インフルエンザ関係 - 香川県情報教育支援サービス

平成27年1月8日
保護者各位
香川県立高松桜井高等学校
校
長
内 海 富 啓
学校への欠席連絡について
小寒の候 保護者の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。ま
た、日頃は本校の教育活動にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
さて、今年もインフルエンザの流行の兆しが出てきております。香川県においては、4年前
より県内におけるインフルエンザの集団的な発生を早期に把握するために、学校欠席者情報収
集システムを導入しております。
つきましては、お子様を病気等で欠席させる際には、感染状況の把握のため、以下の内容を
電話でお知らせくださいますようお願い申し上げます。
併せて、別添「インフルエンザに関するQ&A」をお読みいただき、インフルエンザの感染
拡大防止にご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
[ 学校への連絡内容 ]
(1) 学年
(2) クラス
(3) 名前
(4) 病状
①発熱(体温)
②頭痛
③急性呼吸器症状
④下痢・腹痛
⑤吐き気・嘔吐
⑥インフルエンザ様症状
(5) 医師の診断結果
インフルエンザ感染 有・無
(6) その他
①忌引
②自己都合
③けが等感染症以外の理由
[ 備 考 ]
・複数の病状に該当する場合には、すべての症状をお知らせください。
・「急性呼吸器症状」とは、ア)鼻汁もしくは鼻閉、イ)咽頭痛、ウ)咳
のいずれかの症
状をさします。
・「インフルエンザ様症状」とは38度以上の発熱かつ急性呼吸器症状をさします。
平成 27 年 1 月 8 日
高松桜井高校 保健室
インフルエンザに関するQ&A
インフルエンザの出席停止期間は、
「発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過するまで」
(ただし、症状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限り
でない)としています。これは、インフルエンザ治療薬の効果で熱がさがっても、ウイルスの感染
力はしばらく残っているため、感染力が弱くなるまで登校を控えることで、感染拡大を防ぐもので
す。
現在、香川県下にインフルエンザ流行注意報が出されています。正しい知識をもち、予防を心が
けましょう。
Q1 インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性上気道感染症です。通常1~5日(平
均3日間)の潜伏期間の後、鼻汁、咳、のどの痛み等のかぜの症状に加え、38℃以上の急な
発熱、全身倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛を伴うことが特徴です。重症化すると、気管支炎や
肺炎、小児では中耳炎や熱性けいれん、乳幼児ではまれに急性脳症を併発することもあります。
Q2 どのように広がりますか
咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込むことによっておこる飛沫感染と、ウイ
ルスが付着したものをふれた後に目、鼻、口などに触れることで、粘膜・結膜などを通じて感
染する接触感染によって広がると考えられています。
Q3 予防するには
手洗いをしっかりすることが大切です。特に、流水・石けんによる手洗いは、手指に付着し
たウイルスを除去するために有効な方法です。また、ウイルスは粘膜を通して感染するため、
極力鼻や口などを触らないようにしましょう。
咳、くしゃみをするときは「咳エチケット」を心がけることが大切です。咳やくしゃみが出
るときはティッシュペーパー等で鼻と口を覆ったり、症状のある場合はマスクをつけましょう。
さらに、しっかり休養し、栄養バランスのとれた食生活を心がけ、抵抗力を高めておくこと、
インフルエンザが流行しているときは、できるだけ人ごみを避けることも大切です。
Q4 今シーズンのインフルエンザ予防接種について
今シーズンは、インフルエンザ A/H1N1 亜型(インフルエンザ(H1N1)2009 と同じ亜型)
と、A香港型とB型が混合された3価ワクチンが実施され、既に県内の予防接種医療機関で
受けることができます。受けるときは事前に電話で予約をしましょう。高校生は1回接種で
す。ワクチンの効果が期待できるのは、接種後約2週間後からで、その効果は5ヵ月程度と
考えられています。
予防接種をしていても、インフルエンザにかかることがありますが、重症化するのを防ぐ
ことができます。
Q5 お子さんがインフルエンザにかかったかな、と思ったら
発熱やのどの痛みなどの症状があったら、登校せず、早めに医療機関で受診させてくださ
い。まず、医療機関に電話し、受診時間や受診方法などを確認し、マスクをして受診させま
しょう。受診後は、結果を学校へ報告してください。(高松桜井高校℡087-869-1010)
Q6 インフルエンザと診断されたら
インフルエンザと診断されたら、出席停止※1 となりますから、登校させないでください。
熱がさがってもしばらくは感染力が残っていて、他の人にうつす可能性があります。からだ
を療養するためにも、他の人にうつさないためにも、「発症後※25日を経過し、かつ、解熱
した後2日を経過するまで」は、学校を休んでください(ただし、医師が感染のおそれがないと
認めたときは登校してかまいません)。
登校後に「申出書」をお子さんに渡します。受診医療機関名、休んだ期間等を記入し、学
級担任へ提出してください。
※1「出席停止」期間は、本来の出席すべき日数から除かれるため、欠席扱いになりません。
※2「発症」とは、インフルエンザの場合、熱やのどの痛みが出た日を指す場合が多いと予想されます。
例) 発症後2日目に解熱した場合
発症日
発症
発症後 1 日目
発熱
発症後 2 日目
発症後 3 日目
発症後 4 日目
解熱
解熱後
解熱後
1 日目
2 日目
発症 4 日目
発症後 5 日目
発症後 6 日目
登校可
例) 発症後4日目に解熱した場合
発症日
発症後 1 日目
発症後 2 日目
発症後 3 日目
発症
発熱
発熱
発熱
解熱
発症後 5 日目
発症後 6 日目
発症後 7 日目
解熱後
解熱後
登校可
1 日目
2 日目