「エコ・イノベーションメッセ 2014 in ひろしま」において 家電リサイクル制度の PR を行いました 平成27年1月7日 中国経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・リサイクル課 当局では、使用済み家電製品の適正な収集・運搬、リサイクルを推進するため、当該展 示会に出展し、来場者(消費者)に家電リサイクル制度の仕組みをPRしました。 ■ 開催期間・場所 開催期間:平成26年11月21日(金)~22日(土) 場 ■ 所:広島県立広島産業会館(広島県広島市南区比治山本町16-31) 展示内容 ブースでは、「私たちが出した家電製品ってどうな るの? 答えは・・・ココに来れば分かります!」と いうテーマの下、適正なルートで回収された家電製品 がどのように処理され、リサイクルされているのか理 解していただくため、家電リサイクルプラントにおけ る解体・破砕・分別の作業工程を映像やパネルで紹介 し、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機) のカットモデル※1、分別・回収した部品(基板、モー ター等)を展示しました。 また、主催者が企画したクイズラリーに参加し、ブース内にクイズの解答を掲示して、 多くの来場者に家電リサイクル法について関心を持っていただけるように工夫しました。 ※1カットモデル・・・家電製品の外装の一部をカットし、内部構造が見えるような状態に加工したもの。 ■ 来場者について ブースには、2日間で約220名(21日:約10 0名、22日:約120名)来場者がありました。 来場者に対して、家電製品を適正にリサイクルする ためには、「運ぶための料金」と「資源に再生するた めの料金」が必要であり、消費者にはリサイクル料金 を負担するという役割があることや、家電リサイクル -1- プラントでは、フロンガスの回収や有用資源の回収など解体工程の一部を手間のかかる手 作業で行っていることなどを説明しました。 また、市中やチラシでよく見かける無料の不用品回収業者の多くが無許可で営業してい る違法業者であり、違法なルートで回収された家電製品が国内外で不法投棄されているこ とや必要な環境対策を行わずに破壊され、フロンガスや鉛などの有害物質を放出し、環境 汚染の要因になっている実態を紹介し、使用しなくなった家電製品を処分するときは、違 法な不用品回収業者を利用せず、適正なリサイクル料金を支払って小売業者に引き渡すよ う注意喚起を行いました。 ■ アンケート結果 家電リサイクル法という法律を 知っていましたか 来場者に実施したアンケートの結果、家電 リサイクル法という法律について、約70% 5.1% が「知っていた」と回答しており、一般の方々 知っていた に広く認知されていることが分かりました。 しかしながら、 「不用品回収業者への引渡し 25.7% 名前だけは聞いた ことがあった が正しいルートではないことを初めて知っ 69.2% た」、「リサイクルをもっと知ってもらえるよ 知らなかった う、今後も様々なイベントに出展してほしい」 といったコメントがあり、更に家電リサイク N=175 ル制度に関して普及活動を継続していくこと が必要であると感じました。 家電製品リサイクルに対する関心は 高まりましたか 0.6% ブースの感想をお聞かせ下さい 0.6% 0.6% 0.6% とても役に立った 高まった 1.1% 少し高まった 役に立った 51.4% 47.4% 38.3% あまり役に立たな かった あまり高まらなかった 59.4% 高まらなかった 役に立たなかった N=175 N=175 -2- 無回答 ■ まとめ 展示会への出展を通じて、多くの方々に家電リサイクル制度について周知することが出 来ました。引き続き家電リサイクル制度のPRに努めていきます。 展示会の出展に際しましては、株式会社アール・ビー・エヌ及びソニーコンスーマーセ ールス株式会社より多大なるご協力をいただきました。誠にありがとうございました。 ※参考: ■家電リサイクル法(経済産業省ホームページ) http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/index.html -3-
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