る 損 害 を 受 け た 仮 設 物 又 は 機 械 器 具 そ の 他 物 品 、資 材 で 通 常 妥 当 と 認 め ら れ る も の に つ い て 、当 該 業 務で償却することとしている償却費の額から損害を受けた時点における 相 応 す る 償 却 費 の 額 を 差 し 引 い た 額 と す る 。た だ し 、修 繕 に よ り そ の 機 能 を 回 復 す る こ と が で き 、か つ 、修 繕 費 の 額 が 上 記 の 額 よ り 少 額 で あ る も の については、その修繕費の額とする。 6 数 次 に わ た る 不 可 抗 力 に よ り 損 害 合 計 額 が 累 積 し た 場 合 に お け る 第 2次 以 降 の 不 可 抗 力 に よ る 損 害 合 計 額 の 負 担 に つ い て は 、 第 4項 中 「 当 該 損 害 の 額 」 と あ る の は「 損 害 の 額 の 累 計 」と 、「 当 該 損 害 の 取 片 付 け に 要 す る 費 用 の 額 」 と あ る の は「 損 害 の 取 片 付 け に 要 す る 費 用 の 額 の 累 計 」と 、「 当 該 年 度 に お け る 業 務 委 託 料 の 「 100分 の 1」 を 超 え る 額 」 と あ る の は 「 当 該 年 度 に お け る 業 務 委 託 料 の 「 100分 の 1」 を 超 え る 額 か ら 既 に 負 担 し た 額 を 差 し 引 い た 額 」 として同項を適用する。 7 天災その他の不可抗力によって生じた損害の取片付けに要する費用に関 しては、委託者と受託者との協議で定める。 (臨機の措置) 第46条 受託者は、災害防止等のため必要があるとき認めるときは、臨機の 措置をとらなければならない。この場合において、必要があると認めるとき は 、受 託 者 は 、あ ら か じ め 、委 託 者 の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。た だ し 、 緊急やむを得ない事情があるときは、この限りではない。 2 前項の場合において、受託者は、その措置の内容を委託者に直ちに通知し なければならない。 3 委 託 者 は 、災 害 防 止 そ の 他 業 務 を 行 う 上 で 特 に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 受託者に対して臨機の措置をとることを請求することができる。 4 受 託 者 が 第 1項 又 は 前 項 の 規 定 に よ り 臨 機 の 措 置 を と っ た 場 合 に お い て 、当 該措置に要した費用のうち、受託者が業務委託料の範囲において負担するこ - 20 - とが適当でないと認められる部分については、委託者がこれを負担する。 (不履行による損害等) 第47条 委託者は、次の各号のいずれかに該当する損害が生じた場合は、受 託者に対して損害に係る費用を請求することができる。 一 業務履行計画に基づく履行の不履行、履行違反により生じた損害 二 受託者が委託者の業務指示に従わなかったことにより生じた損害 三 受託者の責に帰する事由により生じた設備復旧、処理回復等に係る損害 四 受託者の業務運営上の違法行為により生じた損害 五 その他この契約に定める不履行により生じた損害 2 前項の損害の額は、当該損害の額とする。 3 委 託 者 は 、第 1項 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 損 害 が 生 じ た 場 合 は 、損 害 に 対 す る 賠 償 を 受 託 者 に 請 求 す る こ と が で き る 。こ の 賠 償 額 は 、第 1項 各 号 の い ず れ か に つ い て 、 当 該 年 度 に お け る 業 務 委 託 料 (別 記 1)に 年 2.9パ ー セ ン ト の 割 合を乗じた額とする。 4 受託者は、次の各号のいずれかに該当する損害が生じた場合は、委託者に 対して損害に係る費用を請求することができる。 一 委託者が達成すべき設備機器の機能を確保できないことにより生じた損 害 二 委託者の業務指示が不適切であったことにより生じた損害 三 委託者の責に帰する事由により生じた設備復旧、処理回復等に係る損害 四 委託者の違法行為により生じた損害 五 その他この契約に定める不履行により生じた損害 5 前項の損害の額は、当該損害の額とする。 6 受 託 者 は 、 第 4項 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 損 害 が 生 じ た 場 合 は 、 損 害 に 対 す る 賠 償 を 委 託 者 に 請 求 す る こ と が で き る 。 こ の 賠 償 額 は 、 第 4項 各 号 の い ず れ か に つ い て 、 当 該 年 度 に お け る 業 務 委 託 料 (別 記 1)に 年 2.9パ ー セ ン ト の割合で計算した額とする。 (履行遅滞の場合における損害金等) 第48条 受託者の責めに帰すべき事由により委託期間内に業務を完了するこ とができない場合においては、委託者は、損害金の支払いを受託者に請求す ることができる。 2 前項の損害金の額は、当該年度における業務委託料から業務の完了部分を 控 除 し た 額 に つ き 、遅 延 日 数 に 応 じ 、年 2.9パ ー セ ン ト の 割 合 で 計 算 し た 額 と - 21 - する。 3 委 託 者 の 責 に 帰 す べ き 事 由 に よ り 、第 31条 第 2項 の 規 定 に よ る 業 務 委 託 料 の 支払いが遅れた場合においては、受託者は、未受領金額につき、遅延日数に 応 じ 、年 2.9パ ー セ ン ト の 割 合 で 計 算 し た 額 の 遅 延 利 息 の 支 払 い を 委 託 者 に 請 求することができる。 (業務委託料の変更に代える契約図書の変更) 第49条 委託者は、業務委託料を増額すべき場合又は費用を負担すべき場合 において、特別の理由があるときは、業務委託料の増額又は負担額の全部又 は一部に代えて契約図書を変更することができる。この場合において、契約 図書の変更内容は、委託者と受託者との間で協議して定める。ただし、協議 開 始 の 日 か ら 14日 以 内 に 協 議 が 整 わ な い 場 合 に は 、 委 託 者 が 定 め 、 受 託 者 に 通知する。 2 前項の協議開始の日については、委託者が受託者の意見を聴いて定め、受 託者に通知しなければならない。ただし、委託者が前項の業務委託料を増額 す べ き 事 由 又 は 費 用 を 負 担 す べ き 事 由 が 生 じ た 日 か ら 7日 以 内 に 協 議 開 始 の 日を通知しない場合には、受託者は、協議開始の日を定め、委託者に通知す ることができる。 (契約終了時の措置) 第50条 委託者は、この契約が期間満了により終了する場合、又は業務期間 に お い て 解 除 さ れ る 場 合 、 受 託 者 の 立 会 い の も と で 一 般 仕 様 書 第 56条 及 び 57 条に定めるところにより業務の対象施設等の機能確認を行う。 2 委託者は、前項の機能確認の結果、業務の対象施設等が、受託者の責めに 帰すべき事由により機能及び性能を維持することができないと判断した場合 は、受託者に対して必要な措置を受託者の負担において行うことを請求する ことができるものとする。この場合において、委託者は施設機能の確認が終 了 し た 日 か ら 14日 以 内 に 請 求 す る も の と す る 。 3 受託者は、契約の期間満了日又は契約の期間満了日前に契約が解除された 場 合 は 、そ の 解 除 日 よ り 14日 以 内 に 、特 記 仕 様 書 第 2条 に 定 め る 業 務 の 対 象 施 設内にある受託者の所有物を撤去しなければならない。 4 前項の期間内に受託者が所有物を撤去しない場合は、同期間の経過をもっ て受託者はその所有権を放棄し、委託者が当該所有物を処分することに受託 者は同意する。ただし、処分に要する費用は受託者の負担とする。 - 22 - (賠償金等の徴収) 第51条 受託者がこの契約に基づく賠償金,損害金又は違約金を委託者の指 定する期間内に支払わないときは、委託者は、その支払わない額に委託者の 指 定 す る 期 間 を 経 過 し た 日 か ら 業 務 委 託 料 支 払 い の 日 ま で 年 2.9 パ ー セ ン ト の割合で計算した利息を付した額と、委託者が支払うべき業務委託料とを相 殺し、なお、不足があるときは追徴する。 2 前 項 の 追 徴 を す る 場 合 に は 、 委 託 者 は 、 受 託 者 か ら 遅 延 日 数 に つ き 年 2.9 パーセントの割合で計算した額の延滞金を徴収する。 (紛争の解決) 第52条 この約款の各条項において、委託者と受託者との間で協議して定め るものにつき協議が整わなかったときに、委託者が定めたものに受託者の不 服がある場合、その他契約に関して委託者と受託者の間に紛争を生じた場合 には、委託者及び受託者は、調停人のあっせん又は調停によりその解決を図 る。この場合において、紛争の処理に要する費用については、委託者と受託 者との協議で特別の定めをしたものを除き、委託者、受託者それぞれが負担 する。 2 前項の規定にかかわらず、総括責任者の業務の実施に関する紛争、受託者 の使用人又は受託者から業務を委任され、又は請け負った者の業務の実施に 関 す る 紛 争 及 び 監 督 員 の 職 務 の 執 行 に 関 す る 紛 争 に つ い て は 、第 16条 第 2項 の 規 定 に よ り 受 託 者 が 決 定 し た 後 若 し く は 同 条 第 4項 の 規 定 に よ り 委 託 者 が 決 定 を 行 っ た 後 又 は 委 託 者 若 し く は 受 託 者 が 決 定 を 行 わ ず に 同 条 第 2項 若 し く は 第 4項 の 期 間 が 経 過 し た 後 で な け れ ば 、 委 託 者 及 び 受 託 者 は 、 第 1項 の あ っ せん又は調停の手続きを請求することができない。 3 第 1項 の 規 定 に か か わ ら ず 、委 託 者 又 は 受 託 者 は 、必 要 が あ る と 認 め る と き は、同項に規定する手続き前又は手続き中であっても同項の委託者と受託者 と の 間 の 紛 争 に つ い て 民 事 訴 訟 法 ( 明 治 23年 法 律 第 29号 ) に 基 づ く 訴 え の 提 起 又 は 民 事 調 停 法( 昭 和 26年 法 律 第 222号 )に 基 づ く 調 停 の 申 し 立 て を 行 う こ とができる。 (保険) 第53条 受 託 者 は 、業 務 を 開 始 す る 前 日 ま で に 、別 記 3に 定 め る 保 険 に 加 入 し なければならない。また、加入した保険の証明書又は証書の写し等を速やか に委託者に提出しなければならない。 - 23 - (秘密保持) 第54条 受託者は、この契約の履行に関して知り得た秘密をこの契約の履行 目的以外のために第三者に漏らしてはならない。この契約が終了した後にお いても、また、同様とする。 (管轄裁判所) 第55条 この契約に係る訴訟の提起又は調停の申立てについては、委託者の 所在地を管轄する裁判所をもって合意による専属的管轄裁判所とする。 (特約事項) 第56条 こ の 契 約 は 、 地 方 自 治 法 (昭 和 22年 法 律 第 67号 )第 234条 の 3の 規 定 に よる長期継続契約である。この契約の締結日の属する年度の翌年度以降にお い て 、当 該 契 約 に 係 る 委 託 者 の 歳 出 予 算 に お い て 減 額 又 は 削 除 が あ っ た 場 合 、 委託者は、この契約を変更し、又は解除することができる。 2 前項の規定によりこの契約が変更し、又は解除された場合において、受託 者 に 損 害 が 生 じ た と き は 、委 託 者 は 、受 託 者 に 対 し て 損 害 賠 償 の 責 め を 負 う 。 この場合における損害額は、委託者と受託者との協議で定めるものとする。 (雑則) 第57条 この契約に定めのない事項及び本契約内容の解釈に関し疑義が生じ た事項については、委託者と受託者との協議の上、定めるものとする。 - 24 - 別記1 業務委託料の支払い方法 平 成 27年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 27年 8月 27年 9月 委託料支払額(円) 27年 10月 27年 11月 27年 12月 28年 1月 28年 2月 28年 3月 計 平 成 28年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 28年 4月 28年 5月 28年 6月 28年 7月 28年 8月 28年 9月 委託料支払額(円) 28年 10月 28年 11月 28年 12月 29年 1月 29年 2月 29年 3月 計 - 25 - 平 成 29年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 29年 4月 29年 5月 29年 6月 29年 7月 29年 8月 29年 9月 委託料支払額(円) 29年 10月 29年 11月 29年 12月 30年 1月 30年 2月 30年 3月 計 平 成 30年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 30年 4月 30年 5月 30年 6月 30年 7月 30年 8月 30年 9月 委託料支払額(円) 30年 10月 30年 11月 30年 12月 31年 1月 31年 2月 31年 3月 計 - 26 - 平 成 31年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 31年 4月 31年 5月 31年 6月 31年 7月 31年 8月 31年 9月 委託料支払額(円) 31年 10月 31年 11月 31年 12月 32年 1月 32年 2月 32年 3月 計 平 成 32年 度 (消費税及び地方消費税額含む) 年 月 32年 4月 32年 5月 32年 6月 32年 7月 委託料支払額(円) 計 - 27 - 別記2 業務委託料の変更 委 託 者 及 び 受 託 者 は 、以 下 の 場 合 に お い て 業 務 委 託 料 の 変 更 が で き る も のとする。 (1) 流 入 下 水 量 の 変 動 に よ る 変 更 各年度の実績流入下水量が特記仕様書に示す年間の流入下水量の予 定 数 量 に 対 し て 5パ ー セ ン ト を 超 え て 増 減 し た 場 合 は 、 表 1に 示 す 対 象 項 目において、当該年度業務委託料の額を変更することができるものとす る。 業務委託料の額の変更を行う場合は、対象項目ごとに以下に示す算出 方法で算定し、合算した年間合計額に消費税等を加えた額を、当該年度 の 3月 (平 成 32年 度 の み 7月 )分 の 業 務 委 託 料 に お い て 変 更 す る 。 当 該 年 度 の 対 象 項 目 の 調 整 額 = Σ (A×B×D) (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) A:当 該 対 象 項 目 毎 の 原 単 位 (円 /m 3 ) 当 該 年 度 の 対 象 項 目 毎 の 総 額 ÷特 記 仕 様 書 に 規 定 す る 当 該 年 度 の 想 定流入下水量 B:当 該 年 度 の 想 定 流 入 下 水 量 (m 3 ) C:当 該 年 度 の 総 流 入 下 水 量 (m 3 ) D:補 正 係 数 増額の場合 補 正 係 数 D=(C-B×1.05)÷B 減額の場合 補 正 係 数 D=(B×0.95-C)÷B 表1 調整額の対象項目 ① 電力 ② 消毒用次亜塩 ③ 高分子凝集剤 (2) 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に よ る 変 更 1) 電 力 価 格 の 変 動 委託者又は受託者は、受託者の調整契約した供給事業者の発電費用等 の 変 動 に よ る 単 価 (以 下 「燃 料 費 調 整 単 価 」と い う 。 )及 び 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー を 用 い た 発 電 の 買 取 制 度 に 伴 う 単 価 (以 下「 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 促 進 賦 課 金 」 )に 改 訂 が あ り 、 か つ 、 そ の 総 和 が 5パ ー セ ン ト を 超 え て 増 - 28 - 減した場合は、当該年度の電気料金の変動に係る業務委託料の額の変更 を請求することができる。 業務委託料の額の変更を行う場合は、以下に示す方法で算出し、当該 年 度 3月 (平 成 32年 度 の み 7月 )分 の 業 務 委 託 料 に お い て 調 整 す る 。 受 託 者 は 、需 給 契 約 の 締 結 に 先 立 ち 、委 託 者 の 承 諾 を 得 る こ と 。ま た 、 契約締結後、需給契約書の写し及び電気料金の構成、単価、燃料調整単 価及び再生可能エネルギー発電促進賦課金を明示した計算書を、速やか に提出するものとする。 また、受託者は燃料調整単価及び再生可能エネルギー発電促進賦課金 の改定があった場合には、当該単価等が明示された供給事業者の通知の 写しを提出しなければならない。 基 準 調 整 単 価 と は 、 平 成 27 年 1 月 に お け る 燃 料 調 整 単 価 と 再 生 可 能 エ ネルギー発電促進賦課金の総和をいう。また、電気料金の変動に係る業 務委託料の増減額は、調整額の年間合計に消費税を加えた額とする。 当該年度の燃料費調整単価及び再生可能エネルギー発電促進賦課金 の調整額 = (E-F×G)×H (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) E:当 該 月 燃 料 費 調 整 単 価 (円 )及 び 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 促 進 賦 課 金 の総和 F:基 準 調 整 単 価 (円 )= 2.24(円 )+ 0.75(円 )= 2.99(円 ) 平 成 27年 1月 燃 料 費 調 整 単 価 (1kWhに つ き ):2.24(円 ) 平 成 27年 1月 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 促 進 賦 課 金 (1kWhに つ き ):0.75(円 ) G:補 正 係 数 増額の場合 補 正 係 数 G=0.95 減額の場合 補 正 係 数 G=1.05 H:月 使 用 量 (東 京 電 力 株 式 会 社 に よ る 電 気 料 金 の 値 上 げ へ の 対 応 ) 東京電力株式会社により電力料金が値上げされた場合においても、受 託者は、需給契約の締結に先立ち、委託者の承諾を得ること。また、契 約締結後、需給契約書の写し及び電気料金の構成、単価、燃料調整単価 及び再生可能エネルギー発電促進賦課金を明示した計算書を、速やかに - 29 - 提出するものとする。 委託者の承諾後、受託者は、当該年度の電気料金の変動に係る業務委 託料の額の変更を請求することができる。 2) 賃 金 の 変 動 委 託 者 又 は 受 託 者 は 、 各 年 度 の 4月 の 賃 金 の 平 均 が 以 下 に 定 め る 基 準 賃 金 に 対 し て 5パ ー セ ン ト を 超 え て 増 減 し た 場 合 は 、超 え た 額 に 対 し て 当 該年度の業務委託料の額の変更を請求することができる。 業務委託料の額の変更を行う場合は、委託者と受託者が協議して調整 額 を 定 め 、 当 該 年 度 3月 (平 成 32年 度 の み 7月 )分 の 業 務 委 託 料 に お い て 調 整する。 賃金とは、静岡県公共工事設計労務単価表の電工労務単価をいう。 基 準 賃 金 は 、 平 成 26年 4月 の 単 価 と す る 。 (3) 一 般 仕 様 書 (要 求 水 準 書 ) に 示 す 放 流 水 質 等 の 基 準 及 び 脱 水 汚 泥 性 状 の基準を達成できない場合 以下に示す算定式に基づき業務委託料の額を減額する。 1) 法 定 基 準 、 遵 守 基 準 を 達 成 で き な い 場 合 減 額 ={月 間 業 務 委 託 料 }×{I÷J} (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) I:各 項 目 に お け る 法 定 基 準 、遵 守 基 準 の 達 成 で き な い 日 数 の 合 計 (日 ) 各 終 末 処 理 場 の 対 象 項 目 :12項 目 J:360(日 ) 12(各 終 末 処 理 場 の 対 象 項 目 )×30(日 )=360(日 ) 2) 提 案 目 標 値 達 成 率 (PI)を 満 足 で き な い 場 合 減 額 ={3月 (平 成 32年 度 の み 7月 )分 業 務 委 託 料 }×{(L- K)÷L} (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) K:各 項 目 に お け る 年 間 目 標 値 達 成 率 の 和 (%) 各 終 末 処 理 場 の 対 象 項 目 :10項 目 L: 一 般 仕 様 書 ( 要 求 水 準 書 ) に 定 め る 各 項 目 に お け る 提 案 目 標 値 達 成 率の和 な お 、(L- K)が 負 と な っ た 場 合 、本 算 定 式 は 適 用 せ ず 、減 額 し な い こ - 30 - ととする。 (4) 一 般 仕 様 書 (要 求 水 準 書 ) に 示 す 管 路 施 設 点 検 の 基 準 を 達 成 で き な い 場合 以下に示す算定式に基づき業務委託料の額を減額する。 1) 遵 守 目 標 値 達 成 率 を 満 足 で き な い 場 合 減 額 ={平 成 32年 度 7月 分 業 務 委 託 料 }×{(N- M)÷N} (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) M:各 施 設 優 先 度 に お け る 目 標 値 達 成 率 の 和 (%) N: 一 般 仕 様 書 ( 要 求 水 準 書 ) に 定 め る 各 施 設 優 先 度 に お け る 目 標 値 達 成率の和 分 類 Ⅰ + 分 類 Ⅱ + 分 類 Ⅲ + 分 類 Ⅳ = 167+ 100+ 50+ 25= 342 な お 、(N- M)が 負 と な っ た 場 合 、本 算 定 式 は 適 用 せ ず 、減 額 し な い こ ととする。 2) 提 案 目 標 値 達 成 率 (PI)を 満 足 で き な い 場 合 減 額 ={平 成 32年 度 7月 分 業 務 委 託 料 }×{(P- O)÷P} (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) 0:各 施 設 優 先 度 に お け る 目 標 値 達 成 率 の 和 (%) P: 一 般 仕 様 書 ( 要 求 水 準 書 ) に 定 め る 各 施 設 優 先 度 に お け る 提 案 目 標 値達成率の和 な お 、(P- O)が 負 と な っ た 場 合 、本 算 定 式 は 適 用 せ ず 、減 額 し な い こ ととする。 (5) 特 記 仕 様 書 に 示 す 修 繕 基 準 額 を 下 回 っ た 場 合 以下に示す算定式に基づき業務委託料の額を減額する。 減 額 =(Q- R) (算 定 額 は 10,000円 未 満 切 捨 て と す る 。 ) Q:特 記 仕 様 書 に 示 す 各 年 度 に お け る 修 繕 基 準 額 (円 ) R:各 年 度 に お け る 修 繕 額 (円 ) な お 、(Q- R)が 負 と な っ た 場 合 、本 算 定 式 は 適 用 せ ず 、減 額 し な い こ - 31 - ととする。 - 32 - 別記3 受託者の加入する保険 受 託 者 は 、自 ら の 負 担 で 、業 務 を 開 始 す る 前 日 ま で に 下 記 の 条 件 に よ る 賠 償 責 任 保 険 に 加 入 し 、業 務 期 間 中 に お い て 毎 年 度 更 新 し な け れ ば な ら な い。 (1) 請 負 作 業 の 遂 行 中 に 他 人 の 生 命 、 身 体 を 害 し 、 又 は 財 物 を 損 壊 し た こ とにより被保険者が負担する法律上の賠償責任を保証するもの。 (て ん 補 限 度 額 ) 対 人 :1億 円 以 上 /1名 1億 円 以 上 /1事 故 対 物 :1億 円 以 上 /1事 故 (免 責 金 額 ) 10万 円 /1事 故 (2) 被 保 険 者 被 保 険 者 が 行 っ た 業 務 上 の 不 注 意 に よ っ て 、施 設 、設 備 等 が 被 る 損 害 を保証するもの。 (て ん 補 限 度 額 ) 対 人 :1億 円 以 上 /1事 故 (免 責 金 額 ) 10万 円 /1事 故 市 は 、自 ら の 負 担 で 下 記 の 保 険 に 加 入 し て お り 、本 業 務 期 間 中 は こ れ を継続する。 ・ 建 物 総 合 損 害 共 済 (社 団 法 人 「全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 」) - 33 -
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