「中米防災対策」の実施

PRESS
RELEASE
Year 2015 Month 1
Day 9
独立行政法人国際協力機構 関西国際センター(JICA 関西)
URL: http://www.jica.go.jp/kansai/ TEL.(078)261-0341(代表) FAX.(078)261-0342
★本件の取材申込みと内容についてのお問合せ★
JICA 関西 業務第二課 担当 鳥居 e-mail: [email protected]
☆本プレスリリース発送元☆ JICA 関西市民参加協力課広報担当 e-mail: jicak[email protected]
「中米防災対策」の実施
JICA 関西/国際防災研修センター(DRLC: Disaster Reduction Learning Center)は、株式会社シー・
ディー・シー・インターナショナルと協力し、2014 年 1 月 13 日から標記研修を実施します。
日本は地理的に地震、台風、土砂災害、火山噴火など自然災害を受けやすく、特に、1995年1月17
日の阪神・淡路大震災、2011 年 3 月 11 日の東日本大震災では、甚大な被害が発生しました。このよ
うな自然災害の多発する国として、過去の災害から学んだ教訓や経験等を積極的に内外に発信する
とともに、これらを活かした防災分野の研修を積極的に実施しています。
本研修は、対象国(6 ケ国)の防災に関連する機関により、防災文化や災害軽減マネジメントが
発展・促進され、防災分野の課題解決能力が強化されることを目的としています。
また、2005 年、国連防災世界会議で採択された防災活動の指針「兵庫行動枠組(HFA)」にある5つ
の優先行動等を踏まえ、自国の現状と課題を分析するとともに、より良い防災体制を構築するための
改善策(アクションプラン)を策定し、研修終了時に発表することにしています。本研修を通じて、関係
国の防災分野における行政能力の強化が図られることが期待されます。
【研修コース概要】
1.コース名 中米防災対策
2.研修目的 自然災害(主に、洪水・津波)による人的被害を軽減するため、防災及び災害
対応業務を担当する行政機関の能力強化を目的としています。特に、地域住民
に対する災害情報の伝達に焦点をあて、災害発生時に地域住民を速やかに避難
させるための方策に関する知識等を習得する。
3.研修期間 平成 27 年 1 月 5 日(月)から 2 月 7 日(土)まで(34 日間)
4.研修員の人数及び出身国
○7 か国 13 人
○コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマから
各国 2 名、キューバから 1 名
5.研修日程 別添のとおり(相手方の都合等により、変更になる可能性があります。)
JICA 関西は、阪神・淡路大震災の教訓を世界へ発信するために、防災分野の研修員受入れに重点
を置いており、兵庫県内の防災関連機関と連携して多くの研修を行っています。2007 年度から兵庫県と
共同で JICA 兵庫(当時)内に「国際防災研修センター(DRLC)」を設置しており、防災分野の人材育成を
さらに強化しています。
注)JICA が政府開発援助(ODA)の一環として技術研修のために受入れている開発途上国の人材は、「研修生」で
はなく、独立行政法人国際協力機構法第 13 条に規定しているとおり「研修員」ですので、視聴者/読者が誤解し
ないよう、正確な報道をお願いいたします。
※放送予定があれば、お手数ですが、事前に上記広報担当あてご一報いただければ幸いです。(番組を収録し
た DVD をいただけると幸甚です。)
※記事が掲載されましたら、お手数ですが、上記広報担当あてご一報いただければ幸いです。
以 上