平成27年2月15日のシステム改修のポイント

平成27年2月15日のシステム改修のポイント
資源エネルギー庁では、平成27年2月15日から固定価格買取制度の認定制度運用
が変更されること(※1)等を踏まえ、50kW未満太陽光発電設備に係る電子申請・
届出手続きについても、各種運用を変更する旨の周知を行ってきたところです(※2)。
これに合わせて、平成27年2月14日から2月15日にかけて、システムの改修を
行いましたので、当該システム改修のポイントについてお知らせいたします。
電子申請画面をご利用いただく皆様におかれましては、本お知らせ内容及び別途操作
マニュアル(※3)をご確認の上、電子申請手続きを進めていただきますようお願い致
します。
※1
※2
※3
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/index.html
http://www.fit.go.jp/contents/denshi_notice_meti_20150215-2.pdf
http://www.fit.go.jp/contents/manual.pdf
1.申請画面についての変更ポイント
■「設備の形態」が追加されました。
省令様式の改正により、設備の設置場所に係る事項として、新たに、設備の設置形態
について申請時に選択いただくこととなりました。具体的には、屋根置き(既存の建
物等か建設予定の建物等)と地上設置から選択いただくことになります(両方選択可)。
<申請画面イメージ>
■「電気供給量の計測方法」が追加されました。
既存設備を増設する場合であって、増設部のみ新たに認定取得する場合は、親メータ
ーの計測値をそれぞれの子メーターの計測値の比率で按分することとなります。当該
計測方式を採用する場合は、電力会社において既存設備の特定が図られる必要があり
ますので、申請時に既存設備の設備IDを記載いただくこととしました。この場合は、
認定通知書の備考欄には、「他設備の増設分として子メーター計測(他設備の設備I
D:○○○○○)」と表示されます。
なお、増設の有無に関わらず、複数設備の子メーターで按分することなく、単独設備、
単独メーターで買取電力量が決まる一般的な計測方式を採る場合は、「単独計測(上
記以外)」を選択してください。
<申請画面のイメージ>
■登録外型式の入力ができなくなります。
上記※2にて案内しているとおり、平成27年2月15日以降は、10kW未満、以
上を問わず、全ての太陽電池について、事前に型式登録を行なっていただく運用に一
本化する変更となります(これまでは、事前型式登録がなくとも登録外型式(手入力)
にて申請いただけておりました。)。このため、同日以降は、太陽電池の型式を自由
入力いただく登録外型式(手入力)欄をなくし、型式選択欄のみの表示となります。
当該選択欄からご希望の型式が選択できない場合は、型式登録(※4)から行ってく
ださい。
※4 型式登録ページ
<画面イメージ>
http://www.fit.go.jp/index5.html
■「製造事業者名」が追加されます。
太陽電池の製造事業者名については、これまで申請画面に表示・入力欄がありません
でしたが、2月15日の運用変更により、この製造事業者名の変更が、調達価格の決
定を見直す要素となるため、これを画面表示することと致します。なお、太陽電池に
紐づく製造事業者名は、別途、太陽電池の型式登録時に行うこととなりますので、実
際に画面から入力いただくことはありません。
■「太陽光パネルの種類」が「A1」「A2」表記となります。
シリコン系の太陽光電池を用いる場合は、これまで、単結晶・多結晶ともに種類の記
号が「A」の表記でしたが、今後はこれが細分化され、単結晶シリコンなら「A1」、
多結晶のシリコンなら「A2」の表記となります。なお、これら種類の判別は、別途、
太陽電池の型式登録時に行うこととなりますので、実際に画面から選択いただくこと
はありません。
■太陽電池の型式変更時の注意事項について
太陽電池の型式を変更する場合は、変更認定となります。
その際、変更前の型式が登録外型式(手入力)の場合は、当該型式に係る変換効率を
確認できる書類の提出が、原則、必要となります。
また、変更前の型式が登録外型式(手入力)の場合は、変更前型式の記載内容を修正
できる画面を用意しました。この記載内容に修正があった場合は、修正内容を証する
書類の提出が必要となります。
■変更認定時点の注意画面について
平成25年2月15日より、下記の項目について変更認定申請を行った場合、調達価
格の適用基準が、当初認定の日付から変更認定の日付に変更となります(※5)。こ
れに伴い、当該変更認定申請を行う場合は、調達価格の変更が行われる認識のないま
ま手続きを進めることがないよう、「登録」ボタンの押下前に、下記画面イメージの
ように注意喚起と発電事業者(施主)の委任状を別途提出いただく案内を表示し、手
違いが起きないよう、発電事業者の最終的な意思を重点的に確認することといたしま
す。
※5 経済産業大臣による認定のほか、電力会社への接続契約関連手続き日付も調達価格決
定の要素となります。
<画面イメージ>
2.認定通知書についての変更ポイント
■認定通知書の様式が変わりました。
平成27年2月15日以降に施行される認定通知書、変更認定通知書は新たな様式で
のダウンロードとなります。新様式の見方については、下記にてご案内しております
ので、適宜ご確認ください。
認定通知書の新様式について:
http://www.fit.go.jp/contents/new_certificate_notice.pdf
以上