募集要項(PDF)

福祉ボランティアコーディネーション業務
委託事業者募集要項
平成27年2月
大
阪
市
福
祉
局
1
業務内容に関する事項
(1)事業の目的と概要
本市においては、少子高齢化の急速な進行や認知症高齢者の増加、社会的孤立や
生活困窮者の問題など、地域福祉課題が複雑化・多様化・深刻化するなか、福祉ボ
ランティアの担う役割については、ますます重要なものとなっている。
また、団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる「2025 年問題」や、3 人に一
人が高齢者となる 2035 年を目前として、大阪市において、確実に増大する可能性
がある地域福祉課題に的確に対応していくためには、福祉ボランティア活動を拡大
することが不可欠である。
勤労者や子育て世代、学生、団塊の世代、リタイア層等、これまでボランティア
活動に参加していなかった層への働きかけを行い、「新たな担い手」の発掘を行う
ことが喫緊の課題であることから、SNS、インターネットなどの多様なメディアを
活用した広報・啓発活動や、気軽にボランティア活動に参加できるしくみづくりを
行う必要がある。また、東日本大震災を契機として、災害時に現地で活動するボラ
ンティア活動の重要性が再認識されており、大災害が起こった際にも対応できるよ
う、平常時から災害ボランティアの育成・支援を行い、市内外のボランティア関係
機関との調整を行う拠点が必要とされている。
現在、ボランティア活動の圏域や分野が、ますます複雑多様化するなか、地域で
は対応困難なニーズや、生活圏域を超えて活動するボランティアの相談等にも応え
る必要があり、大災害発生時には、本市と市外との調整を行う窓口が必要不可欠で
あることから、市域における基幹的な拠点において、ボランティアコーディネーシ
ョン、福祉ボランティア活動を実施する。
広域的ネットワークを用いた需給調整及び広報・啓発業務を実施する当該事業と、
市・区域のボランティア・市民活動センター等が連携協力することにより、今後、
需要が拡大する福祉ボランティア活動を円滑に実施し、一層の市民参加と福祉ボラ
ンティア活動の拡大を促進することにより地域福祉の推進を図る。
(2)業務の範囲
ア 委託業務名称
福祉ボランティアコーディネーション業務
イ 委託期間
平成27年4月1日(水)∼平成30年3月31日(土)
ただし、平成28年度以降の予算が保証されているものではないので、平成2
8年度以降において所要の予算の当該金額について減額又は削減があった場合
は、本市は当該契約を解除することがあります。
ウ
最終報告書
年度終了後、事業実施にかかる収支の報告とともに、当該年度の事業内容及び
事業の成果を報告する書類を当該年度最終日に提出することとし、精算報告を当
該年度終了後 20 日以内に行ってください。実績報告書については原則公開して
ください。
エ 業務の再委託
受託事業者は、業務の全部を再委託することはできません。ただし、業務の一
部について再委託を行おうとする場合は、再委託先の行う業務内容、再委託先の
概要等について事前に書面にて報告し、本市の承諾が必要です。
(3)業務内容
① 福祉ボランティア活動の拡大に向けた支援
・福祉ボランティア活動にかかる市域を越えた需給調整業務
・企業に対するボランティアプログラムの提供
・ボランティア活動のリーダーの育成
・ICT 等を活用した、ボランティアに参加しやすい仕組みづくり
・災害時に活動するボランティアのための、備えや仕組みの構築
・災害発生時における、市域外のボランティア活動グループ等との連携協働の拠点
づくり
・NPO、企業ボランティア、大学ボランティアなど市域を越えた活動への支援
・市・区域のボランティア・市民活動センター等と連携し重層的なボランティア活
動支援を実施
②
福祉ボランティア活動拡大につながる広報・啓発
・インターネット等電子媒体を使用したボランティアコーディネーション
・NPO、企業ボランティア、大学ボランティア等への情報発信
・新たな担い手として若年層をはじめとする、様々な層を取り込むための研修プロ
グラムやイベント開催
2
契約条件等に関する事項
(1)委託料
本業務にかかる平成27年度委託金額は、金10,463,800円(非課税)
を限度とします。
平成28年度についても同規模の予算を予定しています。
ただし、平成28年度以降の予算が保証されているものではありません。
なお、事業運営にかかる会計(記録、帳票等の作成を含む)については、その他
の事業等(自主事業含む)にかかるものとを区別してください。
(2)委託料の支払い
人件費等運営に必要となる経費については、必要に応じて事前に支払い、それ以
外については業務完了報告書に基づいて支払いします。
(3)費用分担
受託事業者が業務を遂行するにあたり必要となる経費は、契約金額に含まれるも
のとし、市は、契約金額以外の費用を負担しません。
3
業者選定にあたっての手続き等に関する事項
(1)申請にかかる提出書類と申請手続き
ア
提出書類
①公募型プロポーザル参加申請書
1部
②業務概要(事業者の業務内容がわかるもの。パンフレット等)
③企画提案書
9部
9部(うち 1 部には押印必要)
④申請内容確認書(実印押印要)
1部
⑤印鑑証明書又は印鑑登録証明書(提出日前 3 ヶ月以内に発行:写し不可) 1 部
⑥使用印鑑届
1部
⑦最近 2 ヵ年分の税務署が発行する消費税及び地方消費税の納税証明書
1部
(税務署の様式その 3 又はその 3 の 3 様式)
(提出日前 3 ヵ月以内に発行されたもの:写し可)
⑧最近 2 ヵ年分の市町村民税並びに固定資産税の納税証明書
1部
(提出日前 3 ヵ月以内に発行:写し可)
ただし、営業が 2 年未満の者もしくは非課税で本証明書が 2 ヵ年分
提出できない場合は、その旨を記載した理由書を提出してください。
※
なお、平成 25・26 年度本市入札参加資格者名簿に記載されている者につい
ては、上記書類⑤⑥⑦⑧を省略できるものとします。
※
企画提案書については持参により提出後、電子メールでも提出してください。
提出先アドレス:mailto:[email protected]
イ
提出時期
平成27年3月3日(木)から平成27年3月10日(火)午後5時まで、持
参により提出してください。
(ただし、本市の休日及び午後 0 時 15 分から午後 1
時 00 分の間を除く。)提出にあたっては、事前に担当まで連絡してください。
ウ
提出場所
大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課
大阪市北区中之島1−3−20 大阪市役所2階北側
エ
申請書類の作成及び提出にかかる費用は、申請者の負担とします。
(2)参加資格要件
次の要件を満たしていること。
1. 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しな
いものであること。
2. 平成 25・26 年度本市入札参加有資格者名簿に登録している者については、
参加申請時において、大阪市競争参加停止措置要綱に基づく停止措置を受け
ていないこと。
3. 平成 25・26 年度本市入札参加資格者名簿に登録されていない者については、
この案件の公示日現在において、引き続き 2 年以上営業を行っており、かつ、
納税者義務者にあっては、最近 2 年間において消費税及び固定資産税を完納
していること。
4. 宗教活動や政治活動を主たる目的とした団体ではないこと。また、特定の公
職者または政党を推薦、支持、反対することを目的とした団体ではないこと。
5. 大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けていな
いこと及び同要綱別表に掲げるいずれの措置要件にも該当しないこと。
6. 次の各号に該当する者でないこと。
・ 禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わり又は執行を受けることがなく
なった日から 2 年を経過しない者
・ 公務員で懲戒免職の処分を受け、その処分の日から 2 年を経過しない者
7. その他、公共の福祉に反する活動をしていないこと。
8. 事業者が共同体を結成して申請する場合は、以下の要件をすべて満たしてい
るときに限り、可能とする。
・ 各事業者は、共同体の代表となる事業者(代表者)を決め、代表者が全体
の意思決定、管理運営等にすべての責任を持つこと。なお、代表者は、業務
の遂行に責任を持つことのできる事業とすること。
・ 参加申出以後、代表者及び共同体を構成する事業者(構成員)の変更は認
めない。
・ 構成員すべての事業者が上記1∼7の基準すべてを満たしていること。
・ 代表者とならない事業者にあっては、代表者に代表権を委任する旨が記載
されている委任状を提出すること。
・ 参加申出時に共同体の協定書の写しを併せて提出すること。なお、協定書
には、それぞれの事業者の役割分担及び活動割合が詳細かつ明確に記載され
ていること。
9.公募型プロポーザル説明会に参加すること。
(3)企画提案書の内容及び様式
ア 企画提案書類は、次のとおりとします。
① 事業の企画内容(様式1)
・本事業の目的及び業務内容の理解度
② 事業の実施体制(様式2)
・従事予定者の人数、資格及び経験等
③
具体的業務内容(様式3)
・「支援を求める」「活動に参加したい」相談への対応方法(需給調整)
・ICT 等を活用した、ボランティアに参加しやすい仕組みづくり。
・市ボランティア・市民活動センター、各区ボランティア・市民活動センター、
各区ボランティアビューロー等との連携方法
・福祉ボランティア活動の推進に向けた広報・啓発手段
・災害発生時における、市域外のボランティア活動グループ等との連携協働の
拠点づくり。
④ 過去 5 年間における類似業務の実績(様式4)
⑤ 所要経費の積算(様式5)
⑥ 提案のアピールポイント(様式6)
・貴事業者の強み、アピールポイント
(4)公募型プロポーザル説明会について
ア 開催日
平成27年2月19日(木)午前10時及び午後3時
※
午前・午後どちらか一方のみの参加となります。参加いただく時刻を電話
で連絡します。
イ
開催場所
大阪市役所地下1階第11共通会議室
ウ
参加申込方法
平成27年2月16日(月)午後5時までに「説明会参加申込書」を提出して
ください。(提出先は後に記載。メールまたはFAXでの送信も可、ただし、送
信した旨の確認電話をしてください。)
(5)質問事項について
質問がある場合は、「質問票」により平成27年2月16日(月)午後5時まで
に、提出してください。(提出先は後に記載。メールまたはFAXでの送信も可、
ただし、送信した旨の確認電話をしてください。
)
なお、受け付けた質問は、平成27年2月19日(木)の説明会で回答します。
(6)選考方法・審査基準
ア 選考方法
参加資格を満たす者から提出された企画提案書を福祉ボランティアコーディ
ネーション業務委託事業者選定会議において、次の審査基準に基づき公平かつ客
観的に評価し、最も優れた提案者を契約の相手方として決定します。
なお、提案に対する質疑及び補足説明を求めるため、プレゼンテーションして
いただきます。
イ 審査基準
※( )は配点
① 事業の企画内容(10 点)
・本事業の目的及び業務内容の理解度
② 事業の実施体制(10 点)
・事業を遂行できる実施体制
③
具体的業務内容(40 点)
・業務手法の的確性、期待性
④ 過去 5 年間における類似業務の実績(10 点)
・類似業務に関する専門性及び情報の蓄積度
⑤ 所要経費の積算(20 点)
・所要経費及び積算の妥当性
⑥ 提案のアピールポイント(10 点)
・業務手法の独創性や自主事業の取組み状況
合計 100 点満点
ウ プレゼンテーションについて
提案内容について、企画提案書を基にプレゼンテーションしていただき、その
実効性を選定会議委員が評価します。
※ プロジェクター等の機器類はございませんのでご了承ください。
① 開催日
平成27年3月13日(金)予定
② 開催場所
大阪市役所
エ 選定結果
結果については、提案者全員に書面で通知します。
(7)提出先・問合せ先
〒530-8201
大阪市北区中之島1−3−20 大阪市役所2階北側
大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課 佐ノ木、松木
TEL:06−6208−7958
FAX:06−6202−0990
E-mail:mailto:[email protected]