平成26年11月号 (PDF 609.7KB)

浦安市「絆」NEVER GIVE UP!!
平成 26 年 11 月発行
浦安市青少年センター 浦安市猫実1-2-3 ℡:047-351-1111(内線 1192)
秋も深まり、文化活動やスポーツのイベントなどが開催されています。同時に日没もだいぶ早まり、青
少年センターでは学校帰りの子どもたち、青少年たちにも早めの帰宅を呼びかけるなどの活動をすすめて
います。
市内小中学校では12月24日から冬休みが始まります。青少年の健全な育成を願う中、青少年を取
りまく社会問題として、危険ドラックの乱用があげられます。危険ドラッグを使用した者が自動車を運
転し、暴走させ、交通事故(死亡事故)を引き起こす事件なども全国各地で発生しており、若者にも「た
ばこより害が少ない」などといって乱用するケースが増えていることが心配されています。
厚生労働省と警察庁は、いわゆる「脱法ドラッグ」について、危険な薬物であることを明確にするため
新たな呼称として「危険ドラッグ」とすることを発表しました。
(7 月 22 日)
「合法」などと称し、多幸感や快感を高めたり、幻覚作用等を有するものとして販売されている製品の
ことをいいます。また、規制を逃れるため、本来の使用目的を隠し、お香、ハーブ、アロマ、バスソルト、
など様々な用途を装って販売されています。
・個人で使用する目的で持っていること ・購入したり、譲り受けること ・使用すること
などの行為が新たに規制の対象となり処罰(3年以下の懲役、300万円以下の罰金)されます。
~
「危険ドラッグ」
持たない!
買わない!
使わない!
~
市内小中学校から寄せられた情報です。日ごろからご家庭で危ない目に遭ったときの対処方法を繰り返
し話し合う等、お子さんに「自分の身は自分で守る」意識を持たせましょう。
種
別
日
時
場
所
20 日(月)
陰部露出
舞浜 3 丁目路上
7:10 頃
声かけ
概
要
被疑者の特徴
登校中の女子児童とすれちが 自転車
う際に陰部を同女子の面前で露 赤っぽい服
出したもの。
年配の男性
歩行中の女子中学生が、車に乗 白い乗用車に乗車
20 日(月) 美浜北小学校付 った男から「新浦安駅まで行きた あごひげの男性
17:30 頃
近路上
いから乗って案内して。」と声を
かけられたもの。
一声が
心のとびら 開くかぎ
東野小学校
長井 大河
(平成 25 年度浦安市青少年健全育成標語コンクール優秀賞作品より)
10月の補導活動
10月は日没の早まりとともに自転車の無灯火や、下校途中の青少年に声かけをすることが多くなり
ました。また、特別パトロールとして10月25日に1日補導員キャンペーンを行い、浦安市青少年補
導員をはじめ、市内小中学校PTAの方や市民の方も参加して、新浦安周辺、入船地区、美浜地区にお
ける補導活動で「愛のひと声」をかけていただきました。
パトロール状況(単位:回・人)
補導状況
回
数
従事
者数
中央パトロール
2
13
地区パトロール
15
105
特別パトロール
3
134
職員パトロール
7
14
たむろ
自転車
二人乗り
合計
27
266
その他
3
2
合計
3
2
区
分
学職
行為
小学生
男
女
(単位:人)
中学生
男
高校生
女
男
女
大学等
男
女
喫煙
4
2
6
2
3
9
6
3
6
1
10
5
11
16
学職不明
有職
男
男
女
計
1
1
1
7
6
13
5
11
16
1
16
6
22
3
29
23
52
2
2
女
合計
1
その他:車道での危険行為、自転車無灯火運転等
・中央パトロール:市内全域を4つの時間帯に区分しパトロールを実施。
・地区パトロール:中学校区ごとに、地域の実態に合わせて実施。
・特別パトロール:市の行事等に合わせて実施。
①市民まつりパトロール 10/18(土)19(日)
②1 日補導員キャンペーン 10/25(土)
・職員パトロール:不審者情報等にあわせ随時実施。
*****
青少年相談
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・・・・心も身体も大人へ
思春期の時期は、心も身体も大人ではないが全くの子どもでもない状態(思春期初期)から始まり、
次いで大人と子どもが入り交じりせめぎあい状態(思春期中期)、そして最後には心も身体も大人である
ことを確かなものとしていく状態(思春期後期)の3つの段階に分けることができます。
※「思春期の子どもと向き合うために(文部科学省編集)」
○ 心も身体も大人ではないけれど、全くの子どもでもない。
○
言うことを聞かないのは、子どもの自立が始まった証拠。
○
この時期は、友達の影響を受けやすい。
※文部科学省発行 「家庭教育手帳」より
思春期の子どもは、これまでの親の庇護の元から自立への準備段階に入ります。
子どもの突然の変化に子どもも親も戸惑いますが、それは子どもが新しい自分に出会うための「成長のプ
ロセス」と捉えてください。
母親は、子どもとの密着した関係を断ち切り、知らない世界を持つことを認め、父親は、信頼できる関係
を築き、社会に出ていくことを後押する、というように両親が協力して対応することが必要になります。
子どもが幼い自分に別れを告げ、不安や葛藤を乗り越え一歩大人に近づくためのお手伝いができたらと思
っています。どうぞお気軽にご相談ください。
相談専用電話
047-351-1152(直通)
月~金 10:00~16:00
(祝日:12/ 27~1/4を除く)
面談にも応じます(予約制)