小学生の時に硬式野球を始めて高校まで続け、社会人 になってからはゴルフに熱中していたが、4 年前の人間 ドッグで思わしくない数値がいくつも出て、走ってみよ うと思い立った。東京の自宅周辺を下見して、2.5 ㌔の Health コースを設定。ここを週末の土、日曜に 4 周ずつ走るよ 「福岡マラソンで完走の 励みになった声援」 うにした。始めてみると、これが気分そう快で楽しく、 10 ㌔も楽々と走れるようになり、7 カ月後には体重が 13 ㌔落ちて、人間ドッグでの各数値もかなり改善した。 次の年にはハーフマラソンにも 2 回参加するなど、走 ることにますますはまっていった。そして 2014 年春に 初の任地となる九州へ赴任することになり、住む場所と して選んだのが福岡・大濠公園の近くだった。しかし残 念ながら週末も予定が多く、うずうずしながらもなかな か走る機会が得られず、体重も 3 ㌔増えた。そんな折、 キリンビールマーケティング 執行役員九州統括本部長 竹内 博史(52 歳) data 身 長: 176cm 体 重:74kg 血 圧:125-75mmHg 酒 量:毎日、適量 たばこ:吸わない 好 物:ラーメン、サラダ 血液型:A 型 福岡マラソンの参加の応募があり、抽選で見事に当たっ て、フルマラソンに初挑戦することになった。 当日は、スタミナ配分を考えてハーフの時よりペース を落とし、景色を楽しみながら快調に走っていた。とこ ろが後半、急激に疲労感に襲われ、ももやふくらはぎ、 足裏なども痛みだした。それでも何とか気力を振り絞り、 4 時間 28 分で完走することができた。その原動力となっ たのが、皆さんからの心のこもった声援。沿道からだけ でなく、海上にも船がいくつも並び、船上からの熱い声 援も受けた。すばらしい景色や皆さんからの温かい声援 など、貴重な体験をさせてもらった福岡マラソンだった。 医療と介護の両サービスを支援し地域の福祉に貢献 メディカル・ケア・サポート 福通じ、地域の福祉に貢献する」(山﨑孝治社長=写真)。同町は全国の町村部で最も人口が 岡県新宮町のメディカル・ケア・サポートは「医療と介護の両サービスを支援する事業を 増加しており、2013 年 1 年間では 1103 人増え2万 9693 人(14 年 11 月末現在) 。しかし、 高齢者人口(65 歳以上)も増え人口全体の 15.6%(09 年)で、一世帯当たりの人数は減少し はやし ている。メディカル・ケアは 08 年に設立。その母体は、同町の医療法人 原外科医院(原 速 理事長・院長)で、同医院が医療(施設 1 階に外科)と介護(同 2 階に在宅型有料老人ホーム) を一体化していたところに調剤薬局「はな薬局」 (=写真)を隣設。さらに、医療・介護機器用 品の販売も手掛けている。同医院の「医療と介護を一つの施設内で連動させる」 (原理事長・院 長)機能を拡充し、 「さらに地域に分け入り、個別の家庭の事情まで把握、ここまで配慮したサポート事業」を展開している。 その事業エリアは現在、福岡市から久留米・大野城の各市、那珂川町まで拡大。 「誰のために私たちは存在しているか考え、 地域と人とのつながりを大切にする」事業姿勢を貫き、エリアごとの市場の手応えを感じているところだ。 157 Zaikai Kyushu / FEB.2015
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