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一般社団法人 大阪総合医学・教育研究会
定例学術研究会のご案内
平成27年 テーマ:
いじめ・衝動性・反社会的行動
―自己コントロール力・社会性を育てる視点からー
一般社団法人 大阪総合医学・教育研究会では、職種領域を越えて心因性疾患やその
周辺領域の子どもへの理解を深めるべく、昭和 52 年(1977 年)から 30 年以上にわたり
定例学術研究会を開催してまいりました。
平成 27 年は、年間テーマを『いじめ・衝動性・反社会的行動 ‐自己コントロール
力・社会性を育てる視点から‐』としました。昨今、発達障碍や養育の問題が大きく
取り上げられ、専門機関においても様々な生きにくさを抱える子どもたちが注目され
ています。その中でも、いじめ、自傷や他害ほか衝動コントロールの不良状態、非行
をはじめとする反社会的行動、 などの問題への対応が大きな課題となっています。
臨床の場では、子どもに対して表面的な行動修正に終わらせず、自己をコントロール
する力を育て、社会性を高めていく息の長い支援が求められます。
そこで、子どもの支援に関わる様々な領域での取り組みを、その第一線でご活躍の
先生方から学びたいと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。
【平成27年 年間予定】開催時間: 19:00~21:00
開催日
講師・内容
浅野恭子先生(大阪府子ども家庭センター/児童心理司)
・・・女子の性非行と治療教育プログラム
木下裕一先生(やまびこ法律事務所/弁護士)
324 回: 3 月 13 日(金)
・・・法務教官、弁護士としてのご経験から
桧谷真美先生(大阪府チーフスクールカウンセラー/臨床心理士)
325 回: 4 月 10 日(金)
・・・非行ほか衝動性の問題に対する学校臨床
根來秀樹先生(奈良教育大学/教授,児童精神科医)
326 回: 5 月 8 日(金)
・・・衝動性と脳科学
323 回: 2 月 13 日(金)
* 327 回:5 月 30 日(土)
~5 月 31 日(日)
【特別例会:こども心身セミナー】
別途参加費用が必要です。詳しくは裏面をご覧ください
藤川洋子先生(京都ノートルダム女子大学/教授,臨床心理士)
・・・司法面接の実際・非行と発達障碍
西村純一先生(尼崎市立中学校/主幹・生徒指導兼務教諭)
329 回: 9 月 4 日(金)
・・・生徒指導実践・アンガーマネージメントプログラム
杉山萬千子先生( 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会支援センター中/所長)
330 回:10 月 9 日(金)
・・・成人例から考える子どもの衝動性・社会化
三船直子先生(大阪市立大学大学院/教授,臨床心理士)
331 回:11 月 13 日(金)
・・・母子関係形成の視点から
328 回: 7 月 10 日(金)
【平成27年定例学術研究会
参加要項】
参加資格: 医師・看護師・心理士・教師・保育士など、子どもの成長・発達に関わる専門職 に
従事されている方、または同領域の大学院生で守秘義務を遵守していただける方
※公益財団法人関西カウンセリングセンター研修ポイントが取得できます
会
場(予定): エ ル ・ お お さ か ( 大 阪 府 立 労 働 セ ン タ ー )
大 阪 市 中 央 区 北 浜 東 3-14
京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ 300m
京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ 500m
※ 事情により変更する場合もありますが、原則として大阪市内で開催
年
会
費: 12,000 円 (こども心身セミナー(第 327 回)は別途参加費用が必要です)
(一社)大阪総合医学・教育研究会 定例学術研究会平成 27 年会員となっていただ
くことで、平成 27 年中の全ての回(ただし、第 327 回こども心身セミナーを除く)
に参加いただけます。
ご希望の場合は申込書類をお届けしますので「こども心身医療研究所」までご連絡
ください。参加費納入と登録用紙の返送をもって年会員として登録させていただき、
毎回のご案内と、(一社)大阪総合医学・教育研究会 機関紙『こども心身だより』
を郵送にてお届けさせていただきます。法人等団体としての登録も可能です。
【特別例会『こども心身セミナー』 -多角的にみる子どもの心と身体‐ について】
第7回(平成 27 年5月30日・31日開催)テーマ
「子どものいじめ‐医療・相談機関と教育の連携‐」
定例学術研究会の年 1 回の特別例会です。以前は『カリヨンセミナー』として 2 泊 3 日の宿泊
形式で行っていましたが、多くの方にご参加いただきやすいように現在 1 泊 2 日の『こども心身
セミナー』に形を変えて継続しています。
毎回、客員講師の先生に密度の高いご講演をいただいていますが、第 7 回は文部科学省「いじ
め防止基本方針策定協議会」にも参画され、いじめ問題はもちろん心理学的視点を活かした生徒
指導、教員のメンタルヘルス問題等にも詳しい新井肇先生をお招きし、上記テーマについて理論
と実践を統合した視点からお話していただきます。
詳細は『第7回こども心身セミナー』チラシをご覧ください。こども心身医療研究所のホーム
ページ(http://www.kk.iij4u.or.jp/ ~ sinsin/)でもご案内しています。ご参加をお待ちしています。
客員講師:新井肇先生 (兵庫教育大学大学院 生徒指導実践開発コース/教授)ご略歴
高等学校教諭を経て現在、兵庫教育大学大学院にて後進指導にあたられるとともに、生徒指導・
学校カウンセリングに関する実践的研究に取り組まれ、カウンセリングを活かした生徒指導実践、
学校内外の連携に基づく協働的生徒指導体制の構築、 教師のストレスとメンタルサポートを主な
ご研究テーマとされています。近年は「いじめ防止対策推進法」の成立に伴い、各地でご講演さ
れるなど、子どもを育てる環境づくりに向けて第一線でご活躍中の先生です。
主なご著書に 『新訂増補青少年のための自殺予防マニュアル』(共著,金剛出版),
『教師カ
ウンセラー-教育に活かすカウンセリングの理論と実践-』(共著,金子出版),『叱る生徒指
導-カウンセリングを活かす-』
(共著,学事出版),
『教師崩壊-バーンアウト症候群克服の
ために-』(すずさわ書店)などがあります。
連絡・問合先: 一般社団法人 大阪総合医学・教育研究会 附属 こども心身医療研究所
Tel.06-6445-8701 Fax.06-6445-7341
(担当 藤原)