55 川川越 越越時 時時間 間間旅 旅旅行 行行 33 川 ぐう 文化財保護課 L224 ︲ 6097 け 古代入間郡家の謎 むさしのくにいるまぐん 蔵国入間郡に属してお 奈良 時 代 頃 の 川 越 は 、 武 り、上戸にある霞ヶ関遺跡には入間郡の郡家があ 在、7人の農業者が3つの機械を共同で利用してい ブロッコリー生 ます。「品種ごとに生育時期などが異なるので、秋 産量が全国第3 冬ものは10月~1月頃、春ものは4月中旬からが 位。市内でも多 旬。茎が太く緑が濃いものがお薦めです」と組合 く生産されています。小さな緑色のつぶつぶは、 員の皆さん。特に春ものは、柔らかくいっそうお 1つひとつが花のつぼみです。アクがなく、加熱 いしいそうです。暦の上では春ですが、春ものは すると甘みが増すので、シチュー、サラダ、炒め もう少し先。今から待ち遠しいですね。 た南大塚の餅つき踊り 人式の前日に開催され どんぐり 編集後記 成 りは、名前のとおり臼を数人 に行ってきました。餅つき踊 りました。郡家とは、現在の市町村の役所に相当 つの所作が で囲み、踊りながら餅をつき ます。餅つきは 出来上がった餅は見物客に 配られ、寒さの中、つきたて いました。 見物客はその様子に見入って 名人芸といった感じで周りの となく餅をつく姿は、まさに ます。ほかの杵にぶつかるこ 息の合ったテンポで杵を振り きね 中でも「ツブシ」と呼ばれ る所作では、 人のつきてが れない珍しいものでした。 様子は、他ではなかなか見ら 連続して行われますが、その 6 するも の で す 。 査では、郡家で働く役人たちが使 遺跡 の 発 掘 調 すずり 用した土器や硯が多数出土しています。また、郡 家の建物跡と見られる柱穴が筋をそろえて幾つも ほっ たて ばしら たて もの 発 見 さ れ、 奈 良 時 代 の 大 型 掘 立 柱 建 物 が 整 然 と 並ぶ様子も確認されています。各地で発掘調査さ れた郡家の遺跡では、建物が「コ」や「ロ」の字を 描くように配置され、儀式等に使用される広場を 建物で囲んでいたことが多かったようです。霞ヶ 関遺跡の建物は全体の一部しか検出されていませ 「ブロッコリーはあまり日持ちしない野菜。取れたての川越産を 食べてほしいですね」と組合長の塩野富雄さん(写真右から2番目) ホウレンソウ、コマツナ、トマト、イチゴ、ネギ、ゴボ ウ、カブ、ニンジン、サニーレタス、キュウリ、菜の花、 サトイモ、ダイコン 6 の餅をおいしそうに頬張って いました。 この印刷物は、グリーン購入法に適合する紙を使用し、印刷用の紙へ、リサイクルできます。 私的利用の範囲を除き、記事や写真の無断転載を禁止します。 んが、各地の郡家と同じような並び方をしていた 実は埼玉県は 農政課 L224-5939 可能性 が あ り ま す 。 上空から撮影した、奈良時代始め頃の遺跡(平 成9年6月頃撮影)。小さな黒い点が建物の柱穴 しかし、霞ヶ関遺跡では奈良時代後半になると 郡家と 思 わ れ る 建 物群が 姿 を 消 し て しまい ま す 。 ま だ 発掘調 査 で 見 つ か ってい な い だ け な のか、 そ れ と も 郡 家が別 の 場 所 に 移 転した の か 、 古 代 の入間 郡 家 に は ま だまだ 謎 が 多 く 残 されて い ま す 。 ■発行日/平成27年2月10日(毎月10日・25日発行) ■発 行/川越市 〒350−8601埼玉県川越市元町1丁目3−1 http://www.city.kawagoe.saitama.jp/ 市役所代表 L049−224−8811 O049−225−2171 ■編 集/広報室 印 刷/㈲新広社 広報川越1336 ブロッコリー機械利用組合 11 35 物、煮物などさまざまな料理に使われています。 生産効率の向上と農業者の負担軽減のため、平 成23年に設立したブロッコリー機械利用組合。現 今が旬! 2月の川越野菜 市内の直売所などで購入できます
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