Title アメリカン・ソーシャルスキル学習における演技の他 - HERMES-IR

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アメリカン・ソーシャルスキル学習における演技の他者
評価(1):導入的な5スキルに対する学習者のパフォーマ
ンスへのネイティブのコメント
田中, 共子; 髙濵, 愛
岡山大学文学部紀要, 55: 17-30
2011-07
Journal Article
Text Version publisher
URL
http://hdl.handle.net/10086/19403
Right
Hitotsubashi University Repository
7メリカン・ソ-シャA
・
スキル学習における演技の他者評恥 ) 番人的な5スキルに対する学習者の/
(
7*-マンスへのネイティ1のコメント(
田中 ・商況 )
アメリカン・ソーシャルスキル学習における演技の他者評価(
1
)
:
導入的
スキルに対する学習者のパフォーマンスへのネイティブのコメント
な5
岡山大学社会文化科学研究科 ・田
一橋大学法学研究科 ・高
中共 子
浜
愛
【
序】
アメ リカで語学研修 を行 う予定の 日本人学生に、渡航後の異文化適応 を支援す る狙 いか ら、
アメリカ文化の行動文法 を、対人関係形成 に焦点を当てて認知行動的に学ぶ とい う、アメリカ
ン .ソー シ ャル スキル学 習 を開発す る一連 の研 究 を展 開中であ る (高漁 ・田中 、2009a,
2
009b,201
0a;田中 ・高浜、2
00
8)。そこでは渡航準備のための異文化 間教育 として、心理教
育的セ ッシ ョンを提供 しようとしている。
先 に行われたセ ッシ ョンでは、演技者 は課題場面の設定に基づ き、自由にロールプ レイを繰
0b)。留
り返 し、 肖定的なフィー ドバ ックを得て行動形成 を進めていった (高浜 ・田中、201
学経版 を持つ講師や留学経験者の先輩学生、他の E
I
本人参加者の意見 に加 えて、ネイテ ィブに
よるコメン トも、質疑や助言 に生か された。 こうした渡航前のアメリカン ・ソーシャルスキル
学習セ ッションに、ア ドバ イザー として参加 したネイテ ィブ学生数名は、セ ッシ ョン中の他者
評価 として、演技 の よかった点や更 によ くす るための工夫 についての コメ ン トを残 している
(
2
01
0b,p74)
。セ ッションでは講師やネイテ ィブの助言者は、新規 な文化的行動 を試 してい く
場での肯定的な雰囲気 を重視す るため、あえて否定的なコメン トを避けている。その代 わ りに
行われているのは、適切 に行 なわれた行動 をはめることで正の強化 をはか り、他者やネイティ
ブの行動のモデ リングを加 えて行動形成 をはかるとい う方法であるO彼 らの評価 は絵 じて肯定
的で、不足の点 を明確 に指摘す るような7イ- ドバ ックはまれであった。彼 らはフィー ドバ ッ
クでは寛容 な助言 を提供 して くれたが、建設的な情報はQ&Aで求めることがで きた。表現の
改善方法 など、問題解決的な質問 とそれに対応す る助言が行 なわれ、学習者 は関心 に即 して、
修正の手がか りを得ていた。
こうしたセ ッション中のネイテ ィブの助言役 は、 日本に留学中のアメ リカ人の交換留学生が
つ とめていた。 H本人の発想や行動のバ ター ンをよく車知 してお り、好意的に受け止めて くれ
る点は、助言者 として優 れた点 と考 え られる。 しか し学習者 は渡航後 には、 E
l
本人をよ く知 ら
ないネイティブと多 くつ きあ うことになる。米国在住の一般的なネイティブの大学生 は、日本
人学生の演技 をどう評価するか も、考 えてお く必要があるだろう。 また否定的なコメ ン トが許
容 される設定 をとった場合 に、ネイテ ィブ評価者 はどの ような気づ きを報告す るのか も知って
お きたい。
-1
7-
在E
l
外E
E
l
人留学生を対象 とした異文化間ソーシャルスキル学習においでは、学習者である留
学生の主観評定の向上に加えて、セ ッションと関わ りのない第三者のネイティブの 日本人学生
の評価 を測定 してお り、主観的な自己評価 と客枚的な他者評価 を併せて評価を多角化 している
(
田中 ・中島、2∝)
6)。我々が先に行った、アメリカ留学予定の日本人大学生向けのセッション
では、演技の自己評価 において、参加者の主観的な向上感が確認されている(高親 ら、2
01
0b)
。
しか し、セ ッションでネイティブが助言役 を勤めなが ら与えた以外の、 より一般的なネイティ
ブの視点からの評価 はまだ確認されていない。本稿では、ビデオで記録 したセッション中の演
技に対 し、米国在住のネイティブの大学生の協力を得て、彼 らによる演技の他者評価 を得たの
で報告する。
今臥
ネイティブ評定者に評価 を求めたねらいは、以下の二点である。一つには他者評定に
よってパ フォーマ ンスの評価 を多角化 しなが ら、パ フォーマ ンスの質 と変化 を分析すること、
もう一つは学習者のパフォーマ ンスを向上 させる具体的な助言を広 く得 ることである。求めた
情報歪は多 く、本稿においてはセ ッションの前半、すなわち比較的難易度の低いスキルを扱っ
た部分をとりあげることとした。 また評価のうち、比較的自由に着眼点や印象を記 した自由記
述の部分のみに、焦点をあてた。数値的な評定の部分や、セ ッションの後半への評価は、稿を
改めて報告することとしたい。
【
方法】
1.セッションの構成
設定
201
0b) に、学習者の反応 と共にセ ッションの詳細を示 してある。概略を記
高坂 ら (
す と、アメリカへの短期語学研修 を予定 している日本人大学生に、準備のための学習会を呼び
かけ、賛同者に 2日間にわたる合計 9時取分のアメリカン ・ソーシャルスキル学習を実施 した。
参加の謝礼 として、文房具 と書籍を渡 した。講師は本訴聾者 2名で, ともに米国への留学経験
を持つ。セ ッションのアシスタン トとして、学習者 と同 じ大学の学生 2名を雇用 し、 ビデオ記
鋲や会場の準備などをしてもらった。同 じ大学にを簿するネイティブの男子交換留学生 】名が、
助言役 として参加 していた。
学習者
学習内容
Ⅹ大学の女子学生 4名 (
Sl
l、S1
2、S1
3、S1
4)。年齢は1
9歳か ら2
2歳。
オリジナルテキス トか ら、学習者のニーズに対応させた以下の 9スキルを学習 し
た。初 日には、スキル 1(
聞 く態度一笑顔、アイコンタク ト-)、スキル 3(
友人を作る)、スキル
4(
先生に質問する ・相談にい く)、スキル 5(
授業で自分の意見を言 う)、スキル 6(
先生に要
求を伝 える)。2日目には、スキJ
L
,
スキル 7(
主張 ・交渉する)、スキル 8(
依頼 された援助を断
る)、スキル 9(
自己開示する)、スキル1
0(
ジョークを言 う)。これ らのスキルは、田中 (
1
9
9
4
)杏
ベースに学習者のニーズに合わせた選択 と調整を行ったものであるo学習者が留学後に出会い
そうな課題場面を設定 して、ロールプレイをしなが ら学習 していく。一つのスキルにおよそ 1時
限分 となる90分をあてた。学習する順番は、およそ難易度の順にならっている。本稿で分析の
対象 としたのは、1日目のスキル 1か らスキル 6までの 5つのスキル学習における評価である。
-1
8-
7メリカン ソーシャルスキル学習における済技の中庸評*)
)羊人的な5スキルに付する学習者のパフォーマンスへのネイティブのヨメンt(
田中 ・商況 )
2,パフォーマンスの他者評価
設定
2
00X年某月に、アメリカのP大学に所属、またはP大学 を卒業 したアメリカ入学生を
対象に調査の主旨を説明 し、ボランティアでの協力に同意 した者全員に対 し、評定を依赦 した。
評定協力者
男性1
0名、女性 2名、合計1
2名のアメリカ人大学生O年齢は2
0から30歳代。こ
のほか、アジア国籍の男子学生 2名 と、 日本人女子学生 1名 も評定に参加 したが、文化的背景
の違いに鑑みて今回の分析対象か らは省いた。なお協力者の都合により、スキル毎に評価者数
に多少の変動があるが、本稿では、コメン トの質的な広が りを重視 して、評価者を絞 り込むこ
とはせず、記載 された全てのコメントをとりあげた。なお今回とりあげた前半の 5つのスキル
に関 しては、協力者1
2人による全てのスキルへの評価がそろっていた。
評定方法
セ ッションでは、一つのスキルにつ き、説明をはさんで 2回の演技が凍 り返され
てお り、いずれ もビデオ磯 を用いて録画 されている。その演技の 1回目と 2匝l
目を鐘画 した
DVDの映像 を評価の対象 とした。 1人 1スキルずつの演技を再生後に、評定用紙 に評価 を記
載 してもらった。 1【
司日の演技の再生が全員分終わったところで、 2回目を録画 したDVDを
再生 し、同様に評定用紙に記載 して もらった。この方法で、全ての演技の映像を再生 し、全て
のスキルの評価 を記載 し終わるまでに約 4時間を要 した。
評定用紙
評定用紙は、セ ッション当 日に日本人学生が演技の自己評価に用いたものと同一
のものを、英訳 して使用 したQ これは、スキルの評価ポイン トをミクロ ・マクロの二面に大別
して設定 し、それぞれ課遁場面に応 じた数項 目ずつ を設けたものであるo各項 目に対 しては、
1
0
件法で評価 を求めたo加えて評定用紙の余白にコメン ト欄 を設け、演技の総合評価や演技向
上に向けてのア ドバ イス等を自由に記載 してもらった。この記載は義務化 されていないため、
特に記すことがないと感 じた場合には記載はされず、空欄のままになる。
分析
本箱では、上記の評定用歓の中の 自由記述欄に焦点を当てて、以下に記述 を具体的に
紹介 し、演技へのコメントとして集約する。加えて、それと自己報告 との対応をまとめ、パフ
ォーマ ンスの向上について検討する。なお後半のスキルについて、および数億的な評定部分に
ついては、塙 を改めて報告する予定である。
【
結果】
1.ネイティブ評価者による具体的な指摘
ネイティブ評価者によるコメン トの概略を、表 1、表 2、表 3、表 4、表 5に示す。 コメン
トには評価できる点などの肯定的な評価、不足 している点などの否定的な評価、向上のための
助言、総合的な感想が含 まれているので、それ らを分割 して整理 した。「とても」 とか 「
やや」
などの修飾的な副詞は適宜省いてあ り、指摘 された内容を中心に抽出してある。
スキル 1では、 1回日の演技 においてはユーモアへの評価 は分岐 し、楽 しい冗談だとする者
と十分面白 くはない冗談だったとする者が混在 している。2回E
I
の演技においでは、稔 じて上
達 した、ない しはよかったとするコメン トが見 られるが、視線や動作などの非言語要素には、
よりいっそうの向上を期待する記述が 目立つ。
-1
9-
表 1 ネイテ ィブ評価者による自由記述の概略 :スキル 1
肯定的評価
否定的評価
Sl
SIZ
l
助 言
w
の指摘
at
chi
)
n
l
g
o
と
ok
いう
i
ngではなく
故が
、
A17:
冗
笑顔が可愛い
3
S1
必要
S14
-
-
肯定的評価
助
- 言
否定的評価
-
J
3:
前
Sll
A8:
まだ緊張、
A
がよい、
A1
4:
声がよりはつき
回より
うだ
ur
p
i
ng t
ob
eyo
S1
2
多く手の動きもよい
見ていた
■
Tm h
o
S1
3
戸惑いと途切れが多い、
∧1
5:
S1
4
Al
l
:
内気
7メリカン ソ-ソヤルスキル学習における演技 の他者評価(
り 導入的な 5スキル・
に対する学習者のパフォーマンスへのネイティブのコメント(E
E中 ・高 演 )
表 2 ネイティブ評価者 による自由記述の概略 :スキル 3
甘走的評価
SH
否定的評価
助
しくで祭礼 A9
: 衝の閑
A6:
に自分
日を
如r
て荘し
乏し
ていな
い、
あま
い
い.
相手
A
l
7
:を
S】
2
すみ
51
3
ない方がよい
S】
4
もよ
い
宮
-
-
いる
典申して
否岩的肝価
Sll
助
一緒
宮
-
表 3 ネイティブ評価者による自由記述の概略 :スキル 4
肯定的評価
否定的評価
Sll
助
Sl
Z
言
-
を加
S13
-
える
うにしている
-
S14
否定的評価
助
Sll
言
S12
St
L
S13
文法以外は良い
情報を加える
l
等とお札もい
u'血 e
てouf
D
ry
O
-
7メ1
)カン・ソーシャルスキル学習における済技の他者評恥 )番人的な5スキルに対する学習者のパフォーマンスへの不イチイプのコメント佃 中 高浪)
表 4 ネイテ ィブ評価者による自由記述の概略 :スキル 5
肯定的評価
SH
助 言
声が′
トさく明確に発音してい
S1
2
A1
7:
⊥般的だが雫点
なかった
S13
わった
なし、
A9:
声が小さい
は伝
-
-
を、
経
A6:
もつとアイコンタクト
S1
4
、
緊張、 要点をひとつずつ話す
-
要なのでそれに触れたのが
Sll
よい、
上手な話、
意見も多い
S1
2
あり
提案すべき
助 言
でいる
ト不足
いように
-
コンタクト
-
表 5 ネイティブ評価者による自由記述の概略 :スキル 6
肯定的評価
否定的評価
助
言
- 想など)
Sl
l
S1
2
A7
:
導入
られた
明すべき
A9
:
直接 要
はよい、
S1
3
かつた
に鋭明
A8:
緊
張
-
S1
4
途切れ
Sl
とアイコンタクト
否定的評価
l
Sl
1
Z
3
その他 (
感
い
きた
めに違うことを表現 、
All:
日
助
いじらない
言
-
-
7メリカン ソーンヤルスキル学習における満城の他者評価1
)導入的な5スキルに付する学習者のパフォーマ/スへのネイティ7'
のコメント(
F
I
I
中 ・高波 )
スキル 3では、初回の演技 においては誤解 を招 く表現への指摘があ り、話 を徐 々に進めてい
くほ うが よい と勧 め られている。 2回 日には、なれなれ しさが減 って良 くなった、話題の展開
が 自然 になったと評価 されている。ただ し唐突 さはまだ残 るとされている。助言 としては、強
引で唐突にみえる誘いを避け、相手を知 ってか ら共同で何かするとよいと記 している。
スキル 4においては、最初の演技では切実 さが伝 わる一方で、緊張 と自信のなさが感 じ取 ら
れている。 2度 目の演技では説明の仕方が良 くなったとされ、 自信 もうかがえるようになった
と受け止め られている。緊張や不 自然 さや シャイな感 じはまだあるとされ、非言語面での適切
さが さらに求め られている。
スキル 5では、 1回 日には内容が不十分で、意見や証拠の提示が不足 していた とみ られてい
る。 自分の発言 を堂 々と提示す る態度で、経験や意見 を述べてはどうか と提案 されている。 2
回E
=二は、経験や意見が話 によ り入れ られてお り、話題の広が りや情報の組み込み も成功 して
いると評価 されているo Lか しアイコンタク トな どの非言語部分には課題が残 り、 もっ と自分
の意見 を言って もいいのではないか と記 されて もいる。
スキル 6では、当初の演技では頑張って説明 していることは伝 わっているが、緊張や迂遠 さ
が多 く指摘 され、 自信やアイコンタク トが もっと欲 しい とされている0 2回 目には、 よく助け
を求めることがで きていた とはめ られてお り、説明 も良い とされている。一方で、 まだ情報が
足 りない とか藍 さが残 るとの指摘 もあ り、 もっと直接的に表現することを求め られ、アイコン
タク トを勧め られているO
2∴ 寅技の自己評価 と他者評価の対応
ネイテ ィブ評価者の コメ ン トの うち、 2回 日の演技 に対す る もの と、 自己評価 (高慣 ら、
201
0b,pp71
73) との対応 を探 り、表 6、表 7、表 8に整理 した。 2回 目のみをとりあげたの
は、 2回 目の行動の方が学習 されたスキルを反映 してお り、実践で繰 り出されるパ フォーマ ン
スがそち らにより近い と考 えられるためである。 1回 目は無意識に繰 り出される、母文化の影
響 をより受けた行動 に、 どのような評価が与 えられるかを推察すること適 していようO実践の
際に問われる行動の社会的適切性 をみるには、2回 目が より重要な情報 を含む ものと思われる。
表中で、下線部は同種 の コメン トであることを意味す る. また末尾の括弧内の数は、該当の
内容 を指摘 したネイティブの人数 を示す。評価者が多少変動 しているため、正確 な比較 には適
さないが、お よその傾向を把握す るため、対応の様子 を整理 してみた。その結果、 自己評価 と
他者評価の記述内容 に、一致の見 られる部分があった。
一致 した内容 を見てい くと、 1回 目と 2回目の演技の間の変化 については、全学習者におい
l
の演技
て、話題や情報や浪 さな どの内容の充実が、共通 して触れ られている (
表 6)a Z回 E
3
以外の三人では、 自らの意見や意志の表明が共通 して指
で演技者が意識 した点 をみ ると、S1
。S1
3自分の ことを伝 えようとした ものの、 ネイテ ィブ評価者の記述 には
摘 されている (
表 7)
1
2では、両者か ら笑顔が指摘 されているo
その内容は見 られない。S
意欲 と課題 に関す る記述 を見 ると、Sll以外 の三人で、表情や ジェスチ ャー、雰囲気、伝 え
0 S
llでは、い くつかの内容 を豊かに したい
る内容 について、共通 した記載が見 られる (
表 8)
-2
5-
表6
「- 回 目 と 二 回 目 の 演 技 で 変 わ っ た と 思 う点 」 に 関 す る 自 由 記 述 に み ら れ る
自 己 評 価 と他 者 評 価 の 対 応
わっ
2回目
た点
で変
Sll
S1
2
学 習 者
Sl】
分慮.
か ってもらい
者 符、
友 人 にをク/
=いと.
監つ
を伝iた い、
L
y分 のこと
考
スキル1 洗
(
1
)
粉.磨
○肉感
#滋○ 濃 .
6生
長 最先浅発 鹿ー
(
3),好 感 内容 が多 い、余 舟. ^ の反 応 を S1
3
スキル4
遜胤
てもらお う
とLZ
t.
スキル3
(
1)○ 労るさ.
き
内容
堺を
が El
然 ○磨 すべ
o
旦
と鑑査と旦腰 # o基 本 マナー
説
宰
自分
明する努力
さを
の心閑が
適f
f
の
j
t
0
内
○
51
容 と理
への
由を
T 具体
#J
ち着
的.
き内容 整 理 O からず○
勉
(1)a 長さ.
(
スキル5 具体
扉(
好つ
3)
的○
○研
/
=
#.
○摩b
ちつ
右_
.
A
gい て 自ず p
の 意見役 えられずー
スキル6 恨序 立てを心
ス○
チ-/f
者 ちj
gき. が け○ 繋顔 .表現 しきれず ○
G L方 を3
3
/
解.
1).余 舟o
屠 脱 藩 ちj
qき.
他者評定のう
斜 字は非 言語
ち2回E
、
他)
の萩技に
は言語に関連が深い事柄
付するものと、
。
王盈
塾はネガティ
ブな内容。
2
01
0、
pp7
1
1
7
3)
との対応を
自己Z
t
i
i
B(
布状・
E
F中.
あ碗 ・
け の布分は.
同様のコメント
が他者評定と自己評定で得られたこ
示した。
東尾の括弘内の軌 ま.
同様のことを指溝したネイティブ辞書者の牧
とを示す。
表7
2
回E
I
の蒲技
F
の超度 .
E のきっ
かけ分
HP
U
恵 RI
なし(
1)Oまとまらず ○
塵 堅辿
塾‰
「二 回 目 の 演 技 で 演 技 者 が 意 識を示す。
した 点 」 に 関 す る 自 由 記 述 に み ら れ る
自 己評
価
Sl
l と他 者 評 価 の 対 応S1
2
学 習 者
SI
S
S1
スキル1
スキ
:
はらきサ言う(
1)o
ル3 元気 ○積極 性 ○
笑顔 (
3)○
自分の情 報をまず伝 える○
4
具
す さ○
体 的 ○親 しみ や 自分をアピールo
自分のことを伝 える. めせ
自分 のことを伝 えるC質 問攻
スキル4 会意 を止めない○
ジェスチャー○
丁 寧 に、
かつ主張 ○
丁 寧ず○
○分 か り易 さ○自発
スキル5 体 験 、
意見 (
2).
自発の意 見 を亨う(1)○
体
塞 を雇 える (
2)
スキル6 JE序 立てる
よ
自分
う○の気 持 ち、理 由が伝 わる
族 を入 れ る.
他者評定のうち2
順序
を保 つ○
回目の読技に対するものと、
自己評旬(
祐淑・
附中.2
01
0、
pp71
7
3)との対応を
示した。
み要
3)○
具体 的○自分 b)
意見 (
落ち着 き.丁 寧○
あみかけの部分は、
東尾の括弧内の軌
ま
同株のコ
.
同様のこ
メン
とト
を
が他者評定と
指摘したネイテ
自ィ
己師走ではら
ブ評価者の故を
れた
示す。
ことを示す。
表8
批
3短日∃への
J
m
'
「学 習 者 に よ る 実 施 へ の
Sl
l と他 者 評 価 の 対 応
者題 」 に 関 す る 自 由 記 述 に み ら れ る
自己評
価
意 欲 と残 さ学
れ習
た課
1
2
スキル1 も
相ら
手
うに興
○ 味を持 って ジェスチャー S
(
1
)
.
Sl
l(
ジェスチャー
3)○
スキル3 会告 をふくらませる. 相 手の服
会話を開始
、持
○ち物 に言 及 して 話を広
S1
3
実
気,
額
(
1)
(
1
.)○親 し.
み やす い雰 囲
スキル4 流ちようにo
げる○(1 ) ○
特 定 の 表 現 を追 加 ○言 語 の 溝 切 な表現
最 大チに誘う
限 のがん
ラン
.楽 しい雰 囲気.
スキル5 知 艶を増す .
自分の意思
2)○
シ
ソ デイを説.明 (
'
自
要求伝 達 .
の蔦 訂 (
簡分
潔○
3).
声 を大 きく.
スキル6 表現 を増す .
他者評定のうち2回日の演技に対するものと.
自己評価(
01
0、
pp
.
71
・
7
3)
との対応を示した
高波 田中.2
ばりを見 せ る。
特定 の表現 過多 を避 ける○
アメリカン ソーyヤルスキル学習における演技の他者評価=) 導入的な5スキルに対する学習者のパフォーマンスへのネイティブのコメント(
田r
r
l 商淑 )
と思っていることが記 されているが、ネイティブ評価者 と同 じ着眼点はみ られない。
い くつかの共通点が認め られる一方で、何かをしようとしたなどの心がけの記述や、何かを
意図 したなどの内省的な記述は、比較的本人のみにみ られる内容 となっている。
【
考察】
1.ネイティブ評価者による評価
ネイティブ評価者 らが、一般的なアメT
)カの大学生 として学習者の演技 を見た場合、 どのよ
うに受け止めただろうか。学習者の演技は、狙い通 りに、対人関係の開始 ・維持 ・発展に有効
なふるまいとして認知 されただろうか。 もしその意図に照 らして十分な機能を果たせていない
としたら、 どこで滞ってお り、何が どう改善された ら狙いを果たせるのだろうか。対人関係は
相互関係 を取 り結ぶ相手があってこそ成立するものであるため、受け手の認知的な評価はこう
した点で重要な意味を持つ。学習者にとっては、今回学習 したスキルは渡航後にネイティブを
相手に行なわれるとの想定である。相手の受け止め方 を知ってお くことで、 自分のパ フォーマ
ンスが実践で評価 されるかどうかを伺い知ることがで きよう。ネイティブ評価者の視点は、こ
の意味で実践的に重要な情報 といえるOまた質的な評価の詳細は、学習者が演技 を向上させて
い く手がか りで もある。 ネイティブ評価者のコメン トは実際にその行動を行なった場合の、反
応 と効用を予測 させる情報なのである。
コメン トには、話題の選択や話の運び方や非言語表現の適切性、好感を持った点や魅力を覚
えた点、不 自然 さを感 じた点や否定的印象 を与えた点などが記され、 さらに総合的にどのよう
な印象 を受けたかが述べ られていたD
スキル 1では、自分 らしさの表出や積極的な自己表現を求めるところは、アメリカ人の自己
紹介が 自己アピールに近 く、 日本人の標準的な水準 との禿離があることを示唆 していようoそ
してより自然な話題提供にするには、唐突さを避ける話の運びが求め られていることがわかるo
冗談の評価が分かれたことは、ユーモアの評価が受け手の感性 とも関わる微妙な評価点である
ことを示唆 している。
スキル 3では、ネイティブ評価者 らが習慣 としている関係作 りの流儀は、まずは自己開示を
してか らという姿勢の ものであることがわかる. E
l
本で共有 される、相手を尊重 して自分のこ
とを控えめに山そ うとする常識 とは、多少異なるニュアンスが感 じられよう。アメリカ入学生
らにとっては、 自分 をよく知 らせ、相手をよく知ってか ら何かを一箱 にするのが 自然であ り、
その前に何か しようと言われた り、最初に関係作 りの了解 を得 ようとした りする運びは、不 自
然にうつ りがちであることが分かる。友人作 りの手順や流儀には、文化差が存在すると考える
なら、効果的な行為 を母文化の発想か ら繰 り出すのは容易ではない。そこに、スキル学習が提
供 される意義があるといえるだろう。なお今回実施 したような行動を渡航後に実践 した場合に、
誤解を招 きそうな部分があることは、学習者が留意 してお くべ き点であろう。
スキル 4では、ネイティブ評価者が求める説明の要点は、具体的な明確化であ り、 この点 も
日本の要求水準 とは兼雛があるところか もしれないD示唆的で控えめな表現 よりも、明確な言
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語表現が望 まれている所 に、アメリカ文化的な要望が読み取れる。
スキル 5では、 自分の独 自の体裁や意見には言 うだけの価値があ り、お互いにそれを求め合
っているのだ、 とい うアメ リカ入学生 らの発想が読み取れる。 これ も日本人学生にはい ささか
不慣れな考え方か もしれない。対話で求め られるこうした態度を理解 し、 しか もそれを、外国
語 を使って堂々とした態度で、 自然な感 じで表明で きるようになるには、練習が必要 と思われ
る。
スキル 6では、 自分が困っているとき、堂々と説明をして助けを要求す るとい う態度が求め
られているが、 これ も日本人学生には戸惑いがあるもの と察せ られるO
以上、 5つのスキルを通 してみると、 日本人の常識 とはやや異 なる、 アメ リカ文化の特性が
反映 された考 え方や行動の仕方に対 して、学習者 は違和感 を与 える傾向があ り、特 に初回の演
技ではそれが顕著である。だが点 じて 2回 目には上達が言及 されているように、 目線 を合わせ
ることがで きるようになっていった り、姿勢が よ りリラックス した ものになっていった り、表
現が より的確 になっていった りとい う、細かい行動のポイン トが少 しずつ獲得 されている。彼
らは 1回 目の演技の後に助言を受けてお り、発想の仕方 を理解 し、表現 を教示 されている。学
習者が こうして知 り得た要領 を横棒的に試す ことで、 しば しば好印象が生 じ、効果的な行動 と
して受け止め られるに至 っている。 この点でセ ッション中のパ フォーマ ンスの向上 を、受け事
例か ら確認 した結果が今回のコメン トと考 えられ、セ ッションの効果 を示唆する情報 といえる
だろうo Lか し求め られていることが十分 にで きたか とい う観点か らみると、 まだ安求 を満た
しきれていない点 も残 る。 だが試行回数 を増やす ことで更 に向上す るだろうとの指摘 もみ られ
ることか ら、練習回数を増やす ことによる変化 を、今後 はみてい く必要があるだろう。
ネイティブ評価者は、緊張や不安、書架への迷いが学習者か ら感 じられるとい うことを頻繁
に指摘 している。セ ッシ ョンにおける他者の 目への意識、異文化行動への不慣 れ、外国語での
対話 とい う異質な設定などは、学習者 を緊張 させ る要因として作用 したと思われる。一生懸命
演 じている感 じは伝 わっているが、 自然 な態度にな りきっていない ともいえる。全体 にもっと
堂 々と、萎縮せずにのびのびと演 じるようにといった指摘 も多い。だが学習者 はこのセ ッシ ョ
ンで初めて行動の要領を聞いて試 しているのであ り、 まだ新規 な行動 を試用 している段階にい
るもの と推察 される. こうした行動が身につ き、 自然なもの として出現す る、す なわち行動 レ
パー トリーの一部になるまでには、 もっと練習や実践 を練 り返 しなが ら、判断や調整の仕方 を
覚 えてい く必要があるだろう。行動の獲得 に、要領の理解 と定着の二つの次元があると考える
なら、セ ッションでは前者 を主に導いてお り、言語面 に緊張 しなが ら 2回の演技行なうことは、
行動習得のいわば出発点に該当するだろう。 この先の般化の過程 は、興味深い研究上の問いと
して とらえてお くべ きだろう。
発音のわか りに くさや表現の不 自然 さといった表現上の不備は、繰 り返 しによってある程度
解消 されてお り、言語表現の修正は、学習者 にとっては、感情面の コン トロールよ りは取 り組
みやすい課題だったのか もしれない。 なお具体的な青菜遣いが確認で きるよう、参加者の発言
舟は、別満 に文字起 こしを した対話記録 を紹介する予定である。セ ッシ ョン実施時に助言者 と
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8-
アメリカン ソーシャA
,
スキル学習における演技の他者評価 1
】帝人的な5
スキルに対する学習者の/
(
7才ーマンスへのネイティブのコメント(
田中 ・高額 )
して参加 したネイティブ学生は、「
相手 との関係 こそが重要」とい う点 と、「
正直に、前向 きに、
はっき りと」 と指摘 していた (高嶺 ら、2
01
0b)o相手に与 える印象 を考 えて、萎縮 しないほ
うが好感 を持たれるとい う指摘 は、今回のネイティブ評価者 と通 じるものがある.
今回のコメ ン トには、視線や表現 などの具体的なポイ ン トを指摘 した ミクロな内容 と、全体
的に受けた感 じを許 したマクロな内容が含 まれた。 ミクロ的にはた とえ不 自然 な点が残 ってい
た として も、マ クロ的には許容範問であるとす るコメン トや全体的な印象 は悪 くない との コメ
ン トがみ られた。人間の印象形成 は、バーツへの加減的な評価 ではな く、総合的な ものである
ことが伺 える。学習者は、言葉の正確 さだけに注 目するよ り、非言語を含めてアプローチの仕
方の全体がみ られているのだ、 とい う基本的な考 え方 を認許 してお く必要がある。
ネイテ ィブ評価者の記述 をみて も、実際 に言語表現の正誤の指摘 はそう多 くはない。多 くの
記述 は、非言語面での適切 さや不適切 さの指摘、麓体的な印象や全体 として受け取 ったメッセ
ージの内容 に費や されている。仮 に教科学習 として英語 を学ぶ という姿勢 な ら、語桑 ・文法の
正誤に焦点があて られるだろ う.だが対 人関係の構築手続 きとしての対話の場では、全体 とし
てのメッセー ジのや りと りにこそ意味があ り、言語表現はその一部 をなす という位置づけであ
り、話題の選び方や展 開の仕方、非言語表現 を含めた全体が、評価の対象 になってい く。例 え
ば発音の不備が指摘 されるときは、それが間違 っているか らとい うより、理解 を損な うか らと
い う理 由で指摘 されるものと思われる。日本人大学生が 自身の語学力不足 を気 にするとして も、
交流相手は語学力 を査定するために話 しているのではな くて、対人的な交流 を営 もうとしてい
ることを、理解 してお くべ きだろう。つ まり語学学習 と対 人交流 とのニュアンスの違いを、学
習者 は感 じとってい く必要があ り、効果的な対人行動のための着眼点 を、留学前に認識 してお
くことが勧 め られる。
誤解 を与 えそうな態度の指摘がい くつかみ られたことには、注意 を払 ってお きたい。 ソーシ
ャルスキルは自分の意図するところを、正確 に相手に受け止めて もらえるようにと考 えて用 い
られる。誤解 を招 きかねない対応 には注意 し、予備知級 を持 ってお き、誤解の発生 を避けるよ
う努めたい。 なおその ような行動が出現す る背景 には、 日本的な解釈や枠組みに基づいた行動
を無意識 に乗出 していた り、要求水準の程度 を見誤 って過′
トまたは過剰 な適用 を していた り、
言語表現上の誤謎を していることな どが考え られ よう。セ ッシ ョン中の指導では、演技者の萎
縮 を招かない程度に、誤解の可能性 に軽 くふれなが ら、情報櫨供 とい う形でゆるやかに修正 を
誘 うとよいだろう。
セ ッションでは、積極的に挑戦 し試行錯誤 をすることが推奨 されてお り、その点では結果的
にうまくいかないことで も、試そ うとすることに意義があるという考 え方 をする。この意味で、
学習者の行動が否定 されることはない。ただ、セ ッションは特別な試用空間として設定 されて
いるが、実践の場 に出た ら、接 したネイティブがで きるだけ好印象 を持ち、対人関係 を築 くの
に役 に立つ ことが期待 される。効果 に鑑みての行動の調整は、現場では不可欠である。 セ ッシ
ョンで習 うとい うことと、現実的に効果 を上げるとい うことの間に何があるのかは、今後 より
丁寧 に探索 される必要があるだろう。
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2, 自己評 定 と他 者評価 の関連
セ ッシ ョ ン報 告 にお け る学 習 者 の 自己評 価 を見 る と、 主 観 的 な 向 上 感 が 確 認 され て い る
01
0b)。 そ こで はセ ッシ ョンにお け る助 言役 の ネイテ ィブ学 生 も、好 意 的 な励 ま し
(高蘇 ら、2
を含 ん だ肯定 的 な コメ ン トを寄せ てお り、パ フ ォーマ ンス の向上 を積 極 的 に評価 してい た。 こ
の点 で、学習者 とネイテ ィブ学生 の評価 において、大 まか な方 向 は一致 していた。
今 回は、学 習者 とネイテ ィブ評価 者 の 間で 、両者 は と もに向上 を認 め てい る とい えるだ ろ う
か。 そ して同 じ部分 に対 して、 うまさや不足 な どを、 同 じよ うに認鼓 したの だ ろ うか。 こう し
た問 いへ の 手がか りを得 るため 、学 習者 のパ フ ォーマ ンスへ の評価が 、学 習者 とネイテ ィブ評
価 者 の間で一致す る部分 を、先 のセ ッシ ョンの 自己評価 部 分 との記述 内容 の対応 か ら探 った。
2回 E
lの向上 を評価 す る記述 には しば しば一致がみ られ、 この点で、 ネイテ ィブ評価者 の評
価 の方 向 も、学 習者 と似 てい る とい うこ との確 認が な された。 学 習者 に よる演 技 の工夫 と努力
も、両者 にわ りと理解 されてい る。 た だ し演技 者 が努 力 した と思 って い る点 を巡 って、評価者
が十分 に変化 を察知 で きたか とい う と、両者 は必 ず しも同 じよ うな受 け止 め方 を して はい ないO
いず れの受 け手 に とって も十分 な内容 と程 度 のパ フ ォーマ ンス を示 す とい う点 で は、学習者 は
まだ課題 を残 してい る とい え よ う.
全体 的 に見 る と、総 じて 自己評価 に加 えて他 者 評価 で も向上 を意 味す る記 述 が確 認 され た。
この こ とは、パ フ ォーマ ンスの改善 を多角 的 に姦付 け る。数億 的 な情報処 理 を行 った場合 の一
致 につ いて は、 さ らに別稿 で検討 してい きたい。
引用文献
南淡愛 ・田中共子 (
2
009a
)r
アメ.
)カ留学輝偶のためのソーシャル ・スキル学習の試み-アサーションに焦点
-
異文化間教育130.pp1
0
41
1
0
を当てて Jl
高況愛 ・田中共子 (
20
09b)「
アメリカ留学準備のためのソーシャル ・スキル学習セッションの試み一対人関係
の開始に焦点を当てて」r
留学生教育」第1
4号、pp31
3
7.
高7
5[
愛 ・田中共子 (
2
01
0 )「
語学研修生を対数としたアメリカン ・ソーシャルスキルの学
a
習」T静岡大学国際交
流センター紀要1第4号、pp
.
81
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3
高浜愛 ・E
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l
中共子 (
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米国留学予定のE
l
本人学生を対象としたソーシャルスキル学習」
r
一橋大学国際教
76
.
育センター紀要J創刊号、pp67田中共子 (
1
99
4) r
アメリカ留学ソーシャル ・スキル ー通 じる前向き会話術17J
L
,
ク
E
E
l
中共千 ・高演変 (
2008) 「
米国留学準備のためのアメリカン・ソーシャ)
I
,・スキル学習 大学での学習場面へ
の対応を抹題とした中級セ ッションの記録」
r
岡山大学文学部紀要」第49号、pp31
1
4
8
田中共子 ・中島美奈子 (
2006) 「
ソーシャルスキル学習を収 り入れた邦文化間教育の試み 異文化間教育」24
」r
号、pp92・
1
02
i
i
1.本研究は、科学研究費補助金 ・萌芽研究No1
9
653
0
9
9(
代表 ・高齢 愛)の助成を受けた。
2 上f
T
L
l
.
補助金による研究組織の代表者は本稿の第二著者であり、第-著者はその分担者であるO研究の企画 ・
実施 ・分析を共同して行った。本箱の主な執筆作業を第-著者が担当した。
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0-