【平成26年度初級障がい者スポーツ指導員養成講習会(Ⅱ)後期】 12 月 13 日(土) 、光市の山口県スポーツ交流村において、上記講習会を開催しました。 10 月の前期に続いて、1 日のみの後期です。当日は冷え込みが厳しく雪が心配されました が、会場は曇りの天気でした。萩からの参加者は雪を見ながら来られたそうです。 髙橋先生の講義では、理学療法士でもある先生ご自身がスポーツに関わってこられた実 体験から、興味深い内容を伺うことが出来ました。テキストや資料だけでは知ることので きない「現実に起きたこと」を、科学的な根拠も踏まえてご紹介くださいました。 ① 安全管理 髙橋 寛 先生 松田先生のボランティア論では、前半は先生の講義、後半 1 時間は受講生によるグルー プワークです。全員が「ボランティアとは?」を、自分と向き合って考える時間です。 グループワークの最初では、打ち解けやすいようにコミュニケーションゲームをしてくだ さいました。2つのグループが、それぞれとてもいいチームワークを発揮★最後の発表も、 自然に全員がバトンタッチしながらできるなど、波長があっていました。 ② ボランティア論 松田 幸恵 先生 登城先生は、 「全国障害者スポーツ大会の概要」について、昼食時間からスライドを流し てくださり、受講生にとっては嬉しい時間です。講義では、全国障害者スポーツ大会の競 技種目からメダルの数の多さ、パラリンピックとの違いなども紹介してくださいました。 ご自身が初級から中級を取得し、リアルタイムで行われている活動についてのお話は、受 講生にとってとても興味深い内容です。同期を大事にしよう、と力強く言葉を締めくくら れました。 ③ 全国障害者スポーツ大会の概要 登城 文晴 先生 最後は「アダプテッドスポーツ」についての実技です。先日上級障がい者スポーツ指導 員の受講をされたばかりの山本先生が、最初に2つのスポーツの紹介をしてくださいまし た。1つは、ツインバスケットの応用スポーツ「ボール入れゲーム」 、もうひとつはネット の下にボールを転がす「ごろごろバレー」です。両方とも、障害のある人が健常者と一緒 に競技できる、とても楽しいスポーツでした。 その体験をもとに、3つのグループに分かれた受講生が、障害者スポーツを工夫して作 ります。40 分の作業時間があっという間に過ぎ、発表では様々なスポーツが紹介されまし た。対象となる障害名、競技種目(ゴール型なのかターゲット型なのか等)を提示し、柔 軟な発想で豊かな発表の場になりました。 今回は 10 名と少人数での講習会でしたが、受講生皆さんの穏やかな波長が合い、協力的 な雰囲気の中終了しました。 申請は来年 1 月に行い、4 月からの登録になります。皆さんがそれぞれの登録地で、活 動されますように事務局も応援したいと思います。全講座修了、お疲れ様でした。 ④ 障害に応じたスポーツの工夫・実施 山本 健 先生 様々な「アダプテッドスポーツ」が 誕生しました★
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