平成26年度 油流出ワークショップの開催について

2015 年石油連盟「油流出ワークショップ」の概要
名称:油流出ワークショップ
大規模油流出への対応 ―国境を越えた協力―
日時:2015年1月29日(木) 開場:9時、開演:9時40分
場所:
「国際会議場」
(経団連会館2階)
東京都千代田区大手町1-3-2
電話:03-6741-0222 (経団連会館営業センター)
開催の目的:
石油連盟は、大規模油流出事故に備えるための地域間協力、国際協力をテーマ
に第4回油流出ワークショップを開催する。
過去の大規模な油流出事故(1978 年アモコ・カディス号、1989 年エクソン・
バルディーズ号、1997 年ナホトカ号、2002 年プレスティージ号、2007 年ヘベイ・
スピリット号、2010 年ディープ・ウォーター・ホライズン)を経て、事故対応
における国際的援助へのニーズは増加している。
しかし、大規模な事故が発生した場合、十分な物的、人的資源を必要な場所に、
必要な時間に確保することは極めて難しい。だからこそ、事故発生時の協力と、
協力に向けた計画立案は不可欠であり、小規模な流出事故においても大規模流出
事故時と等しく求められる。
また、油流出事故は国境や天候、時間とは無関係に発生し、過去の事故でも見
られたように、流出油は早期に隣国にも影響を及ぼしうる。そのため、既存の法
規制や技術、規範を踏まえた現実的且つ実践的な多国間での合意を通じて、国際
的な支援及び資源が確保されなくてはならない。
今回のワークショップでは、過去の油流出事故の経験をもとに日々尽力されて
いる国内外の専門家を講師として招聘する。将来、大規模な油流出事故が発生し
た際の支援体制を最大化するために必要となる地域間協力、国際協力の取り組み
について、聴講者の知見を広めることが今回のワークショップの目的である。
なお、講演終了後、ワークショップで提起された問題について、聴講者の理解
を深め、疑問を解決する機会として総合質疑の時間を設けることとする。
言 語:日英同時通訳
主 催:石油連盟
事務局:石油連盟 基盤整備・油濁対策部
<講演等概要>
1.講演者(予定)
(1)国際石油産業環境保全連盟(IPIECA)
ブライアン・サリバン氏(事務局長)
【基調講演】
(2)国際タンカー船主汚染防止連盟(ITOPF)
ニッキー・カリグリア氏(テクニカル・アドバイザー)
(3)OSRL(Oil Spill Response Limited)
ダレン・ウォーターマン氏(アジア太平洋担当ディレクター)
(4)海上保安庁 国際海洋汚染対策官
辰巳屋 誠 氏
他、3名調整中(上記講演者が変更になる場合もございます。ご了承ください。
)
2.その他
(1)調査・研究事業 成果紹介
流出油拡散・漂流予測モデル
(会場にデモンストレーション用の機材とスタッフを配備いたします。
)
(2)昼食
ビュッフェ形式の昼食をご用意しております。