にっぽりにっこり通信1月号

にっぽり通信
発行:東日暮里地域包括支援センター
東日暮里高齢者みまもりステーション
平成27年1月1日
第44号
社会福祉法人聖風会
荒川部門
施設長 猪俣雅光
明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
さて、社会福祉法人聖風会は平成 27 年 1 月 7 日に創立 60 周年を迎
えます。人でいう「還暦」は長寿のお祝いの他に、生まれた年の干支に戻
ることから、「生まれ直すこと」も意味してします。
聖風会もあらたな 60 年に向けて歩み出す節目の年となります。私たち
も生まれ直した気持ちで“生き生き”と“はつらつ”と皆さまと共に地域
の支援にあたれるよう努めてまいります。
ひざ痛予防のために、日常生活で注意することや自宅で簡単にできる
運動をご紹介します。
日時:平成27年3月13日(金) 13:30~15:00
場所:夕やけこやけふれあい館(4階レクホール) 東日暮里 3-11-19
対象者:65歳以上の荒川区民 ※介護認定を受けていない方
定員:30名程度
講師:首都大学東京健康福祉学部理学療法学科 山田拓実 教授
☆参加費は無料です。動きやすい服装でご参加下さい。
申込方法:電話で東日暮里地域包括支援センターへお申し込みください。
「ヒートショック」とは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく
変動することなどが原因となり起こる健康被害のことです。
失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがあります。
特にヒートショックは体全体が露出する入浴時に多く発生します。
暖房器具を使用していない寒い脱衣室で衣服を脱ぐと血圧が急上昇
し、さらに浴槽の暖かい湯につかることによる血管の拡張で、反対
に急激に低下します。入浴時に急激な血圧低下により失神し、溺れ
て死亡するケースは、入浴時のヒートショックの典型的な例です。
ヒートショックの危険性が高い人は、高齢者や、高血圧、糖尿病、脂質異常症を
もっている人などです。
2011 年にはヒートショックに関連した入浴中の急死で約 1 万 7,000 人もの
人々が亡くなり、その数は交通事故による死亡者数(4611 人)を大きく上回
っています。
・冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレを暖房器具で温めましょう。
また、高い位置に設置したシャワーから浴槽へお湯をはることで、
浴室全体を温めることができます。
・外気温が比較的高く、脱衣所や浴室がそれほど冷え込まない日中に入浴
するのもひとつです。
・食後 1 時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるため、
入浴を控えましょう。
・お湯の温度を 41℃以下にし、暖めすぎないようにすると
急激な血圧低下を防げます。
・可能な場合は、家族による適切な見守りや、公衆浴場等を
活用し、ひとりでの入浴を控えるといった方法も有効です。
東日 暮 里 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー ☎5615-3171
東日暮里高齢者みまもりステーション ☎5615-3172
東日暮里3-8-16 1階
どうぞお気軽にご相談ください