P.31 世界ラーメン協会(WINA) との連携

食を通じて世界を支える活動
食の力で地球を救う
世界ラーメン協会
(WINA)
との連携
世界ラーメン協会(以下、WINA)は、安藤宏基が会長を務め、日清
食品ホールディングス内に事務局を置くインスタントラーメンの世
界的な業界団体です。WINAでは、インスタントラーメンを通じた社
会貢献として、大規模災害に際して被災地に近い会員企業の協力を
得て食料支援をしています。
2013年の主な災害食料支援活動
WINAとは
世界ラーメン協会(WINA)
は、インスタントラー
メンの品質改善および消費拡大を図り、業界発
2013年
4月
中国
四川地震
康師傳、日清食品グループ中国現地法人と
共同でインスタントラーメン合計24万食を
無償提供
2013年
6月
ヨーロッパ
中部洪水
ハンガリー日 清 が 、ドイツの 政 府 系 救 援
組 織 T H W 、チェコの 赤 十 字 、ポーランド
とハンガリー のカトリック教 の 慈 善 団 体
Caritasへ合計10万食を無償提供
2013年
7月
中国
甘粛地震
中国のWINA会員である日清食品
(中国)
が
1万2千食を被災地域の赤十字へ無償提供
2013年
8月
フィリピン
台風12号
フィリピンのWINA会員モンデニッシン社
とユニバーサル・ロビナ社は、マニラを襲っ
た台風12号の被災地に、即席麺計30万食
を赤十字社やカトリック慈善団体カリタス
などを通じて無償提供
2013年
10月
インド
サイクロン
インドのWINA会員インド日清は、インド
を襲った大 型サイクロン、ファイリンの被
災 地に即 席 麺 計 1 0 万 食を現 地 の 救 援 物
資調整センターを通じ無償提供
2013年
10月
フィリピン
地震
フィリピンのWINA会員モンデニッシン社
は、フィリピンとボホール島とセブ島で発生
した地震の被災地に即席麺20万食を、赤十
字社を通じて無償提供
フィリピン
台風30号
フィリピンのWINA会員モンデニッシン社
とユニバーサル・ロビナ社が、大型台風被
災 地に即 席 麺 計 3 0 万 食を現 地 の 赤 十 字
社、カトリック慈善団体カリタスなどを通じ
て無償提供
展と世界の食生活に貢献することを目的として
います。同協会では、世界レベルでインスタント
ラーメンの品質を維持・向上させるため、最新の
研究開発事例や化学物質の安全性についてな
どの最新情報を会員間で共有しています。また、
隔年で
「世界ラーメンサミット」
を開催しているほ
か、2008年4月には
「WINA災害食料救援基金」
を設立し、世界各地の自然災害の被災者救援の
ためにインスタントラーメンによる支援活動を推
進しています。現在では、国内外170以上の企
業・団体が加盟しています。
WINAの前身となるIRMA(International
Ramen Manufacturers Association)
は、
日清食品創業者・安藤百福の提唱により1997
年3月に設立されました。2006年にインスタント
ラーメンの国際基準CODEXが採択されたことを
受け、CODEXのカテゴリー名称である
“Instant
Noodles”
に準拠すべく、会の英語名称を2007
年2月よりWINA(World Instant Noodles
Association)
に変更しました。
2013年
11月
NISSIN FOODS Holdings CSR REPORT 2014
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