北海道教育大学教育実践総合センター

北海道教育大学教育実践総合センター
所在地:
住所
電話
URL
〒002-8501 北海道札幌市北区あいの里 5 条 3 丁目 1 番 7 号
011-778-0295 FAX 011-778-0637
http://jissen.sap.hokkyodai.ac.jp
構成員:
センター長(併)
教授
臼 井 博 ([email protected], 011-778-0295)
専任教官
教育実践研究指導部門 助教授 瀬川良明 ([email protected], 011-778-0292)
助教授 高橋庸哉([email protected], 011-778-0293)
教育臨床研究相談部門 助教授 森 範行 ([email protected], 011-778-0291)
助教授 佐藤由佳利([email protected], 011-778-0430)
客員教授
辻俊行(北海道教育庁生涯学習部学校教育局義務教育課
義務教育指導グループ 主査)
高橋敏憲(札幌市立北九条小学校 学校長)
事務補佐員
草刈愛美 ([email protected], 011-778-0295)
学内での年間活動状況
a)センター主催・共催の研究会・研修会
(1) イメージ表現技法研修会〈6 月 24 日、25 日〉
概要 イメージレベルでの自己理解と他者理解を体験する。
対象 学校臨床心理専攻大学院生及び教員
参加人数 第一部19名、第2部95名
(2) 小学校教員研修セミナー「ここから始まる!雪の実践」〈8 月 2 日、3 日〉
概要 Web ページ「北海道雪たんけん館」の普及を図るための核となる先生の養成。雪プロが開
設しているウェブページ「北海道雪たんけん館」
(http://yukipro.sap.hokkyodai.ac.jp)
を活用した授業づくりや IT を活用した授業のあり方をテーマとする。「写真冬ズバッ!」
や英語ページを使った模擬授業、ゲストによる富山と岩手での実践。除雪、昔の暮らし、
冬の服装、家の工夫などを題材にワークショップ形式による授業作り、学校で雪たんけん
館や IT をどう生かすかをテーマとした討論、ゲスト「校内に IT 活用を広げるコツ」の講
演。
対象 北海道雪プロジェクトに関心がある教員
参加人数 53 名他
(3) プロセスワークによるスーパーヴィジョン研修会〈9 月 2 日〉
概要 実践センターでのケースに対するスーパーヴィジョン
対象 学校臨床心理専攻関係教員および大学院生
参加人数 17名
(4) 文部科学省 地域子ども教室推進事業「子どもメディアフォーラム インターネット子ども
教室 in 北海道教育大学」〈11 月 11 日~12 月 16 日の毎週土曜〉
概要 インターネットの基本的な事項をオンラインテキストで学習する。その他,カレンダー,
年賀状づくりなどの実習。
対象 近隣の小学校4年生~6年生
b)附属学校との共同研究プロジェクト/研究会/研修会
(1)
附属中学との連携
概要 附属中学(札幌)において、教員および共同研究員による心のケア活動の充実、共同研究
員との連携によるスクールカウンセリング制度の定着、全国附属中学における心のケアの実
態把握調査の継続
回数 教員:月2回、2時間、 共同研究員:週1回
(2) 天文に関する公開研究授業「インターネット天文台による世界の星座観察〈9 月 26 日~28 日〉
概要:新しい時代の理科(天文)学習ツールであるインターネット天文台の開発者で共同研究者
である熊本大・佐藤先生を招き、北米・南米の4箇所に設置されている星座カメラ I-CAN
を利用した星空観察に関する公開研究授業を附属札幌小及び札幌市内、石狩市内小学校で
実施。昼間に行う通常授業の中で本物の星座観察を取り入れようというのがポイント。附
属札幌小学校及び石狩市立石狩小学校、札幌市立緑丘小学校と共催。
対象・回数
/小学校 4 年生、6年生 /回数 計6回
参観者 教員・保護者 45 名
(3) 第5回「雪の学習」研究会〈2 月 9 日(予定)〉
概要 総合的な学習で「雪」をどのように取り上げたら良いか、サポートページ『北海道雪たん
けん館』を利用した学習をどう創っていくかについて、公開授業、提案授業、徹底討論、
ゲストトークを行う。附属札幌小学校と共催。
対象 雪の総合的な学習に関心がある教員を中心に保護者・一般。
(4) 北海道「雪」プロジェクト
概要 身近な「雪」を総合学習で活用することをサポートするためのホームページ『北海道雪た
んけん館』の制作・運営。附属札幌小学校との共同プロジェクト。第 6 回インターネット
活用教育実践コンクール「朝日新聞社賞」受賞。
参加者 道内の教育関係者、研究者
参加人数
133 名
c)センター専任教官の学部・大学院教育への参与状況
・学部
瀬川良明
情報メディアの活用 A、B
前期、後期(遠隔授業、札幌・
旭川)
瀬川良明
情報システムⅠ
札幌校、前期
瀬川良明
情報基礎実験実習Ⅰ
札幌校、後期
高橋庸哉
気象学
札幌校、前期
高橋庸哉
総合演習
札幌校、後期
・大学院
瀬川良明
情報基礎特論
前期、
瀬川良明
情報基礎特別演習
後期、
瀬川良明
教育実践研究
前期、SCS(視聴参加)
瀬川良明
情報とメディア研究
後期、SCS(一部担当)
高橋庸哉
大気物理学特論
前期
高橋庸哉
大気物理学特別演習
後期
森
臨床心理査定演習Ⅰ
前期、昼夜間開講
範行
森
範行
臨床心理面接特論Ⅱ
後期、昼夜間開講、双方向遠隔
授業
佐藤由佳利
隔授業
臨床心理面接特論Ⅰ
前期、昼夜間開講、双方向遠
佐藤由佳利
臨床心理査定演習Ⅱ
後期、土曜日開講
森、佐藤
臨床心理実習
通年、一部担当
d)その他
・センター調査研究費による調査研究 19 件
・教育実習支援システムの開発
概要 札幌校教育実習の指導案データベース化 2006 年度指導案 91 件追加
・指導案作成のためのワープロ講習会〈7 月 12 日~14 日〉
参加者 63 名
・ 免許法認定講習「技術情報分野」〈7 月 28 日~8 月 1 日〉
受講者 7 名
・ストリーミングビデオの作成:すでに所蔵している教育用ビデオテープを対象して
対外的な教育・研究活動状況
a) 都道府県/市町村/公立学校との協同事業による研究会・研修会
(1)客員教授(道、札幌の教育委員会から招聘)との共同研究
学校経営研究プロジェクトは、今年度も札幌市内の小中学校校長の参加する研究会を継続している。
昨年度は全道の小中学校校長へのアンケート調査を行い、報告書(「北海道における開かれた学校
づくりの試み」第4報)を出した。
(2)10 年目経験者研修
・「情報活動の実践力とメディアリテラシー」〈8 月 7 日~11 日〉
・「学校教育の情報化支援」〈1 月 8 日~12 日〉
・「子供の心を理解していくためのスキルアップ」〈8 月 7 日~9 日〉
・「イメージ表現技法のグループ体験学習―児童・生徒の深層世界を読み開くために」〈7 月 28 日
~30 日〉
・ 「雪の教育活用を探る」〈12 月 27・28 日、1 月 16・17 日、2 月 9 日〉
(3) 小学校教員ワークショップ「授業で使える!身近な空気情報と空気のワクワク実験」
〈8 月 8,9 日〉
概要
気象衛星画像を使ったグローバルな雲の動きを観る実習、及び TV 天気キャスターの
予報文作成実習、空気・大気に関する児童の興味を惹く実験、インターネットで得ら
れる各種の気象情報、手稲山での気象観測。(独)科学技術振興機構 SPP 事業の一環,
北海道教育委員会・札幌市教育委員会と共催。
対象
北海道内小学校教員
参加人数 20 名
(4) 気象情報ネットワーク研究会
概要
MTSAT 気象衛星画像提供システムの構築,校内 LAN 対応リアルタイム気象データモニ
タリングシステムの開発
参加者
札幌市内教育関係者
参加人数
3名
(5)札幌市小学校情報教育連絡協議会への協力〈7 月 13 日〉
概要 講演「‘授業で使える’身近な素材(雪・気象)を活かす教育情報提供」
対象 札幌市内小学校教員
(6) (独)科学技術振興機構 SPP 事業への協力〈8 月 28、29 日〉
概要 中学校教員対象ワークショップ「気象情報と簡単な実験を活用した楽しい天気の学習」
(桜美林大学、神奈川県教育センター)
対象 神奈川県中学校教員
(7)北海道立教育研究所附属情報処理教育センター 講師〈11 月 28 日〉
研修講座「ソフウェア活用 ~ソフトウェアを利用した教務処理と教材の作成を目指して~」
対象 小中学校教諭 15 名
(8) 札幌市初任者研修への協力〈12 月 26 日〉
概要 北国の特性を活かした教育の在り方
対象 札幌市初任者教員
b)教育臨床部門専任教官による公立学校等へのカウンセリング/コンサルテーション活動状況
(1)教育臨床相談室利用状況(但し、平成 18年 1 月~12 月)
延べ相談件数:537 回
新規受付件数:30 件 前年継続件数:47 件
スーパーバイズ数:147 時間
コンサルテーション:1 件
*ただし学校臨床心理専攻院生、共同研究員の事例も含む
(2)市教委との連携事業
・教育委員会との連携
事故や事件に遭遇した被害児童生徒および学校・教育委員会への支援(10 数件)
・北海道教育庁研修会講師(3件)
・北海道児童相談所における研修会講師
・学校における研修会等の講師(3件)
・家庭裁判所調査官研修会講師(1件)
・高等裁判所調査官研修会講師(2件)
・北海道青少年問題協議会委員
・北海道犯罪被害者等支援基本計画検討協議会委員
・チャイルドライン(子ども電話相談)スーパーバイザー
・平成18年度教育職員免許認定講習「教育相談」栄養教諭養成課程(北海道教育庁)
c)その他
・インターネットでの質問への回答
概要: Web ページ「北海道雪たんけん館」に寄せられる質問への回答
回答数 346 件(1 月~12 月)
・教育現場と連携した研究授業の推進
札幌市立美香保小教育実践発表会への協力、市内小学校での雪授業協力
・ 第 13 回日本教育メディア学会年次大会の開催〈10 月 13 日,14 日〉
概要 北海道教育大学札幌校および札幌サンプラザを会場に開催した日本教育メディア学会年次
大会の実行委員長を担当した。第 57 回放送教育研究会全国大会(全国放送教育会連盟)と連携し
共同企画を開催した。
参加者 全国各地から 108 名
・ 文部科学省委託事業「ネットワーク配信コンテンツ活用推進事業」地域アドバイザー
概要 平成 16 年度から実施の標記事業において札幌市担当の地域アドバイザーとして,コンサル
テーション,学校訪問,授業見学。
・ 学校と連携した教育実践の推進
・映像教育のパイロット授業(札幌市立東栄中学校)
・制御教材としてのプログラミング積木の活用(小樽工業高等学校)
・テレビ会議システムを利用した学校間交流の支援(鹿児島県―幌延町)
外部資金導入状況
a) センター専任教官が研究代表の科研費受給状況(科研費枠名・研究題目・金額・期間)
科学研究費
・高橋庸哉‘授業で使える’身近な素材を活かすコンテンツの展開-雪と気象情報を例に-
360
万円 05-06
b)センター専任教官あるいはセンターとして受給した学内科研(学長/学部長裁量特別予算)受給状況
地域教育連携事業
c)センター専任教官あるいはセンターとして受給した外部資金導入(民間財団などの委任経理金・研究
費補助など)状況
・高橋庸哉 (独)科学技術振興機構 SPP 事業「授業で使える!身近な空気情報と空気のワクワク実
験」 06
将来構想
昨年度末から全学のセンターの再編計画について検討がなされており、今年度内にそれぞれのセンタ
ーでの意見のとりまとめがなされ、具体化する予定である。