2015年2月「島はやっぱり常夏?!」

島はやっぱり常夏?!
みなさん、「島」と聞くと、どんなところをイメージしますか?
ヤシの木の生えた常夏の島を想像される方も多いのではな
いでしょうか?
伊豆諸島の島々は、海洋性の温暖な気候で、年平均気温
は16度から18度と、内地と比べて高めです。
確かに、1日の最低気温と最高気温の差が少なく、モミジや
カエデなどの植物も、秋でもほとんど紅葉しませんので、常緑
の風景が島らしさを感じさせます。
けれども、島もやっぱり冬は寒いのです。とっても寒い日に
は、内地と同様に、最高気温が10度を超えない日もあるので
すよ。
以下の写真は、とある秋の日の大島・三原山の風景です。
秋の大島・三原山
作成 2015年1月30日 伊豆諸島自然保護官事務所
三宅
そして...
雪の大島・三原山
こちらは、雪の日の大島・三原山です。
こんな風に年にほんの1、2度、雪化粧する日もあるのです。
右下の写真は、昨年の2月に雪が降ったときに、同じく三原
山山頂にある避難休憩舎前で撮影したものです。
少なくとも20㎝は積もりました。
島とは思えないような風景で、
少しびっくりしませんか?
島でこんな風景が見られる
のは、本当に数回で貴重です。
みなさんも、冬の島に足を運ん
でみてください。こんな貴重な風
景に出会えるかもしれませんよ。
作成 2015年1月30日伊豆諸島自然保護官事務所
三宅