チリ観測所年俸制職員（特任専門員：データ解析システム担当）募集案内国立天文台チリ観測所では、下記の要領で年俸制職員（特任専門員）を公募します。今回募集する職は、チリ観測所のコンピューティングチームに所属し、アルマプロジェクトの解析ソフトウェアの開発・改良、及び、解析計算機システムの管理・運用に従事していただくものです。積極的なご応募をお待ちしております。【募集職種】年俸制職員（特任専門員）【募集人数】1 名【勤務地】東京都三鷹市大沢 2-21-1 【業務内容】チリ観測所コンピューティングチームに所属し主に以下の業務を行う。 ○天文データ解析ソフトウェアの開発 ○計算機システム（主に Unix）の運用 ○トレーニングおよび共同開発の必要から、１年の内１ヶ月程度、ドイツ（ESO：欧州南天天文台）、米国(NRAO:米国電波天文台)やチリに出張して、技術の習得、開発、会議を行う可能性がある。具体的な業務は以下の通り： ① 電波望遠鏡のデータ解析ソフトウェアの設計、コーディング、デバッグ ② チリ観測所が管轄するデータ解析・計算機システム（主に Unix）の構築・管理・運用 ③ チリ観測所が管轄する計算機システム上のアプリケーションの設定・管理・運用 ④ アルマ関連の既存文書調査 ⑤ アルマソフトウェアの既存ソースコードの解読 ⑥ 米欧やチリの開発者との電子メール、必要であれば電話会議でのやり取り（英語） ⑦ 米国・ソコロ・米国国立電波天文台、ドイツ・ミュンヘン・欧州天文台など、アルマソフトウェアに関係する拠点の訪問、及び、開発打ち合わせ、日本の活動報告、最新技術の習得、調整（英語） ⑧ 開発に関係する文書の作成 (和文および英文) アルマプロジェクトについては下記を参照してください。 http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/ 、 http://www.almaobservatory.org/ 【応募資格】 ○UNIX に関する知識を有すること。 ○C++, Python のどちらか少なくとも 1 つの言語に堪能なこと。未修得の場合、採用後速やかに習得できること。 ○ソフトウェア英文文書の読み書き、英語による意思疎通が可能なこと。 ○必須ではないが、ネットワーク、分散計算機環境、システム管理の経験があれば好ましい。 ○必須ではないが、情報処理技術者試験で基本情報技術者資格以上の知識があれば好ましい。 ○必須ではないが、天文学の素養や電波望遠鏡のデータ解析の経験、計算機クラスター上での並列処理の経験があれば好ましい。〇必須ではないが、線形代数、解析学、統計学などを使ったアルゴリズムの開発経験があれば好ましい。【雇用期間】平成 27 年 6 月 1 日～平成 30 年 5 月 31 日※ 年度毎に業績評価を行い給与の見直しを行います。任期満了年度に、契約期間満了時の業務量、従事している業務の進捗状況、職員の勤務能力・勤務成績・勤務態度、機構の財務状況を踏まえて更新することがあります(その場合は、最長で平成 32 年 5 月 31 日※までの契約となります)。 ※但し、既に自然科学研究機構に雇用歴がある場合、原則、平成 25 年 4 月 1 日からの通算雇用期間が 5 年を超えない雇用期間となります。【勤務形態】週 5 日（月～金）、始業時刻 8:30 ～終業時刻 17:15 【待遇】年俸制給与は、おおむね国立大学助教または国立天文台主任技術員相当文部科学省共済組合（健康保険、年金）、雇用保険、労災保険に加入夏季休暇、年末年始休日あり【選考方法】書類選考及び面接による選考【提出書類】 ○履歴書（写真貼付） ○ソフトウェア開発や計算機に関するこれまでの経験・実績を含め、抱負をまとめた文章（A4 で 2 頁程度）。英検、TOEIC 等の英語力を評価する試験を受験していれば、その結果を明記すること。 ○できるだけ迅速に連絡がとれる連絡先（Email アドレス、電話番号）【応募締切】平成 27 年 3 月 25 日（水）日本時間 12 時（正午）必着【提出先】〒181-8588 東京都三鷹市大沢 2-21-1 国立天文台チリ観測所長長谷川哲夫封筒の表には「年俸制職員特任専門員（チリ観測所計算機）応募」と朱書きして下さい。【問合せ先】（応募に関する問合せ先）国立天文台事務部総務課人事係、TEL：0422-34-3658 （職務内容に関する問合せ先）国立天文台チリ観測所小杉城治 E-mail:george.kosugi@NO!!SPAM!!nao.ac.jp (NO!!SPAM!!を削除）問合せの電子メールのヘッダーは、"nenpousei tokunin inquiry"として下さい。【注意事項】応募書類はこの選考以外のいかなる目的にも使用致しません。面接に要する費用（交通費等）は応募者の自己負担となります。【その他】国立天文台は男女雇用機会均等法を遵守し、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。詳しくは、http://jouhoukoukai.nao.ac.jp/danjokyodo をご覧下さい。