「職員団体(労働組合)との交渉概要について」(平成 27 年2月

「職員団体(労働組合)との交渉概要について」(平成 27 年2月)
総務部では、市職員の勤務条件等に関して職員団体(労働組合)との交渉を行っています。
福島県人事委員会勧告に基づく給与制度の総合的見直しをはじめとする主な交渉内容につい
ては以下のとおりです。
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職員団体名
「郡山市職員労働組合」及び「自治労郡山市職員労働組合」
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交渉年月日
1回目 平成 26 年 12 月 18 日(人事課長)
2回目 平成 27 年1月 14 日(人事課長)
3回目 平成 27 年1月 23 日(総務部長)
4回目 平成 27 年1月 28 日(総務部長)
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主な交渉・決定内容(いずれも平成 27 年4月から実施予定)
(1)県勧告に準拠し行政職給料表を平均 0.7%引き下げる。また、減額となる職員については、
平成 30 年3月 31 日までの間、経過措置として差額を支給する。
(2)行政職給料表1級については「引上げ」となるため、同級を基礎とする嘱託職員報酬及び臨
時職員賃金についてもこれを反映し引き上げる。
(3)地方公務員法に定める「情勢適応の原則」、「均衡の原則」に基づく給与適正化の一環とし
て、特殊勤務手当のうち変則勤務手当を段階的に廃止する。(平成 27 年度は現行の2分の1
の額を支給、平成 28 年度からは全額を廃止)
(4)職員の人材確保のため、初任給基準を福島県に準じ4号給加算する。また、獣医師について
は特に厳しい採用状況にあるため、初任給基準を 16 号給加算するとともに、新たに初任給
調整手当を支給する。
(5)地方公務員法の規定に基づき、配偶者同行休業、自己啓発等休業、修学部分休業の各休業制
度を新設する。
(6)療養休暇、病気休職を繰り返し取得する職員の適切な人事管理のため、復帰後一定期間内の
再発による療養休暇等取得時の通算制度を新設する。
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今後の主な交渉予定事項
(1) 人事評価制度の導入について
(2) 給与制度の適正化について
勤務条件の決定にあたっての基本的姿勢
給与を含めた勤務条件の決定にあたっては地方公務員法の規定に基づき対応する。
第 14 条第1項(情勢適応の原則)
「地方公共団体は、この法律に基いて定められた給与、勤務時間その他の勤務条件が社会一般の
情勢に適応するように、随時、適当な措置を講じなければならない。」
第 24 条第 3 項(均衡の原則)
「職員の給与は、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与そ
の他の事情を考慮して定められなければならない。」
事務担当
総務部人事課(924-2041)