記者発表資料

インターネットでの情報提供
提供予定日
2月6日
平成27年2月5日(木) 県政記者クラブ・美濃加茂記者クラブ配布資料
担当課
担当係
担当者
電話番号
国際たくみアカデミー
建築科
鈴木 裕太
0574-25-2423
県立国際たくみアカデミーが
日本昭和村北部の里山に木造家屋を建造
県立国際たくみアカデミーは、美濃加茂市が進めている「里山千年構想」に参画し、
同校の建築大工技能を活かした里山活動の拠点づくりを担っています。このたび同市及
び可茂森林組合と協働し、平成記念公園日本昭和村北部の里山未利用地において、同地
を訪れた市民が利用する休憩小屋を下記のとおり建造することとなりましたのでお知ら
せします。
今回の建造に向け、当校の学生が里山散策に訪れる市民が利用しやすい設計を行うと
ともに、伝統構法(※)を用いるための建築部材加工などを行い準備を進めてきました。
記
1 日時
平成27年2月6日(金)
午前9時から午後4時(午前:建方、午後:仕上げ)
2 会場
平成記念公園日本昭和村北部の里山(美濃加茂市山之上地内)
3 休憩小屋の概要
伝統構法木造平屋建て
建て床面積
5㎡
完成予定
2月12日
※【伝統構法】
・柱と横架材の直線材で構造体(骨組み)を作る構法
・接合部に金物を使用せず、木を噛み合わせ入み栓などで固定する。
・土や板壁で変形を抑えて、柱や束は玉石基礎の上に置き、
上部構造を固定しない。
4 参加者
県立国際たくみアカデミー
職業能力開発短期大学校 建築科2年生
担当指導教官
4名〔卒業課題グループ〕
2名
5 「里山千年構想」について
人の手が入らなくなったことで荒廃が進んできた美濃加茂市の里山を、昔の里山風景に再生・継続さ
せながら、先進的な技術を取り入れ、里山の資源を生かす「新時代の里山」を提案し、人々が年間を通
して訪れたくなる里山をめざし、「里山都市」としての美濃加茂市を全国に発信していく取り組みです。
6 これまでの美濃加茂市との協働事業
・里山千年構想の拠点施設「さとやま亭」の製作(平成25年度)
⌂
【地図 】
⌂
建前の現場
昨年の休憩小屋
※駐車スペース 約10台分
【木造家屋の仮組み】
【里山千年構想の拠点施設「さとやま亭」(平成25年度に建造)】