主要事業4別紙

地域医療介護総合確保基金を活用した在宅医療の充実のための事業概要(平成27年度予算案)
医療対策課
≪1.在宅医療の供給を拡充する人材の配置を推進≫
-在宅医療推進事業-
地区医師会に地区内で在宅医療を担う医療従事者を質量ともにふやすための
「在宅医療コーディネータ」を配置し、これまでの多職種連携の体制を活用
しながら、質の高い在宅医療の供給を拡充する
≪目的≫
訪問診療や看取りの実績がある診療所(強化型在宅療養支援診療所など)を地域で拡充
病院
②訪問診療に取組み
始める診療所
への支援
【参考】
事業主体
地区医師会
補助率
上限
10/10
Ⅰ コーディネータ人件費:補助上限6,000千円
Ⅱ コーディネータ活動費:補助上限1,050千円
Ⅲ 初期設備経費
:補助上限150千円(事業初年度のみ)
補助対象
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
① 在宅医療への参入促進
診療所
訪看
ST
診療所
訪看
ST
在宅医療コーディネータ
歯科
診療所
z
薬局
診療所
診療所
※コーディネータは府医師会による研修受講や情報交換会へ参加
≪2.病院と診療所間の情報連携を推進≫
コーディネータ人件費
コーディネータ活動に必要な経費
コーディネータの活動の開始に必要な初期設備経費
≪在宅医療コーディネータの業務:在宅医療の拡充≫
○地域の医療資源を継続的に把握
○患者の受診動向を把握
○個々の診療所が対応できる在宅医療の内容について、
必要な情報をピックアップして医療関係者へ情報提供
○地域の開業医に対して在宅医療の参入を勧誘し、
訪問診療に取組む医療機関に対しては、継続して取組めるよう手厚く情報提供
○在宅移行が困難な事例やその解決策を収集し、地元行政等へ情報提供
≪3.在宅医療に関わる多職種間の情報連携を推進≫
-在宅医療介護ICT連携事業-
-地域医療機関ICT連携整備事業-
在宅医療を行う診療所に医療情報の提供を行う医療機関(病院)に対し、
公開用サーバ等を設置するための経費を補助する
市町村または地区医師会に対し、在宅医療を行う多職種が情報共有を図る
システムの導入経費を補助する
在宅医療を行う
診療所
公開用サーバ等
の設置を補助
・入院中の治療履歴の提供
・検査入院の検査結果の提供
・退院時の病状や指導内容
在宅医療を行う
診療所など
病院
・在宅での治療状況の提供
・患者への診療日程の提供
市町村・地区医師会
訪看ST
病診連携の情報基盤整備
・日常生活上の
課題の提供
ヘルパー等
病診連携の情報基盤整備
≪都道府県の役割≫
多職種が情報共有を図るため
の情報共有システムの立ち上
げ支援
情報共有システム
の導入を補助
歯科診療所
薬局
≪市町村の役割≫
多職種の参画を促進するとと
もに府事業終了後は市町村が
実施または地区医師会へ補助
ケアマネ
地域包括支援センター
事業主体
医療機関(病院)
事業主体
市町村・地区医師会
補助率等
1/2
(補助上限20,000千円/個所 × 15か所)
補助率等
10/10 (ただし利用端末の購入・更新費については、補助率1/2)
補助上限(新規)1,242千円(Ⅰ918千円/年およびⅡ 27千円×事業実施月数)
×14 か所 ※平成26年度からの継続箇所(4か所)はⅡ 27千円×事業実施月数のみ
補助対象
Ⅰ
補助対象
Ⅰ
Ⅱ
地域の病診連携に必要な適正規模の情報共有システムを導入するた
めの経費
連携する各機関の既存システムを、Ⅰのシステムへ対応させるため
の改修経費
地域の多職種連携に必要な適正規模の情報共有システムを導入するための経費
情報共有システムのデータ入力利用端末の購入・更新費(モバイル端末を含む)
Ⅱ 情報共有システムの維持・管理費(サービス利用料等)
※補助期間は12か月を上限とする
介護保険法の地域支援
事業(在宅医療・介護
連携事業)での取組み
H26年11月10日
全国介護保険担当課長
会議資料より抜粋
○在宅医療と介護の連携推進
については、平成27年度以
降、介護保険法の地域支援
事業として全国的に取り組
むこととしており、市区町
村が実施する当該事業に必
要な経費 については、地
域支援事業交付金により措
置されることとなる。
(ア)地域の医療・介護サー
ビス資源の把握
(イ)在宅医療・介護連携の
課題の抽出と対応の協議
(ウ)在宅医療・介護連携
支援に関する相談の
受付等
(エ)在宅医療・介護サービ
ス等の情報の共有支援
(オ)在宅医療・介護関係者
の研修
(カ)24時間365日の在宅医
療・介護サービス提供体
制の構築
(キ)地域住民への普及啓発
(ク)二次医療圏内・関係市
区町村の連携
ただし、市区町村との役
割分担を明確にした上で、
都道府県が広域的又は補完
的に在宅医療と介護の連携
に関する事業を行う場合は、
平成27年度以降も地域医
療 介護総合確保基金を活
用し 差し支えない。
○なお、在宅医療の充実の
ための事業については、平
成27年度以降も引き続き、
地域医療介護総合確保基金
を活用して実施していくこ
とになる。
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