MAGNA INTERNATIONAL INC

行動倫理規範
報復禁止に関する方針
報復禁止に関する方針
Magna は、報復を恐れることなく、法律及び倫理上の懸念を提出
することができる文化をサポートすることにコミットしています。
Magna は、従業員及び他の利害関係者がそのような懸念を報告す
るために複数のルートを提供しており、誠実にかつ善意をもってそ
のような懸念を報告した従業員に対する報復を禁じます。
この方針は、Magna International Inc. 及びそのグローバルな全て
の事業運営グループ、部門、合弁事業及び他のオペレーション(以
下「Magna」と総称します)に適用されます。この方針は、従業員、
役員、取締役、コンサルタント及び代理人を含む、Magna を代表
して行為する全ての者に適用されます。
はじめに
Magna は、当社の従業員及び他の利害関係者が、
報復(処罰、解雇、降格、停職、脅迫及び嫌が
らせを受けることを含みます)を恐れることな
く、法律及び倫理上の懸念を報告することがで
きる職場環境をサポートします。法律及び倫理
上の懸念は、できるだけ早い機会に特定し、解
決することが重要です。Magnaは、誠実にかつ
善意をもって法律及び倫理上の懸念を報告した
者に対する報復を容認しません。
基準
Magnaは、その従業員及び他の利害関係者が、
法律及び倫理上の問題について信憑性ある懸念
を報告することを奨励しています。そのような
問題を特定することは、積極的な対策を講じ、
事実関係を「新鮮」なうちに確認し、かつ、懸
念への対応及び緩和によって潜在的影響を最小
限に抑制する最適な機会をMagnaにもたらしま
す。
Magna International Inc. | 報復禁止に関する方針
Magna は、誠実にかつ善意をもって懸念を提起
した者に対する報復を容認することはありませ
ん。そのような懸念の提起を阻止し又は妨げよ
うとする取り組みが許容されることはなく、す
べての報復は重大な問題として取り扱われ、正
当な解雇を含むそれ以下の処罰を受けることに
なります。
この方針は、Magnaのグッド・ビジネス・ライ
ン、ホットライン、スーパーバイザー又はマネ
ジャー経由で、又は、人事部、弁護士、倫理・
法務コンプライアンス部、内部監査の担当者へ、
若しくは他の適切な方法(以下、「報告ルート」
といいます)で提出された全ての懸念又は報告
(匿名か否かにかかわらない)に適用されます。
報復の例
報復は様々な形を取ることがあり、それとわか
らないさりげない行為も含まれます。 報復の疑
いがある事例については、以下に記載する方法
のどれかを用いて報告してください(「懸念の
報告」を参照)。 報復の例を以下に掲げます。
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
担当業務又は時間の削減 / 増加 / 変更

言葉の暴力、又は、従業員に対する嫌がら
せ若しくは侮辱を意図する行為

肉体的暴力又は脅迫

解雇、降格、又は、解雇若しくは降格の脅
し

昇進の拒否、賃金、職務、異動又は残業の
機会の増加

Magnaの従業員憲章又はMagnaの運営原則
に反するその他の行為
がなされることを理解することが重要です。ま
た、そのような懸念が、適用ある場合、すみや
かに審査及び付託されることも重要です。スー
パーバイザー及びマネジャーは、最初に懸念が
提起されたとき、すみやかに対応するために積
極的な対策をとる機会はすぐに失われてしまう
ことを理解しておいてください。
また、従業員及び他の利害関係者は、Magnaの
報告体制を尊重しなければならず、理由の如何
を問わずこれを悪用してはならないことを承知
しておいてください。不誠実に又は悪意をもっ
て報告を提出したことが判明した者は、正当な
解雇を含むそれ以下の処罰を受けることになり
ます。
詳しい情報が必要な場合:
人事上の決定及び協力
この方針の規定は、契約違反又は報復以外の適
法なビジネス上の理由に基づいてMagnaが人事
上の決定を下すことを妨げるものと解釈されて
はなりません。法律及び倫理上の問題及び調査
はしばしば、込み入っており、多くの異なる側
面を持っていることがあります。そのような問
題及び調査について照会を受けた全ての従業員
は、Magnaがすみやかにこれらの問題に適切に
対処するため、必要な情報を入手することがで
きるように、十分に協力してください。
詳しい情報又は助言を必要とする場合、所属の
グループ又は地域の弁護士、Magna コンプライ
アンス・オフィサー又は Magna の倫理・法務コ
ンプライアンスのバイス・プレジデントに問い
合わせてください。
2014 年 6 月
発効日:
責任者:
再検討日:
2014年6月
倫理・法務コンプライアンスVP
2015年6月
懸念の報告
Magnaでは、マネジャー及びスーパーバイザー
がオープン・ドア(Open Door)プロセスを維
持することを求めています。報復に関する懸念
その他の法律若しくは倫理上の懸念は、報告ル
ートのいずれかを用いて報告することができ、
その審査は適時に行われます。
Magnaのスーパーバイザー及びマネジャーは、
自らが相談しやすく、法律及び倫理上の懸念を
真剣に取扱い、かつ、そのような懸念を適宜、
法務、倫理・法務コンプライアンス、人事又は
内部監査の処理に委ねるプロセスに精通してい
ることを確認しなければなりません。Magna従
業員及び他の利害関係者は、自らの懸念に対処
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