然科学研究機構国天台内保育施設運営業務委託に関する

平成27年2⽉4⽇
⾃然科学研究機構国⽴天⽂台内保育施設運営業務委託に関する公募
1.企画競争に付する事項
(1)事業名:
⾃然科学研究機構国⽴天⽂台内保育施設運営業務
(2)事業内容:国⽴天⽂台における仕事と育児の両⽴⽀援及びより良い雇⽤環境整備の
ため保育施設を運営すること
2.企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項
①
⼤学共同利⽤機関法⼈⾃然科学研究機構の契約実施規則第3条の規定に該当し
ない者であること。なお、未成年者、被保佐⼈⼜は被補助⼈であって、契約締結の
ために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
②
⾃然科学研究機構⻑から取引停⽌の措置を受けている期間中の者でないこと。
③
本案件の競争において、
「私的独占の禁⽌及び公正取引の確保に関する法律」(昭和
22年法律第54号)に違反し、価格⼜はその他の点に関し、公正な競争を不法に阻害す
るために提案を⾏ったものでないこと。
④
暴⼒団員による不当な⾏為の防⽌等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に
規定する暴⼒団またはその利益となる活動を⾏うものではないこと。
3.説明会の開催⽇時及び開催場所
開催⽇時:平成27年2⽉9⽇(⽉曜⽇)14時〜
開催場所:⾃然科学研究機構国⽴天⽂台
コスモス会館会議室
4.提出書類
(1)企画提案書
別紙仕様書に掲げられた「3.業務要領」に対する提案を具体的に記載すること。
⽤紙サイズはA4縦版、横書きとし、参考資料等の添付も⾃由とする。
(2)⾒積書
本業務を確実に履⾏するために必要な⾦額を⾒積もり、提出すること。
なお、⾒積書の内訳に関して不明な点がある場合は追加書類の提出を求める
場合がある。
(3)企画提案書の提出⽅法
提出期限までに4部を下記提出先へ、原則持参すること。
提 出 先:⾃然科学研究機構国⽴天⽂台
事務部経理課調達係
(4)企画提案書の提出期限等
提出期限:公募締切:平成27年2⽉20⽇(⾦曜⽇)17時必着
5.ヒアリングの開催
本公募に基づき応募した者に対してヒアリングを⾏う。どのような保育施設運営を⾏う
のか、具体的に説明すること。
(1) 予定開催⽇:平成27年2⽉27⽇(⾦)
(2) 予定開催場所:⾃然科学研究機構国⽴天⽂台
第⼆会議室
6.委託先の決定
応募書類等を審査のうえ委託先を決定する。
7.その他
本件に関するその他必要事項については、仕様書によるものとする。
【本件担当、連絡先】
住
所:東京都三鷹市⼤沢2-21-1
担
当:国⽴天⽂台事務部経理課調達係
電
話:0422-34-3935
FAX:0422-34-3675/3687
E-mail:chotatsu@NO!!SPAM!!nao.ac.jp (NO!!SPAM!!を削除)
仕 様 書
委託業務名
自然科学研究機構国立天文台内保育施設運営業務
大学共同利用機関法人自然科学研究機構(以下「委託者」という。)が発注する国立天文台内保育施設運営を受託
する業者(以下「受託者」という。)は、以下の全ての条件に合致していなければならないものとする。
1. 東京都が定める認可外保育施設指導監督要綱(56 福児母第 990 号)に定める基準を満たす高い
水準の保育業務を行っており、十分な実績を有すること。
2. 利用者(保護者及び保育児)が十分満足できる保育を実践するための技能を有すること。
3. 他の国立大学又は大学共同利用機関法人において保育施設運営の実績があれば望ましい。
4. 多摩地区において保育施設運営の実績があれば望ましい。
なお、本仕様書記載事項を理解したうえで、国立天文台における仕事と育児の両立支援及びより良い雇用
環境整備のため保育施設を運営すること。
1. 業務実施
東京都三鷹市大沢 2-21-1
コスモス会館 1 階(別紙参照)
2. 業務期間
平成 27 年4月1日から平成 28 年 3 月 31 日までとする。
なお、委託者および受託者は、相手方が以下の条項の何れかに該当することとなった場合には、1 ヶ月前に書
面にて通知して、本契約を解除することができる。
ただし、当該保育施設における保育対象児童が 3 ヶ月連続していなかった場合、または保育施設を廃止する
場合は、甲・乙協議のうえ、契約期間の見直しをできるものとする。
(1)本契約を履行しないとき、又は本契約の何れかの条項の重大な違反があったとき。
(2)重要な財産に対し差押え、仮差押え、仮処分、国税滞納処分の例による差押えを受け、1週間以上解除さ
れないとき。
(3)破産、民事再生、特別清精算、会社更生等の法的手続の申し立てをし、又は受けたとき。
(4)営業の全部を廃止したとき。(合併による場合は除く)
(5)銀行取引停止処分を受けたとき。
(6)その他本契約の遂行が不能となる重大な事由が生じた場合。
3. 業務要領
(1)業務概要
受託者は、保育所保育指針(平成 11 年 10 月 29 日児発第 799 号厚生省児童家庭局通知)及び認可外保育施
設指導監督要綱(56 福児母第 990 号)を保育施設に勤務する職員に徹底させるとともに、乳児及び幼児の発
育の段階に応じた適切な養護及び教育を行うものとする。
保育形態は 1 ヶ月単位の月極利用、および一時利用の 2 種類とする。月極利用における保育対象児童は、国
立天文台との間に雇用関係がある職員、総合研究大学院大学天文科学専攻に在籍する学生、協定に基づき
受け入れている大学院生、特別共同利用研究員、または日本学術振興会特別研究員いずれかの身分を有す
る者の子とし、かつ認可保育園または認証保育所の選考に漏れた者とする。一時利用における保育対象児童
は、前記に加え、天文台が開催する集会等に参加または運営に携わるために来台する者、天文台において実
施される共同研究等のために来台する者、その他これらに準ずると台長が認める者とする。
対象年齢は、月極利用の場合は出生後 57 日を経過しており、小学校就学始期に達するまでの子とする。一時
保育においては、出生後 6 ヶ月を経過しており、小学校就学始期に達するまでの子とする。
(2)保育内容
① 保育施設が緑豊かな自然環境に立地する利点を生かし、自然との触れ合いを大切にする保育を実践する。
② 「保育所保育指針」に準拠した明確な保育目標の下に、年間計画、月間計画、週案、日案などを立て、計画
③
④
的な保育を実践する。
子供の発達段階に応じた保育を実践する。
子供の豊かな知的・情緒的発達が可能となるような環境整備を心がける。
(3)その他の保育業務
① 保護者との連絡調整を行う。
② 保護者への連絡帳などの書類を記入・整理・受け渡しを行う。
③ 子供の持ち物を管理する。
④ 保育施設の屋内にある備品・玩具などの管理・整理・清掃を行う。
⑤ 保育施設の室内の清掃を行う。
⑥ 児童の昼食である宅配弁当の発注、受取、容器返却を行う。
⑦ レンタル寝具の発注、受取、返却を行う。
(4)医療体制
① 医療機関との連携を密にとる。
② 急病やけがが発生した場合の対処法を明記したマニュアルを準備し、すべての職員がそれに従って、迅速で
的確な対応ができる。
(5)保育従事者の配置
受託者は、次に掲げる条件のもとに保育従事者を配置するものとする。
① 受託者は、児童の利用がある場合に限り、保育士 2 名を配置する。
② 利用児童数は保育士 2 名に対して定員 6 名とし、児童福祉施設最低基準(昭和 23 年 12 月 29 日厚生省
令第 63 号)第 33 条の基準を満たす範囲とする。
③ 前営業日までに利用申込が無い場合は、面談その他の必要最低限度の用務がある場合を除き、保育士
は配置しないものとする。
④ 保育施設開所時間は、8 時から 18 時までとする。
⑤ 保育日は、原則として月曜日から金曜日とする。土曜日・日曜日・祝日、年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)
及び委託者が別に定める休日は保育日から除く。
(6)保育士の条件
① 保育従事者 2 名のうち 1 名は保育士資格を有する者とする
② 心身が健全な保育従事者であること。
(7)安全管理
受託者は、保育児童のそれぞれの発達段階に留意し、必要に応じて乳児と歩行可能な幼児をパーティション
で区分する等、安全管理上の措置を講じ、事故防止に努めること。
(8)健康管理
受託者は、保育施設に勤務する職員の健康管理に関し、次の事項に留意するものとする。
① 常に職員の健康状態に留意し、感染症に罹患した場合はもとより、その疑いがある場合であっても、就
業させてはならないこと。
② 化膿性の損傷又は感染症疾患の場合は、就業させてはならないこと。
③ 毎年定期健康診断及び検便を受診させること。
④ その他法令等に定める健康管理に関する事項を遵守すること。
(9)衛生管理
受託者は、保育施設の施設及び設備並びに勤務する職員の衛生管理に関し、事故のないよう十分に配慮し、
次の事項に留意するものとする。
① 保育施設に勤務する職員は、清潔な被服を着用し、常に清潔を保つこと。
② 保育施設室内及び寝具は常に清潔を保つこと。
③ 飲食材料は、防虫、防鼠等の措置を講じ常に衛生的に保管すること。
④ ほ乳瓶及び食器類は、使用の都度消毒を行うこと。
⑤ 残飯その他の汚物の処理については、責任をもって処理し、絶対にその場に放置しないこと。
⑥ その他法令等に定める衛生管理に関する事項を遵守すること。
(10)設備等の使用及び維持管理
受託者は、保育施設の屋内外の施設及び備品(以下「設備等」という。)の使用及び維持管理並びに清掃に関
し、次のとおり行うものとする。
〇設備等の使用及び維持管理に関すること
① 受託者は善良な管理者の注意をもって設備等を管理すること。
② 受託者は、設備等の全部又は一部が滅失し、若しくは毀損した場合、又は設備等に瑕疵が生じ、若
しくはその恐れがある場合には、直ちに国立天文台担当者に報告するとともに、使用上の安全が確
保できないときは、使用中止など応急の措置を行うこと。
③ 受託者は前号の報告に基づき、委託者と対処法を協議し、必要に応じ委託者が修理を行う。但し、受
託者または受託者のスタッフの責に帰すべきことが明らかな場合はこの限りでない。
④ 受託者は、設備等の全部又は一部を第三者に貸与し、若しくは利用させ又は保育施設以外の用に
供してはならないこと。
⑤ 受託者は、委託者の許可なく設備等の改造又は増設をしてはならない。
⑥ その他上記に定めのない事項については、国立天文台担当者の指示によること。
〇保育施設内外の清掃に関すること
① 屋内清掃作業(原則として開室日ごと閉室後)
掃除機等による除塵清掃を行うこと。
床の拭き掃除又は水拭き清掃を行うこと。
什器、備品等は、乾布等により清掃し、整理整頓を行うこと。
トイレットペーパー、水性石けん等の補充を随時行うこと。
② その他
塵屑類は、委託者指定の保管場所に搬出すること。
(11)事故の対処
受託者は、事故が発生した場合の処置方法に関し、次のとおり行うものとする。
① 受託者は、託児時間内に園内で事故が発生した場合は、速やかに国立天文台担当者及び保護者に
連絡するとともに、適切な処置をとる。
② 緊急時の対処法を明記したマニュアルを準備し、いかなる状況においても、子供の安全性を最優先して
迅速で的確な対応をする。
③ 火災・地震などの発生を想定し、避難消火等訓練を月に 1 回以上実施する。
④ 不審者が園内に侵入しないよう常時施錠のうえ、扉の開閉などには十分注意し、万一、不審者が侵入し
た場合には、子供の安全確保を最優先する。
⑤ 受託者は本業務に伴う事故の賠償を担保するため、受託者名義の賠償責任保険に加入し、保険証書
の写しを委託者に提出する。
(12)不可抗力による業務停止
受託者は地震、台風、大雪等により交通機関の乱れが発生するなど不可抗力による災害が発生した場合には、
委託者が別に定める基準または個別の指示に基づき、業務を休止する。
前項の場合、受託者は利用可能な手段により委託者及び利用者にその業務の休止を連絡するものとする。
(13)附帯事務業務
受託者は、本業務に附帯して発生する事務業務について、次のとおり行うものとする。
① 委託者と密に連携をとりながら本業務を行う。
② 委託者が発行する文書等を保護者に配布する。
③ 委託者に保育の年間計画を提出し、その承認を得る。
④ 保育施設の開閉、火気管理など保育施設を安全に運営、管理するための業務を日常的に行う。
⑤ 施設や備品の破損、盗難、火災など不測の事態が発生した場合は、子供の安全を第一義とした初期対
⑥
応を行い、直ちに委託者に報告する。
東京都知事への認可外保育施設設置届提出、東京都立入調査等にあたり、委託者に適切な助言を行
う。
(14)報告書の提出
受託者は、利用のあった日の業務終了後、利用者報告書(任意様式)を、国立天文台担当者に提出する。
4. 費用負担
【委託者】
① 施設の改修、修理、維持費
② 什器備品費、玩具等用具購入費
③ 光熱水費
④ 消耗品費、おやつ代
⑤ 寝具レンタル費
⑥ その他、受託者の負担すべき以外の一切の費用
【受託者】
① 従業員人件費(時間外等諸手当、交通費、福利厚生費等を含む)
② 被服費
③ 教育研修費
④ 通信費
⑤ 施設保険料
5. 受託者の注意義務・遵守義務
①
②
③
④
受託者の従業員に対し、1 年に 1 回以上教育・研修を履行させることにより、常に最新・最高の保育を心がけ
る。
受託者の従業員に対し、保護者および保育児へ常に節度ある態度をもって業務に当たらせる。
受託者の従業員に対し、守秘義務を遵守させる。
受託者の従業員に対し、個人情報の取扱に細心の注意をはらうよう指導し、不要となった書類は速やかに裁
断等の処置を取らせる。
6. その他
①
②
③
開所日、利用時間、入所資格、入所の申込み、保育料及びその納入、退所等については、委託者が別に定
める規程等に従い運用し、必要に応じ委託者に対して助言するものとする。なお、申込みの最終決定、保育
料納入業務は委託者が担当するものとする。
委託者は、保育施設の運営に関し、随時改善を指示することができる。
本書に定めのない事項に関して疑義が生じた場合は、委託者及び受託者の間において、協議して定めるも
のとする。
保育施設備品リスト
保育室家具
室内備品
室外備品
電化製品
備品名
保育テーブル(軽テーブル)
幼児椅子
幼児椅子
カラーボックス
ベビーベッド
ベビーサークル
シューズボックス
フック
すのこ(玄関用)
ベビーラック(0歳)
体重計
身長計(乳児用)
身長計(幼児用)
ござ
ジョイントマット
おんぶひも
電波時計
湿度室温計
ホワイトボード2種
押し入れすのこ
ペーパータオルホルダー
備品名
散歩車(避難車)
かさたて
ホース
冷蔵庫
洗濯乾燥機
掃除機
加湿空気清浄機
布団乾燥機
扇風機
食器乾燥機
ポット(調乳設定)
電子レンジ
FAX電話機
シュレッダー
事務用平机
サイドキャビネット3段
職員用什器 椅子
職員ロッカー
戸引戸型
金庫
数量
1
2
2
8
1
1
1
1
2
5
1
1
1
3
1
2
2
2
2
4
3
数量
1
1
1
1
1
1
2
1
2
1
2
1
1
1
1
1
1
2
1
1
備考
60*120*35~48
17H
20.5H
巾42×奥行30×高さ88cm
1200*1200*602
1.5m*2m*1㎝
600*450、900*600
巾33×奥行き75×高さ3cm
備考
545*650*1560
PM2.5対応
壁掛け
子機2台付き
1000*700*700
520*600*390
300*600*515
その他、消耗品各種
配 置 図
N
中央線
武蔵境
三鷹
至新宿
新宿
西武線
かえで通り
天文台北
野崎西
東八道路
東
天文台
通り
国立天文台
東京
東京都
三鷹市
京
大
学
馬
場
京王線
至立川
調布IC
至八王子
動車道
中央 自
至新宿
野川
京王線
西調布
調布
国立天文台(三鷹)案内図
N
該当建物
(コスモス会館)
東京大学大学院理学系研究科
附属天文学教育研究センター
正門
郵便ポスト撤去
X1
X2
X3
7500
X4
6000
X5
6000
X6
6000
6000
+25
階段室
スロープ(2)
Y5
サブエントランス
(2)
+175
食品庫
化粧室
休憩室
9
10
管理人室
設備室
外階段
倉庫(2)
5450
+195
+50
+200
リネン庫
廊下-1
1
倉庫(1)
ホール(2)
+200
事務室
2050
Y4
廊下(2)
食堂-2
売店
3250
男子便所
男子便所
+200
倉庫
7750
+200
厨房
+100
2450
女子便所
女子便所
Y3
シャワー室
3000
ライトコート
ライトコート
+200
+420
+450
2000
湯沸室
+200
7000
ホール(1)
食堂-1
踏込
+200
メインエントランス
X4
X5
2000
+200
X6
押入
3220
Y2
風除室
Y5
1670
押入
220
3000
1
1720
250
2780
4
5
1250
6
ポーチ(1)
Y4
+150
会議室
1800
5500
1500
2300
3450
220
2270
+150
3
7500
3560
テラス
2
7000
750
スロープ(1)
改修工事1階延面積
1 3.22x1.67=5.3774
2 1.72x3.56=6.1232
3 2.78x5.50=15.29
4 1.25x3.45=4.3125
Y1
5 0.75x2.30=1.725
6 7.00x1.8=12.6
2
45.4281 (m )
3
7500
1階平面図
6000
6000
6000
6000
:今回改修工事対象外部分を示す。
1:100
特記
建物番号
国立天文台事務部施設課
施設課長
課長補佐
係長
係員
図面番号
A-008
工事名称
縮尺
010
1:100
日付
2012.06.29
自然科学研究機構国立天文台(三鷹)
コスモス会館内装等改修工事
図面名称
株式会社公共建築研究所
所長
担当
一級建築士事務所
東京都港区東新橋2-18-3-802
一級建築士事務所 東京都知事登録 第56754号
1階平面図
一級建築士登録 第165243号 松里征男