新潟県報道資料 平成27年2月12日 農林水産部農業総務課 TPP協定への対応について国に要望しました TPP(環太平洋パートナーシップ)協定への対応について、政府に対し、下記のとお り要望しましたので、お知らせします。 記 1 要望日 平成27年2月12日(木) 2 要望先 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 農林水産大臣 3 等 要望内容 別紙の要望書を提出 本件についてのお問い合わせ先 農業総務課政策室長 牛腸(直通)025-280-5802(内線)2895 TPP(環太平洋パートナーシップ)協定 への対応について ○ 食料安全保障等の観点から、少なくとも主食である米につ いては関税撤廃の対象から除外し、特別輸入枠の新設など、 いかなる譲歩も行わないこと。 ○ 米以外の影響が大きい品目については、例外化や的確な国 内対策の実施も含め、持続的な発展のために十分な措置を行 うこと。 1 日本は瑞穂の国であり、農業を通じて社会が形成され、文化が 生まれてきた独自の風土があることから、食料安全保障の観点を 含め、こうした日本の本質を破壊することにつながるような経済 連携は絶対にあってはならない。 特に、非主食用米への転換により米の需給バランスの改善に取 り組む中での新たな輸入数量の拡大は、国が目指す「農林水産業・ 地域の活力創造プラン」の実現はおろか、日本農業の根幹さえも 揺るがしかねない。 このため、少なくとも主食である米は、関税撤廃の対象から除 外することは言うまでもなく、その代償としての特別輸入枠の新 設など、いかなる譲歩も行わないこと。 2 TPPへの参加は、その効果や影響が国民生活に直結するもの であるため、TPP協定に参加することのメリット、デメリット について十分に説明した上で、米以外の影響が大きい品目につい ては、例外化や的確な国内対策の実施も含め、将来にわたり持続 的に発展していけるよう十分な措置を行うこと。 (内閣官房TPP政府対策本部) (農林水産省大臣官房国際部)
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