(福祉労働部子育て支援課) 福岡県児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について（案）１改正の理由平成２７年度に子ども・子育て支援新制度が施行されることに伴い、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令（平成２６年厚生労働省令第６２号）の制定を受け、保育所の運営に関する基準について、施設運営の重要事項に関する規程を定めておくことや、自己評価や第三者評価により運営の透明性を高めることなど、所要の規定の整備を行うため、福岡県児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例（平成２４年福岡県条例第５６号）の一部を改正するもの。２改正の概要（１）保育所は、以下の施設運営の重要事項に関する規程を定めておかなければならないものとすること ①施設の目的及び運営の方針 ②提供する保育内容 ③職員の職種、員数及び職務内容 ④開所日、開所時間及び休園日 ⑤利用者負担額の内容 ⑥利用定員（0 歳、1～2 歳、3 歳以上の区分ごと） ⑦利用手続及び留意事項 ⑧緊急時等の対応方法 ⑨非常災害対策 ⑩虐待防止のための措置に関する事項 ⑪その他の運営に関する重要事項（２）保育の質について自己評価を義務付けるとともに、定期的な外部評価の受審と結果の公表に努めるものとすること（３）保育室等を４階以上に設置する場合の避難用設備について、これまでの屋外避難階段に加え、特別避難階段※及び屋外傾斜路等についても認めるものとすること ※特別避難階段：屋内と階段室とがバルコニー又は窓若しくは排煙設備を有する付室で連絡されており、耐火構造の壁で囲まれ、内装、下地及び仕上げが不燃材料で造られているなど、排煙及び耐火性などに優れた避難階段（建築基準法施行令第 123 条第 3 項）３施行期日子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律（平成２４年法律第６７号）の施行の日（平成２７年４月１日予定）