子どもの発達と 保護者への支援

場 所
ご 挨 拶
中村学園大学西6号館 *できるだけ公共交通機関をご利用ください。
平成20年10月に発足しました中村学園大学発達支援センター
は、地域の皆様方のご支援を受け、針塚センター長以下、中村
学園大学教育学部、同短期大学部幼児保育学科、あさひ幼稚
園、壱岐幼稚園、おひさま保育園の教職員の熱心なご協力に
よって、設立の基本理念に沿った活動、即ち、子どもの発達に
関する基礎的・臨床的研究とその成果に基づいた発達支援方法
の開発に順調に取り組んでおります。
事業の一つとして同センター発足以来続けています「子ども
の育ちをみつめる“保育・教育専門講座”」を平成27年2月14
日、2月28日、3月7日の3日間に亘って開催の予定でございま
す。平成26年度の全体テーマは「子どもの発達と保護者支援」
です。皆様方におかれましては何卒ご聴講賜りますようご案内
申し上げますとともに、今後とも地域と共生していく中村学園
大学発達支援センターをご指導、ご支援賜りますようお願い申
し上げます。
中村学園大学・中村学園短期大学部
学長 甲斐 諭
「 子どもの育ちをみつめる
“保育・教育専門講座”」
開催にあたって
受講について
★受講料は、1 日につき 1,000 円です。当日、受付にてお支払ください。
★全日参加者には、最終日に修了証をお渡しいたします。
★定員 50 名程度
中村学園大学発達支援センター長
針塚 進
“保育・教育専門講座”
お申し込み方法
★郵便番号、住所、氏名、連絡先電話番号、所属を明記のうえ、
「官製はがき」または「E メール」にてお申し込みください。
★申し込み期間 12 月 1 日(月)∼ 1 月 17 日(土)
★E メール:[email protected]
*電話・FAXでの申し込み受け付けはしておりません。
*受講申込者からご提供いただく個人情報は、目的以外には利用しません。
託児のご利用について
★就学前までのお子様のための託児所(ベビーシッター会社への委託)を
設けております。先着10名までとさせていただきます。利用を希望
される方は、直接下記の委託先へお電話にてお問い合わせください。
★委 託 先:テノ.コーポレーション
〒812-0036
福岡市博多区上呉服町10-10呉服町ビジネスセンター5F
TEL フリーダイヤル:0120-8000-29
★申込期限:12月1日∼開催日の3日前まで(*開催日当日の申込不可)
★利 用 料:無料
★受付時間:9:00∼18:00(月∼金)年末年始12月26日(金)∼1月4日(日)休業
★キャンセルの場合は、前日までに必ずご連絡ください。
*なお、不測の事故に対応するため委託先が保険に加入しており、
保険適用範囲以内では補償されます。大学は事故の責任を負いません。
平成26年度の中村学園大学発達支援センター「子どもの育ちを
みつめる“保育・教育専門講座”」は、全体テーマを「子どもの発
達と保護者への支援」に致しましました。少子化がいわれる中に
あって、「子育て支援」については行政をはじめとして様々な取
り組みがなされていますが、子どもの発達や子育てにおける保護
者の役割は極めて大きく、子育て支援は保護者への支援というこ
ともできます。そこで今回の講座では、毎日子どもと向き合って
いる「保護者」への支援という視点から考えてみることに致しま
した。
今年度は、第1回「地域における保護者支援」、第2回「幼稚
園・保育園における保護者支援」、第3回「障がいのある子ども
を持つ保護者支援」の3回としました。これまでと異なり講義で
はなく、保護者の方にも語っていただくシンポジウムの形式にし
て、皆さんとご一緒に考えて行きたいと思います。多数の皆さま
のご参加を心よりお待ち申し上げます。
子どもの育ちをみつめる
【第6回】
子どもの発達と
保護者への支援
お申し込み・お問い合わせ先
〒814-0198 福岡市城南区別府5丁目7番1号
中村学園大学発達支援センター
TEL(092)851-5086 Eメール [email protected]
ホームページアドレス http://www.nakamura-u.ac.jp/hattatsu/
交通案内
地下鉄七隈線で、天神南駅から別府駅まで 10 分。
天神、博多から西鉄バスで、中村大学前まで 20 ∼ 30 分。
城南区役所
あさひ
幼稚園
西鉄ストア
〒
Shell石油
地下鉄
別府駅
中村大学前
中村大学前
中村学園大学
中村学園大学短期大学部
西6号館
発達支援センター
子どもプラザ
コナミ
スポーツ
クラブ
X
別府交番
地下鉄別府駅
Nakamura
発達支援センター
平成27年2月14日
(土)
開講式:13:00∼13:10
平成27年2月28日
(土)
平成27年3月7日
(土)
幼稚園・保育園における保護者支援
障がいのある子どもを持つ保護者支援
時 間:13:00∼15:00
時間:13:00∼14:50
話題提供:幼稚園卒園児保護者
話題提供:福岡発達障がい者親の会「たけのこ」会員
保育園保護者
しいのみ学園園長 髙井 敏雄
中村学園大学付属あさひ幼稚園主任教諭 志水 陽子
教育学部准教授 吉川 昌子
コーディネーター:幼児保育学科准教授 圓入 智仁
コーディネーター:教育学部准教授 藤瀨 教也
●講座内容
●講座内容
●講座概要
「地域における保護者支援」は、主として在宅で一日中子どもと
保護者支援について、幼稚園教育要領は第 3 章の最後で「子育て
障がいがある子どもの支援にあたっては、その特性に応じた早
向き合い「子育て」に取り組んでいる保護者の方々がどのような
の支援」について触れ、
「幼児期の教育に関する相談に応じたり、情
期からの支援が必要で、その子育てには、家庭や保育園、幼稚園、
ことに悩み、どのような支援を必要としており、そしてどのよう
報を提供したり、幼児と保護者との登園を受け入れたり、保護者同
学校、病院などといった関係する機関の連携が大切になってきま
なことに喜びを感じているかなどを皆さんとともに考えることを
士の交流の機会を提供したり」することを求めています。
す。
ねらいにしています。そのため以下のような3人の方々に話題を
また、保育所保育指針は第 6 章の全部を「保護者に対する支援」に
文部科学省は 2003 年 3 月の「今後の特別支援教育の在り方に
提供いただき、考えて行きます。
充てています。ここでは、様々な機会を活用して保護者支援を行う
ついて(最終報告)」において、保護者の存在を質の高い教育的対
こと、保護者との相互理解を図ること、保護者の仕事と子育ての両
応を支える人材として以下のように位置づけています。「家庭に
立等を支援すること、子どもの障害や発達上の課題がある場合の支
おいて、教育はもちろん生活全般で障害のある子どもに幅広くか
援、保護者の育児不安への支援や不適切な養育に関する対応などに
かわる保護者は、重要な支援者の一人である。保護者が家庭等に
ついて述べています。加えて、地域子育て支援にも言及しています。
おいて子どもと接し、教育や療育とのかかわりのなかで適切な役
さて、実際の子育て支援はどのように行われているのでしょうか。
割を担うことは重要なことであり、そのためには障害や子どもの
②「“子どもプラザ ”
(城南区)利用者の立場から」
幼稚園や保育園では、保護者との相互理解に基づく様々な支援や相
成長や発達についての知識を深めていくことが必要となる」。
“子どもプラザ ”などを利用する保護者ご自身の立場から保護
談対応、情報提供、園開放や保護者同士の交流の場の設定などにつ
これは、保護者が子どもの重要な支援者であることを示してい
者支援の必要性や支援の在り方のご要望などを含め、乳幼児
いて、どのような考えに基づき、どのように実践しているのでしょ
ると同時に、支援にかかわる者は、保護者の心理を考慮しながら、
の保護者(母親)として一日中子育てをしている保護者の立場か
うか。
発達や障がいに関する情報を伝えていくといった保護者支援が
らの保護者支援
そして、もう一方の当事者である保護者は、幼稚園や保育園によ
重要な課題であることを示しています。
る支援について、具体的に何を期待し、どのような支援を好意的に
今回の講座では、保護者の立場から、児童発達支援センター施
受け止めているのでしょうか。
設指導者の立場から、教育研究者の立場からそれぞれ「保護者支
当日は幼稚園教諭、幼稚園や保育園の卒園児の保護者に登壇して
援」についての話題提供をいただきます。
いただき、まず、それぞれのご経験に基づく具体的なお話をしてい
皆さんで、保護者の望む支援、保護者に必要な支援について、そ
ただき、その後で、保護者支援について議論したいと思います。
の内容、方法を含めて協議していこうと考えています。
地域における保護者支援
時 間:13:10∼15:00
話題提供:城南区子どもプラザ代表
(ひだまりの会)
菅 祐子
城南区子どもプラザ利用者
教育学部教授 佐々木 美智子
コーディネーター:教育学部教授 針塚 進
①「“子どもプラザ ”( 城南区)スタッフの立場から」 在宅で乳幼児の子育てをしている保護者の方が利用される
“子どもプラザ ”で保護者の方々と関わりのある“子どもプラザ ”
運営スタッフの立場からみた保護者支援
③「子育て支援に関わる教育研究者の立場から」
社会学的な視点から教育・保育における子どもの発達と母親
支援に関する教育研究を進めてきていることに加えて、子育て
支援にかかわる行政を行う福岡市及び福岡県の各種委員会等で
学識経験者委員として数多くのご助言などを行ってきている教
育研究者の立場からの保護者支援
閉講式:14:50∼15:00