平成 27 年2月 10 日 各 位 会 社 名 株 式 会 社 ジ パ ン グ 代 表 者 名 代表取締役社長 松藤 民輔 (コード:2684) 問 合 せ 先 専務取締役管理本部長 亀田 学 (TEL:03-5468-3690) 子会社に対する訴訟(控訴審)の判決に関するお知らせ 当社は、平成 24 年3月9日付の「子会社に対する訴訟の控訴に関するお知らせ」にて開示しました訴訟(控 訴審)の判決が平成 27 年2月6日に言い渡され、本日、確認しましたので、下記のとおりお知らせいたしま す。 記 1.当該訴訟の提起から判決に至るまでの経緯 当社の連結子会社である、株式会社ジパングエナジー(以下、当子会社という)は、平成 19 年9月 21 日付 にて株式会社計画科学研究所(名古屋市中区)並びに蟹江プロパン株式会社(愛知県海部郡)から、名古屋地 方裁判所に訴訟の提起を受けていました。これは平成 17 年5月 18 日付にて締結された廃棄物処理装置の販売 に係る売買契約に不履行があったとの一方的な主張による損害として、総額3億 24 百万円の支払いを求めて きたものであります。 一方、当子会社は、平成 19 年 12 月 25 日付にて、相手方に対して債務不履行(債務遅延及び履行不能)を 理由に総額1億 90 百万円の支払いを求め、反訴の提起をしていたものであります。 当子会社は、本訴・反訴を通じて、相手方の債務不履行と相手方が主張する処理装置の瑕疵や当子会社の債 務不履行は存在しないことを誠実かつ客観的な証拠及び証言によって立証してまいりましたが、平成24年2月 24日に開示いたしましたとおり、名古屋地方裁判所は、相手方の主張の大部分を認め、当子会社の主張を棄却 しました。 当子会社は、本判決を不服として、平成24年3月9日付で名古屋高等裁判所に控訴し、その判決が平成27年 2月6日言い渡されたものであります。 2.当該訴訟の判決があった裁判所及び年月日 名古屋高等裁判所 平成 27 年2月6日 3.訴訟の提起をした者 (1)名称 本店所在地 代表者の役職・氏名 (2)名称 本店所在地 代表者の役職・氏名 株式会社計画科学研究所 名古屋市中区丸の内二丁目1番 24 号 代表取締役 竹内 澄子 株式会社蟹江プロパン 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田字下芝切 179 番地 代表取締役 黒川 智勝 4.判決の内容 (1)本件附帯控訴に基づき、原判決中、1審原告らの本訴請求に関する部分を次のとおり変更する。 (2)1審被告は、1審原告計画科学に対し、1億 0071 万 1222 円及びうち 2852 万 4825 円に対する平成 17 年5月 25 日から、うち 2852 万 4825 円に対する同年 11 月 17 日から、うち 1426 万 2412 円に対する 平成 18 年4月 18 日から、うち 2939 万 9160 円に対する平成 19 年 10 月 10 日から各支払済みまで年6 分の割合による金員を支払え。 (3)1審被告は、1審原告蟹江プロパンに対し、1億 4555 万 6564 円及びうち 2852 万 4825 円に対する平 成 17 年5月 25 日から、うち 2852 万 4825 円に対する同年 11 月 17 日から、うち 1426 万 2412 円に対す る平成 18 年4月 18 日から、うち 7424 万 4502 円に対する平成 19 年 10 月 10 日から各支払済みまで年 6分の割合による金員を支払え。 (4)1審原告らのその余の本訴請求をいずれも棄却する。 (5)本件控訴及びその余の本件附帯控訴をいずれも棄却する。 (6)訴訟費用は、第1、2審を通じ、これを5分し、その1を1審原告らの負担とし、その余を1審被告 の負担とする。 (7)この判決は、第2項及び第3項に限り、仮に執行することができる。 5.今後の見通し 当子会社の主張が認められなかったことは誠に遺憾であり、判決内容を十分に検討し、今後の対応を検討し てまいります。 なお、今後の訴訟の推移によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性はありますが、現時点でそ の影響は不明です。 今後、開示すべき事項が発生した場合は速やかに開示いたします。 以 上
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