青森市のまちづくり 青森市のまちづくり 青 青 森 森 市 市 1 ①青森市の過去30年間の社会変化 320,000 ○人口増と核家族化 150,000 140,000 300,000 ○人口のドーナツ化 130,000 120,000 280,000 110,000 260,000 100,000 90,000 240,000 80,000 70,000 220,000 60,000 200,000 1970 240,063 人口 世帯数 64,122 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 264,222 76,773 287,594 89,448 294,045 93,339 287,808 96,060 294,167 104,783 297,859 112,487 311,508 118,361 ○高度経済成長 ・年間商品販売額の増大 百万円 1,600,000 1,400,000 1,200,000 50,000 ○モータリゼーションの進展 180,000 台 台 1.80 160,000 1.60 140,000 1.40 120,000 1.20 1,000,000 100,000 1.00 800,000 80,000 0.80 60,000 0.60 40,000 0.40 20,000 0.20 0 0.00 600,000 400,000 200,000 0 1970 1975 1980 1985 1991 1997 209,986 569,523 956,455 1,215,002 1,293,932 1,337,201 年間商品販売額 1.00 2.71 4.55 5.79 6.16 6.37 伸び率 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 22,860 57,185 82,784 103,188 127,022 154,700171,675 自動車保有台数 1.00 2.50 3.62 4.51 5.56 6.77 7.51 伸び率 0.74 0.93 1.11 1.32 1.48 1.53 1世帯当り所有台数 0.36 2 ② 社会変化に対応したこれまでのまちづくり ○人口増・核家族化 ⇒住宅地の開発 ○高度経済成長 ⇒土地神話(開発=経済成長) ○モータリゼーションの進展 ⇒車社会に対応した都市施設の整備 開発主導型 市街地の拡大 市街化 区域 の 拡大の変遷 当初 決定 昭和 4 6 年 1 2 月 1 8 日 3 ,7 6 0 ha 第 一 回 見直 し 昭和 5 2 年 1 2 月 2 7 日 4 ,3 2 1 ha 5 6 1 ha 第 二回 見直 し 昭和 5 9 年 2 月 2 8 日 4 ,4 0 0 ha 7 9 ha 第三回 見直 し 平成 3 年 1 1 月 2 9 日 4 ,5 2 8 ha 1 2 8 ha ( 随時 編入 ) 平成 6 年 9 月 1 6 日 4 ,5 7 9 ha 5 1 ha ( 随時 編入 ) 平成 7 年 8 月 4 日 4 ,6 9 5 ha 1 1 6 ha ( 随時 編入 ) 平成 8 年 4 月 1 5 日 4 ,7 0 4 ha 9 ha 第 四回 見直 し 平成 9 年 9 月 1 2 日 4 ,7 2 4 ha 2 0 ha ( 随時 編入 ) 平成 1 1 年 5 月 2 6 日 4 ,9 1 3 ha 1 8 9 ha ( 随時 編入 ) 平成 1 4 年 2 月 8 日 4 ,9 4 0 ha 2 7 ha ( 随時 編入 ) 平成 1 5 年 4 月 2 3 日 4 ,9 9 1 ha 5 1 ha 3 ③ 青森市のまちづくりの5大課題 320,000 ①人口減と超高齢化社会へ の突入 人 % 35 310,000 30 300,000 25 290,000 20 (資料:国勢調査 280,000 2015年と2030年は 270,000 国立社会保障・人口問題研究所資料)260,000 15 10 5 250,000 1990 2000 2005 2015 0 2030 287,808 297,859 311,508 300,321 281,275 人口 11.2 17.0 20.4 25.3 30.2 高齢化率 ②行財政コストの増大 ・人口減少と市街地の拡大に伴う 市民負担の増加 (除雪費・社会保障費等) 9,000 2015年と 2030年は共 に2005年と 同等の経費 が必要と なった場合 円 900 ㎝ 8,000 800 7,000 700 6,000 600 5,000 500 4,000 400 3,000 300 2,000 200 1,000 100 0 1970 1975 1980 1986 1995 1999 2005 2015 2030 0 人口1人当り除排雪費 929 1,824 4,621 2,506 5,130 4,109 7,480 7,758 8,284 770 748 813 811 766 763 797 797 797 累計積雪量 4 ④ 青森市のまちづくりの5大課題 図− 中心市街地代表公示地価の推移 ③経済の低迷 表- 中心市街地の代表公示地価の推移 単位:千円/㎡ S55 H2 H12 H17 H18 青森市 630 1,120 630 279 238 盛岡市 707 1,300 945 559 525 秋田市 614 1,360 1,070 367 303 山形市 403 815 627 273 253 福島市 656 2,130 760 293 273 仙台市 1,350 11,300 2,690 1,710 1,780 下段:伸び 1.00 8.37 1.99 1.27 1.32 3 .5 0 ・中心市街地の空洞化 ・年間商品販売額の低迷 ・地価公示価格の下落 3 .0 0 2 .5 0 2 .0 0 1 .5 0 1 .0 0 0 .5 0 0 .0 0 1,350,000 青森市 盛岡市 秋田市 山形市 福島市 1,300,000 1,250,000 S 55 H2 H12 H17 H18 1 .0 0 1 .0 0 1 .0 0 1 .0 0 1 .0 0 1 .7 8 1 .8 4 2 .2 1 2 .0 2 3 .2 5 1 .0 0 1 .3 4 1 .7 4 1 .5 6 1 .1 6 0 .4 4 0 .7 9 0 .6 0 0 .6 8 0 .4 5 0 .3 8 0 .7 4 0 .4 9 0 .6 3 0 .4 2 資 料 :国 土 交 通 省 地 価 公 示 1,200,000 1,150,000 H3 年間商品販売額 1,293,932 H9 H14 H16 1,337,201 1,244,798 1,215,058 公共施設等(総合病院や 図書館等)の郊外移転 5 ⑤ 青森市のまちづくりの5大課題 ④新幹線開業対策 ・2010年開業までの都市整備 ・青い森鉄道及び路線バス等の公共交通体系の再編 北海道方面への連絡強化 【現青森駅周辺地区】 活気と賑わいの都心 (中心市街地活性化) 弘前・浪岡方面への 連絡強化 新青森駅 約4km 矢田前駅 中心市街地 津軽新城駅 【新青森駅周辺地区】 快適都市へのゲートウェイ (石江土地区画整理事業) 青森駅 JRから三セク青い森鉄道へ 青 森 駅 ∼ 新 青森駅間 の連絡強化 【青森操車場跡地】 緑のオープンスペース 新駅整備 構想 小柳駅 東青森駅 新駅(筒井地区) 東北新幹線 (建設中) 6 ⑥ 青森市のまちづくりの5大課題 ⑤自然環境の保全 ・豊かな自然景観と環境保全 ・無秩序な郊外開発への対応 7 ⑦ ◆いま、青森市が進めているまちづくり 5大課題 ●人口減少・高齢化社会 まちづくりの理念 5大方策 ●歩いて暮らせる まちづくりの推進 ●経済の低迷 (中心市街地空洞化) ●行財政コストの増加 ●中心市街地活性化 COMPACT-CITY コンパクト・シティ ●既存ストックの 有効活用 ●新幹線関連事業の促進 ●新幹線開業対策 (都市整備及び公共交通 (公共交通の活性化) ●自然環境の保全 の再編) まちづくりの力を まち中に向けるこ とが必要! ●開発抑制・自然環境と の共生 8 ⑧ 青森都市計画マスタープラン (土地利用の方針) ∼都市づくりの理念∼ コンパクト・シティの形成 コンパクト・シティの形成 中心市街地の活性化と郊外開発の抑制 中心市街地の活性化と郊外開発の抑制 • 市街地の拡大に伴う新たな行財政需要を抑制 • 既存のストックを有効活用した効率的で効果的 な都市整備 • 市街地の周辺に広がる自然・農業環境との調和 9 ⑨ 都市構造の基本的考え方 都市づくり理念 「コンパクト・シティ」を具体化 都市づくりの方向を市街地の 内側に向ける、機能的で効率的 な都市構造 都市を3つに区分し、地区の 特性に応じた都市整備推進 2,000ha インナー(Inner-City) 3,000ha 開発の限界線 64,000ha ミッド (Mid - City) アウター(Outer-City) 10 ⑩ 都市構造の基本的考え方 インナー(Inner-City) ・昭和45年頃に既成市街地となっていた、まちなみの老朽化が進む密 集市街地や中心市街地を含むエリアで、都市整備を重点的に行い市 街地の再構築などを進めようというエリア ミッド (Mid - City) ・インナーとアウターの間のエリアで、多くが低層の住宅地となって おり、一部を今後の宅地需要などに応じて良質な宅地の供給を行う ストックエリアとし、計画的な土地利用の誘導を行い、無秩序な郊 外の開発を抑制していこうとするエリア アウター(Outer-City) ・外環状線(一般国道7号青森環状道路)から外側の地域で、都市化を 抑制し、自然環境、営農環境の保全に努め、青い点線から外の開発 は原則として認めないエリア 11 ⑪ 中心市街地活性化 歩いて暮らすことができる質の高い生活空間の創造 中心市街地基本計画が内閣総理大臣の第1号認定を受ける 新中央埠頭 八甲田丸 ふるさとミュージアムゾーン アスパム 青い海公園 (ラッセランド) パサージュ広場 文化観光交流施設 整備予定地 ミッドライフタワー 駅前 広場 アウガ ミッドライフ アウガ タワー 青森駅前 駅前公園 12 ⑫ 既存ストックの有効活用 (街なか住み替え支援事業) • まちなか居住の推進と既存郊外住宅団地の空洞化 (空き家)に対応した住み替えシステムの構築 • 高齢者世帯は街なかへ、子育て世帯は郊外へ • 世代間の住み替えを支援 郊外優良住宅の 高齢者世代の 街なか居住のすすめ ・雪片付けからの開放 ・歩いて暮らしやすい環境 公営住宅化 住み替え 子育て世代へ 中心市街地のマンション 安価な家賃での提供 郊外の戸建て住宅 13 ⑬ 自然環境に恵まれた 郊外市街地での行政サービス ○私たちの暮らしに必要なサービスを歩ける範囲 で享受できるまちづくりを推進しています。 各地域に立地する支所・市民センター 各地域に立地する主なスーパー 暮らしに必要なサービス 凡 例 :半径2㎞圏域(店舗1,000 ㎡超) :半径1㎞圏域(店舗1,000㎡未満) 買物 医療 福祉 住居 教育 文化 凡 例 :半径2㎞圏域 公共 行政 交通 14 ⑭ 新幹線関連事業の促進 西口駐車場 新青森駅舎 南北連絡通路 東口駅前広場 奥羽本線 南口駅前広場 (新青森駅周辺地区の整備イメージ) 青森駅方面 15 ⑮ 開発抑制・自然環境との共生 土地利用規制による 郊外開発の抑制 自然環境保全の取組 蓬田村 平内町 五所川原市 青森都市計画域:A=23,753ha ・市街化区域 :A= 4,991ha ・市街化調整区域:A=18,762ha 青森湾 ブナの植林 積雪・融雪処理槽 浪岡都市計画域 A=7,750ha :特別用途地区 七戸町 黒石市 十和田市 青森準都市計画区域 A≒83ha 青森市行政区域:A=82,457ha ・青森都市計画区域:A=23,753ha ・浪岡都市計画区域:A= 7,750ha ・都市計画区域外 :A=50,954ha 16
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