専科の研究授業

平成26年度研究主題
「考える力を育てる指導法の工夫」
~ICT機器の活用を通して~
第8回研究授業
第5学年
12月10日(水)5校時
「縫って、使って、楽しい生活
―ミシンを使って―」
単元の目標 裁縫用具やミシンを安全に正しく取り扱い、作り方を考えながら製作し、布作品を生活に活用で
きるようにする。
本時のねらい
・資料を活用したり、友達と助け合ったりして、考えながらミシンを操作することができる。
本時の学習内容(10/14時間)
・糸をつけて縫う練習をする。
(上糸のかけ方、下糸の取り出し方、
糸をつけて直線縫い)
研究主題に迫るための手立て
視点「場面や環境の工夫」
・基本的知識技能の定着を図るため、ミシンにふれる機会を多くする
・2人に1台のミシンを確保
視点「解決の見通しを立てる力・検討の工夫」
・互いに助け合い、情報や考えを伝え合って、考える力を育てる
・2人1組のペア学習
視点「ICT機器の効果的な活用」
・ミシンの操作を全体に理解させるために、教師が ICT を使って説明
・ミシンの使い方を確認できるように、児童に ICT を活用させる
研究協議の内容
・ペア学習で、教え合ったり協力したりして、交流しながらできていた。
・学び合いが中心になっていたので、考える力を育てる授業にすべきであった。
・ICT の活用は児童の理解に効果的だったのか。書画カメラを使って手元をアップにしたり、一時停止やスロー
再生などを取り入れたりした方がよかった。
・児童が ICT を利用して学習できるように、普段からパソコンなどを使わせるとよい。
講師の先生から(武蔵野市立大野田小学校 主幹教諭 牧野 和子 先生)
・基礎的な技能の習熟のための手段とての ICT の活用はよかった。
・何を ICT で見せるのかをよく考えるべきであり、その内容によって、動画か静止画、写真かイラストなどを考
えるとよい。
・
「製作」を目標にして、自分らしさを取り入れたデザインやどのように作るのかを考える問題解決的な学習を
家庭科においても行っていくことが大切である。