仕 様 書 1 事業名称 平成 27 年度地域福祉見守り活動事業 2 事業目的 少子高齢化や核家族化の進行、地域帰属意識の希薄化等が見られる中、中央区では、特に 65 才以上の高齢者世帯の独居率が高い状況にあり、地域主体のセーフティネットの構築が必要であ る。 各地域の中心となる人材が高齢者等が暮らす中で行政の窓口的役割として、行政の役割を補完しな がら、地域の中で多様な担い手をコーディネートし、多岐に渡る諸課題に対応する体制を整備する。 3 委託期間 平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日 4 業務内容 (1)活動範囲及びコーディネーター等の配置について 中央区内の 17 地域社会福祉協議会を単位として、地域福祉コーディネーター(以下「コーデ ィネーター」という。 )を各 1 名配置する。ただし、特に必要と認められる時は、本市と協議の 上、2つ以上の地域社会福祉協議会を担当することができる。 また、コーディネーターの管理監督者である専門指導員を別途 1 名配置する。 なお、事務処理を行う場所については、事前に本市と協議の上、決定すること。 (2)コーディネーターについて ア要件 福祉相談に適切に対応できる資質を備え、地域事情に精通した人材。 契約時点でおおむね 75 才以下の成年者とする。 民生委員・児童委員、主任児童委員でない者とする。 契約期間は、1 年を超えないものとし、再任は妨げない。 イ勤務時間 月 20 日間程度で月 90 時間を上限とする。 ウ業務内容 (ア)福祉相談を受ける。その内容によって関係機関へ連絡する。 (イ)65 才以上の高齢者、障がい者等の要援護世帯の実態把握をする。また、平成 27 年 4 月から福祉局が予定している「(仮称)地域における要援護者の見守りネットワーク強 化事業」により、新たな要援護者の情報提供があった場合も実態把握をする。それら の世帯に対し、必要に応じて訪問し、「状況記録表」(様式3)の作成と、日々の「地 域福祉コーディネーター活動日誌」 (様式2)を作成し、月ごとに「地域福祉コーディ ネーター活動月報」 (様式1)を作成する。また、地域生活支援事業における地域生活 支援ワーカーとも連携を図る。 (ウ) 地域社会福祉協議会、地域ネットワーク委員会等に対し、地域特性に応じた福祉課題 を提言する事により、地域主体のセーフティーネットの構築を図る。 (3)専門指導員について ア要件 コーディネーターを統括し、関係機関との連絡調整の役割を担ううえで、地域 福祉をはじめとする社会福祉全般に関して、高度な見識を有するとともに、管 理者としての任務遂行能力を有する人材。 契約時点で 75 才以下の成年者とする。 契約期間は、1 年を超えないものとし、再任は妨げない。 民生委員・児童委員、主任児童委員でない者とする。 イ勤務時間 週 1 日 4 時間/日を基本とする。 ウ業務内容 (ア)コーディネーターを管理監督するとともに、日常業務についての相談に応じる。 定期的な研修を実施し、コーディネーターのスキルアップを図る。 (イ)「地域福祉コーディネーター活動月報」(様式1)、「地域福祉コーディネーター活動日 誌」 (様式2) 、 「状況記録表」 (様式3)を点検する。 「業務報告書」 (様式4)を作成し、 「地域福祉コーディネーター活動月報」「地域福祉コーディネーター活動日誌」「状況記 録表」とともに、翌月 10 日までに本市に提出する。 (ウ)区役所をはじめ、関係機関と連絡調整を図り、本事業の円滑な執行に努める。 (4)報告書の作成 事業完了後に、年間の業務報告書を作成し、紙媒体で10部及び電子媒体 WORD・PDF 形式で CD-ROM に保存したもの1枚を提出する。 5 一括再委託の禁止について 1 平成 27 年度地域福祉見守り活動事業業務委託契約書第 16 条第1項に規定する「主たる部 分」とは、委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判 断等をいい、受注者はこれを再委託することはできない。 2 受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の再委 託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。 3 受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注 者の承諾を得なければならない。 なお、元請の契約金額が 1,000 万円を超え契約の一部を再委託しているものについては、 再委託相手先、再委託内容、再委託金額を公表する。 4 地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号の規定に基づき、契約の性質又は目的が競争 入札に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、発注者は、 前項に規定する承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の 3 分の 1 以内で申請 がなされた場合に限り、承諾を行うものとする。ただし、業務の性質上、これを超えるこ とがやむを得ないと発注者が認めたとき、又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で 受注者を選定したときは、この限りではない。 5 受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確に しておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなけれ ばならない。 なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく参加停止期間中の 者、又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であ ってはならない。 6 その他 (1)本事業は、本仕様書に沿って実施するものとし、記載なき事項又は内容に疑義が生じた ときは、その都度本市と協議し、これを処理するものとする。 (2)本事業で知り得た個人情報については、大阪市個人情報保護条例に基づき、適正に取り 扱うこと。 (3)本事業にかかる協議、打合せ等の必要経費、その他業務に要する経費はすべて受注者の 負担とする。 (4)「地域福祉コーディネーター活動月報」、「地域福祉コーディネーター活動日誌」、「状況記 録表」ならびに「業務報告書」は、大阪市における公文書として一定期間保存し、市民か らの要求があれば、大阪市情報公開条例に基づき公開の対象となることを留意のうえ作成 すること。 (様式1) 平成 年 月 日 中央区長様 名 称 住 所 コーディネーター氏名 印 地域福祉コーディネーター活動月報 【平成 活動日 平日活動日 日 休日活動日(土曜・日曜・祝日) 相談の対応 年 月間活動日数 月】 日 日 相談件数 訪問 件 来館 件 電話 件 生活上のこと 件 家族のこと 件 家族介護のこと 件 その他 件 相談の内容 緊急時における相談援助(再掲) 状 況 記 録 ( 件) 継続ケース 件 新規ケース 件 関係機関との連携 件 困難ケース 件 要援護者世帯の把握 項 ・地域活動および、 地域行事への参加 目 参加回数 ふれあい喫茶 回 子育てサロン 回 食事サービス 回 その他( ) 回 ・ 回 ・ 回 (様式2) 平成 年 地域福祉コーディネーター活動日誌 月 地域名 氏名 時 間 日 午前 日 ( ) 時 午後 ∼ 時 相 談 内 容 午前 日 ( ) 時 午後 ∼ 時 相 談 内 容 午前 日 ( ) 時 午後 ∼ 時 相 談 内 容 内容(具体的に記入してください) 備 考 状 況 記 録 表 (様式3) ケースNo. 訪 問 日 平成 年 月 日( ) 訪問時間 時 分 ∼ 時 分 要援護者住所 大阪市中央区 世帯数 人世帯 内 容 介護サービス等 有・無 ( ) 継続支援の必要性 関係機関との連携調整 ケースNo. 訪 問 日 平成 年 月 日( ) 訪問時間 時 分 ∼ 時 分 要援護者住所 大阪市中央区 世帯数 人世帯 内 容 介護サービス等 継続支援の必要性 関係機関との連携調整 有・無 ( ) (様式4) 平成 年 月 日 中央区長 様 担当者名 印 業務報告書 月分 地 域 名 活 動 日 平日 日 休日 日 訪問 件 来館 件 電話 件 相談件数 生活上のこと 家族のこと 家族介護のこと その他 継続ケース 新規ケース 状況記録 関係機関との連携 困難ケース その他 特記事項
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