平成26年度農業技術センター試験研究成果検討会の開催について

インターネットでの情報提供
提供予定日
平成27年2月10日(火)
担当課
担当係
農業技術センター
作物部・花き部
2月11日
県政記者クラブ配布資料
担当者
米山・加藤
電話番号
058-239-3131
平成26年度農業技術センター試験研究成果検討会の開催について
県農業技術センターでは、県民の生命・健康を守り、魅力ある農業を築くために、「産地強化と
ブランド品目づくり」「安全・安心な農産物づくり」を柱として研究開発に取り組んでいます。
このたび、農業関係者に対し試験成果を報告し、生産現場への迅速な普及を目的として、試験研
究成果検討会を下記のとおり開催します。
記
1
日
時
平成27年2月18日(水)13:30~16:55
2
場
所
農業技術センター3階講堂(岐阜市又丸729-1
3
参加対象者
4
発表内容
課
約100名
題 名
電話:058-239-3131)
農業者、農業関係団体、市町村職員等
内
容
発表者
露地栽培における加工用パ
パッションフルーツは鳥獣害を受けにくい等のメリ
ットがあるため、本県で加工用に導入が進められてい
ッションフルーツの安定生
産技術の開発
ます。ただし、熱帯原産のため、本県で露地栽培する
ことは気象条件的に難しく、十分な収量を確保できな
(13:40~14:00)
い問題があります。そこで、本県に合った安定生産技
術を開発しました。
県内平坦地に向く飼料用米
品種の選定とその栽培特性
(14:00~14:20)
本県の平坦地では飼料用米の作付面積が増加してい
ますが、様々な品種が導入されているため、均一で安
定的な供給ができない問題があります。そこで、県内
の平坦地に適した収量性の高い品種を選定し、その選
せ ひ
定した品種に適した施肥 方法について検討しましたの
で報告します。
葉菜類(コマツナ・ホウレ
ンソウ)におけるリン酸減
肥指標の設定
(14:20~14:40)
県内の葉菜類(コマツナ、ホウレンソウ)栽培圃場
の土壌中には、植物の主要な養分の一つであるリン酸
が過剰に蓄積している傾向があります。そこで、土壌
中の過剰なリン酸を有効に活用するため、作付開始時
のリン酸含量に応じた施肥指標を設定しましたので報
告します。
農業技術セ
ンター
農業技術セ
ンター
ほじょう
農業技術セ
ンター
岐阜県の主要な小麦品種「農林61号」は実需者から
一定の支持を得ているものの病害に弱く、倒れやすい
等の問題があります。そこで、麺用小麦として優れる
新品種「さとのそら」が代替品種として導入できるか
検討しましたのでご報告します。
農業経営課
日光を遮るため被覆資材で覆い栽培し、収穫した茶
葉を揉んで加工する「かぶせ茶」について、西濃地域
に適した栽培体系を明らかにしましたのでご報告しま
す。
農業技術セ
ンター
トマトの収量性を向上させるため、植物の光合成の
原料である炭酸ガスの施用が普及していますが、十分
な増収効果が得られていません。そこで、長期間収穫
する栽培体系を対象に、増収効果の高い炭酸ガス施用
方法及び、ミスト噴霧による温湿度管理を検討しまし
たのでご報告します。
農業技術セ
ンター
地域特産農産物の農薬登録
拡大のための取組み
(15:55~16:10)
生産量が少ない地域特産農産物は使用できる農薬が
ほとんどなく、生産者は病害虫の防除に苦慮していま
す。これらの作物の農薬登録拡大に向けた取り組みに
ついて紹介します。
農業技術セ
ンター
アザミウマを防除する天敵
糸状菌を用いた微生物農薬
の開発
(16:10~16:25)
果菜類の重要害虫であるアザミウマ類は、ウイルス
病を媒介することで問題となっており、有効な薬剤も
限られています。そこで、本センターではアザミウマ
に効果のある微生物農薬の開発を行っていますのでそ
の取組み状況について報告します。
農業技術セ
ンター
県育成フランネルフラワー
の品種特性と特性を活かし
た作型
(16:25~16:40)
全国に先駆け、県オリジナル品種としてフランネル
フラワーの鉢花品種「フェアリーホワイト」を育成す
るなど、これまでに鉢花用や切花用品種を育成しまし
た。それらの品種特性と、特性を活かした栽培体系に
ついて紹介します。
農業技術セ
ンター
栽培特性に優れる小麦新品
種「さとのそら」の奨励品
種採用
(14:40~15:00)
西濃地域における茶の直が
ひふく
け被覆栽培体系の開発
(15:15~15:35)
ちょうだん
トマトの 長 段 栽培における
ふんむ
ミスト噴霧とCO2施用の効果
(15:35~15:55)