このコーナーは、協会担当者がお伺いした際や、協会ホームページに皆さまからいただいたご質問・ご相談を紹介するコーナーです。ご家庭の皆さまからの Q&A お答えしま ∼ すエアコンを購入しようと思います。室外機はバルコニーしか置き場所がありません。アース工事は必ず行わなければだめでしょうか。電気設備に関する法律に準ずるものとして「電気設備の技術基準」（経済産業省の省令）があります。この基準の具体的な取り扱いを明確にした「内線規程」（日本電気技術規格委員会・作成）に基づき内線工事が実施されています。「内線規程」には、「金属製の外箱を有する機械器具には、接地工事を施すこと。」との規定があり、エアコンの屋外機もこれに該当すると考えられます。この規定には、「機器を乾燥した場所に施設する場合は、接地工事を省略可。」等の緩和事項が記載されていますが、雨がかかる状態は、これに当たらず、接地（アース）工事が必要です。火災の原因で「トラッキング現象」という言葉を聞きますが、どのようなことでしょうか？台所やトイレなど湿気のある場所や家具の後ろなどの、差しっぱなしのプラグとコンセントの隙間に埃がたまり、埃に湿気が加わるとプラグの刃と刃の間にわずかな電流が流れて、プラグ表面が炭化し、突然プラグが発火することがあります。これを「トラッキング現象」といいます。火災の原因になりますので、埃を取り除いて、プラグを確実に差し込みましょう。 ➡ 湿気・ほこり発火発熱・発火電気に関するご質問・ご相談を承ります。お気軽にご相談ください。ホームページアドレス http://www.cdh.or.jp（ご意見・お問合わせサイト）はがきの場合〒460-0002 名古屋市中区丸の内三丁目19 番12 号久屋パークサイドビル4階一般財団法人中部電気保安協会経営戦略部広報グループファックスの場合０５２−９５５−０９１６ 14 電気と保安　2015．1・2