平成 26 年度 浦添市集団指導 資料6 平成 27 年 2 月 13 日 ※事故報告関係のデータは浦添市ホームページの検索窓で「事故報告」のキーワードで検索できます。 浦添市介護保険事業者事故報告取扱要領 1 目的 この要領は、介護保険法(平成9年法律第123号)に基づく、指定居宅サービス 事業者、指定地域密着型サービス事業者、指定居宅介護支援事業者、指定介護予防 サービス事業者、指定地域密着型介護予防サービス事業者、指定介護予防支援事業 者及び介護保険施設が実施する介護保険サービスの提供により発生した事故を、浦 添市及び事故が発生した事業者が所在する市町村(以下「保険者等」という。)が把 握するとともに、事業者による事故への速やかな対応と事故防止への取り組みを支 援、促進する事により、介護サービスの質の向上と安心して利用できるサービス提 供体制の確立を目指す事を目的として定める。 2 対象 介護保険指定事業者及び基準該当サービス事業者(以下「各事業者」という。)が行 う介護保険サービスとする。 3 報告の範囲 各事業者は次に該当する場合、保険者等に報告を行うこととする。 (1) サービスの提供による利用者のけが又は死亡事故、その他重大な人身事故が 発生した場合 ア 「サービスの提供による」とは送迎・通院等の間の事故を含む。また、在宅の 通所・入所サービス及び施設サービスにおいては、利用者が事業者内にいる間 は、 「サービス提供中」に含まれるものとする。 イ けがの程度については、医療機関で受診を要したものを原則とするが、それ以 外でも家族等に連絡しておいた方がよいと判断されるものとする。 ウ 事業者側の過失の有無は問わない。(利用者の自己過失によるけがであっても、 イに該当する場合は報告すること) エ 利用者が病気等により死亡した場合であっても、死因等に疑義が生じる可能性 のあるとき(トラブルになる可能性があるとき)は、報告すること。 オ 利用者が、事故発生からある程度の期間を経てから死亡した場合は、速やかに 連絡若しくは報告書を再提出すること。 (2) 食中毒の発生が認められた場合 (3) 感染症等(結核及び疥癬並びに感染症の予防及び感染症の患者に対する医療 に関する法律(平成10年法律第114号)に規定する1類感染症から5類 感染症まで、指定感染症及び新感染症をいう。)の発生が認められた場合 (4) 従業員の法令違反及び不祥事等により、利用者へのサービスの提供に影響を 及ぼすおそれのある事故(利用者からの預かり金の横領、送迎時の交通事故 など)が発生した場合 (5) その他、報告が必要と認められる事故(利用者の行方不明、自然災害、火災、 1 盗難等の発生により、利用者に影響があるのも)が発生した場合 4 報告先 各事業者は、3で定める事故が発生した場合は、保険者等対し速やかに報告する こと。 ア 保険者と各事業者が所在する市町村が同一である場合は、保険者のみに報告を 行う。 イ 5 報告には利用者の個人情報が含まれるため、その取扱に十分に注意すること。 報告の方法 事業者は、事故発生後、速やかにその事故の概要について、保険者等へ電話又は FAXで報告すること。(第一報) 2 事業者は第一報の後、事故処理の区切りがついたところで、処理の経過を含め て別紙「介護保険事業者報告書」 (第1号様式)により、文書で保険者等へ報告する こと。 6 報告に対する対応 浦添市は、事業者からの事故報告に基づき、事故にかかる状況を把握するとともに、 当該事業者の対応状況に応じて必要な対応(事実確認、指導監査等)を行うものと する。 2 事業者への事実確認等において必要がある場合は、浦添市は次の場合において 所在市町村へ協力を求めるものとする。 (1) 浦添市が事業者と遠隔地にあり、事故状況の把握等が困難な場合 (2) 虐待が疑われ、被事故者の安全を迅速に確保する必要がある場合 (3) その他 3 浦添市は、発生した事故が指定基準違反のおそれがある場合又は以下の事由によ る事故の場合は県(高齢者福祉介護課介護指導班)に連絡を行う。 (1) 事故により利用者が死亡した場合 (2) 利用者への身体拘束や虐待が事故の原因となっている場合 (3) その他、事例を他の事業者に情報提供することにより、同様の事故の発生の防 止に資すると思われる場合 4 浦添市は、利用者・家族から事業者の対応に関して苦情があった場合は、随時事 業者に事実確認を行うとともに、必要に応じて利用者・家族に対し、沖縄県国民健 康保険団体連合会の苦情申し立て制度を紹介のうえ、連絡調整を行うものとする。 附則 1 この要領は、平成 19 年4月1日から施行する。 附則 1 この要領は、平成23年12月1日から施行する。 2 番号(健発第 0222002 号、薬食発第 0222001 号、雇児発第 0222001 号、社援発第 0222002 号、老発第 0222001 号) 日付(平成 17 年 2 月 22 日) 宛(都道府県知事、指定都市市長、中核市市長殿、保健所政令市市長、特別区区長) 発(厚生労働省健康局長、厚生労働省医薬食品局長、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長、 厚生労働省社会・援護局長、厚生労働省老健局長) 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について(抄) 広島県福山市の特別養護老人ホームで発生したノロウイルスの集団感染を受けて、 「高齢 者施設における感染性胃腸炎の発生・まん延防止策の徹底について」 (平成17年1月10 日老発第 0110001 号)等の中で、速やかな市町村保健福祉部局への連絡等の徹底をお願い したところであるが、高齢者、乳幼児、障害者等が集団で生活又は利用する社会福祉施設 及び介護老人保健施設等(その範囲は別紙のとおり。以下「社会福祉施設等」という。)に おいては、感染症等の発生時における迅速で適切な対応が特に求められる。 今般、下記により、社会福祉施設等において衛生管理の強化を図るとともに、市町村等 の社会福祉施設等主管部局への報告を求め、併せて保健所へ報告することを求めることと したので、管内市町村及び管内社会福祉施設等に対して、下記の留意事項の周知徹底を図 っていただくようお願いする。 なお、本件に関しては、追って各社会福祉施設等に係る運営基準等を改正する予定であ ることを申し添える。また、下記の取扱いに当たっては、公衆衛生関係法規を遵守しつつ、 民生主管部局と衛生主管部局が連携して対応することが重要であることから、関係部局に 周知方よろしくお願いする。 記 1. 社会福祉施設等においては、職員が利用者の健康管理上、感染症や食中毒を疑ったと きは、速やかに施設長に報告する体制を整えるとともに、施設長は必要な指示を行うこ と。 2. 社会福祉施設等の医師及び看護職員は、感染症若しくは食中毒の発生又はそれが疑 われる状況が生じたときは、施設内において速やかな対応を行わなければならないこ と。 また、社会福祉施設等の医師、看護職員その他の職員は、有症者の状態に応じ、協 力病院を始めとする地域の医療機関等との連携を図るなど適切な措置を講ずること。 3. 社会福祉施設等においては、感染症若しくは食中毒の発生又はそれが疑われる状況 が生じたときの有症者の状況やそれぞれに講じた措置等を記録すること。 4. 社会福祉施設等の施設長は、次のア、イ又はウの場合は、市町村等の社会福祉施設 等主管部局に迅速に、感染症又は食中毒が疑われる者等の人数、症状、対応状況等を 3 報告するとともに、併せて保健所に報告し、指示を求めるなどの措置を講ずること。 ア 同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤 患者が1週間内に2名以上発生した場合 イ 同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上又は 全利用者の半数以上発生した場合 (注:浦添市が南部福祉保健所に照会したところ、上記「イ」の「10名」は従 業者を含むものとのことでした。) ウ ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生 が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合 5.4の報告を行った社会福祉施設等においては、その原因の究明に資するため、当該患 者の診察医等と連携の上、血液、便、吐物等の検体を確保するよう努めること。 6.4の報告を受けた保健所においては、必要に応じて感染症の予防及び感染症の患者に 対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)第1 5条に基づく積極的疫学調査又は食品衛生法(昭和22年法律第233号)第58条に 基づく調査若しくは感染症若しくは食中毒のまん延を防止するために必要な衛生上の指 導を行うとともに、都道府県等を通じて、その結果を厚生労働省に報告すること。 7.4の報告を受けた市町村等の社会福祉施設等主管部局と保健所は、当該社会福祉施設 等に関する情報交換を行うこと。 8.社会福祉施設等においては、日頃から、感染症又は食中毒の発生又はまん延を防止す る観点から、職員の健康管理を徹底し、職員や来訪者の健康状態によっては利用者との 接触を制限する等の措置を講ずるとともに、職員及び利用者に対して手洗いやうがいを 励行するなど衛生教育の徹底を図ること。また、年1回以上、職員を対象として衛生管 理に関する研修を行うこと。 9.略。 別 紙 対象となる社会福祉施設等 【介護・老人福祉関係施設】 ○養護老人ホーム ○特別養護老人ホーム を行う事業所、老人デイサービスセンター 入所施設 ○老人福祉センター 人ホーム ○介護老人保健施設 ○軽費老人ホーム ○老人短期入所事業を行う事業所、老人短期 ○認知症グループホーム (感染症にかかる報告先) 〒901-1104 ○老人デイサービス事業 沖縄県島尻郡南風原町宮平 212 南部福祉保健所健康推進班 電話番号:098-889-6591 4 ○生活支援ハウス ○有料老
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