「相談支援記録システム賃貸借」(PDF:209KB)

「相談支援記録システム」
1.業務名
仕様書
長野県立総合リハビリテーションセンター
「相談支援記録システム」の賃借
長野県長野市下駒沢 618-1
2.設置場所
長野県立総合リハビリテーションセンター 生活支援課
3.業務の目的
長野県立総合リハビリテーションセンターにおいて、障害者総合支援法特
定相談支援業務の相談記録システムを賃借する。
4.概要
(1)賃借予定期間
平成 27 年4月1日から平成 32 年3月 31 日まで(5年間)の地方自治法(昭
和22年法
律第67号)第234条の3に規定する長期継続契約とする。
(2) 賃借するシステム、数量
相談記録システム 一式
(3)システム化の範囲
賃借するシステムは、特定相談支援業務全般を支援するものとし、下記機能
を有する株式会社共栄ブレーン「ノーマル相談記録システム Jr」のソフトと
する。
①共通
(ア)障害者指定相談(一般・計画)事業所専用ソフトであること。
(イ)利用者台帳、記録情報をワーカー同士でリアルタイムに共有できること。
(ウ)外部媒体にバックアップを5世代管理できること。
(エ)利用者検索においてカナ検索ができること
② 台帳
(ア)利用者基本情報の管理ができること。
(イ)利用者顔写真等の画像添付ができること。
(ウ)障害手帳情報、年金情報の管理ができること。
(エ)事業所利用経路、現況、職歴、生活歴、学歴などこれまでの履歴の管理
がおこなえること。
(オ)登録された基本情報からフェースシート及びアセスメント表が出力でき
ること。
(カ)PC 内に任意で作成した個別フォルダとリンクが貼れること。
(キ)利用者のメールアドレス管理が出来ること
(ク)利用者台帳の画面からメーラーを起動し、メールを送ることが出来るこ
と。
(ケ)利用者台帳よりラベルシールの作成ができること。
③相談記録
(ア)記録入力画面で相談の記録が入力できること。
(イ)相談記録内容の入力文字制限がないこと。
(ウ)行政の指定する集計項目を選択し、記録を入力することが出来ること。
(エ)行政の指定する集計項目毎の件数を、日別に表示することが出来ること。
(オ)相談項目、相談経路、相談者の各項目を選択し記録入力することにより
自動的に集計報告書に反映できること。
(カ)相談項目、相談者の項目を複数選択できること。
(キ)集計項目ごとにカウントするかしないか任意で設定できること。
(ク)事業所独自様式の日報に反映できること。
(ケ)複数台のPCで同時に記録作業ができること。
(コ)事業所未登録者の相談記録を管理することができること。
④サービス利用等計画書
(ア)厚生労働省から提示されている様式で作成できること。
(イ)計画書様式の変更があった場合には速やかに対応すること。
(ウ)地域独自の様式に対応すること。
⑤出力帳票・出力参照
(ア)各種報告書の件数に対する明細内訳を出力できること
(イ)報告書については行政の指定様式で出力できること。
(ウ)各種報告書を任意の期間指定で出力することができること。
(エ)指定様式の変更があった場合には速やかに対応をおこなうこと。
⑥動作環境
(ア) CPU・・・・・・・・・Pentium4-2.0GHz 以上(推奨)
(イ)MEM・・・・・・・・・1GB 以上(推奨)
(ウ)HDD・・・・・・・・・空き容量 1GB 以上(推奨)
(エ)ネットワーク・・・・・有線 LAN 接続(推奨)
(オ)OS・・・・・・・・・・WindowsVista-SP2 以上、Windows7-Pro(推
奨)
(カ)その他・・・・・・・・・5 台以上のネットワーク環境で使用する場合に
はサーバーまたは LAN-DISK の導入(推奨)
(キ)Office・・・・・・・・EXCEL インストール必須(報告書出力時に必
要)
(ク)データのバックアップが出来る事
(ケ)保守修理サービス(5年間訪問修理)の保守パックを付けること。
5.業務システムの機能詳細
5-1.セキュリティ機能
(1)職員 ID、職員パスワードでシステムが稼働すること。
5-2.帳票関係の検印欄の設定および帳票名
(1)帳票関連の検印については、帳票毎に検印欄数を任意に設定できること。
検印欄印字について全ページ印刷や先頭ページのみ印刷の設定ができること。
(2)帳票の名称について、施設独自の名称に変更設定が可能なこと。
5-3.CSV への出力
(1) 管理資料について、CSVへの出力ができ、2次加工が可能なこと。
5-4.業務関連機能
画面はマルチタスクで複数業務が併行して処理できること。
(最大 5 画面)
<総合支援相談支援業務>
(1) 相談業務スケジュール管理ができること。
(2) 相談予定者の一覧管理ができること。
(3) サービス受給者証期限及び番号の管理が可能なこと。
(4) 計画及びモニタリング実施時の請求者一覧管理とその出力印刷が可能なこ
と。
(5)
6.機能強化・法改正について
6-1.OS・Office 等
OS、Office、各種ソフトの修正モジュール、サービスパックの適応を行うこと。
6-2.業務システム
(1) 業務システムにおけるソフトウェアのバージョンアップ及び法改正等への
対応には、ソフトウェアの提供に加え、インストール・調整作業・職員へ
の操作教育も含み貸付人が実施するものとする。
(2) バージョンアップ内容は、システム業者側の機能追加に片寄らず、全国の
ユーザの意見・要望を的確に汲み上げた内容であること。
(3) 上記作業終了の際は、その実施内容などに関して作業報告書を提出するこ
と。
(4) 業務システムの運営に係わる政省令の改正などが施行された場合には、保
守費用内でシステムの改修及び調整作業、職員への操作教育を行い、当セ
ンターに最新の状態でのプログラムを提供するものとする。
(5) 但し、制度そのもの自体が大きく変更する法改正については、別途協議を
図るものとする。
7.保守及び運用支援について
(1) ソフトウェアの保守(業務システム)については問合せ対応の実施を行う
こと。
(2) 日常の運用支援・障害対策のため、問合せに迅速に対応できる体制を整え
ること。
(3) 障害が発生した場合、原因を特定(ソフト上あるいはハード上かの判定)
し、状況に応じた障害対策を講じること。
8.その他
(1) 業務システムにかかる一切の作業及び費用は、契約に含まれる。
(2) この仕様書に定めのない事項については、別途協議の上決定する。