NO3 NO3 平成26年第6回久保田地域審議会 議事要旨 1 日 時 平成26年11月11日(火) 19:00~20:37 2 場 所 久保田保健センター 多目的ホール 3 議事 (1)支所で取り扱っている業務の整理について(資料4,5) ⑦環境、ごみ対策、上下水道 ⑧農・林・水産業 ⑨公民館、スポーツ、地域振興 ⑩その他 (2)支所における災害対応について 1 4 主な質疑要旨 7.環境、ごみ対策、上下水道に関すること [説明]19:08~19:18 ○古賀副会長 [質疑応答]19:18~19:22 動物の死骸の処理については、支所ではなく直接本庁に連絡してくれという こと、常時環境パトロールをしているのでリアルタイムで連絡がついて、す ぐ対応できるということであると理解してよろしいか。 また、連絡するときには、番地を言うのか、道路の何号線ということを言え ばよいのか。場所はどう伝えればよいか。 ■環境保全課長 支所を再編した後は、現在1班で実施しているパトロールを増やそうと考え ている。パトロール車には携帯を準備しており、支所に連絡があったとして も、支所から本庁環境保全課に取次ぎをすることもあると考えている。 環境保全課に直接電話があった場合には、地図を見ながら、地番や目印とな るものを教えてもらいながら場所を特定する。 また、現在もそうであるが、その場所が国道でも県道でもすぐに回収に向か うようにする。 ○古賀副会長 支所に連絡してもいいということか。 ■環境保全課長 場所を正確に伝えてもらえれば、パトロール車にすぐに取次ぎを行う。 8.農・林・水産業に関すること [説明]19:23~19:32 ○西岡(豊)委員 [質疑応答]19:32~20:02 佐賀市には4つのJA組織がある。久保田町は佐城農協になるが、南北農政 事務所とJAとの関わり方が見えない。これまでは、支所職員とJAが話し 合いをして、どう農家に説明するか、また、農家からどう情報を吸い上げる かを事前にやりとりしていた。その役割が南部農政事務所ということになる かと思うが、その辺の意思の疎通ができるのかなという不安を感じている。 農家が営農していく上での流れが見えてこないので、良し悪しの判断がつか ないでいる。こうなるという流れがあるのであれば教えていただきたい。 ■農林水産部副部長 農政事務所を設置しない支所への対応についても、人的なものが必要なのか、 他のやり方で農協とのつなぎ方が出来るのか、そういったことも検討してい きたい。最初、検討をする際に支所にすべて集約するとして効率性に重きを 2 置きすぎるといった反省もある。そのため、ワンクッション置いて南北に事 務所を置くように協議をしているところ。農政事務所を設置しない支所への 対応についても、内部で十分に議論している。 ○古賀副会長 行政通達できる指示等が、これまでは県から市、市から支所、そしてJAと いう流れであったものが、南部事務所からJAという流れになる。その連携 を上手くやってほしいということ。行政サイドの連絡が久保田支所経由では ないということを懸念した質問だろうと思う。 ■農林水産部副部長 今までと全く変わらないという形は難しいと思うが、きちんと情報が伝わる 仕組みを考えていきたい。 ○古賀副会長 建設事務所は東与賀支所に、農政事務所は川副支所にあるということになる が、建設と農林の横のつながりは検討されているのか。 ■企画調整部副部長 建設事務所と農政事務所の設置場所が違うという案を示しているところであ る。一番重要となるのは災害時の体制であり、迅速性が求められるため、災 害時には農政事務所、建設事務所、本庁の連携を取って迅速に対応していく。 その他農業土木関連については、技術系を除いたソフト的な部分は農政事務 所、技術系のハード的な部分については建設事務所ということで役割を分け ながら、設置場所が異なったとしても連携を取りつつきちんと対応していく。 ○西岡(豊)委員 自然災害で言うと、浸水も多いが、水不足も考えられる。必要なときに水が 足りない。そうかと思えば、梅雨時には水が一気に来て、冠水して稲がダメ になる。干拓で営農する人たちは、それは承知の上で対策を取ってきている が、自然にはなかなか勝てない。これまで、農業用水の管理は支所の職員が こまめに対応してくれていた。水が無いときに支所に連絡すれば、すぐに対 応してもらっている。緊急を要する時に対応がきちんとなされるのか、そう いう話し合いがなされているのか心配している。嘉瀬川の水は、水利権の問 題があると思うが、使う予定のない水となってしまっている。今後、必要と する水の確保ができるのか不安である。安心して営農が継続できる環境づく りが必要であり、南北事務所の具体的な内容を早く伝えらえる形にしてもら いたい。 3 ■農村環境課長 水が足りないときは、嘉瀬川水系渇水調整協議会で、県、国、市など集まっ た会議を行っている。また、嘉瀬川の右岸地区の協議会があり、小城市、佐 賀市が入っており、佐賀市では大和地区・久保田地区が対象となっている。 渇水対策、農業用水の確保、生活環境用水の確保など、どうやって取り組め ばいいか、また、北山ダムからの水、嘉瀬川からの水、国が示している水の 量と配分量を、再度国に要望して、少しでも水が届くように会議を開いて話 し合っている。南部建設事務所、南部農政事務所が設置された場合には、両 事務所と連絡を取りながら、迅速に対応できるよう協議会で強く意見を言っ ていきたい。 ○中原委員 農業関係は、全て農政事務所で取り扱ってもらえるのか。個別事案によって は本庁に行かないといけないのか。 ■農林水産部副部長 現在支所の産業振興課で行っている事務は、農政事務所で取り扱うことで協 議をしている。 ○西岡(豊)委員 農業委員会分室の事務について、利用増進の際に名義が変わっておらず利用 増進できないとか耕作放棄地など、個別案件が発生したときは、農政事務所 に行くべきか、本庁農業委員会に行くべきか。 ■農業委員会事務局長 耕作放棄地については現在も本庁で行っている。利用増進と3条の場合と年 金については、支所を通じて本庁で集約しているところである。南北農政事 務所の設置という形になれば、申請時期に合わせて受付日を設け、支所に出 向いていくなど、サービス低下を招かないようにしたい。 ○西岡(豊)委員 今日説明を受けて、初めて知ることもたくさんある。今後、いろんな部分で の皆さんへの告知の方法も工夫してもらいたい。例えば農業者向けとかあっ てもいいだろうし、それぞれの農政事務所ごとの告知のツールがあってもい いと思う。我々農業者は人伝えで聞くことも多い。自ら調べたりする人はい いが、高齢者の方はそういう意識が薄いので、いろんな部分でのお知らせの 仕方を考えてもらいたい。 ■企画調整部副部長 全体の業務について、ハンドブックを作成する予定である。支所本庁の取り 扱い業務、問い合わせ先等をわかりやすい内容にするよう考えている。 広報誌やマスコミ等も依頼をしながら、いろんな媒体を利用して周知をして いきたい。 4 9.公民館、スポーツ、地域振興等に関すること [説明]20:03~20:13 ○久野委員 [質疑応答]20:13~20:17 久保田の自治会は、どちらかというと行政に“おんぶにだっこ”の状態であ る。自立をしたいと考いてはいるが、当面は行政の支援があるということで 安心した。 ただ、公民館と自治会の関わり、公民館とまちづくり協議会との関わりを整 理してもらいたい。また、コミュニティ事業、まちづくり事業を始めるに際 して、事務をする場所が必要となってくる。今、公民館は老朽化しており、 そういうことを踏まえて公民館、自治会、まちづくり協議会の整理をお願い したい。 ○古賀副会長 それぞれの団体と支所との関わりには地域間で大きな差があり、戸惑ってる 面もあった。当面は現行どおりの対応ということで安心している。スポーツ や文化の団体も同じように支援が当面続くということで理解してよいか。 今後、公民館活動が、人も含めて、配置や施設が整理される際に、各協議会 団体の活動が変わってくると思うが、当面は従来どおりでいいと考えてよい か。 ■企画調整部副部長 説明したとおり。 10.その他 [説明]20:18~20:22 ※支所管内における災害対応のイメージ [説明]20:23~20:27 [質疑応答]20:27~20:36 ○中原委員 「2.建設・土木等に関する情報提供や各種要望の受付」を全て支所で受け付 けるとなっており、南北建設事務所への書類の取次ぎまで出来るような業務 内容が入っているが、これに伴って相当な人員が必要になってくるのではな いか。どこでするのかはっきりしない部分があるが。 5 ■建設部副部長 現在、建設事務所への書類の取次ぎについては、支所の産業振興課がやって いる。今後、農政事務所の設置との関係で、どこのセクションで書類の取ぎ を行うのか決まってはいないが、支所で継続したいと考えている。 ○中原委員 この部分に、自治会関係も入ってくるのか。これだけの業務をするには人手 を要すると思うが。 ■行政管理課副課長 再編後の支所の体制についても見直しをしたいと思っている。業務は縮小す るが、1 人の職員が扱う業務の幅は広がると考えられるため、グループ的な 体制を執ったほうが、支所ではうまく機能するのではないかという検討をし ているところである。どういう体制で、どの部署がこういう業務を取り扱う ことになるかは、現段階で示すことができない。今後、詰めていきたい。な るべく効率的に機能する体制を敷いて、その中できちんと対応していきたい と考えている。 ■企画調整部副部長 答申を受けて、業務内容を決定した上で組織体制や人員を検討していきたい。 ○久野委員 「5.自主防災組織に関すること」で、業務は本庁で取り扱うとなっている。 久保田町は 31 自治会の中で半分ほどが組織を立ち上げており、今後全ての自 治会で立ち上げたいと考えている。全体のまとめを、まちづくり協議会です るのか自治会長会でするのかわからないが、そういう支援を組織ができるま では地元の支所でしていただきたい。 ■消防防災課長 出前講座等は従来どおり、本庁支所職員が出向いて実施しいてくし、また、 補助金の申請等は支所でも取次ぎを行っていきたいと思っている。 6
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