企業グループによる設計・開発について

企業グループによる設計・開発について
システム刷新は、大規模かつ難易度の高いシステム構築を安定的に実現する観点から、複数の企業で構成される「企業グループ」に
よる参画を可能としております。
技術力の結集
⇒ 事業者の特性、経験を活かした役割分担
適正かつ合理的な事業者とのパートナーシップ
(調達の適正性・透明性の確保)
⇒ 複数事業者の参加機会の確保
⇒ 参加事業者、役務範囲、コストの可視化
(日本年金機構による事業者との適切なコミュニケーション)
⇒ 仕様・要件に対する共通理解の円滑な確保
⇒ 日本年金機構によるマネジメントは基本的には代表事業者との間
で実施
リスクの最小化
(複数事業者間の適切なコミュニケーション)
⇒ 共同企業体で責任体制を強化し、膨大な作業をより確実に稼働
⇒ 共同企業体内でのサブシステム間の連携、統合管理
⇒ 要件追加等に共同企業体で一体的に対応
(工期の確保)
⇒ 一括調達による手続期間の短縮
企業グループに求める主な要件
《企業グループの結成等》
■入札書類提出時までに企業グループを結成し、代表企業及び代表者を定め、他の者はグループ企業として参加する。
・代表企業及びグループ企業が、他の企業グループに参加、もしくは単独で本調達の入札に参加することはできない。
・代表企業及びグループ企業は、本調達の委託業務を完了する日までは企業グループから脱退することはできない。
・代表企業は、委託業務全体の意思決定、運営管理等に責任を持つ。
・代表企業及びグループ企業は、企業グループ結成に関する協定書(またはこれに類する書類)を作成する。
《企業グループの体制等》
■代表企業及びグループ企業は、「ISO9001:2008」の認証、CMMI成熟度レベル3以上の達成、ISO/IEC27001の認証等の応札条件が、それぞれに課せられる。
■代表企業には、統括責任者を配置する。
■代表企業及びグループ企業は、プロジェクト管理や情報セキュリティ管理を行う管理者として資格や経験等を有する者をそれぞれ専任で配置する。
《代表企業の役割》
■代表企業は、グループに参加するその他の企業(グループ企業)と密に連絡をとり、委託業務を包括的に管理する。
■代表企業の代表者は、本調達の委託業務の履行に関し、グループ企業を代表して厚生労働省及び日本年金機構と調整を行い、また、自己の名義を以て契約代金の請求、本調達の
委託業務に属する財産を管理する。