NEWS RELEASE 2015年 1月 5日 株式会社ファミリーマート 2015年 社長年頭挨拶 本日9:00より、池袋本社にて当社社員に向け年始朝礼を行いました。社長中山勇による 「2015年年頭挨拶」を下記の通りお知らせします。 記 皆さん、2015年、新しい年が始まりました。 2014年を振り返りますと、昨年は4月の増税以降、夏場の悪天候、秋の台風などの外部 要因などもあり、コンビニエンスストア業界の苦戦が続きました。 我々は、お客さまのニーズやマーケットが変化の時代にあると言われる中で、我々の店舗、 商品、サービスがそれに対応していたか?我々の行動が変わっていなかったのではないか? 国内CVS事業の苦戦の要因は何だったのか、もう一度振り返る必要があります。 現在、2020年を見据えた中期経営計画の策定に入っています。国内CVS業界の発展段 階は、第3フェーズにあると認識しています。第1フェーズは「24時間開いていれば良かった」 という時代であり、第2フェーズは、「コンビニエンスストアは質の高い物販に加え、サービスの 提供が加わり大変便利だ」という時代でした。現在は、「社会・生活インフラとしてお客さまの高 まる期待にどう応えるか」という第3フェーズです。第2フェーズまでの考え方、アプローチでは 歯が立ちません。そのために、中期経営計画を立てていく必要があります。 中期経営計画は、これからの2015年から2017年間の3年間、2018年から2020年の 後半の3年間にわけて考えます。まず、前半である2015年から2017年は「新たなCVS像を 示すこと」を目指します。後半の2018年から2020年は、「業界ナンバー1になる」ことを目標 に設定しなければならないと考えます。 これを実現するために、まず「国内CVS」事業については、コンビニエンスストアの強みであ る、リアルな拠点を活かし、差別化を推進していきます。「海外CVS事業」については、早期利 益化を図ります。その上でおもてなしの心を持っている「日本型コンビニエンスストア」をさらに 進めていきます。「新規事業」については、リアルな拠点との相性のよい「シニア」「金融」「ネッ ト」の3つの分野を収益ユニットとして生成させます。 それらを実行するための心構えは「品質」です。お客さまにとっての「品質」を常に念頭に置 き、効率よく仕事する努力を毎日行うことで、我々の夢を実現しましょう。期待しています。 皆さまにとって、ファミリーマートにとって、良い年になるように、祈願して私の挨拶を終わり ます。 以上 株式会社ファミリーマート 代表取締役社長 中山 勇
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