平成27年度 千葉県子ども・若者総合相談センター運営 業務委託仕様書

平成27年度 千葉県子ども・若者総合相談センター運営
業務委託仕様書
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件名
平成 27 年度千葉県子ども・若者総合相談センター運営業務委託
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業務概要
子ども・若者の抱える様々な問題に対し、適切な助言や必要な情報の提供、迅速な支援機
関への引継ぎを行う総合的な相談窓口である、
「千葉県子ども・若者総合相談センター」
(以
下、「相談センター」という。
)の管理・運営を行う。
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業務の内容
(1)子ども・若者に係る相談の実施
相談センター運営業務を受託する団体(以下「受託団体」という。
)は、子ども・若者(お
おむね 40 歳未満の者とする)及びその家族等からの相談(電話・ウェブサイトによる)
を、設置場所である、千葉県青少年女性会館の開館時間内において行うとともに、当該窓
口で解決できない相談については、適切な支援機関への確実な引継ぎ(つなぎ)を行うも
のとする。
なお、相談センターでの相談業務開始前には、相談センター広報のためのウェブサイト
も同時に作成するものとする。
(2)相談体制等
(ア)受託団体
①業務に必要な設備を管理するとともに、相談体制に万全を期する。
②専用電話番号やアドレスを周知・広報するとともに、ウェブサイトによる相談を受け付
けるため、相談センターのウェブサイトの開設及び管理を行う。
また、必要に応じ、様々な広報媒体の活用を検討する。
③業務執行に当たっては、連絡調整等を行う業務責任者を定め、県に報告するものとする。
④相談員の職務については、労働関係法令を遵守し、相談員の勤務時間・健康等に十分留
意する。
⑤相談員の資質向上のため、研修等を実施し、又は参加させる。
⑥緊急時等における危機管理体制を整備し、適切に対応する。
(イ)相談員
①相談に対応する者は、ニート・ひきこもり・不登校等、社会生活を円滑に営む上で困難
を抱える子ども・若者や、その家族への支援の実績(おおむね 2 年以上の相談業務経験
を有すること)及び県内の各支援機関の支援内容等の知識を有する者とし、相談内容に
よって、当相談センターから、他の支援機関に、適切に引き継ぐことができる能力を有
する者とする。
②相談員は、相談者や相談内容に関して、公平性・中立性を保持し、相談者との信頼関係
を構築する。
③相談において知り得た個人情報の秘密保持に万全を期すこととし、千葉県と、個人情報
保護についての協定を取り交わすものとする。
(ウ)電話相談
①原則として、相談員を常時 2 名配置(交代要員を別に確保すること)し、年末年始を除
く、毎週火曜日から日曜日の午前 10 時から午後 5 時まで 1 日 7 時間行うものとする。
②相談場所は、千葉県青少年女性会館内において、千葉県が指定した場所とする。
(エ)ウェブサイトによる相談
①ウェブサイトからの相談については、原則として受信してから 3 営業日以内に相談者に
回答するものとする。なお、相談情報受信と同時に、自動送信等により受信済みのメッ
セージを返信するものとする。
②回答方法は、相談者の希望により、ウェブサイトからだけではなく電話によることも可
能とする。
③相談センターからの回答送信はオンラインでの暗号化された状態で行うこととする。
④相談者には、相談センターからの返信アドレスを受信拒否しない設定(若しくは解除)
とするよう周知を図ることとする。
(オ)ウェブサイトの管理
相談センターの存在及び業務内容を子ども・若者にも分かりやすく伝え、かつ親しみや
すいサイトを作成・管理するものとする。
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関係機関等との連携
相談センター及び受託団体は、千葉県子ども・若者支援協議会の構成機関となり、協議
会構成機関をはじめ、関係機関等と緊密に連携し、信頼関係を構築するとともに、情報の
収集・提供に努める。
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県への提出書類等
(1)受託団体は、本件業務を的確に実施するため、台帳、相談記録票その他業務に必要な書
類を整備し、これを適切に管理しなければならない。
(2)受託団体は、本件業務の実施に際しては、契約締結後 14 日以内に、本件業務に係る業
務実施計画(年間)を策定し、知事の承認を得なければならない。業務実施計画に修正が
あった場合も同様とする。受託団体は、業務実施計画に従い、誠実に本件業務を実施しな
ければならない。
(3)受託団体は、本件業務の実施状況について月ごとに取りまとめ、事業実施月の翌月 10
日以内に、県に報告しなければならない。
(4)受託団体は、
(1)から(3)に記載する書類及び相談業務に係る書類を適切に管理する。
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県への報告等
(1)本件業務において、予測できない事案、事故又は事件等が生じた場合若しくは生じるお
それがある場合は、速やかに県に報告し、必要な指示を得る。
(2)
「平成 27 年度千葉県子ども・若者総合相談センター運営業務受託申込書」に添付した業
務提案書(様式第 2 号)に記載された相談員に変更を生じた場合には、速やかに県に報告
する。
7
広報・周知
受託団体は、広報媒体を積極的に利用して県民に対し、相談電話番号やウェブサイトによ
る相談用アドレス、相談方法などに関する広報や周知活動を行う。
8
受託団体変更時の取扱い
翌年度の受託団体が変更となった場合、相談事業の円滑な遂行のため、変更前の受託団体
の業務責任者は、変更後の受託団体に対し、前年度末日までに必要な資料の提供などを含む
引継ぎと、機器の設置等を確実に実施するものとする。
9
その他
受託団体は、本事業を実施するに当たり、県の指示に従わねばならない。