仕様書(PDF:234.0KB)

観光PRキャラバン事業委託業務仕様書
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委託業務名
観光PRキャラバン事業委託業務
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委託業務期間
契約締結日から平成28年3月31日まで
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事業目的
本事業では、観光PRキャラバン隊を編成して、中京圏、首都圏、関西圏の大都市圏
を中心に観光展を実施し、旬のトピックスを捉えつつ本県の魅力を直接的に消費者へP
Rすることにより、新規顧客の獲得及びリピーターの獲得につなげ、本県への誘客の促
進、観光消費額の増大を図ることを目的とする。
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業務内容
本県の魅力を直接的に消費者へPRするため、以下の(1)~(2)の業務を実施
することとする。
なお、業務の実施にあたっては、本県と協議を行いながら進めること。
( 1) 観光キャラバン隊を編成した観光PR
① 事業目的である誘客の促進、観光消費額の増大を図るための戦略手法等を検討
し、その手法等に適した人員構成で観光キャラバン隊を編成し、観光展を実施
すること。
② 観光展の実施回数は、合計50回以上とする。中京圏を中心に観光展の実施に
よる観光PRのほか、首都圏、関西圏において各5回以上観光展を実施するこ
と。なお、観光展を実施するにあたり、繁忙期、宿泊閑散期(6月、12~2
月)、地域、場所、ターゲットとする年齢層などを考慮したうえで、消費者に
訴求力のある魅力的な観光PRをすること。
③ ②の実施にあたっては以下に留意すること。
ⅰ) 本県が実施する施策や事業と連携を図り、必要に応じて出展し、観光PRを
行うこと。
ⅱ) 出展場所等については、受託者において費用対効果等を考慮の上、提案、選
定し、それぞれの出展場所等に合ったPR手法を取り入れること。
ⅲ) 出展にあたり、県内各市町村や観光協会、観光関係者に観光展への参加、協
力を呼びかけ、参加する地域の魅力をより強くPRするとともに、誘客につ
なげること。
ⅳ) 上記、ⅲ)にあたり出展する県内各市町村や観光協会、観光関係者との連絡
調整、出展場所の管理者との交渉、連絡調整を行うこと。
【補足事項】
・1回の観光展は概ね1日~3日間程度とする。
・出展場所の使用料その他出展に関する経費負担が発生する場合は、受託事業
者において支払うこととする。
・装飾については、県が所有する物品を貸与する。
(別添物品リスト一覧のとお
り)
・装飾品及び配布用パンフ等の保管場所を確保すること。
・観光展等の出展場所及び出展時期については、県との協議により決定する。
(2)その他事業運営に係る事項
① 事業を行うにあたっては岐阜県との協議、参加市町村との連絡調整など迅速に
行うことができるよう体制を整えること。
② 経費の執行については費用対効果を十分考慮し行うこと。
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業務実施体制
(1)業務実施責任者
・本業務委託を指揮する業務実施責任者を配置すること。
・業務実施責任者は、企画立案、観光展の出展調整等のほか、キャラバン従事者を
十分指導して業務を実施させること。
・業務実施責任者は出展者、出展場所の管理者等との交渉、連絡調整を行うこと。
・業務実施責任者は、岐阜県との連絡を密に行い業務を進め、遅滞なく業務が遂行
できるよう人員、体制の確保を行うこと。
・観光展を安全に実施できるよう管理を行うこと。
・経費、事業内容など岐阜県から報告を求められた際には速やかに対応すること。
・業務実施責任者は、やむを得ない場合を除いて変更しないこと。
・受託者は、契約締結後速やかに、業務実施責任者の氏名等を県に通知すること
(2)キャラバン従事者
・観光展において来場者等に岐阜県観光のPRを行うこと。
・観光展を行う会場において什器設備の設営、撤去等を行うこと。
・業務実施責任者が行う企画立案、観光展の出展調整等の補助を行うこと。
・観光展において安全に実施できるよう配慮すること。
・キャラバン従事者は、原則2名以上とすること。
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業務実施状況の報告
受託者は、以下の(1)~(2)の内容を含む報告書を、7月、10月、1月の各月
20日までに報告すること。
(1)業務の途中経過及び実施した内容
(2)その他、業務の実施状況(観光展の実施報告書等)
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業務完了後の提出書類
受託者は、本業務完了後、平成28年3月31日までに以下の(1)~(2)の書類
を提出すること。
(1)以下①~②の内容を含む実績報告書
① 業務の実施期間及び内容
② その 他、 業務 の実 施状 況( 観光 展の 実施 報告 書等 )
(2)委託業務完了届
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支払条件等
(1)業務開始以降について、本業務に係る経費を支払うものとする。
(2)本業務の遂行上、必要がある場合には、受託者は概算払いを請求することができる。
(3)委託事業を実施する場合に使用する財産については原則としてリース対応とするこ
と。
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業務の適正な実施に関する事項
(1)関係法令の遵守
受託者は、労働基準法、労働関係調整法、最低賃金法、その他関係法令を遵守する
こと。
(2)業務の一括再委託の禁止
受託者は、受託業務が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせること
ができない。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と思われる業務については、県
と協議のうえ、業務の一部を委託することができる。
(3)守秘義務
受託者は、本業務の実施に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は自己の利益のた
めに利用することはできない。また、委託業務終了後も同様とする。
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不当介入における通報義務
(1)妨害又は不当要求に対する通報義務
受託者は、契約の履行に当たって、暴力団関係者等から事実関係及び社会通念等に
照らして合理的な理由が認められない不当若しくは違法な要求又は契約の適正な履行
を妨げる妨害を受けたときは、警察へ通報しなければならない。なお、通報がない場
合は入札参加資格を停止することがある。
(2)受託者は、暴力団等による不当介入を受けたことにより、履行期間内に業務を完了
することができないときは、県に履行期間の延長変更を請求することができる。
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その他
(1)本仕様書に明示なき事項、または業務上疑義が発生した場合は、両者協議により業
務を進めるものとする。
(2)契約締結後、速やかに業務実施に係る計画書(実施内容、スケジュール等を記載)
を提出し、県の承認を得ること。また、業務の実施にあたっては、県と十分協議した
上で行うこととする。