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構成型ビジネス起業塾
第3講 方法論を知る
カリキュラム
講座
第1講
~強みを知る~
第2講
~状況を知る~
第3講
~方法論を知る~
内容
持続可能なビジネス
の原点となる「強み」
についての理解を深
める。
無意識のうちに我々
を支配している「シス
テム」(自分の状況・
社会の状況)を見え
る化する。
対話の方法論を使っ
たビジネスの構成プ
ロセスを学ぶ。
意図
自分の「強み」が何な 今感じている問題意
のかに気付き、今後、 識を手がかりに「シス
その強みをどう活か テム」を見える化する
したらいいのか、問
ことで、自分のやる
いを持ってもらいたい。 べきことが何なのか、
ヒントを掴んでもらい
たい。
各々が第1講、第2
講の中で見えてきた
「やりたいこと」「求め
られていること」を実
現するための方法論
を見出してもらいたい。
本日の流れ
ワーク前半(60分)
• システムの解説(20分)
• 問いの作成(40分)
ワーク後半(120分)
•
•
•
•
YES-ANDワーク(20分)
ブレストの解説(20分)
ブレインストーミング(50分)
発表・振り返り(チーム数×10分)
システム事例
ある発展途上国での話。
貧困の連鎖を食い止めるため、子供たちの教育
水準を上げることにしました。
ほとんどの親たちは総論には賛成しながらも、現
実的には家計の苦しさから、子供を学校に通わせ
ることができません。
このような状況の中、子供達を学校に通わせるに
はどうしたら良いのか、現地で調査したら次ペー
ジのシステムが見えてきました。
システム図
ある途上国における不登校のシステム
子どもに労働
させる
家族の
連鎖
貧困
親子共々
教育不足
通学できな
い言い訳(身
なりがみす
ぼらしい等)
社会全体
が教育不
足
不登校
不衛生な環
境
社会の
連鎖
学校に行かな
くても良い言
い訳
寄生虫の
蔓延、倦怠
感
システム事例の解決策
①通学の上、さらに進級したら母親にお金を払う
・改善率12%~26%
・コスト:一人当り約1000ドル
②制服を支給する
・出席理由:格好が見窄らしいため学校に行けない生徒が出席するよ
うになった。
・改善率39%(欠席率18%⇒11%)
・コスト:一人当り約100ドル
③寄生虫を駆除する
・出席理由:慢性的な倦怠感が無くなり学校に来るようになった。
・改善率約25%
・コスト:一人当り約3.5ドル
出典:「善意で貧困はなくせるか?」Dカーラン&Jアペル、清川幸美訳、P225~P230より
問いの作成
(40分)
チームテーマをシステム図化しながら、課
題解決につながる問いを考えてください。
例:虫下しを国中の子どもに飲ませるには
どうしたらいいのか?
YES-ANDワーク
(デモ5分+二人ひと組5分+振り返り5分=計15分)
「手放すこと」「委ねること」を体験します。
① 「いいねえ」
② 「○○なところが面白いねえ」
③ 「さらに乗っけると○○があるとさらにいいねえ」
☛「でも・・・」はダメ
【練習用の問い】
① ○○さんの夕食の企画をしてください。
② 来月の旅行の企画をしてください。
③ ○○さんのペットを選んでください。
④ 母親へのプレゼントを企画してください。
⑤ ・・・
ブレインストーミング
全て肯定
批判しない
仲間意識
しゃべる
盗みOK
重複OK
拡散させ
る
そもそも・・・
さらに・・・
意見を聞く
と言うこと
は・・・
ブレインストーミング(50分)
アイデア出し(30分)
• まずはアイデアを出せるだけだしてください。
分類・まとめ(20分)
• アイデアを解決策にまとめてください。
発表・振り返り
チームテーマ
(社会的課題)
チームの問い
(課題解決の
方向性)
解決策