アジア・オセアニア ニュースウェーブ 第121号

情報提供用資料
アジア・オセアニア
ニュースウェーブ
第121号
2014年12月13日
∼12月31日
今号の内容
株式市場
・外部環境が変化する中、概ね堅調に推移
債券市場
・債券市場はインドネシアなどで利回りが低下
為替市場
・アジア・オセアニア通貨は対円で概ね堅調
各国の状況
アジア・オセアニア地域の状況
・アジオセ辞典/そこが知りたい/岡三アジオセ新聞
本資料に関してご留意いただきたい事項
■本資料は、投資家の皆様へのアジア・オセアニア地域の情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特
定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見
解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。■本資料は、当社が信頼できる
と判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
株式市場と債券市場
株式市場
外部環境が変化する中、概ね堅調に推移
12月15日∼12月31日のアジア・オセアニア地域の株式市場は、一部の市場を除いて上昇しました。米連邦準備制度
理事会(FRB)が利上げに慎重な姿勢を示したことから投資家のリスク回避姿勢が後退し、12月半ばから下旬にかけて堅
調に推移しました。しかし年末にかけては、原油価格の下落やギリシャの政治情勢に対する警戒感が浮上したことから、
上げ幅を縮小する展開となりました。
中国・香港は、政府によるインフラ建設認可の加速や、中央銀行がノンバンクの預金準備率をゼロにするなどの景気
支援策が好感され、上海総合指数が年初来高値を更新しました。オーストラリアは、鉄鉱石価格が底堅く推移したこと
を背景に、エネルギー株や素材株を中心に上昇しました。台湾は、2014年通年の電子部品企業の純利益が市場予想を
上回るとの見通しが強まったことから、堅調に推移しました。
<各株式市場の株式指数の騰落率(2014/12/31 現在)>
インデックス
インド・ムンバイSENSEX30種
インドネシア・ジャカルタ総合
オーストラリア・S&P/ASX 200
韓国・韓国総合
シンガポール・ST
タイ・SET
台湾・加権
中国・上海総合
ニュージーランド・NZSX 浮動株50
フィリピン・フィリピン総合
ベトナム・VN
香港・ハンセン指数
香港・ハンセン中国企業株 (H株)
マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI
12/31 現在
27,499.42
5,226.95
5,411.00
1,915.59
3,365.15
1,497.67
9,307.26
3,234.68
5,568.28
7,230.57
545.63
23,605.04
11,984.69
1,761.25
12/12 比
0.5%
1.3%
3.7%
-0.3%
1.2%
-1.1%
3.1%
10.1%
1.0%
0.1%
-1.5%
1.5%
6.7%
1.6%
騰落率
3ヵ月前比
3.3%
1.7%
2.2%
-5.2%
2.7%
-5.5%
3.8%
36.8%
6.0%
-0.7%
-8.9%
2.9%
16.2%
-4.6%
<12/12 比の騰落率>
1年前比
29.9%
22.3%
1.1%
-4.8%
6.2%
15.3%
8.1%
52.9%
17.5%
22.8%
8.1%
1.3%
10.8%
-5.7%
-12% -6%
0%
6%
12%
債券市場
債券市場はインドネシアなどで利回りが低下
12月15日∼12月31日のアジア・オセアニア地域の債券市場は、インドネシアなどで利回りが低下(価格は上昇)
しました。原油価格の下落を受けた投資家のリスク回避の動きは一服し、一部の国で債券を買う動きが回復しました。
ただ、年末に向けて市場参加者が減少する中、アジア市場への投資資金の流入は限定的となったことから利回りが上
昇(価格は下落)する国も一部にみられました。
<各国債券市場の5年債利回りの変化幅(2014/12/31 現在)>
発行国
インド
インドネシア
オーストラリア
韓国
シンガポール
タイ
台湾
中国
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
香港
マレーシア
利回り(%)
7.94
7.70
2.26
2.29
1.60
2.40
1.11
3.71
3.61
3.68
6.30
1.48
3.84
12/12 比
0.08
-0.25
-0.18
-0.04
0.12
0.03
-0.03
-0.16
-0.04
0.24
0.10
0.17
-0.08
変化幅
3ヵ月前比
-0.61
-0.62
-0.63
-0.21
-0.06
-0.50
-0.21
-0.25
-0.36
-0.54
0.97
-0.03
0.17
<12/12 比の変化幅>
-0.4 -0.2
0.0
0.2
(%)
0.4
1年前比
-0.95
-0.32
-1.20
-0.95
0.52
-1.01
0.00
-0.77
-0.62
-0.08
-2.15
0.05
0.17
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
1
為替市場
為替市場
アジア・オセアニア通貨は対円で概ね堅調
12月15日∼12月31日の為替市場は、アジア・オセアニア通貨が対円で概ね堅調な動きとなりました。世界的に株
価が反発したことなどを背景に、市場参加者のリスク警戒感が弱まり、円売りが優勢な展開となりました。ただ、年末
に向けて薄商いとなる中、全般にアジア・オセアニア通貨の対円での上昇は小幅なものとなりました。
<各為替レート(対円)の騰落率(2014/12/31 現在)>
国・通貨
対円レート
インド・ルピー
インドネシア・ルピア
オーストラリア・ドル
韓国・ウォン
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
台湾・ドル
中国・人民元
ニュージーランド・ドル
フィリピン・ペソ
ベトナム・ドン
香港・ドル
マレーシア・リンギット
12/12 比
-0.4%
1.5%
0.0%
2.2%
0.0%
0.5%
-0.2%
0.6%
1.4%
0.1%
0.9%
0.9%
0.9%
1.89
0.96
97.91
10.98
90.37
3.63
3.78
19.25
93.61
2.66
0.56
15.40
34.16
<12/12 比の騰落率>
騰落率
3ヵ月前比
6.5%
7.4%
2.3%
5.8%
5.1%
7.2%
4.8%
7.7%
10.1%
9.1%
8.1%
9.1%
2.3%
-4% -2%
0%
2%
4%
1年前比
11.4%
11.5%
4.5%
10.0%
8.8%
13.2%
7.2%
11.0%
8.5%
12.6%
12.2%
13.8%
6.7%
※インドネシア・ルピア、韓国・ウォンは100倍、ベトナム・ドンは10,000倍して表示。
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インド
HSBCが発表した2014年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.5と、11月の53.3から上昇。
新規受注が急増した事を受け、2012年末以来2年ぶりの高水準を記録した。PMIは14ヵ月連続で景況
の改善・悪化の節目となる50を上回った。
(ポイント)
28,000
(%)
8.10
株式指数(インド・ムンバイSENSEX30種)
5年債利回り
8.00
27,000
7.90
7.80
26,000
12/15
(円)
1.95
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
30,000
対円レート(インド・ルピー)
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(インド・ルピー))
株式
(月/日)
(円)
2.4
対円レート(右軸)
25,000
2.1
20,000
1.8
15,000
1.5
1.90
1.85
1.80
12/15
10,000
12/21
12/27
(月/日)
11/01
1.2
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
2
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インドネシア
インドネシアのソフヤン・ジャリル経済担当調整相は2014年12月31日、ガソリン向けの補助金を撤廃
し、小売価格を国際石油市場と連動させる方針を明らかにした。2015年1月1日から実施する。歳出全
体に占める割合は、従来の13.5%から1%に大幅に下がる見込みで、財政赤字の削減につながる可能性
がある。
(ポイント)
5,400
(%)
8.30
株式指数(インドネシア・ジャカルタ総合)
5年債利回り
8.10
5,200
7.90
5,000
7.70
4,800
7.50
12/15
(円)
0.98
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
5,500
対円レート(インドネシア・ルピア)
12/21
12/27
(月/日)
(円)
1.2
長期推移(株式・対円レート(インドネシア・ルピア))
株式
5,000
0.96
1.1
対円レート(右軸)
4,500
1.0
4,000
0.9
3,500
0.8
0.94
0.92
3,000
0.90
12/15
12/21
12/27
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
(月/日)
0.7
11/01
12/01
13/01
14/01
(年/月)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
オーストラリア
2014年11月の貿易赤字は9億2,500万豪ドルとなり、市場予想の16億豪ドルよりも赤字幅は少なく、
また前月の13億2,300万豪ドルの赤字よりも改善した。これを受けて豪ドルは買われた。
(ポイント)
5,600
(%)
2.50
株式指数(オーストラリア・S&P/ASX200)
5,400
2.40
5,200
2.30
5,000
2.20
12/15
(円)
99.00
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
6,000
対円レート(オーストラリア・ドル)
5年債利回り
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(オーストラリア・ドル))
5,000
(月/日)
(円)
140
100
97.00
4,000
60
株式
対円レート(右軸)
95.00
12/15
3,000
12/21
12/27
(月/日)
11/01
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
20
(年/月)
3
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
韓国
文化体育観光部と韓国文化観光研究院によると、韓国の2014年の観光収入は過去最高を更新した。
2014年1∼10月の観光収入は147億8,200万米ドルで、これまでの最高だった2013年の年間収入
141億6,500万米ドルを既に上回った。旺盛な中国人観光客の消費意欲が要因と見られる。
(ポイント)
2,000
(%)
2.40
株式指数(韓国・韓国総合)
5年債利回り
1,950
2.30
1,900
2.20
1,850
12/15
(円)
11.00
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
2,500
対円レート(韓国・ウォン)
12/21
長期推移(株式・対円レート(韓国・ウォン))
株式
2,300
10.90
12/27
(月/日)
(円)
11.0
10.0
対円レート(右軸)
2,100
9.0
1,900
8.0
1,700
7.0
10.80
10.70
10.60
12/15
1,500
12/21
12/27
(月/日)
※韓国・ウォンは100倍して表示
11/01
6.0
12/01
13/01
14/01
(年/月)
※韓国・ウォンは100倍して表示
シンガポール
統計局が発表した2014年10月の小売売上高指数によると、全体の売上高は前年同月比+8.1%と、増
加幅が前月の+5.5%から拡大した。中でも自動車が44.1%増と大幅なプラスを記録、全体を押し上げ
た。
(ポイント)
3,400
株式指数(シンガポール・ST)
(%)
1.80
5年債利回り
1.70
3,300
1.60
3,200
1.50
3,100
12/15
(円)
92.00
1.40
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
4,000
対円レート(シンガポール・ドル)
12/21
長期推移(株式・対円レート(シンガポール・ドル))
株式
91.00
90.00
12/21
12/27
(月/日)
(月/日)
(円)
95
対円レート(右軸)
3,500
85
3,000
75
2,500
65
55
2,000
89.00
12/15
12/27
11/01
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
4
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
タイ
中央銀行は2014年12月17日、政策金利を市場の予想通り2.0%に据え置いた。現在の金利水準は依然と
して成長を支援していると指摘、また同時にインフレは当面低水準にとどまるとの見通しを示した。
(ポイント)
1,550
(%)
2.60
株式指数(タイ・SET)
1,525
5年債利回り
2.50
1,500
2.40
1,475
1,450
12/15
(円)
3.70
2.30
12/21
12/27
12/15
(月/日)
(ポイント)
1,800
対円レート(タイ・バーツ)
3.60
12/21
12/27
1,500
3.5
1,200
3.0
株式
対円レート(右軸)
600
12/15
12/21
12/27
(円)
4.0
長期推移(株式・対円レート(タイ・バーツ))
900
3.50
(月/日)
2.0
11/01
(月/日)
2.5
12/01
13/01
14/01
(年/月)
台湾
2014年12月18日、中央銀行は政策金利を14四半期連続で1.875%に据え置き、ロシア金融市場の動
揺による影響に同国が対処できるとの見解を示した。石油価格の下落によるコスト安が世界的な成長を
加速するほか、同国の経常黒字や大規模な外貨準備、金融政策の柔軟性、ロシアとの貿易がそれほど多
くないことを要因として挙げている。
(ポイント)
9,500
株式指数(台湾・加権)
(%)
1.14
5年債利回り
1.12
9,000
1.10
8,500
12/15
(円)
3.80
1.08
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
10,000
対円レート(台湾・ドル)
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(台湾・ドル))
株式
(月/日)
(円)
4.2
対円レート(右軸)
3.78
9,000
3.7
3.76
8,000
3.2
3.74
7,000
2.7
3.72
6,000
12/15
12/21
12/27
(月/日)
11/01
2.2
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
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(年/月)
5
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
中国
新華社は全国人民代表大会の会議で上海の自由貿易試験区の拡充が決定されたと報じた。自由貿易試験
区は2013年に鳴物入りでスタートしたものの、交通の便の悪さや、将来性への不安から進出をためら
う企業も多かった。今回、既存の商業地区を組み込むことで、興隆を図る狙いがあるとみられる。また
同時に広東省、福建省および天津市にも自由貿易試験区が設けられる予定。
(ポイント)
3,400
(%)
3.70
株式指数(中国・上海総合)
3,200
3.60
3,000
3.50
5年債利回り
3.40
2,800
12/15
12/21
(円)
19.50
12/27
(月/日)
12/15
12/21
(ポイント)
対円レート(中国・人民元)
12/27
長期推移(株式・対円レート(中国・人民元))
(円)
22
3,600
株式
3,200
対円レート(右軸)
18
2,800
19.00
(月/日)
2,400
14
2,000
1,600
18.50
12/15
12/21
12/27
10
11/01
(月/日)
12/01
13/01
14/01
(年/月)
ニュージーランド
統計局が発表した2014年第3・四半期の国内総生産(季節調整済み)伸び率は、農業や鉱業分野で生産
が拡大し、市場予想の+0.7%を上回り前期比+1.0%となった。一方で、前年比の伸び率は+2.9%に鈍
化した。主要貿易相手国である中国の景気減速や、国内建設業界の成長鈍化が要因と見られる。
(ポイント)
5,600
(%)
3.70
株式指数(ニュージーランド・NZSX 浮動株50)
5年債利回り
3.65
5,500
3.60
3.55
5,400
12/15
(円)
94.0
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
6,000
対円レート(ニュージーランド・ドル)
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(ニュージーランド・ドル))
(月/日)
(円)
110
株式
5,000
90
対円レート(右軸)
92.0
4,000
3,000
90.0
12/15
70
12/21
12/27
(月/日)
11/01
50
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
6
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
フィリピン
2014年12月のインフレ率は前年同月比+2.7%となり、2013年8月以来、1年4ヵ月ぶりの低水準となっ
た。鈍化は4ヵ月連続。中央銀行にとっては、金利の据え置きを続ける余地、または成長下支えのための
利下げに動ける余地が拡大した。
(ポイント)
7,400
(%)
3.80
株式指数(フィリピン・フィリピン総合)
7,200
3.60
7,000
3.40
3.20
6,800
12/15
(円)
2.75
5年債利回り
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
9,000
対円レート(フィリピン・ペソ)
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(フィリピン・ペソ))
(月/日)
(円)
3.0
株式
2.70
7,500
2.65
6,000
2.60
4,500
2.55
対円レート(右軸)
2.5
2.0
3,000
12/15
12/21
12/27
(月/日)
11/01
1.5
12/01
13/01
14/01
(年/月)
ベトナム
統計総局によると、2014年1∼11月の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は20億米ドルの黒字となっ
た。好調な携帯電話や縫製品などの輸出によるもの。3年連続で貿易黒字を達成できると同局は予測し
ている。
(ポイント)
560
(%)
6.60
株式指数(ベトナム・VN)
540
6.40
520
6.20
5年債利回り
6.00
500
12/15
(円)
0.57
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
700
対円レート(ベトナム・ドン)
12/21
12/27
長期推移(株式・対円レート(ベトナム・ドン))
株式
(月/日)
(円)
0.6
対円レート(右軸)
0.56
600
0.5
0.55
500
0.4
0.54
400
0.3
300
0.53
12/15
12/21
12/27
※ベトナム・ドンは10,000倍して表示
(月/日)
11/01
0.2
12/01
13/01
14/01
(年/月)
※ベトナム・ドンは10,000倍して表示
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
7
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2014年12月15日∼12月31日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2014年12
月31日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
香港
2014年11月の小売業総売上高は前年同月比4.1%増の413億米ドルとなった。売上高が最も増加した
のは耐久消費財で前年同月比35.4%増、次いで医薬品・化粧品の10.3%増となった。
(ポイント)
24,000
株式指数(香港ハンセン指数、H株)
(ポイント)
12,500
12,000
23,000
(%)
1.60
5年債利回り
1.40
11,500
1.20
22,000
ハンセン指数
H株(右軸)
21,000
12/15
(円)
15.60
11,000
10,500
12/21
12/27
(月/日)
1.00
12/15
12/21
(ポイント)
27,000
対円レート(香港・ドル)
12/27
長期推移(株式・対円レート(香港・ドル))
株式(ハンセン指数)
対円レート(右軸)
24,000
(月/日)
(円)
17
15
15.40
15.20
13
18,000
11
15,000
15.00
12/15
21,000
12/21
12/27
9
11/01
(月/日)
12/01
13/01
14/01
(年/月)
マレーシア
世界銀行は+4.9%としていたマレーシア経済の2015年の成長率予想を、+4.7%に下方修正した。輸出
成長の鈍化と石油・ガス産業への投資、民間消費の減速が理由。2014年通年の国内総生産成長率予想に
ついては+5.7%で据え置いた。
(ポイント)
1,800
(%)
3.95
株式指数(マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI)
1,750
3.90
1,700
3.85
5年債利回り
3.80
1,650
12/15
(円)
12/21
12/27
(月/日)
12/15
(ポイント)
対円レート(マレーシア・リンギット)
35.00
12/27
長期推移(株式・対円レート(マレーシア・リンギット))
2,100
1,900
34.00
33.00
12/15
12/21
12/27
(月/日)
(円)
40
株式
対円レート(右軸)
35
1,700
30
1,500
25
20
1,300
12/21
(月/日)
11/01
12/01
13/01
14/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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(年/月)
8
アジア・オセアニア地域の状況
2014年世界の株式指数パフォーマンスランキング
∼各国主要株式指数の騰落率ランキング(1年間)∼
2014年の株式市場は、外部要因に左右される局面もありましたが、全般的には堅調に推移した1年でした。
年初は2013年末までの株価上昇に対する懸念や、アルゼンチン・ペソの急落など新興国経済への不安の高まりに
より株式市場は調整を余儀なくされました。その後もウクライナ情勢の悪化、中国の景気減速懸念などを材料に揉み合
いが続きましたが、10月中旬以降からは米国株式が主導して他の主要株式市場も持ち直しの動きとなりました。
また、1年を通じて日本株式市場は堅調に推移しました。4月に消費税が5%から8%へ引き上げられ、消費の落ち込
みから一時軟調な地合いとなりましたが、年後半は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による日本株買い観測
に加え、10月末の日銀による予想外の追加金融緩和、消費増税の先送り決定や円安の急伸による輸出関連企業の業績
改善期待等の買い材料も加わり、上値を追う展開となりました。東証株価指数(TOPIX)は12月8日に終値1447.58
という年初来高値をつけ、この時点での騰落率はプラス12.0%となりました。
米国株式市場は何度か波乱に見舞われましたが、基本的には上昇トレンドが継続しました。2014年第1・四半期の
GDPは異例の寒波の影響で、前期比年率0.1%増とわずかな伸びにとどまりましたが、堅調な個人消費が労働市場の改
善を促し、第2・四半期のGDPは同4.0%増に回復しました。その後も景気が着実な回復傾向を示し、米連邦準備制度
理事会(FRB)は2012年9月より行っていた量的緩和(QE)を10月に終了し、金融政策の正常化へと舵を切りました。
今後の注目は金利の引き上げ時期にな
りますが、12月の米連邦公開市場委員
会(FOMC)でイエレン議長は、低金
利政策を「相当な期間」維持する一方、
利上げ開始まで「忍耐強く」待つとして
おり、これを受けて市場は2015年半ば
以降の利上げを予想の中心としています。
その他の国と地域の株式指数では、ア
ルゼンチンが第1位で59.1%と大幅な上
昇を示しました。同国は7月末に12年ぶ
りのデフォルト(債務不履行)に陥り、
一時株価が急落しましたが、その後、イ
ンフレ懸念による防衛的な買いが入り持
ち直しています。
アジア地域の株式市場では、中国の上
海総合指数が50.9%と大きく上昇してい
ます。7月以降、上海・香港間の株式相
互取引の開始に伴う資金流入期待から上
昇傾向となり、さらに11月には予想外
の利下げが発表され、政府の景気下振れ
を回避する動きが示されたことも支援材
料となりました。
また、政権交代で経済改革への期待が
強いインドとインドネシア、格付けが
引き上げられたフィリピンなども20%
を超える大幅上昇となりました。
未(ひつじ)年は投資格言では「ひつ
じ辛抱」とされ、過去の成績を平均する
とあまり芳しくありません。ひつじの
「未」の字は未熟の「未」でありますが、
一方で、未だ熟していない、すなわち今
後の成長の可能性を秘めているとも言え
ます。2013年から続く景気拡大を
“ウマく”引き継いだ2014年。2015年
も“ミごと”に引き継いで
もらいたいものです。
【世界の株式指数のパフォーマンスランキング(1年間)】
指数名称
2013/12/30
2014/12/30
年初来
順位
国・地域名
1
アルゼンチン
アルゼンチン メルバル指数
5391.03
8579.02
59.1%
2
中国
中国 上海総合指数
2097.53
3165.81
50.9%
3
インド
S&PムンバイSENSEX指数
21143.01
27403.54
29.6%
4
トルコ
イスタンブール100種指数
67985.70
84537.10
24.3%
5
フィリピン
フィリピン 総合指数
5889.83
7230.57
22.8%
6
インドネシア
ジャカルタ 総合指数
4274.18
5226.95
22.3%
7
ニュージーランド
NZX50種グロス指数
4768.98
5577.20
16.9%
8
タイ
タイ SET指数
1298.71
1497.67
15.3%
9
米国
ナスダック 総合指数
4154.20
4777.44
15.0%
10
アラブ首長国
11
スイス
騰落率
ドバイ金融市場総合指数
3331.89
3725.79
11.8%
スイス SMI指数
8202.98
8983.37
9.5%
16504.29
17983.07
9.0%
1302.29
1407.51
8.1%
13581.39
14640.04
7.8%
8623.43
9268.43
7.5%
500.35
537.57
7.4%
3153.30
3366.11
6.7%
41348.03
43949.89
6.3%
12
米国
NYダウ 工業株30種
13
日本
TOPIX (東証株価指数)
14
カナダ
15
台湾
16
ベトナム
ベトナム VN指数
17
シンガポール
シンガポール ST指数
18
南アフリカ
19
オランダ
アムステルダム AEX指数
399.77
421.59
5.5%
20
スペイン
スペイン IBEX35指数
9901.90
10279.20
3.8%
ドイツ DAX指数
9552.16
9805.55
2.7%
ユーロ・ストックス50指数
3100.93
3135.95
1.1%
5356.80
5416.63
1.1%
23244.87
23501.10
1.1%
21
ドイツ
22
ユーロ圏
23
オーストラリア
24
香港
S&P トロント総合指数
加権指数
FTSE/JSE アフリカ トップ40指数
S&P/ASX200指数
香港 ハンセン指数
25
イタリア
イタリア FTSE MIB指数
18967.71
19011.96
0.2%
26
メキシコ
メキシコ ボルサ指数
42958.82
43018.75
0.1%
27
フランス
28
英国
29
ブラジル
フランス CAC40指数
4275.71
4245.54
-0.7%
FTSE100指数
6731.27
6547.00
-2.7%
51507.16
50007.41
-2.9%
ブラジル ボベスパ指数
30
韓国
韓国総合株価指数
2011.34
1915.59
-4.8%
31
マレーシア
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス
1872.52
1766.83
-5.6%
(出所)Bloomberg、各種資料より岡三アセットマネジメント作成
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
9
アジア・オセアニア地域の状況
24
2015年
1月9日
金曜日
∼ 中国・春節∼
春節の準備
10
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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岡三アジオセ新聞
中国最大のイベント
最大の盛り上がり
19
日 本 で は 正 月 に 、 門松 、 し め縄 、
皆様は正月をどのように過ごされ
ま し た で し ょ う か 。日 本 で は 、 正 月 鏡 餅 な ど を 飾 る 習 慣 が あ り ま す が 、
は 1 月 1 日 か ら 3 日 ま で の ﹁ 三 が 中 国 で は ﹁ 福 字 ﹂ や ﹁ 春 聯 し( ゅ ん
日﹂を指しますが、中国では祝日を れん ﹂)を飾ります。
旧 暦 太( 陰 暦 で) 祝 う 習 慣 が 残 っ て
﹁ 福 字 ﹂ と は 、読 んで 字 の ご と く
お り 、 日 本 よ り 1 ヵ 月 程 ず れ た ﹁福 ﹂と書かれた赤 い 紙 で 、家の門
や 壁 に 上 下 を 逆 さ ま に し て貼 り ます 。
時期に正月を迎えます。
これは﹁倒﹂と﹁到﹂の発音が
旧 暦 の 正 月は ﹁ 春 節 ﹂ と 呼 ば れ 、
中国が最も華やかになる季節です。 同 じ こ と か ら ﹁ 倒 福 福( が 逆 さ ま ﹂)
今回は﹁春節﹂について特集します。 = ﹁ 到 福 福( が 訪 れ る ﹂) の 意 味 を
表すのだそうです。
今年の春節はいつ?
﹁春聯﹂は日本の門松のような
存在で、赤い紙にめでたい文句や
縁 起 の 良 い 言 葉 を書 い て 家 の 門 な ど
に貼り付けます。
春 節の 時 期に な る と 、家々に福字
や春 聯が 飾ら れ るた め、町中が 赤や
金であふれ、華やかさを増します。
で は、 なぜ 赤 い紙 を貼 るの で しょ
う か ?古 代中 国 では大晦日 に ﹁ 年﹂
と い う 妖 怪が 現 れ て 、 家 畜 や人 間 を
食い荒らしていたそうです。この
﹁ 年 ﹂ が 苦 手 な の が 赤い 色 と 爆 竹 の
音 で あ る た め 、 春 節 に な る と福 字 や
春聯を貼り、爆竹を鳴らすように
なったと言われています。
18
私たちは1年が365日の太陽暦
で 生 活 し て い ま す の で 、 元 旦 と言 え
ば毎年1月1日です。しかし、旧暦
太( 陰 暦 は) 1 年 が 3 5 4 . 3 6 日
であるため太陽暦による暦と若干
ずれています。そこで中国政府は
年末に正月を含めた翌年の祝日を
発表しています。
中国でも太陽暦でいう正月は祝日
になっており、1月1日から3日ま
で の 3 日 間 は祝 日 とな っ て い ま す 。
なお、今年の春節は2月 日で、
前日の除夕 大(晦日、 日 か)ら 日
まで、なんと7日間の大型連休
となっています。
春 節 は家 族 が 集 ま る日 と さ れ て お
り、学校や仕事で家を離れている人
も一斉に帰省するため、春節前後は
鉄 道 や 航 空 会 社 が 特別 輸 送体 制 を 組
むなど、まさに﹁民族大移 動﹂が
起こります。
華やかな提灯
煙・煙・煙
新年の訪れは喜ばしいことですが、
何事もほどほどが重要ですね。
(出所)各種資料等より岡三アセットマネジメント作成
岡三アセットマネジメントについて
商号:岡三アセットマネジメント株式会社
当社は、金融商品取引業者として投資運用業、投資助言・
代理業および第二種金融商品取引業を営んでいます。
登録番号:関東財務局長(金商)第370号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
大晦日に食べられる餃子には、なつめや落花生、硬貨
などを餡に入れて作ります。なつめが入っていた人は幸
せな日々を送ることができ、落花生が入っていた人は健
康長寿、硬貨が入っていた人は金運に恵まれるとされて
います。餃子版“フォーチュンクッキー”といったとこ
ろでしょうか。
なお、餃子に入れる硬貨はきれいに洗浄してあるそう
です。ただ、思いっきり噛んでしまうと、新年早々歯医
者へ直行することになり、臨時出費がかさんでしまいま
すので注意が必要です。
投資信託に関するご質問は、フリーダイヤルまでお気軽に
お問い合わせ下さい。
0120-048-214(営業日の9:00-17:00)
爆竹
↑元宝
水餃子↓
先述のとおり、大晦日には「年」という妖怪がいるの
で、基本的には家の中で過ごしますが、春節を迎えると
一転、爆竹や花火を打ち鳴らして新年の到来を祝います。
爆音と消炎のにおいが正月気分を盛り上げるという声
がある一方、深刻な大気汚染が毎年問題になっています。
2014年の春節では、北京周辺、上海周辺、中西部な
ど中国各地で大気汚染が確認されています。汚染を観測
している161都市のうち68都市で重度の大気汚染が認め
られ、各地でPM2.5濃度の上昇が観測されました。
また、2014年の大晦日には1,047件の火災が発生した
と報じられており、火災通報に至っては5,452件にもの
ぼっています。
大晦日の食事は「年夜飯(ニエンイ
エファン)」と呼ばれ、普段よりも豪
華な食事を囲み、家族団欒を楽しむ
のが恒例となっています。料理は
「吉」と発音がおなじ鶏肉や「余(ゆ
とりの意味)」と発音が同じ魚を使っ
た料理が食卓に並びます。北方では
家族で水餃子を作るのが伝統になっ
ています。この時に作られるのは昔
の貨幣「元宝」に似せた餃子で、富
をもたらすと言われています。
盛り上がり過ぎでは…
大晦日の食事
2015年(平成27年)1月9日(金曜日)@岡三アセットマネジメント(隔週発行)
皆様の投資判断に関する留意事項
【投資信託のリスク】
投資信託は、株式や公社債など値動きのある証券等(外貨建資産に投資する場合は為替リスクがあ
ります。)に投資しますので、基準価額は変動します。従って、投資元本が保証されているもので
はなく、基準価額の 下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた損益は、すべて投資者の皆様に帰属します。
【留意事項】
• 投資信託のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありません。
• 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
また、登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
• 投資信託の収益分配は、各ファンドの分配方針に基づいて行われますが、必ず分配を行うものではなく、 また、分配
金の金額も確定したものではありません。分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産から支払われますの
で、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金は、計算期間中に発生した収益を超えて
支払われる場合があるため、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
また、投資者の購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があり
ます。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
【お客様にご負担いただく費用】
„ お客様が購入時に直接的に負担する費用
購 入 時 手 数 料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)
„ お客様が換金時に直接的に負担する費用
換 金 時 手 数 料 :公社債投信 1万口当たり上限108円(税抜100円)
その他の投資信託にはありません
信託財産留保額:換金時に適用される基準価額×0.3%以内
„ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担
:純資産総額×実質上限年率2.052%(税抜1.90%)
※実質的な負担とは、ファンドの投資対象が投資信託証券の場合、その投資信託証券の信託報酬を含めた
報酬のことをいいます。なお、実質的な運用管理費用(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際
の組入比率により変動します。
その他費用・手数料
監 査 費 用:純資産総額×上限年率0.01296%(税抜0.012%)
※上記監査費用の他に、有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事
務の処理に要する諸費用、海外における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息、
借入金の利息等を投資信託財産から間接的にご負担いただく場合があります。
※監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を示すことは
できません。
●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額若しくは
その上限額又はこれらの計算方法を示すことはできません。
【岡三アセットマネジメント】
商
号:岡三アセットマネジメント株式会社
事 業 内 容:投資運用業、投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業
登
録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第370号
加 入 協 会:一般社団法人 投資信託協会/一般社団法人 日本投資顧問業協会
上記のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。各費用項目の料率は、委託会社
である岡三アセットマネジメント株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、最高の料率を記載してお
ります。投資信託のリスクや費用は、個別の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に、
個別の投資信託の「投資信託説明書(交付目論見書)」の【投資リスク、手続 ・手数料等】をご確認ください。
取り扱い金融商品に関する留意事項
●商号:岡三オンライン証券株式会社/金融商品取引業者関東財務局長(金商)第 52 号
●加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
●リスク:【株式等】株価変動による値下りの損失を被るリスクがあります。信用取引、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引では投資金額
(保証金・証拠金)を上回る損失を被る場合があります。株価は、発行会社の業績、財務状況や金利情勢等様々な要因に影響され、損失を被る場合があり
ます。投資信託、不動産投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等は、裏付け資産の評価額(指数連動型の場合は日経平均株価・TOPIX
等)等、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引は対象指数等の変化に伴う価格変動のリスクがあります。外国市場については、為替変動
や地域情勢等により損失を被る場合があります。上場新株予約権証券は、上場期間・権利行使期間が短期間の期限付きの有価証券であり、上場期間内に
売却するか権利行使期間内に行使しなければその価値を失い、また、権利行使による株式の取得には所定の金額の払込みが必要です。株価指数証拠
金取引では建玉を保有し続けることにより金利相当額・配当相当額の受け払いが発生します。【外貨建て債券】債券の価格は基本的に市場の金利水準の
変化に対応して変動するため、償還の前に売却すると損失を被る場合がございます。また、額面金額を超えて購入すると償還時に損失を被る場合がござ
います。債券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により、債券の価格が変動し損失を被る場合がございます。債
券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により元本や利子の支払いが滞り損失を被る場合がございます。外貨建て
債券は外国為替相場の変動などにより、円換算でのお受取金額が減少する恐れがあります。これにより円換算で投資元本を割込み、損失を被る場合がご
ざいます。【FX】外国為替証拠金取引(以下、「FX」という。)は預託した証拠金の額を超える取引ができるため、対象通貨の為替相場の変動により損益が
大きく変動し、投資元本(証拠金)を上回る損失を被る場合があります。外貨間取引は、対象通貨の対円相場の変動により決済時の証拠金授受の額が増減
する可能性があります。対象通貨の金利変動等によりスワップポイントの受取額が増減する可能性があります。ポジションを構成する金利水準が逆転した
場合、スワップポイントの受取から支払に転じる可能性があります。為替相場の急変時等に取引を行うことができず不測の損害が発生する可能性がありま
す。【各商品共通】システム、通信回線等の障害により発注、執行等ができず機会利益が失われる可能性があります。
●保証金・証拠金:【信用】最低委託保証金 30 万円が必要です。信用取引は委託保証金の額を上回る取引が可能であり、取引額の 30%以上の委託保証
金が必要です。【先物・オプション】発注必要証拠金および最低維持証拠金は、「(SPAN 証拠金額×当社が定める掛け目)-ネットオプション価値の総額」
とし、選択取引コース・取引時間によって掛け目は異なります。当社の Web サイトをご確認ください。また、変更の都度、当社の Web サイトに掲載いたしま
す。【株価指数証拠金取引】発注証拠金(必要証拠金)は、株価指数ごとに異なり、取引所により定められた証拠金基準額となります。Web サイトで最新のも
のをご確認ください。【FX】個人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引所 FX では、取引所が定める証拠金基準額に選択レバレッジコースに応じ
た所要額を加えた額とし、店頭 FX では、取引金額(為替レート×取引数量)× 4%以上の額とします。法人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引
所 FX では、取引所が定める証拠金基準額とし、店頭 FX では、取引金額(為替レート×取引数量)× 0.34%以上(最低 500 円)の額とします。発注証拠金
に対して、取引所FXでは、1 取引単位(1 万又は 10 万通貨)、店頭FX では、1 取引単位(1,000 通貨)の取引が可能です。発注証拠金・取引単位は通貨ご
とに異なります。Web サイトで最新のものをご確認ください。
●手数料等諸費用の概要(表示は税込):【日本株】個人のお客様の取引手数料には 1 注文の約定代金に応じたワンショットと 1 日の合計約定代金に応じ
た定額プランがあります。法人のお客様は1注文の約定代金に応じたワンショットのみとなります。ワンショットの上限手数料は現物取引で3,240円、信用取
引で 1,296 円。定額プランの手数料は現物取引の場合、約定代金 100 万円以下で上限 864 円、以降約定代金 100 万円ごとに 540 円加算、また、信用取
引の場合、約定代金 200 万円以下で上限 1,080 円、以降約定代金 100 万円ごとに 324 円加算します。手数料プランは変更可能です。信用取引手数料は
月間売買実績により段階的減額があります。信用取引には金利、管理費、権利処理等手数料、品貸料、貸株料の諸費用が必要です。【上場新株予約権証
券】日本株に準じます。【中国株】国内取引手数料は約定金額の 1.08%(最低手数料 5,400 円)。この他に香港印紙税、取引所手数料、取引所税、現地決
済費用の諸費用が必要です。売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。
【外貨建て債券】外貨建て債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。外貨建て債
券の売買、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。【先物】取引手
数料は、日経平均株価先物が 1 枚につき 324 円(取引枚数により段階的減額あり)、日経 225mini が 1 枚につき 43 円、TOPIX 先物が 1 枚につき 432 円、
ミニ TOPIX 先物、東証 REIT 指数先物、TOPIX Core30 先物が 1 枚につき 64 円、NY ダウ先物が 1 枚につき 864 円、日経平均 VI 先物が 1 枚につき 432
円です。【オプション】取引手数料は、日経 225 オプションが約定代金に対して 0.1728%(最低手数料 216 円)、TOPIX オプションが約定代金に対して
0.216%(最低手数料 216 円)です。【株価指数証拠金取引】取引手数料は、1 枚につき 162 円です。【投資信託】お申込みにあたっては、当該金額に対し
て最大 3.78%の申込手数料をいただきます。換金時には基準価額に対して最大 0.75%の信託財産留保金をご負担いただく場合があります。信託財産の
純資産総額に対する信託報酬(最大 2.484%(年率))、その他の費用を間接的にご負担いただきます。また、運用成績により成功報酬をご負担いただく場
合があります。詳細は目論見書でご確認ください。【FX】取引所FX および店頭FX の取引手数料は無料です。取引所FX アルゴトレード 365 につきまして
は、投資助言料として決済益の 10.8%をお支払いいただきます。スプレッドは、通貨ごとに異なり、為替相場によって変動します。Web サイトで最新のもの
をご確認ください。
●お取引の最終決定は、契約締結前交付書面、目論見書等およびWebサイト上の説明事項等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってくださ
い。
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