別添1(PDF:230KB)

別添1
第2回「ひょうご経済・雇用活性化プラン推進会議」における提案意見への対応
総
項目
番号
提案意見
現在の取組状況と今後の対応
○西日本経済同友会会員合同懇談 ○「ひょうご経済・雇用活性化プラン」は、兵庫が目指す
べき社会像とその実現方向を描いた指針「21 世紀兵
会(10/3・4、高知市)では、「日本
庫長期ビジョン」の経済・雇用分野(将来像4・5・
の地域における幸福感」と題し
6・12)に関し具体化した計画であり、県民と共に描
た基調講演、ブータンの GNH を参考
いた「21 世紀兵庫長期ビジョン」を目標として、
「安
に、高知県が目指す Gross Kochi
全元気ふるさと兵庫」の実現を目指している。
Happiness についてのシンポジウム
があった。東京都荒川区でも同
【別添2「ひょうご経済・雇用活性化プランに係る
様の取組がある。プランの最終目
目標管理体系」参照】
的は県民が地域に愛着を持って
本当に幸せを感じることではな
いか。中長期のプランなので、幸
福感向上の取組を取り入れては
どうか。
2
○地方では外需の獲得を心がけて
いるが、あわせて、地元の仕事は
地元で行う、地元で経済を循環
させることが大事である。
○地域社会の様々な生活ニーズを満たすサービスを有償で提
供するコミュニティ・ビジネスの立ち上げ支援や多自然地域に
おける産業振興・雇用創出を図る IT 関連の事業所開
設支援、新たな需要創出・販路開拓を図る農商工連携
(6 次産業化)の取り組みを支援するなど、地域におけ
る新たな産業の創出を図ることにより、活力のある地
域産業と新しい働き方を推進している。
○今後も引き続き、地域における新産業の創出を支援す
るとともに、独自性に富んだ優れた技術等を持つ地場
産業と企業・大学等との連携の促進を図るなど、地域
産業の活性化を推進していく。
3
○企業のマッチングについて、中小企
業にとって大企業との連携はハー
ドルが高い。弊社は、新聞掲載が
きっかけで、車の技術を薬品メー
カーに提供することになり、飛躍
的に伸びた。中小企業にとり、
オンリーワン、ナンバーワンは難しいが、中
小企業の特長ある技術を掘り起
こし、メディア戦略で応援できない
か。
4
○オンリーワン企業のグローバル展開につ
いて、オンリーワンというとハードルが高
いが、企業が特長や差別化され
た何かを持つことが重要。特に
中小企業は最終完成品まで行き
着かないことがあり、色々な企
業とのコラボレーションや既存企業のネ
ットワーク、技術のオープンイノベーション等
によって、身近でも早くグローバ
ル展開できるのではないか。大企
業、中小企業の区分なく、産業
界やアカデミアとの連携も含め絵を
描いていくことが必要。
○県内の「ものづくり企業」の優れた技術及び製品・部材
を「ひょうご No.1 ものづくり大賞」として顕彰し、県
内の「サービス関連産業」の従来にない発想やアイデアで事
業展開している中小企業等は「ひょうごクリエイティブビジ
ネスグランプリ」を開催し顕彰することで、顕彰企業を県内
外に広く発信し、知名度を向上させ、新たな市場開拓
につなげるなど、県内企業の活性化を図っている。
○さらに、平成 26 年度からは上位者(知事賞受賞企業)
を対象に展示会経費や動画作成等販路開拓のための
PR 経費への助成制度を設け支援しており、今後も引
き続き、顕彰や情報発信、PR 支援に取り組んでいく。
○今年度から実施している「異業種交流活性化支援事
業」では、従来の技術中心の異業種交流だけではなく、
サービスやデザインなどのソフト事業も含む幅広い分野にお
いてビジネスパートナーや事業連携の可能性を発掘する取
組を支援し、新商品・新技術開発や販路開拓等を促進
している。現在、41 グループが活動しており、その中
には、地場産品の海外への販路開拓などグローバル展開
を目指した取組が含まれている。今後も引き続き、異
業種交流グループによる取組を支援していく。
○また、「国際フロンティア産業メッセ」において、ICT ビジネスマッチン
グや神戸取引商談会を併催し、企業間のマッチングの場を
提供している。また、「メッセ・ナビ」の配置により、来場者
に出展企業の技術・製品を紹介し、来場者と出展企業
とのマッチングを支援している。今後も「国際フロンティア産業
メッセ」の取組を実施し、企業間のマッチングの促進を図る。
論
1
オンリーワン企業の創出・グローバル展開
1
次世代産業の創出
項目
番号
提案意見
現在の取組状況と今後の対応
地域産業のイノベーション
5
○ものづくりの側からすると、医 ○健康・医療、環境・エネルギーなど、成長産業分野の育成
療では完成品を最後までつくる
を図るため、産学官連携による萌芽的な研究調査を支
のは難しい。また、医療の集積、
援するとともに、立ち上がり期の予備的、準備的な研
臨床研究、先端医療は進んでい
究プロジェクトの本格的な研究開発への移行を支援する
るが、この高い医療レベルと産業
「兵庫県 COE プログラム推進事業」を実施している。
界がどう上手くコラボレーションでき ○今後、医療機器等の分野で、県やものづくり企業の技
るかが課題。ほとんどの医療機
術を活用して、参入を図る企業を支援するため、医療
器は臨床の先生のニーズ・リクワイアメン
施設等におけるロボットニーズを調査、関連施設のネットワーク
トからつくられているが、有名な
構築により、ニーズに基づく開発、実用化の支援を検討
企業でもブランド力が生かせるわ
している。
けではなく、臨床の場への参入
は難しい。ニーズを産業に取り込
む仕組が必要。
6
○先端産業と既存産業との連携に
ついて、例えば、丹波は土地に
高低差があり農地等管理が大変
だが、
先端産業のセンサー機能や GPS
と農業のノウハウを連携して改善で
きないか。IoT の導入で、地域
の優れた特産物の継続的な生産
が可能になるのではないか。
また、GPS とロボットを組み合わせ
た雑草対策など、先端産業と既
存産業の融合をプロジェクトという
形で取り組めないか。
○農業の産業化には、管理能力の
向上、ロボットの導入に対する施策
が必要。農業では、稲作ならトラ
イ&エラーが年1回しかできず、技術
の向上には時間がかかることを
考慮すると、仕組み化や IT・IoT
が必要。ここに特化した支援を
考えていかないと、農業の産業
化のスピードアップは難しい。日本
の縮図である兵庫県が、中山間
モデルを作って全国に発信すべ
き。
7
○養父市の特区に関して、管理部 ○農業を地域産業として発展させていくため、養父市に
門・生産技術の面で農業が産業
おいて農業参入を予定している企業に対し、その計画
化するためのプロセスを研究するラ
の具体化に向け、事業計画・スケジュール調整や、法人設
ボをつくる必要がある。一方で、
立・農地利用の手続き指導、補助事業の助言・活用等
農業を文化として残す方法につ
の相談対応を行っている。今後、養父市の特区を実験
いて地域の人と考えることも必
場として、農業者と企業が連携して法人を設立し契約
要。
栽培による収益性の高い施設園芸に取り組むなど、実
践の取組から農業の産業化を図り、中山間地域におけ
る新たな農業モデルを確立し、その成果を養父市以外の
地域にも広げていく。
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○農商工ファンド、6 次産業化の支援
について、但馬など都市部の消
費地から離れている中山間地域
は流通コストの問題があり、行政と
しての支援策を考える必要があ
る。
○県立農林水産技術総合センターでは、施肥用トラクターに GPS
を装着し、トラクターの運行速度に応じて、施肥量を調節
する技術を開発した。現在、分散錯圃(広い範囲に点
在する圃場)で、効率的に農作業管理を行うためのシ
ステムを構築中である。
また、民間企業と共同で、除草ロボットを対象に 2013 年ま
で取り組み、圃場での実証実験を行った。自律走行に関
する制約や処理能力の点で実用レベルには達していない。
○試験研究内容として、GPS については、分散錯圃での
効率的農作業管理システムについて、携帯端末を活用する
形で、今後も取り組む計画である。
○なお、IoT については、現在は具体的な計画はないが、
共同研究等の申し出があれば、積極的に対応する予定
である。ロボットについては、畦畔雑草管理の効率化の
点で、ロボットによる自動除草を検討中であり、試作機
ができれば、実証実験などを予定している。
○また、ITC を活用した取組では、野菜産地の生産力の
向上を図るため、スマートフォン、タブレット等の情報端末を用い
て栽培状況や経営の情報を一元的に管理できる「兵庫
県野菜産地管理システム」を開発し、国・県野菜指定産地を
中心に導入を推進している。今後は全ての国野菜指定
産地への導入を目指し、農協や生産部会を中心にシステム
活用を働きかけ、生産性と収益性の高い野菜産地の育
成を行い、競争力の強い兵庫の農業を実現していく。
○「ひょうご農商工連携ファンド事業」では、農商工連携の
取り組みに対して助成金による支援を実施している。
ファンド事業において、都市部への流通コストを回収できる
ような高付加価値商品の生産を支援している。今後も
「ひょうご農商工連携ファンド事業」を活用することによ
って、高付加価値の商品づくりに対して支援を行う。
2
地域産業のイノベーション
項目
番号
提案意見
現在の取組状況と今後の対応
○また、「地域直売所整備促進事業」において、直売活動
に必要な簡易な施設及び備品の整備等を助成すると
ともに、商品に係る配送料を支援している。
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○農業経営者に対する支援、育成
やセミナーなど沢山あるが、農業の
企業で働く方を対象としたもの
はない。
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○農業分野にマネジメントが入り込ん
でいない。経営者がモノをつくる
ことに特化すると、顧客への継
続的な産品納入や、WLB 等を含
む経営戦略まではできてい な
い。
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12
○「フレッシュファーマー雇用支援事業」では、規模拡大や経営の多
角化を図る法人や農業参入企業等が被雇用者に対し、
研修を実施している。
○また、「農の雇用事業」において、農業法人等が被雇用
者に、農業技術や経営ノウハウの習得を図る実践的な研修
を実施している。今後も引き続き、「フレッシュファーマー雇用
支援事業」や「農の雇用事業」を実施し、被雇用者に対
する研修を行っていく。
○「ひょうご農業 MBA 塾開設事業」により、企業的経営感
覚に富んだ農業経営モデルの育成のための講座を実施
している。
○また、「担い手経営力アップ支援事業」において、経営発
展を目指す認定農業者、集落営農組織、農業法人等に
対し、中小企業診断士等による企業的観点からの診
断・指導を実施している。今後も引き続き、農業経営
のための講座や指導等を実施するとともに、顧客への
継続的な産品納入や WLB 等を含む経営戦略の指導に
ついても留意し、取り組んでいく。
○淡路島は線香の全国生産の 60% ○地場産業団体に対して、「地場産業ブランド力強化・海
を占めるが、今後の国内市場の
外展開支援事業」により、新製品の開発や海外展開を
伸びしろは少ない。淡路島 14 社
支援している。兵庫県線香協同組合では、欧州での展
が共同で共通ブランドを立ち上
示会への出展や、他産地との連携による販促活動など
げ、県の支援も受け、海外の展
に取り組んでいる。
示会に出展している。地域の同 ○個別企業向けには、「じばさん兵庫ブランド創出支援事
業者同士のコラボでは意外と面白
業」により、新商品・新技術の開発による、ブランド創
い科学反応がある。また、お香
出・強化の取組を支援している。今後も引き続き、産
のローテクと最新技術のコラボも面白
地としてのブランド力強化や海外展開を支援するとと
い。温室栽培でお香に発育促進
もに、企業における新商品・新技術の開発を支援し、
や害虫処理の成分を配合し、電
ブランド力の強化や販促活動を積極的に支援していく。
気より低コストにして効率化する、 ○また、「兵庫県 COE プログラム」において、地域資源など
また、災害時の避難所等でウイルス
の活用により、地域産業の競争力強化が期待できる産
や悪臭の室内除菌をするなど、
学官連携による研究開発を促進する「地域産業強化
ハイブリッドお香が作れないか。ロー
枠」の創設を検討している。
テクとハイテクを混ぜて科学反応を起
こし、新しい価値観を創成でき
ないか。地方の産業の元気を取
り戻し、地域の有りようを変え
ることなく、活性化につなげて
いければ良い。
○ツーリズムは、あらゆる産業の宣 ○レジャーの多様化により、運輸・商工業のみならず、農
伝・販売に繋がるので、一見が
林水産業、製造業など、ツーリズム関連産業のすそ野が拡
関係ないと思われる産業も含め
大していると認識しており、「ひょうごツーリズム戦略」
参加することが望ましい。
において、幅広い関連産業分野の連携を促進し、旅行
者サービスの更なる向上や地域経済への波及効果の拡大
を図ることとしている。今後も引き続き、「ひょうご
ツーリズム戦略」に基づき、幅広い産業と連携した事業を
展開していく。
3
地域産業のイノベーション
項目
人口減社会における就業人口の創出・拡大
番号
提案意見
現在の取組状況と今後の対応
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○ライフスタイルについて、城崎を訪れる
外国人観光客が増えているそう
だが、城崎は街の雰囲気自体が
良い。その雰囲気やライフスタイルを大
事したファッションや兵庫らしさを産
業にできないか。感性を込めた
日本らしい品物やツーリズムは海外
でも通じる。ライフスタイルをテーマにし
て、既存のものに横串を刺すよ
うなプロジェクトができると面白
い。
○地場産業団体に対して、「地場産業ブランド力強化・海
外展開支援事業」により、新製品の開発や海外展開を
支援し、個別企業向けには、「じばさん兵庫ブランド創
出支援事業」により、新商品・新技術の開発による、
ブランド創出・強化の取組を支援する。また、ファッション
関連地場産業については、神戸ファッション協会において、
各種イベントを通じ、自社ブランド製品の消費者への商品
情報発信等の機会を提供するなど、新たな市場開拓を
行う場を提供している。今後も引き続き、産地として
のブランド力強化や海外展開を支援し、企業における新
商品・新技術の開発を支援するとともに、イベント等に
よる情報発信の機会を提供するなどし、地場産業のブ
ランド力の強化や販促活動を支援していく。
14
○日本の医療レベルが高いことは海
外でも知られていてニーズがあ
り、医療ツーリズムは有望。病院は
日本人でも分かりづらく、医療
ツーリズムでは窓口のワンストップ化な
どで差別化し、受け入れやすい
状況をつくる必要がある。 大
阪・東京でも医療ツーリズムは盛ん
に言われている。兵庫・神戸は
どのように差別化するかが大事
になる。
○医療ツーリズムについては、関係者による勉強会や関係機
関からのヒアリングなどを実施し、情報収集に努めてきた
が、我が国の現行の医療システムの中では課題もあり、さ
らに個別の医療機関の体制・設備からの問題点もある
など、現状では取組が難しい。
当面は、温泉、ゴルフなども含め、健康づくりを幅広く
捉え、「健康増進」をコンセプトとする「健康ツーリズム」として
位置づけ、その推進を図っていく。
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○外国人観光客への取組につい
て、日本企業が海外で積極的に
日本を PR したり、日本企業の企
画を通して訪日する場合がある
が、日本企業の在外拠点に日本
の資料がなかったり、JNTO に資
料をお願いしても少数しか送ら
れて来ないなど、誘客にマッチング
できないことがある。適切なと
ころに資料や補助を分配するな
ど、日本企業への支援が必要。
○JNTO 等、政府関係機関や本県の海外事務所、ひょう
ご国際ビジネスサポートデスクなどに、適宜本県の観光関係
の資料を送付し、必要に応じて日本企業等、観光情報
を提供することにより、積極的に海外からの誘客支援
を行っている。
また、三井住友銀行との包括連携などを活用して、海
外の日本企業等にも、積極的に本県の観光情報等を提
供し、海外から本県への誘客を行っていく。
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○但馬では企業が募集しても人が
来ない、一方で、働き手は働く
所がない。雇用のミスマッチが起きて
いる。若者は地元企業を知らな
いので、もっと情報発信をする
必要がある。
○兵庫で就職を希望する若者を積極的に採用する企業
を「ひょうご応援企業」として登録する制度により、若
者の雇用に取り組む企業を支援している。
○また、地域企業と大学等との就職情報交換会の開催等
を通じて中小企業の魅力の発信、地元就職への意識の
醸成を図っている。今後も今年度秋からスタートしている
「ひょうご応援企業」の枠組を積極的に活用するなど、
地域に雇用を生み出す企業の支援に取り組む。
4
人口減社会における就業人口の創出・拡大
項目
番号
提案意見
現在の取組状況と今後の対応
17
○人材と雇用のマッチングについて、
ハローワーク、経産省、県、市町で様々
な施策がある。県民局等で情報
が一括されていれば、スピードを
持って対応できる。
○特に経産省の事業は、県や市を飛び越えて実施される
ケースがあることから、情報共有が困難な現状にあるが、
本県においては、若年労働者の域外流出等により中長
期的に著しい人口減少が見込まれ、深刻な労働力不足
が想定される 5 地域(北播磨・西播磨・但馬・丹波・
淡路)において、県民局、ハローワーク、市町、経済団体、
自治会、学校等で構成する協議会を設置し、各地域の
実情に応じた U・I ターンや地域内定着の促進のための雇
用施策を展開している。今後引き続き、関係機関と連
携を取りながら雇用施策に取り組んでいく。
今年度からは、経産省との情報共有にも努めており、
情報の一括提供の方法について今後検討していきた
い。
18
○女性の就業を進めるには、特に ○ひょうご仕事と生活センターにおいて、「中小企業育児休
中小企業や非正規社員の育児休
業・介護休業代替要員確保支援事業」を実施し、休業
業の支援施策が有効。支援策が
中の代替職員の賃金を助成している。今後、県下の企
あれば、女性の就業継続や待機
業に対し更に助成金制度の周知を図る。また、助成要
児童減少だけでなく、行政コスト
件の緩和の検討を行うなど、企業が活用しやすい制度
の低減にもつながる。例えば、
づくりに努める。
1人の子供に対する行政の保育
コストが子供を預けて得るパート代
より高いケースがあり、パート代の一
部補填や雇用主へのメリット付与で
育休取得が進めば、待機児童が
減り行政のコストダウンにつながる。
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○女性が出産育児により離職し家
庭に入ると、心理的に再就職が
難しくなるが、育児休業とする
ことで、働き続ける意識を持つ
ことが重要。
○育児休業から戻り易い職場環境
づくりを心がけ、育休中に在宅
でできる仕事をまかせるなど、
心を会社と繋げておくことで戻
り易くなる。
○ひょうご仕事と生活センターにおいて、「仕事と生活の調
和環境整備支援事業」を実施し、在宅勤務機器等、育
児・介護等と仕事の両立を支援するための職場環境整
備等について助成を行っている。今後、県下の企業に
対し更に助成金制度の周知を図る。
20
○女性の就業機会の確保には、男
性の意識、働き方を変えていく
ことも重要
○出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境を整備
するためには、男性(父親)が子育てに参画することへ
の理解と意識を醸成することが必要であることから、
男性(父親)及びその上司、同僚を対象とした「父親の
子育て応援セミナー」を実施している。
○また、家庭や地域、職場とのバランスがとれた環境づく
りを推進するとともに、地域活動の新たな担い手とし
て活躍できる人材を育成するため、父親(男性)の子育
てや地域活動への参画の裾野を拡げるきっかけづく
りを支援する「お父さん応援フォーラム」を開催(H27.2.16)
する。今後も男性の家事・育児の参画を促進する講座
を職域で開催するほか、男性が子育てに専念している
事例を企業向けに情報発信するなど、希望する男性労
働者が育児休業を取得しやすい職場環境づくりを促
進していく。
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