平成 27 年 2 月 10 日 各 位 組 合 名 ふ た ば 農 業 協 同 組 合 代表者名 代表理事組合長 篠木 弘 問合せ先 総 氏家 勝則 務 部 長 (Tel. 024-554-3095) 平成 26 年度上半期における信用事業強化計画の履行状況について 当組合は、農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に 関する法律に基づき、平成 26 年度上半期の信用事業強化計画の履行状況をとりまとめまし たので、お知らせいたします。 当組合は、今後も信用事業強化計画を着実に実行することにより、農業者をはじめとす る組合員・利用者の利便性維持・向上に努め、地域農業・経済の一日も早い復旧・復興に 向けて取り組んでまいります。 記 <履行状況の概要> 1 農業者等に対する信用供与の実施体制整備 (1) 支店窓口業務の再開、組合員サポートセンターおよび金融仮店舗の設置 平成 24 年 4 月より、広野支店、川内支店の窓口業務を再開しています。また、平成 26 年 10 月末現在、県内 5 ヵ所に組合員サポートセンターを設置しています。 平成 24 年 11 月から 12 月にかけて、避難者の多い福島県内の 4 ヵ所(福島市、郡山 市、会津若松市、いわき市)の組合員サポートセンターに、渉外体制を含むフル機能の 金融業務を行う仮店舗を設置し、組合員・利用者からの幅広い相談・金融ニーズ等に対 応する体制を整備しました。また、平成 26 年 10 月には、二本松市(安達サポートセン ター)にも仮店舗を設置し、組合員・利用者の利便性の一層の向上を図りました。 平成 26 年度は、各仮店舗に配置した渉外担当者による訪問活動等により、組合員・ 利用者の近況確認や当組合への意見・要望をお聞きする取り組みを行っているほか、平 成 26 年 12 月には、平成 25 年度に引き続き、県内外 114 ヵ所・6,905 戸の応急仮設住宅 に対し、全職員による一斉訪問を行いました。 2 具体的な取組み方策 (1) 東日本大震災の被災者への信用供与の対応状況 <震災以降~平成 26 年 10 月末> 件数 金額 貸付条件の変更 110 件 1,138 百万円 新規貸出 101 件 1,943 百万円 (2) 農業生産基盤の復旧対策・営農再開支援 平成 25 年は、避難指示区域の解除等が行われた広野町・川内村の 2 町村で、ようや (2) 農業生産基盤の復旧対策・営農再開支援 く稲作の作付けが再開されました。 平成 25 年より、避難指示区域の解除等が行われた広野町・川内村の 2 町村で、稲作 両町村での作付けの再開を受け、当組合では平成 25 年 2 月に町村・県・農政局と合 の作付けが再開されました。 同で農家組合員向け説明会を開催し、放射性物質吸収抑制対策、米の全袋検査、生産調 平成 26 年も、2 月に行政と合同で農家組合員向け説明会を開催し、放射性物質吸収抑 整等の説明を行ったほか、農家の負担軽減のため、両町村と当組合が経費負担(町村 2/3、 制対策、米の全量全袋検査、生産調整等の説明を行ったほか、農林中央金庫・全農によ 当組合 1/3)して作付け時の種籾を無償提供するなど、行政等と連携して農家組合員の る水稲再開費用助成等も活用し、農家組合員の営農再開支援を行いました。この結果、 営農再開支援を行いました。この結果、広野町で 101 人が 110ha、川内村で 86 人が 102ha 広野町で 133 人が 156ha、川内村で 121 人が 159ha の稲作の作付けを行いました。 の稲作の作付けを行いました。 また、来年以降の営農再開・作付面積拡大に向け、行政等と連携しつつ、楢葉町・浪 このほか、来年以降の営農再開・拡大に向け、行政等と連携の上、楢葉町・葛尾村・ 江町・富岡町・川内村・大熊町・葛尾村で水稲の展示圃(計 596a)、楢葉町・広野町・ 川内村では水稲の展示圃(18 ヵ所、317a)を、広野町・川内村では園芸品目(カボチャ、 葛尾村・浪江町・川内村で園芸品目等の試験圃(計 66a。品目はカボチャ、ブロッコリ ブロッコリー、インゲン、紫芋)の展示圃を設置し、栽培を行いました。 ー等の野菜に加え、今年から花卉、牧草を開始)を設置するなど、農業生産基盤の復旧 また、平成 25 年 7 月より、農地除染後の不作付地への対応として、営農を再開して に向けた取り組みを着実に進めました。 いない広野町・川内村の農家組合員に対し、今後の管内での営農再開や農地集積にかか なお、管外での営農再開を希望する農家組合員を支援するため、個々の農家組合員の るアンケート調査を実施しております。 希望を踏まえた上で、県内外 JA の協力も得て、就農・農地情報の紹介や同行しての物 なお、管外での営農再開を希望する農家組合員を支援するため、個々の農家組合員の 件視察等も行っており、こうした取り組みの結果、平成 26 年 10 月末時点で 130 名が管 希望を踏まえた上で、県内 JA の協力も得て、就農・農地情報の紹介や同行しての物件 外での営農再開を果たしております。 視察等も行っており、こうした取り組みの結果、平成 25 年 10 月末までに 136 人が管外 での営農再開を果たしております。 (3) 東京電力への損害賠償請求等 平成 26 年 10 月末現在、東京電力に対する農畜産物損害賠償請求の事務を 6,403 人か (3) 東京電力への損害賠償請求等 ら受託しています。 東京電力に対する農畜産物損害賠償請求の事務を平成 25 年 10 月末現在、6,383 人か 今後とも、組合員のみならず地域の農業者全員の生活を支援するため、請求した損害 ら受託しています。 賠償の速やかな支払い、損害賠償の対象範囲の拡大等について、関係団体等と連携の上、 今後とも、組合員のみならず地域の農業者全員の生活を支援するため、請求した損害 東京電力に対して強く求めてまいります。 賠償の速やかな支払い、損害賠償の対象範囲の拡大等について、関係団体等と連携の上、 また、当組合自身の財物価値の減少・逸失利益・追加的費用等についても損害賠償請 東京電力に対して強く求めてまいります。 求を実施しており、引き続き完全賠償に向けた取組みを行ってまいります。 また、当組合自体の逸失利益・財物価値の減少・追加的費用等についても損害賠償請 ※ 求を実施しており、完全賠償に向けた取組みを強化してまいります。 進捗状況の詳細については、当組合 HP 掲載の「信用事業強化計画の履行状況報告書」 (平成 26 年 11 月)をご覧ください。 ※ 進捗状況の詳細については、当組合 HP 掲載の「信用事業強化計画の履行状況報告書」 以 上 (平成 25 年 11 月)をご覧ください。 以 上 ↓ こちらをクリックしてご覧ください。 別紙「信用事業強化計画の履行状況報告書」
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