平成 26 年 12 月～りんどう～岩手県のりんどう生産は、昭和 33 年に野生株を収集して水田で栽培し、出荷したのが始まりです。県では、昭和 39 年からオリジナル品種の開発を始め、これまでに鉢物用の品種を含めて、計 21 品種を育成しました。県育成品種の他、各地域オリジナルの品種も育成されており、面積は昭和 61 年以降、出荷量は平成元年以降、全国第１位になっています。切り花のハウス栽培は５月から、露地栽培は６月から、出荷が始まり、 11 月まで全国各地に届けられています。項月目旬早晩生 6 7 下 8 中上極早生下上中早生 9 下中生上中 10 下上中晩生 11 下上極晩生いわて夢あおいキューストﾏｼﾘｨマジェルｲｰﾊﾄｰｳﾞｫいわて切花用・青色系いわてLB-3号(仮称）いわてLB-4号（仮称）「いわて LB-3 号」（仮称） (9 月上旬開花) ｼﾞｮﾊﾞﾝﾆいわて夢みのりいわて夢みつきｱﾙﾋﾞﾚｵｱﾙﾀﾎﾟﾗｰﾉﾌﾞﾙｰ切花用・白色系ﾎﾓｲﾎﾟﾗｰﾉﾎﾜｲﾄいわて乙女あおこりん鉢物用ももこりんももずきんちゃん ※上記の他、育種素材として「いわて DPB-1 号」（H23.2 登録）がある ※塗りつぶした時期は主な開花時期【図県育成りんどう品種一覧】「いわて LB-4 号」（仮称） (9 月上中旬開花) 【表【表全国のりんどう生産（平成 25 年産、作付面積順）】順位 1 2 3 3 5 県名面積(ha) 出荷量（千本）岩手県 274 50,500 福島県 30 4,390 山形県 28 5,660 長野県 28 4,270 秋田県 27 6,760 全国 452 81,700 県内のりんどう主産地（平成 25 年産、作付面積順）】順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 市町村名作付面積出荷数量生産額（ a ）（千本）（千円） 10,878 24,723 1,089,176 八幡平市 3,104 4,695 244,400 奥州市 2,631 5,877 241,825 西和賀町 1,573 2,011 89,216 一関市 1,562 2,323 91,273 一戸町 1,494 2,394 97,069 二戸市 1,211 2,804 118,236 九戸村 1,134 1,603 77,734 花巻市 779 866 37,320 雫石町 474 562 24,586 盛岡市小計県合計 ※資料：「花き生産出荷統計」農林水産省 24,840 27,397 47,858 2,110,835 50,460 2,222,408 ※資料：「花きに関する資料」農産園芸課～小ぎく～岩手県の小ぎくは、県南部で多く栽培されており、平成 10 年以降面積が拡大し、平成 25 年の作付面積は、全国第３位となっています。県内各地域で露地を中心に栽培されており、６月から 11 月まで全国各地に出荷されています。【表【表全国の小ぎく生産（平成 25 年産、作付面積順）】順位 1 2 3 4 5 県名面積(ha) 出荷量（千本）沖縄県 604 219,800 茨城県 130 23,900 岩手県 125 24,100 奈良県 93 39,900 福島県 90 23,700 全国 1,673 486,000 ※資料：「花き生産出荷統計」農林水産省県内の小ぎく主産地（平成 25 年産、作付面積順）】順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 市町村名作付面積出荷数量生産額（ a ）（千本）（千円） 5,745 14,248 392,389 一関市 1,737 2,449 78,511 北上市 1,165 1,728 52,055 奥州市 875 1,200 39,920 岩手町 453 556 15,996 金ケ崎町 345 369 11,182 花巻市 279 363 13,568 雫石町 260 202 6,669 盛岡市 204 367 13,190 九戸村 119 220 7,437 平泉町小計県合計 11,182 11,829 21,702 22,649 630,917 662,420 ※資料：「花きに関する資料」農産園芸課そのほかにも・・岩手県では、ゆり（主産地：西和賀町、雫石町ほか）、トルコギキョウ（遠野市ほか）、スプレイぎく（軽米町ほか）、花壇用苗物（大船渡市ほか）など、いろいろな種類の花が生産されています。『いわての花』をよろしくお願いします！