平成 27 年 1 月 19 日営業秘密・知財戦略相談窓口「営業秘密 110 番」を新設します～本日から相談の予約の受付を開始します～特許庁は、中小企業等からの営業秘密・知財戦略に関する相談窓口を独立行政法人工業所有権情報・研修館（INPIT）に、平成 27 年 2 月 2 日、新設します。相談予約の受付を本日 1 月 19 日から開始します。 1．背景近年、イノベーション手法の変化や新興国企業の技術力向上に伴う産業構造のパラダイムシフトにより、企業が生み出した技術について、他社に使わせるオープン戦略と自社で独占するクローズ戦略とを適切に組み合わせる等、より複雑かつ高度な知的財産戦略を策定することが重要となっています。特許庁は、こうした企業の知的財産戦略の複雑化や高度化への対応を支援するため、主に中小企業を対象として、営業秘密・知財戦略に関する相談窓口を新設します。特許としての権利化、営業秘密としての秘匿化を含むオープン・クローズ戦略等の具体的な知的財産戦略に加え、秘匿化を選択した際の営業秘密の管理手法、また営業秘密の漏えい・流出等に関する相談に対応します。 2．相談窓口の概要名称「営業秘密・知財戦略相談窓口」～営業秘密 110 番～開始日平成 27 年 2 月 2 日（月）場所独立行政法人工業所有権情報・研修館（特許庁庁舎 2 階）相談時間平日午前 9 時～午後 5 時 45 分（受付は午後 5 時 30 分まで）相談態様相談窓口／出張訪問／電話相談人員当初は企業経験者 3 名と弁護士 1 名が対応します相談費用無料 3．相談の予約について相談窓口・出張訪問でのご相談は事前予約制です。予約受付後に相談日時等をご案内します。予約は、以下のウェブサイト、電子メール、電話のいずれでも受付可能です。なお、電話でのご相談は予約なしで随時受け付けます。 [ウェブサイト] http://www.inpit.go.jp/consul/tradesecret/index.html [電子メール] [email protected] [電話] 03-3581-1101（内線 3844） ※受付時間平日午前 9 時～午後 5 時 30 分 4．相談窓口の連携体制各地の中小企業等も利用できるように、全国 47 都道府県（57 か所）に存在する知財総合支援窓口と連携します。また、営業秘密の漏えい・流出に関する被害相談については警察庁と、サイバー攻撃など情報セキュリティ対策に関する相談については独立行政法人情報処理推進機構（IPA）と連携して対応します。（本発表資料のお問い合わせ先）特許庁総務部企画調査課長前田担当者：山崎電話： 03-3581-1101 （内線 2154） 03-3592-2910 （直通）