横浜の“環境”に関する3つの計画を改定・策定しました

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 27 年2月3日
環
境
創
造
局
政
策
課
下 水 道 事 業 推 進 課
ビー
横浜市では、①「横浜市環境管理計画」、②「生物多様性横浜行動計画(ヨコハマbプラン)」、③「横
浜市下水道事業中期経営計画 2014」の改定・策定作業を進めてきました。これらの計画は「横浜市中期4
か年計画 2014~2017」(以下、「横浜市中期4か年計画」とする)と連動し、これからの環境行政の基礎
となるものです。
このたび、平成 26 年 10 月1日から 10 月 31 日まで実施した市民意見募集の結果も踏まえ、これらの計
画を改定・策定しました。
各計画の概要
① 「横浜市環境管理計画」
「横浜市環境管理計画」は、環境施策を総合的かつ横断的に進めるため、「横浜市環境の保全及び創
造に関する基本条例」に基づき策定している環境の総合計画です。平成 23 年4月に策定した計画が平成
25 年度までの短期的な計画目標期間を満了することに伴い、計画を改定しました。今後、この計画に基
づき、脱温暖化に向けた低炭素社会や、豊かな生物多様性の実現など、横浜が目指す将来の環境の姿に
向けた取組を進めます。
<計画期間>
・中長期的な視点での目標:
2025(平成 37)年度まで
・事業実施に関する視点での目標:
2017(平成 29)年度まで
<改定の主なポイント>
・平成 23 年に策定した計画において掲げた「将来の環境の姿」や「施策体系」などの根幹部分は引き続
き継続
・今回の改定は東日本大震災後初めての改定となることから、災害時に公園や樹林地が持つ多様な役割
に配慮した取組や防災施策と連携したまちづくりなど、環境価値と防災機能を併せて高めていく取組
を整理
・さらに、今後の4年間で進める具体的な取組を整理
新たに加えた取組としては、
「地球温暖化対策」の分野において、水素エネルギーの活用の取組
「水とみどり」の分野において、都心臨海部で街の魅力やにぎわいにつながる緑の取組
「食と農」の分野において、都市農業の推進
など
<計画素案に対する市民意見募集の実施結果>
提出者数:33 名 意見数:65 件 ※詳細は計画とともにホームページに掲載
~「横浜市環境管理計画」は、横浜市環境創造局ホームページから入手できます~
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/etc/jyorei/keikaku/kanri/
裏面あり
ビー
② 「生物多様性横浜行動計画(ヨコハマbプラン)」
「生物多様性横浜行動計画(ヨコハマbプラン)」は、重要な課題である生物多様性の保全について、
将来像を明らかにし、今後の取り組むべき施策等を示し、市民・企業・行政がつながり行動するための計
画です。本計画は、生物多様性基本法に規定されている「生物多様性地域戦略」に該当します。平成 23
年4月に策定した計画が平成 25 年度までの短期的な計画目標期間を満了することに伴い、計画を改定し
ました。身近に自然や生き物を感じ、楽しむことができる豊かな暮らしの実現に向けた取組を進めます。
<計画期間>
・中長期的な視点での目標:
2025(平成 37)年度まで
・具体的な取組と目標:
2017(平成 29)年度まで
<改定の主なポイント>
・平成 23 年4月に策定した計画で掲げた平成 37 年(2025 年)を展望した「横浜の生物多様性の将来像」
など計画の根幹部分を継承
・これまでの取組の評価などを踏まえ、今後の4年間で進める具体的取組を整理
子どもたちの自然体験や環境学習は引き続き重点的に推進
専門家や市民の参加を含めた体系的な生き物調査の推進とデータの蓄積、活用を推進
都心臨海部において、生物多様性を感じることができる街づくりの推進
など
<計画素案に対する市民意見募集の実施結果>
提出者数:48 名 意見数:89 件 ※詳細は計画とともにホームページに掲載
~「生物多様性横浜行動計画(ヨコハマbプラン)」は、横浜市環境創造局ホームページから入手できます~
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/mamoru/tayou/
③ 「横浜市下水道事業中期経営計画 2014」
「横浜市下水道事業中期経営計画 2014」は、経営理念や経営方針をはじめ、施策や財政運営の目標と取組
を掲げた横浜市下水道事業の中期的な計画です。横浜市下水道事業では、平成 23~25 年度まで「横浜市下水道事
業中期経営計画 2011」に基づき、施策と財政を両輪とした事業運営に取り組んできました。前計画の終了に伴い、
平成 26 年度を初年度とする本計画を策定し、職員一人ひとりがこの計画を指針として、市民の皆さまがいつまで
も安心して暮らせる「快適で安全・安心な市民生活の確保」に向け、着実に取り組みます。
<計画期間>
・2014(平成 26)~2017(平成 29)年度
<横浜市下水道事業中期経営計画 2014 の考え方>
・これまでの下水道事業の蓄積と時代の変化を踏まえ、
「横浜市中期4か年計画」と整合した多様な施策・
事業の展開(防災・減災、環境・エネルギー、経済活性化、国際貢献など)
・多様な施策・事業や今後拡大する施設の更新需要に対応するため、経営資源は財源のみならず、人材・
体制、技術を含めた事業運営の基盤強化
<計画素案に対する市民意見募集の実施結果>
提出者数:35 名 意見数:52 件 ※詳細は計画とともにホームページに掲載
~「横浜市下水道事業中期経営計画 2014」は、横浜市環境創造局ホームページから入手できます~
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/keiei/keieikeikaku/2014.html
お問合せ先
①横浜市環境管理計画について
環境創造局政策課長
②生物多様性横浜行動計画について
環境創造局政策課
環境プロモーション担当課長
③横浜市下水道事業中期経営計画 2014 について
環境創造局下水道事業推進課長
目黒
享
Tel 045-671-2686
遠藤
寛子
Tel 045-671-3830
中村
永秀
Tel 045-671-2940