見やすいように斜めに柄パネルを収納する展示台の製作について今回の依頼は水周りメーカー様のホーローの柄パネル水周りメーカー様のホーローの柄パネル展示什器の製作です。展示什器の製作です。条件として、①展示什器の奥行を出来るだけ浅くしたい。 ②パネル収納棚は４段で 40 枚収納したい。 ③柄が見やすく斜め収納し、収納時に 20mm 程度柄が確認できること。パネルのアルミ枠幅が 25mm 有り有り+20mm +20mm＝45mm のパネルの見えがかりが必要。のパネルの見えがかりが必要。 ④こちらからの提案で最上段はパネルの出し入れが大変なため、踏み台を付けること。採寸時現況です。既設収納を撤去して左側の白いドア枠と浴室枠の間に 40 枚収納什器を新設します。この状況で収納幅と高さは確定しますが、奥行はパネルの収まり条件により変わります。新設収納既設収納 10 枚 10 枚 10 枚 10 枚 1 下図のようにパネルの収まり条件により、パネルの差込角度と収納箱の奥行を確定します。差込角度が煩雑な角度のため、この水色の階段状の型紙を NC にて切り欠いて桟等の位置出しを容易にします。一番右側のパネルは箱内に納めることも出来るようにしています。右側板は前側を切り欠いて引き出し易くしています。 2 これで製作図が確定しました。 3 戸当り板と桟の取り付け状況。パネル柄 20mm の見えがかり状況。 4 全景。パネルの収まり状況です。条件通りのパネルの収まりでコンパクトに仕上がりました。単純なことですが、各条件に合わせて、使い勝手を理解しながら設計し、職人さんにもよく理解していただくことが一番重要なことです。それにはわかりやすい細部図面、時に NC 加工での定規等が必要です。㈱SNC 住設事業部 Da・Monde 鈴木平成 26 年 12 月 24 日 5